ドゥラル・シャーミーヤ(9月1日付)は、トルコのイスタンブールで活動するシリア・イスラーム評議会の幹部の一人で、科学研究部門の責任者を務めるアフマド・ファーディル氏が同評議会を離反し、シリア政府と和解したとの情報を、一部活動家がSNSを通じて拡散していると伝えた。
これらの活動家たちは、ダマスカス県旧市街のウマイヤ・モスクで撮影されたファーディル氏の写真や直筆のコメントを合わせて公開している。
これに関して、シリア・イスラーム評議会のアブドゥルカリーム・バッカール報道官はファーディル氏が評議会のメンバーだったことはないとし、離反の事実を否定した。
AFP, September 1, 2018、ANHA, September 1, 2018、AP, September 1, 2018、al-Durar al-Shamiya, September 1, 2018、al-Hayat, September 2, 2018、Reuters, September 1, 2018、SANA, September 1, 2018、UPI, September 1, 2018などをもとに作成。
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