ロシア国防省は、合同調整センター所轄の難民受入移送居住センターの日報(10月3日付)を公開し、10月2日に難民487人(うち女性147人、子供249人)が新たに帰国したと発表した。
これにより、2018年7月18日以降に帰国したシリア難民の数は15,960人となった。
内訳は、レバノンからの帰国者15,642人(ザムラーニー国境通行所、ジュダイダト・ヤーブース国境通行所、ダブスィーヤ国境通行所、クサイル国境通行所、タッルカルフ国境通行所を経由して帰国)、ヨルダンからの帰国者318人(ナスィーブ国境通行所を経由して帰国)。
また、ロシアがシリア領内で航空作戦を開始した2015年9月30日に帰国した難民の数は24万5,240人(うち女性7万3,569人、子供12万5,064人)となった。
なお、45カ国で難民登録したシリア人の数は663万9,529人(うち女性199万1,892人、子供338万6,150人)。
一方、国内避難民343人が10月2日に新たに帰宅した。
これにより、2018年1月以降に帰宅した国内避難民の数は15万7,416人(うち女性4万5,605人、子供7万9,684人)に、2015年9月30日以降に帰宅した国内避難民の数は123万9,778人(うち女性37万2,195人、子供63万1,540人)となった。
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ロシア国防省は声明を出し、ロシア側監督チームが過去24時間で「緊張緩和地帯設置にかかる覚書」への違反を11件(アレッポ県3件、ラタキア県8件)確認したと発表した。
トルコ側の監視チームは停戦違反を確認しなかった。
Ministry of Defence of the Russian Federation, October 3, 2018をもとに作成。
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