ヒムス県では、ドゥラル・シャーミーヤ(12月3日付)によると、シリア軍が兵役忌避者リストを県北部のタッルドゥー市に送付された。
リストには同地出身者、(レバノンなどでの)在外居住者、避難民ら120人以上の氏名が記載されている。
タッルドゥー市は、ロシアの仲介により、5月にシリア政府と和解した反体制武装集団の支配地域で、和解合意では、反体制武装集団戦闘員に対して、同地への残留かイドリブ県への退去かを選ぶため6ヶ月間の猶予期間が設けられていた。
AFP, December 3, 2018、ANHA, December 3, 2018、AP, December 3, 2018、al-Durar al-Shamiya, December 3, 2018、al-Hayat, December 4, 2018、Reuters, December 3, 2018、SANA, December 3, 2018、UPI, December 3, 2018などをもとに作成。
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