ロシア国防省は、合同調整センター所轄の難民受入移送居住センターの日報(2月16日付)を公開し、2月15日に難民1,309人が新たに帰国したと発表した。
このうちレバノンから帰国したのは297人(うち女性89人、子供152人)、ヨルダンから帰国したのは1,012人(うち女性304人、子供516人)。
これにより、2018年7月18日以降に帰国したシリア難民の数は136,066人となった。
内訳は、レバノンからの帰国者54,853人(うち女性16,585人、子ども27,894人、ザムラーニー国境通行所、ジュダイダト・ヤーブース国境通行所、ダブスィーヤ国境通行所、クサイル国境通行所、タッルカルフ国境通行所を経由して帰国)、ヨルダンからの帰国者81,213人(うち女性24,390人、子ども41,404人、ナスィーブ国境通行所を経由して帰国)。
また、ロシアがシリア領内で航空作戦を開始した2015年9月30日以降に帰国した難民の数は 365,346人(うち女性109,633人、子供186,220人)となった。
なお、45カ国で難民登録したシリア人の数は6,673,308人(うち女性2,002,592人、子供3,404,407人)。
一方、国内避難民40人が新たに帰宅した。
うち東グータ地方に帰宅したのは40人(うち女性16人、子供12人)、ダイル・ザウル県サーリヒーヤ村の通行所を経由してダマスカス郊外県、ヒムス県などに帰宅したのは0人、イドリブ県アブー・ズフール町郊外の通行所を経由して帰宅したのは0人だった。
これにより、2019年1月以降に帰宅した国内避難民の数は8,375人(うち女性2,857人、子供3,707人)に、2015年9月30日以降に帰宅した国内避難民の数は1,276,971人(うち女性385,416人、子供647,473人)となった。
Ministry of Defence of the Russian Federation, February 16, 2019をもとに作成。
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