ロシア難民受入移送居住センター:レバノンから347人、ヨルダンから507人の難民が帰国、避難民967人が帰宅(2018年12月25日)

ロシア国防省は、合同調整センター所轄の難民受入移送居住センターの日報(12月25日付)を公開し、12月24日に難民854人が新たに帰国したと発表した。

このうちレバノンから帰国したのは347人(うち女性104人、子供177人)、ヨルダンから帰国したのは507人(うち女性152人、子供259人)。

これにより、2018年7月18日以降に帰国したシリア難民の数は74,948人となった。

内訳は、レバノンからの帰国者33,465人(ザムラーニー国境通行所、ジュダイダト・ヤーブース国境通行所、ダブスィーヤ国境通行所、クサイル国境通行所、タッルカルフ国境通行所を経由して帰国)、ヨルダンからの帰国者41,483人(ナスィーブ国境通行所を経由して帰国)。

また、ロシアがシリア領内で航空作戦を開始した2015年9月30日に帰国した難民の数は 304,228人(うち女性91,290人、子供155,054人)となった。

なお、45カ国で難民登録したシリア人の数は6,664,415人(うち女性1,999,325人、子供3,398,852人)。

一方、国内避難民967人が新たに帰宅した。

うち東グータ地方に帰宅したのは28人(うち女性10人、子供12人)、ダイル・ザウル県サーリヒーヤ村の通行所を経由してダイル・ザウル県、ダマスカス郊外県に帰宅したのは223人(うち女性77人、子供101人)、イドリブ県アブー・ズフール町郊外の通行所を経由して帰宅したのは708人(うち女性227人、子供303人)だった。

これにより、2018年1月以降に帰宅した国内避難民の数は182,906人(うち女性56,409人、子供90,192人)に、2015年9月30日以降に帰宅した国内避難民の数は1,265,269人(うち女性381,407人、子供642,575人)となった。

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ロシア国防省は声明を出し、過去24時間で「緊張緩和地帯設置にかかる覚書」への違反を21件(ハマー県4件、ラタキア県9件、アレッポ県4件、イドリブ県4件)確認したと発表した。

トルコ側の監視チームも25件の停戦違反(アレッポ県1件、ラタキア県5件、イドリブ県1件、ハマー県18件)を確認した。

Ministry of Defence of the Russian Federation, December 25, 2018をもとに作成。

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