ロシア難民受入移送居住センター:レバノンから132人、ヨルダンから649人の難民が帰国、避難民257人が帰宅(2018年11月20日)

ロシア国防省は、合同調整センター所轄の難民受入移送居住センターの日報(11月20日付)を公開し、11月19日に難民781人が新たに帰国したと発表した。

このうちレバノンから帰国したのは132人(うち女性40人、子供67人)、ヨルダンから帰国したのは649人(うち女性195人、子供331人)。

これにより、2018年7月18日以降に帰国したシリア難民の数は44,119人となった。

内訳は、レバノンからの帰国者25,476人(ザムラーニー国境通行所、ジュダイダト・ヤーブース国境通行所、ダブスィーヤ国境通行所、クサイル国境通行所、タッルカルフ国境通行所を経由して帰国)、ヨルダンからの帰国者18,634人(ナスィーブ国境通行所を経由して帰国)。

また、ロシアがシリア領内で航空作戦を開始した2015年9月30日に帰国した難民の数は 273,399人(うち女性82,017人、子供139,350人)となった。

なお、45カ国で難民登録したシリア人の数は6,647,614人(うち女性1,994,284人、子供3,390,283人)。

一方、国内避難民257人が新たに帰宅した。

うち東グータ地方に帰宅したのは28人(うち女性10人、子供8人)、ダイル・ザウル県サーリヒーヤ村の通行所を経由してダイル・ザウル県、ダマスカス郊外県に帰宅したのは229人(うち女性77人、子供107人)、イドリブ県アブー・ズフール町郊外の通行所を経由して帰宅したのは0人だった。

これにより、2018年1月以降に帰宅した国内避難民の数は168,120人(うち女性51,148人、子供84,678人)に、2015年9月30日以降に帰宅した国内避難民の数は1,250,482人(うち女性376,146人、子供630,061人)となった。

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ロシア国防省は声明を出し、過去24時間で「緊張緩和地帯設置にかかる覚書」への違反を7件(アレッポ県1件、ラタキア県5件、ハマー県1件)確認したと発表した。

トルコ側の監視チームも3件の停戦違反(アレッポ県1件、ハマー県2件)を確認した。

Ministry of Defence of the Russian Federation, November 20, 2018をもとに作成。

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