シリアのアル=カーイダと目されているシャーム解放機構は声明を出し、トルコとの関係に介して、「革命やジハードにもたらす利益による」と発表した。
シャーム解放機構は声明で「一部の国との関係のありよう」に関して、「一般的枠組みあこうした関係が(シリアでの)革命やジハードにどの程度の利益を与えるかによって規定されている」としたうえで、「我々は自らの手、そして武器をもって決定を下すことができ、誰かの命令に従って行動しているわけではない。我々は自らの現状、ジハードの効用、スンナの民の利益を適切に評価できる」と主張した。
声明は、シャーム解放機構の幹部の一人で政治問題担当局を統括するユースフ・ヒジュラ氏が、「トルコとの関係は続いており、シリア北部の治安と安定の実現に向け、バランスのとれたものとなっている」と述べたのを受けたもの。
この発言は、カタールの衛星テレビ局ジャズィーラ・チャンネルのHPに掲載されていたが、現在は削除されている。
AFP, June 8, 2018、ANHA, June 8, 2018、AP, June 8, 2018、al-Durar al-Shamiya, June 8, 2018、al-Hayat, June 9, 2018、Reuters, June 8, 2018、SANA, June 8, 2018、UPI, June 8, 2018などをもとに作成。
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