ダルアー県では、ドゥラル・シャーミーヤ(5月2日付)によると、反体制武装集団の一つである第1機甲連隊の戦闘員が、粛清した戦闘員の頭部を切断し、ドローンに吊して飛行させた映像を公開した。
これに関して、第1機甲連隊は声明を出し、「こうした行為は、正統な宗教の法、国際法、人権、ジュネーブ条約、シリア革命の道徳に則ったものではない」と批判した。
一方、SANA(5月2日付)によると、ダルアー市内で活動を続ける反体制武装集団が市内に電力を供給する第66送電所を攻撃し、市内への電力供給が停止した。
AFP, May 2, 2018、ANHA, May 2, 2018、AP, May 2, 2018、al-Durar al-Shamiya, May 2, 2018、al-Hayat, May 3, 2018、Reuters, May 2, 2018、SANA, May 2, 2018、UPI, May 2, 2018などをもとに作成。
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