ロシア国防省は、合同調整センター所轄の難民受入移送居住センターの日報(4月17日付)を公開し、4月16日に難民1,126人が新たに帰国したと発表した。
このうちレバノンから帰国したのは345人(うち女性103人、子供176人)、ヨルダンから帰国したのは781人(うち女性234人、子供398人)。
これにより、2018年7月18日以降に帰国したシリア難民の数は192,733人となった。
内訳は、レバノンからの帰国者68,203人(うち女性20,604人、子ども34,702人、ザムラーニー国境通行所、ジュダイダト・ヤーブース国境通行所、ダブスィーヤ国境通行所、クサイル国境通行所、タッルカルフ国境通行所を経由して帰国)、ヨルダンからの帰国者124,530人(うち女性37,385人、子ども63,498人、ナスィーブ国境通行所を経由して帰国)。
また、ロシアがシリア領内で航空作戦を開始した2015年9月30日以降に帰国した難民の数は 422,013人(うち女性126,647人、子供216,647人)となった。
なお、45カ国で難民登録したシリア人の数は6,696,131人(うち女性2,000,839人、子供3,415,027人)。
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一方、国内避難民761人が新たに帰宅した。
うち東グータ地方に帰宅したのは17人(うち女性6人、子供9人)、ダイル・ザウル県サーリヒーヤ村の通行所を経由してダマスカス郊外県、ヒムス県などに帰宅したのは12人(うち女性3人、子供7人)、ヒムス県南東グラーブ山の通行所を経由して帰還したのは732人(うち女性166人、子供381人)、イドリブ県アブー・ズフール町郊外の通行所を経由して帰宅したのは0人だった。
なお、グラーブ山通行所を経由して帰国した732人のうち、米主導の有志連合が占領するヒムス県タンフ国境通行所一帯地域(55キロ地帯)に面するヨルダン北東部のルクバーン・キャンプから帰国した難民は703人(うち女性160人、子供370人)だった。
これにより、2019年2月23日以降、同キャンプから帰国した難民は4,345人(うち女性1,136人、子供2,269人)となった。
これにより、2019年1月以降に帰宅した国内避難民の数は20,188人(うち女性6,555人、子供8,950人)に、2015年9月30日以降に帰宅した国内避難民の数は1,288,784人(うち女性389,114人、子供652,716人)となった。
Ministry of Defence of the Russian Federation, April 17, 2019をもとに作成。
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