北・東シリア自治局支配下のハサカ県北部の小麦畑で火災が多発(2019年6月9日)

ハサカ県では、SANA(6月9日付)によると、タッル・ブラーク町近郊のラジャム・ファルハーン村の小麦畑で火災が発生し、2,500ドゥーナムが焼失した。

火災は過去2週間で複数件発生、すでに70,000ドゥーナムが焼失しており、SANAは、気温上昇と乾燥だけでなく、人民防衛隊(YPG)主体のシリア民主軍、ないしはダーイシュ(イスラーム国)の残党による放火の疑いがあると伝えた。

AFP, June 9, 2019、ANHA, June 9, 2019、AP, June 9, 2019、al-Durar al-Shamiya, June 9, 2019、al-Hayat, June 10, 2019、Reuters, June 9, 2019、SANA, June 9, 2019、SOHR, June 9, 2019、UPI, June 9, 2019などをもとに作成。

(C)青山弘之 All rights reserved.