ロシア国防省は、合同調整センター所轄の難民受入移送居住センターの日報(9月29日付)を公開し、9月28日に難民1,239人が新たに帰国したと発表した。
このうちレバノンから帰国したのは403人(うち女性121人、子供205人)、ヨルダンから帰国したのは836人(うち女性251人、子供426人)。
これにより、2018年7月18日以降に帰国したシリア難民の数は418,129人となった。
内訳は、レバノンからの帰国者132,070人(うち女性39,999人、子ども67,655人、ザムラーニー国境通行所、ジュダイダト・ヤーブース国境通行所、ダブスィーヤ国境通行所、クサイル国境通行所、タッルカルフ国境通行所を経由して帰国)、ヨルダンからの帰国者286,059人(うち女性85,855人、子ども145,878人、ナスィーブ国境通行所を経由して帰国)。
45カ国で難民登録したシリア人の数は6,654,208人(うち女性1,996,262人、子供3,393,646人)。
また、ロシアがシリア領内で航空作戦を開始した2015年9月30日以降に帰国した難民の数は 647,409人(うち女性194,512人、子供330,455人)となった。
Ministry of Defence of the Russian Federation, September 29, 2019をもとに作成。
(C)青山弘之 All rights reserved.