ロシア難民受入移送居住センター:レバノンから193人、ヨルダンから729人の難民が帰国、避難民605人が帰宅(2018年12月1日)

ロシア国防省は、合同調整センター所轄の難民受入移送居住センターの日報(12月1日付)を公開し、11月30日に難民922人が新たに帰国したと発表した。

このうちレバノンから帰国したのは193人(うち女性62人、子供90人)、ヨルダンから帰国したのは729人(うち女性239人、子供372人)。

これにより、2018年7月18日以降に帰国したシリア難民の数は52,815人となった。

内訳は、レバノンからの帰国者27,179人(ザムラーニー国境通行所、ジュダイダト・ヤーブース国境通行所、ダブスィーヤ国境通行所、クサイル国境通行所、タッルカルフ国境通行所を経由して帰国)、ヨルダンからの帰国者24,636人(ナスィーブ国境通行所を経由して帰国)。

また、ロシアがシリア領内で航空作戦を開始した2015年9月30日に帰国した難民の数は 282,095人(うち女性84,649人、子供143,768人)となった。

なお、45カ国で難民登録したシリア人の数は6,647,614人(うち女性1,994,284人、子供3,390,283人)。

一方、国内避難民605人が新たに帰宅した。

うち東グータ地方に帰宅したのは24人(うち女性8人、子供10人)、ダイル・ザウル県サーリヒーヤ村の通行所を経由してダイル・ザウル県、ダマスカス郊外県に帰宅したのは209人(うち女性66人、子供99人)、イドリブ県アブー・ズフール町郊外の通行所を経由して帰宅したのは373人(うち女性125人、子供146人)だった。

これにより、2018年1月以降に帰宅した国内避難民の数は173,893人(うち女性53,253人、子供86,778人)に、2015年9月30日以降に帰宅した国内避難民の数は1,256,255人(うち女性378,251人、子供639,161人)となった。

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ロシア国防省は声明を出し、過去24時間で「緊張緩和地帯設置にかかる覚書」への違反を確認しなかったと発表した。

トルコ側の監視チームも停戦違反を確認しなかった。

Ministry of Defence of the Russian Federation, December 1, 2018をもとに作成。

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