北・東シリア自治局はダーイシュのノルウェー人メンバーの子供(孤児)5人の身柄引き渡しをノルウェーと合意(2019年6月3日)

ノルウェー外務省高官(クリステン・ニトランド)を団長とする使節団が北・東シリア自治区支配下のラッカ県アイン・イーサー市を公式訪問し、同自治局の渉外関係局(外務省に相当)のアブドゥルカリーム・ウマル共同議長と会談、自治局支配地域の人道状況、ダーイシュ(イスラーム国)メンバーの家族の処遇などについて協議した。

ANHA(6月3日付)によると、会談は約2時間におよび、両者はノルウェー国籍を有するダーイシュ・メンバーの子供(孤児)5人の身柄をノルウェー当局に引き渡すことを定めた合意に調印した。

5人はダイル・サウル県南東のバーグーズ村で人民防衛隊(YPG)主体のシリア民主軍によって保護されていたという。

AFP, June 3, 2019、ANHA, June 3, 2019、AP, June 3, 2019、al-Durar al-Shamiya, June 3, 2019、al-Hayat, June 4, 2019、Reuters, June 3, 2019、SANA, June 3, 2019、SOHR, June 3, 2019、UPI, June 3, 2019などをもとに作成。

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