ヒズブッラーのハサン・ナスルッラー書記長は、ベイルート郊外のダーヒヤ地区で開催された「約束の忠誠」祭りに合わせてテレビ演説を行い、7日にダマスカス郊外県東グータ地方ドゥーマー市で発生した塩素ガス使用疑惑事件への報復として米国がシリアへの攻撃を計画していることを批判した。
演説のなかで、ナスルッラー書記長は、「我々はみな、どこであっても化学兵器が使用されることを非難する…。だが、ドゥーマー市で起きた事件は、我々の情報によると劇場だ…。勝者がなぜ、こうした兵器を使用するのか…。トランプの、そして米国の脅迫は、シリアを恐れさせなかったし、今も恐れさせていない。イラン、ロシア、そしてこの地域の運動、人民も恐れていない」と述べた。
AFP, April 13, 2018、ANHA, April 13, 2018、AP, April 13, 2018、al-Durar al-Shamiya, April 13, 2018、al-Hayat, April 14, 2018、Reuters, April 13, 2018、SANA, April 13, 2018、UPI, April 13, 2018などをもとに作成。
(C)青山弘之 All rights reserved.