ロシア難民受入移送居住センター:レバノンから108人、ヨルダンから1,125人の難民が帰国、避難民284人が帰宅(2018年11月16日)

ロシア国防省は、合同調整センター所轄の難民受入移送居住センターの日報(11月16日付)を公開し、11月15日に難民1,233人が新たに帰国したと発表した。

このうちレバノンから帰国したのは108人(うち女性25人、子供68人)、ヨルダンから帰国したのは1,125人(うち女性361人、子供583人)。

これにより、2018年7月18日以降に帰国したシリア難民の数は39,687人となった。

内訳は、レバノンからの帰国者24,507人(ザムラーニー国境通行所、ジュダイダト・ヤーブース国境通行所、ダブスィーヤ国境通行所、クサイル国境通行所、タッルカルフ国境通行所を経由して帰国)、ヨルダンからの帰国者15,180人(ナスィーブ国境通行所を経由して帰国)。

また、ロシアがシリア領内で航空作戦を開始した2015年9月30日に帰国した難民の数は 268,967人(うち女性80,694人、子供137,081人)となった。

なお、45カ国で難民登録したシリア人の数は6,647,614人(うち女性1,994,284人、子供3,390,283人)。

一方、国内避難民284人が新たに帰宅した。

うち東グータ地方に帰宅したのは28人(うち女性12人、子供7人)、ダイル・ザウル県サーリヒーヤ村の通行所を経由してダイル・ザウル県、ダマスカス郊外県に帰宅したのは256人(うち女性75人、子供138人)、イドリブ県アブー・ズフール町郊外の通行所を経由して帰宅したのは0人だった。

これにより、2018年1月以降に帰宅した国内避難民の数は167,122人(うち女性50,813人、子供84,200人)に、2015年9月30日以降に帰宅した国内避難民の数は1,249,484人(うち女性375,811人、子供636,583人)となった。

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ロシア国防省は声明を出し、ロシア側監督チームが過去24時間で「緊張緩和地帯設置にかかる覚書」への違反を8件(アレッポ県5件、ラタキア県3件)確認したと発表した。

トルコ側の監視チームも5件の停戦違反(アレッポ県1件、ハマー県4件)を確認した。

Ministry of Defence of the Russian Federation, November 16, 2018をもとに作成。

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