ロシアは国連安保理でホワイト・ヘルメットのシリアからの撤退を要求、米英仏はこれを拒否(2018年10月12日)

国連安保理でシリア情勢への対応を協議する非公式会合が開かれた。

AFP(10月12日付)が匿名外交筋の話として伝えたところによると、会合では、ロシア代表が「ホワイト・ヘルメットが脅威のもとである」と主張、西側諸国にホワイト・ヘルメットをシリアから撤退させるよう呼びかけた。

ロシア代表はまた「テロリストは立ち去らねばならない。彼らが社会内に留まるというのは、良い考えではない」と伝えた。

これに対して、米英仏の三カ国はロシアのこの要請を拒否したという。

米国は「こうした嫌疑は間違っている。ホワイト・ヘルメットは人道組織の一つで、ロシアは間違った情報を発信している」と反論した。

Kull-na Shuraka’, October 12, 2018

AFP, October 12, 2018、ANHA, October 12, 2018、AP, October 12, 2018、al-Durar al-Shamiya, October 12, 2018、al-Hayat, October 13, 2018、Reuters, October 12, 2018、SANA, October 12, 2018、UPI, October 12, 2018などをもとに作成。

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