ダーイシュに忠誠を誓うハーリド・ブン・ワリード軍は声明を出し、ダルアー県での反体制派に加勢する条件を提示(2018年7月3日)

ダーイシュ(イスラーム国)に忠誠を誓い、イスラエル占領下のゴラン高原に面するダルアー県南西部のヤルムーク川河畔地域を支配下に置くハーリド・ブン・ワリード軍は声明を出し、6月19日に激化したシリア軍とシャーム解放機構などからなる反体制武装集団(南部中央作戦司令室)の戦闘に関して、「背教者(ムルタッド)の側に立ち戦うことはなく…、カリフの権威のもとでのみジハードと戦闘を行う」と表明、反体制武装集団に対してダーイシュに忠誠(バイア)を近い、改悛し、背教を清算するよう呼びかけた。

ドゥラル・シャーミーヤ(7月3日付)が伝えた。

AFP, July 3, 2018、ANHA, July 3, 2018、AP, July 3, 2018、al-Durar al-Shamiya, July 3, 2018、al-Hayat, July 4, 2018、Reuters, July 3, 2018、SANA, July 3, 2018、UPI, July 3, 2018などをもとに作成。

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