ロシア・シリア軍はハマー県、イドリブ県、アレッポ県を爆撃・砲撃(2018年9月9日)

ハマー県では、シリア人権監視団によると、ロシア・シリア両軍がカルアト・マディーク町、トゥワイナ村、ラターミナ町一帯を爆撃・砲撃した。

ドゥラル・シャーミーヤ(9月9日付)によると、カルアト・マディーク町にはシリア軍の迫撃砲、砲弾100発以上が打ち込まれた。

一方、SANA(9月9日付)によると、シリア軍がサイヤード丘、カフルズィーター市でイッザ大隊を名のる反体制武装集団などの拠点を砲撃した。

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イドリブ県では、シリア人権監視団によると、ロシア・シリア両軍がフバイト村、サラジュ村、ハルバ村、アービディーン村一帯を爆撃・砲撃した。

シリア軍が投下した「樽爆弾」は約60発に達し、女児1人が死亡、6人が負傷したという。

また爆撃が激化したのを受け、15日以降住民数百世帯が避難したという。

なお、シリア人権監視団によると、8~9日の48時間で、子供22人を含む22人が死亡、5,000人以上が避難したという。

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アレッポ県では、ANHA(9月9日付)によると、ロシア軍がハイヤート村、フッリーヤート村、アンダーン市にある反体制武装集団(トルコの支援を受ける勢力)の拠点を爆撃した。

これに対して、反体制武装集団はヌブル市、ザフラー町を砲撃した。

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ラタキア県では、ドゥラル・シャーミーヤ(9月9日付)によると、イスラーム山地大隊を名のる武装集団が、トルクマーン山にあるシリア軍拠点を攻撃した。

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ダマスカス郊外県では、SANA(9月9日付)によると、シリア軍が予備部隊とともにスワイダー県東部に接するサファー丘でダーイシュ(イスラーム国)に対する掃討戦を続けた。

AFP, September 9, 2018、ANHA, September 9, 2018、AP, September 9, 2018、al-Durar al-Shamiya, September 9, 2018、al-Hayat, September 10, 2018、Reuters, September 9, 2018、SANA, September 9, 2018、UPI, September 9, 2018などをもとに作成。

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