ロシア国防省は、合同調整センター所轄の難民受入移送居住センターの日報(9月20日付)を公開し、9月19日に難民107人(うち女性31人、子供55人)が新たに帰国したと発表した。
これにより、2018年7月18日以降に帰国したシリア難民の数は14,250人となった。
内訳は、レバノンからの帰国者13,932人(ザムラーニー国境通行所、ジュダイダト・ヤーブース国境通行所、ダブスィーヤ国境通行所、クサイル国境通行所を経由して帰国)、ヨルダンからの帰国者318人(ナスィーブ国境通行所を経由して帰国)。
また、ロシアがシリア領内で航空作戦を開始した2015年9月30日に帰国した難民の数は24万3,530人(うち女性7万3,057人、子供12万4,202人)となった。
なお、45カ国で難民登録したシリア人の数は663万1,873人(うち女性216万9,215人、子供349万8,734人)。
一方、国内避難民435人が9月19日に新たに帰宅した。
これにより、2018年1月以降に帰宅した国内避難民の数は14万9,801人(うち女性4万5,447人、子供7万6,203人)に、2015年9月30日以降に帰宅した国内避難民の数は123万2,163人(うち女性37万186人、子供62万8,207人)となった。
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ロシア国防省は声明を出し、過去24時間(9月19日)で、「緊張緩和地帯設置にかかる覚書」への違反を16件(アレッポ県6件、ハマー県1件、ラタキア県9件)確認したと発表した。
トルコ側の監視チームは停戦違反を確認しなかった。
Ministry of Defence of the Russian Federation, September 20, 2018をもとに作成。
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