ヨルダン外務省報道官、在ヨルダン・シリア常駐代表はシリア政府によるとされるヨルダン人逮捕者リストの存在を否定(2018年11月6日)

ヨルダン外務省のマージド・カターリナ報道官は、シリアの治安当局によって作成されたヨルダン人指名手配者のリストが漏洩したとするザマーン・ワスル(11月6日付)など反体制系メディアの報道に関して、「正しくない」と否定した。

RT(11月6日付)が伝えた。

またアイマン・アッルーシュ在ヨルダン・シリア常駐代表もヨルダンのアンムーン通信(11月6日付)に対して「リストは想像の産物で…、報道は不正確であり、正しいはずもない」と述べた。

ザマーン・サスル(11月6日付)は、ダルアー県のナスィーブ国境通行所(ヨルダン側はジャービル国境通行所)の再開に会わせて、9,000人あまりからなるヨルダン人指名手配者リストを作成したと伝えていた。

AFP, November 6, 2018、Ammon News, November 6, 2018、ANHA, November 6, 2018、AP, November 6, 2018、al-Durar al-Shamiya, November 6, 2018、al-Hayat, November 7, 2018、Reuters, November 6, 2018、RT, November 6, 2018、SANA, November 6, 2018、UPI, November 6, 2018、Zaman al-Wasl, November 6, 2018などをもとに作成。

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