シリアの外務在外居住者省は西側諸国によるホワイト・ヘルメット救出作戦に関して「テロ組織とイスラエルのつながり、西側諸国のテロ支援を白日のもとに晒した」と非難(2018年7月23日)

外務在外居住者省公式筋は、西側諸国がイスラエルの協力を得て、ホワイト・ヘルメットをクナイトラ県からヨルダンに脱出させたことに関して、「いわゆる「ホワイト・ヘルメット」なるテロ組織とイスラエルのつながりと、米、英、カナダ、ドイツといった西側諸国の計略とテロ活動への資金援助を白日のもとに晒し…、2011年から今に至るまでのシリアに対する陰謀の本質を知らしめた」と批判した。

SANA(7月23日付)が伝えた。

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ヨルダン外務省のムハンマド・カーイド報道官は、ヨルダンに入国したホワイト・ヘルメットのメンバーの数に関して、「英国、ドイツ、カナダが…当初827人の入国を要請していたが、最終的に422人で落ち着いた」ことを明らかにした。

AFP, July 23, 2018、ANHA, July 23, 2018、AP, July 23, 2018、al-Durar al-Shamiya, July 23, 2018、al-Hayat, July 24, 2018、Reuters, July 23, 2018、SANA, July 23, 2018、UPI, July 23, 2018などをもとに作成。

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