ロシア難民受入移送居住センター:レバノンから512人、ヨルダンから781人の難民が帰国、避難民208人が帰宅(2019年1月27日)

ロシア国防省は、合同調整センター所轄の難民受入移送居住センターの日報(1月27日付)を公開し、1月26日に難民1,293人が新たに帰国したと発表した。

このうちレバノンから帰国したのは512人(うち女性154人、子供262人)、ヨルダンから帰国したのは781人(うち女性234人、子供398人)。

これにより、2018年7月18日以降に帰国したシリア難民の数は114,516人となった。

内訳は、レバノンからの帰国者47,776人(ザムラーニー国境通行所、ジュダイダト・ヤーブース国境通行所、ダブスィーヤ国境通行所、クサイル国境通行所、タッルカルフ国境通行所を経由して帰国)、ヨルダンからの帰国者66,740人(ナスィーブ国境通行所を経由して帰国)。

また、ロシアがシリア領内で航空作戦を開始した2015年9月30日以降に帰国した難民の数は 343,796人(うち女性103,164人、子供175,228人)となった。

なお、45カ国で難民登録したシリア人の数は6,673,308人(うち女性2,002,592人、子供3,404,407人)。

一方、国内避難民208人が新たに帰宅した。

うち東グータ地方に帰宅したのは28人(うち女性10人、子供12人)、ダイル・ザウル県サーリヒーヤ村の通行所を経由してダイル・ザウル県、ダマスカス郊外県に帰宅したのは178人(うち女性65人、子供73人)、イドリブ県アブー・ズフール町郊外の通行所を経由して帰宅したのは0人だった。

これにより、2019年1月以降に帰宅した国内避難民の数は5,663人(うち女性1,932人、子供2,489人)に、2015年9月30日以降に帰宅した国内避難民の数は1,274,259人(うち女性384,491人、子供646,255人)となった。

Ministry of Defence of the Russian Federation, January 27, 2019をもとに作成。

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