ヒムス県北部とハマー県南部の交渉委員会は、テレグラムのアカウント(4月18日付)を通じて、ヒムス県ダール・カビーラ村に設置された通行所で、ロシア側と交渉を行い、停戦に合意したことを明らかにした。
交渉では、次回の会合まで停戦を維持すること、双方が事態正常化に向けたヴィジョンを提示することに合意したという。
ロシア側は、次回の会合をシリア政府支配下のヒムス市サフィール・ホテルで行うことを提案したが、交渉委員会はこれを拒否したという。
また、交渉委員会に参加するラスタン市の代表20人は、同市に対するシリア・ロシア両軍の攻撃に抗議し、退場した。
AFP, April 18, 2018、ANHA, April 18, 2018、AP, April 18, 2018、al-Durar al-Shamiya, April 18, 2018、al-Hayat, April 19, 2018、Reuters, April 18, 2018、SANA, April 18, 2018、UPI, April 18, 2018などをもとに作成。
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