ロシア当事者和解調整センターと国外難民帰還調整委員会がルクバーン・キャンプの難民の処遇改善・帰還に向けた対応を協議(2019年3月26日)

ロシア当事者和解調整センターと国外難民帰還調整委員会が、ヒムス県スフナ市南部のジュライギーム通行所で調査会合を開き、米国が占領するヒムス県南東部のタンフ国境通行所一帯地域(55キロ地帯)に隣接するヨルダン北東部のルクバーン・キャンプの難民の処遇改善や帰還の方途について協議した。

ジュライギーム通行所、ジャバル・グラーブ通行所とともに、55キロ地帯を経由してルクバー・キャンプのシリア難民の帰還を促すために2月に設置された通行所。

会合には、シリア赤新月社の代表、ルクバーン・キャンプに身を寄せる部族のシャイフらも出席し、難民の処遇を改善する最終的な方法がシリアへの帰国にあることを確認した。

SANA(3月26日付)が伝えた。

AFP, March 26, 2019、ANHA, March 26, 2019、AP, March 26, 2019、al-Durar al-Shamiya, March 26, 2019、al-Hayat, March 27, 2019、Reuters, March 26, 2019、SANA, March 26, 2019、UPI, March 26, 2019などをもとに作成。

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