トルコの庇護を受けるシャーム軍団幹部はロシア軍の爆撃に関して「シリアの問題は外国の手に委ねられてしまっている」と吐露(2019年3月14日)

トルコの庇護を受ける国民解放戦線に所属するシャーム軍団法務官(兼国民解放戦線法務局長)のウマル・フザイファ氏はテレグラムのアカウントを通じて、シャーム解放機構が軍事・治安権限を握るイドリブ県に対する13日のロシア軍の爆撃に関して、現地で何が起きているかを把握できず、シリアの問題はシリア人ではなく、外国の手に委ねられてしまったと吐露した。

フザイファ氏は「国際情勢の急激な変化を前にして、何が起きているかを正確に知っている者など1人もいないというのが本当のところだ・・。SNSやメディアで発言をする者もいるが、それは分析、推測、予想であって、それ以外の何ものでもない…。みなにとって明らかになったのは、シリア問題はその住民の手を離れ、何よりもまず自国の国益に合うようにシリアを動かそうとする大国の手に委ねられてしまっているということだ…。反体制派であれ、犯罪者体制であれ…、国際社会のチェスのコマに過ぎず、事態を掌握していない」と綴った。

AFP, March 14, 2019、ANHA, March 14, 2019、AP, March 14, 2019、al-Durar al-Shamiya, March 14, 2019、al-Hayat, March 15, 2019、Reuters, March 14, 2019、SANA, March 14, 2019、UPI, March 14, 2019などをもとに作成。

(C)青山弘之 All rights reserved.

カテゴリー: 反体制勢力の動き パーマリンク