ロシア国防省は、合同調整センター所轄の難民受入移送居住センターの日報(10月9日付)を公開し、10月8日に難民134人(うち女性40人、子供68人)が新たに帰国したと発表した。
これにより、2018年7月18日以降に帰国したシリア難民の数は17,073人となった。
内訳は、レバノンからの帰国者16,755人(ザムラーニー国境通行所、ジュダイダト・ヤーブース国境通行所、ダブスィーヤ国境通行所、クサイル国境通行所、タッルカルフ国境通行所を経由して帰国)、ヨルダンからの帰国者318人(ナスィーブ国境通行所を経由して帰国)。
また、ロシアがシリア領内で航空作戦を開始した2015年9月30日に帰国した難民の数は246,353人(うち女性73,903人、子供125,627人)となった。
なお、45カ国で難民登録したシリア人の数は6,639,529人(うち女性1,991,892人、子供3,386,150人)。
一方、国内避難民21人が10月8日に新たに帰宅した。
これにより、2018年1月以降に帰宅した国内避難民の数は158,577人(うち女性47,988人、子供80,234人)に、2015年9月30日以降に帰宅した国内避難民の数は1,240,939人(うち女性372,986人、子供632,617人)となった。
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ロシア国防省は声明を出し、ロシア側監督チームが過去24時間で「緊張緩和地帯設置にかかる覚書」への違反を4件(アレッポ県1件、ラタキア県3件)確認したと発表した。
トルコ側の監視チームも2件の停戦違反(ハマー県)を確認した。
Ministry of Defence of the Russian Federation, October 9, 2018をもとに作成。
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