トルコの支援を受けてきたファーティフ旅団の司令官がシリア軍に投降(2018年12月11日)

ドゥラル・シャーミーヤ(12月11日付)は、トルコの支援を受け、アレッポ県北部で活動を続けているいわゆる「ユーフラテスの盾」作戦司令室所属組織の一つファーティフ旅団のファーディー・ジブラーイール司令官が組織を離反し、12月8日にシリア軍の検問所に投降したと伝えた。

複数の活動家によると、ジブラーイール司令官は車でアレッポ県北部にあるシリア軍の検問所に向かい投降、SNSでは親政権民兵と写った写真が拡散された。

ジブラーイール司令官は、スライマーン・シャー旅団の治安責任者を務めたのち、同旅団のアブー・アムシャ司令官と対立、離反し、ファーティフ旅団に移籍していた。

al-Durar al-Shamiya, December 11, 2018

al-Durar al-Shamiya, December 11, 2018

AFP, December 11, 2018、ANHA, December 11, 2018、AP, December 11, 2018、al-Durar al-Shamiya, December 11, 2018、al-Hayat, December 11, 2018、Reuters, December 11, 2018、SANA, December 11, 2018、UPI, December 11, 2018などをもとに作成。

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