ロシア難民受入移送居住センター:レバノンから168人、ヨルダンから256人の難民が帰国、避難民232人が帰宅(2018年10月26日)

ロシア国防省は、合同調整センター所轄の難民受入移送居住センターの日報(10月26日付)を公開し、10月25日に難民424人が新たに帰国したと発表した。

このうちレバノンから帰国したのは168人(うち女性50人、子供84人)、ヨルダンから帰国したのは256人(うち女性77人、子供128人)。

これにより、2018年7月18日以降に帰国したシリア難民の数は22,841人となった。

内訳は、レバノンからの帰国者19,978人(ザムラーニー国境通行所、ジュダイダト・ヤーブース国境通行所、ダブスィーヤ国境通行所、クサイル国境通行所、タッルカルフ国境通行所を経由して帰国)、ヨルダンからの帰国者1,834人(ナスィーブ国境通行所を経由して帰国)。

また、ロシアがシリア領内で航空作戦を開始した2015年9月30日に帰国した難民の数は 252,121人(うち女性75,637人、子供128,541人)となった。

なお、45カ国で難民登録したシリア人の数は6,639,529人(うち女性1,991,859人、子供3,319,765人)。

一方、国内避難民232人が新たに帰宅した。

うち東グータ地方に帰宅したのは22人、ダイル・ザウル県サーリヒーヤ村の通行所を経由してダイル・ザウル県、ダマスカス郊外県に帰宅したのは210人、イドリブ県アブー・ズフール町郊外の通行所を経由して帰宅したのは0人だった。

これにより、2018年1月以降に帰宅した国内避難民の数は160,452人(うち女性48,622人、子供81,041人)に、2015年9月30日以降に帰宅した国内避難民の数は1,242,814人(うち女性373,620人、子供633,424人)となった。

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ロシア国防省は声明を出し、ロシア側監督チームが過去24時間で「緊張緩和地帯設置にかかる覚書」への違反を3件(アレッポ県1件、ハマー県2件)確認したと発表した。

トルコ側の監視チームは停戦違反を確認しなかった。

Ministry of Defence of the Russian Federation, October 26, 2018をもとに作成。

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