反逆罪の嫌疑をかけられていた親政権民兵「カラムーンの盾」が解体され、司令官多数が逮捕(2018年9月9日)

ドゥラル・シャーミーヤ(9月9日付)は複数の地元消息筋の話として、ダマスカス郊外県で活動を続けてきた親政権民兵組織「カラムーンの盾」が軍の決定に従い解体され、所属していた戦闘員が第3師団に吸収されるとともに、司令官多数が逮捕されたと伝えた。

同消息筋によると、カラムーンの盾は、2018年2月から4月にかけてのダマスカス郊外県ハラスター市での戦闘で、反体制武装集団によって包囲された運輸局を解囲するための作戦に参加する指示を受けていたが、これに失敗した。

これに乗じて、2016年にタッル市への部隊展開(共和国護衛隊、軍の進駐の是非)をめぐってカラムーンの盾と対立していた共和国護衛隊は、カラムーンの盾が反体制武装集団と結託していたとし、反逆罪の嫌疑をかけていたという。

al-Durar al-Shamiya, September 9, 2018

 

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ダマスカス郊外県では、ドゥラル・シャーミーヤ(9月9日付)によると、シリア軍がハラスター市で兵役忌避者多数を拘束、バス10台以上で彼らを搬送した。

AFP, September 9, 2018、ANHA, September 9, 2018、AP, September 9, 2018、al-Durar al-Shamiya, September 9, 2018、al-Hayat, September 10, 2018、Reuters, September 9, 2018、SANA, September 9, 2018、UPI, September 9, 2018などをもとに作成。

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