ロシア難民受入移送居住センター:レバノンから207人、ヨルダンから846人の難民が帰国、避難民32人が帰宅(2019年2月9日)

ロシア国防省は、合同調整センター所轄の難民受入移送居住センターの日報(2月9日付)を公開し、2月8日に難民1,053人が新たに帰国したと発表した。

このうちレバノンから帰国したのは207人(うち女性95人、子供161人)、ヨルダンから帰国したのは846人(うち女性251人、子供427人)。

これにより、2018年7月18日以降に帰国したシリア難民の数は128,516人となった。

内訳は、レバノンからの帰国者52,787人(うち女性15,964人、子ども26,840人、ザムラーニー国境通行所、ジュダイダト・ヤーブース国境通行所、ダブスィーヤ国境通行所、クサイル国境通行所、タッルカルフ国境通行所を経由して帰国)、ヨルダンからの帰国者75,729人(うち女性22,745人、子ども38,606人、ナスィーブ国境通行所を経由して帰国)。

また、ロシアがシリア領内で航空作戦を開始した2015年9月30日以降に帰国した難民の数は 357,796人(うち女性107,367人、子供182,368人)となった。

なお、45カ国で難民登録したシリア人の数は6,673,308人(うち女性2,002,592人、子供3,404,407人)。

一方、国内避難民32人が新たに帰宅した。

うち東グータ地方に帰宅したのは30人(うち女性10人、子供11人)、ダイル・ザウル県サーリヒーヤ村の通行所を経由してダマスカス郊外県、ヒムス県などに帰宅したのは0人、イドリブ県アブー・ズフール町郊外の通行所を経由して帰宅したのは0人だった。

これにより、2019年1月以降に帰宅した国内避難民の数は8,016人(うち女性2,740人、子供3,547人)に、2015年9月30日以降に帰宅した国内避難民の数は1,276,612人(うち女性385,299人、子供647,313人)となった。

Ministry of Defence of the Russian Federation, February 9, 2019をもとに作成。

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