ハマー県北部でシャーム解放機構と共闘関係にあるイッザ軍など12組織がヒムス県北部作戦司令室を新たに設置(2017年4月2日)

米国の支援を受ける「穏健な反体制派」の一つでシャーム解放機構と共闘しているイッザ軍(自由シリア軍)のヒムス地区は声明を出し、ヒムス県北部郊外作戦司令室に参加すると発表した。

また、アサーラ・ワ・タンミヤ戦線に所属するタウヒード軍も声明を出し、同じくヒムス県北部郊外作戦司令室への参加を表明した。

ARA News(4月2日付)が、イッザ軍のマフムード・マフムード報道官の話として伝えたところによると、ヒムス県北部郊外作戦司令室には、イッザ軍、タウヒード軍のほか、ハマー県北部でシャーム解放機構と共闘するナスル軍、自由イドリブ軍など12の武装集団が参加し、アサド政権およびダーイシュ(イスラーム国)と戦うことを目的とするという。

また、イドリブ県の複数の消息筋によると、同作戦司令室には、シャーム戦線、シャーム軍団、シャーム自由人イスラーム運動、ムジャーヒディーン軍、「命じられるまま正しく進め」連合も参加を検討しているという。

なお、ヒムス県北部では、シャーム解放機構、シャーム自由人イスラーム運動などがシリア軍への抵抗を続けている。

Kull-na Shuraka’, April 2, 2017
Kull-na Shuraka’, April 2, 2017

 

AFP, April 2, 2017、AP, April 2, 2017、ARA News, April 2, 2017、Champress, April 2, 2017、al-Hayat, April 3, 2017、Iraqi News, April 2, 2017、Kull-na Shuraka’, April 2, 2017、al-Mada Press, April 2, 2017、Naharnet, April 2, 2017、NNA, April 2, 2017、Reuters, April 2, 2017、SANA, April 2, 2017、UPI, April 2, 2017などをもとに作成。

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イドリブ県でシャーム解放機構がシャーム自由人イスラーム運動幹部宅を襲撃(2017年4月2日)

イドリブ県では、シリア人権監視団によると、シャーム解放機構の部隊がサラーキブ市近郊のマアッルディブサ村にあるシャーム自由人イスラーム運動幹部(アブー・マスアブを名乗る幹部)の自宅を急襲し、双方に死傷者が出た。

AFP, April 2, 2017、AP, April 2, 2017、ARA News, April 2, 2017、Champress, April 2, 2017、al-Hayat, April 3, 2017、Iraqi News, April 2, 2017、Kull-na Shuraka’, April 2, 2017、al-Mada Press, April 2, 2017、Naharnet, April 2, 2017、NNA, April 2, 2017、Reuters, April 2, 2017、SANA, April 2, 2017、UPI, April 2, 2017などをもとに作成。

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最高交渉委員会はダマスカス郊外県ザバダーニー市一帯からの反体制武装集団戦闘員とその家族の退去を定めた停戦合意を拒否(2017年4月2日)

ジュネーブ会議に代表団を派遣している反体制派の一つ最高交渉委員会は声明を出し、カタールの仲介でイラン・ヒズブッラーとファトフ軍が交わした停戦合意に関して、ダマスカス郊外県ザバダーニー市などからの反体制武装集団戦闘員とその家族の退去を拒否すると表明した。

この停戦合意は、3月28日に交わされ、①4月4日までにイドリブ県フーア市、カファルヤー町の住民避難を完了する、②4月6日にダマスカス郊外県マダーヤー町、ザバダーニー市、ブルーダーン村で籠城を続ける戦闘員が希望する場所に退去する、③シリア治安当局が拘束中の逮捕者1,500人(その多くが女性)を釈放する、④以上が完了したのちに、イドリブ県のイドリブ市、マアッラト・ミスリーン市、タフタナーズ市、ラーム・ハムダーン村、イドリブ県北部一帯、ダマスカス郊外県のバービッラー市、バイト・サフム市、ヤルダー市で9カ月間の停戦を発効する、ことを骨子とする。

AFP, April 2, 2017、AP, April 2, 2017、ARA News, April 2, 2017、Champress, April 2, 2017、al-Hayat, April 3, 2017、Iraqi News, April 2, 2017、Kull-na Shuraka’, April 2, 2017、al-Mada Press, April 2, 2017、Naharnet, April 2, 2017、NNA, April 2, 2017、Reuters, April 2, 2017、SANA, April 2, 2017、UPI, April 2, 2017などをもとに作成。

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ヒムス県の反体制武装集団戦闘員147人が投降し、恩赦を受け放免に(2017年4月2日)

ヒムス県では、SANA(4月2日付)によると、タルビーサ市、ラスタン市、カルアト・ヒスン市、ヒムス市出身の反体制武装集団戦闘員147人が地元和解プロセスの一環で武器を棄て、当局に投降、2016年政令第15号に従い、恩赦を受け、放免となった。

SANA, April 2, 2017

AFP, April 2, 2017、AP, April 2, 2017、ARA News, April 2, 2017、Champress, April 2, 2017、al-Hayat, April 3, 2017、Iraqi News, April 2, 2017、Kull-na Shuraka’, April 2, 2017、al-Mada Press, April 2, 2017、Naharnet, April 2, 2017、NNA, April 2, 2017、Reuters, April 2, 2017、SANA, April 2, 2017、UPI, April 2, 2017などをもとに作成。

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ヘイリー米国連大使「米国はアサドが問題だと見ている。しかし、ダーイシュの方が大きな問題だ」(2017年4月2日)

ニッキー・ヘイリー米国連大使はABC(4月1日付)に出演し、アサド大統領の退陣が米国の対シリア政策の最優先事項ではないと改めて述べた。

ヘイリー国連大使は、「米国はアサドが問題だと見ている。しかし、ダーイシュ(イスラーム国)の方が大きな問題だ。しかし、私たちはアサドを絶対に黙認することはないし、彼を裁くことを断念しない。しかし、我々はダーイシュの問題への取り組みから始め、再び中東に和平をもたらさなければならなず、イランの影響を排除したかたちでこれを行わなければならない。アサドの退任はその途上にある…。アサドは国民に化学兵器を使用した戦争犯罪者だ。彼は人道支援の配給を阻止し、和平への障害となっている」と述べた。

ABC News, April 2, 2017、AFP, April 2, 2017、AP, April 2, 2017、ARA News, April 2, 2017、Champress, April 2, 2017、al-Hayat, April 3, 2017、Iraqi News, April 2, 2017、Kull-na Shuraka’, April 2, 2017、al-Mada Press, April 2, 2017、Naharnet, April 2, 2017、NNA, April 2, 2017、Reuters, April 2, 2017、SANA, April 2, 2017、UPI, April 2, 2017などをもとに作成。

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ダマスカス郊外県知事がバラダー渓谷一帯の町村の生活インフラの復興の現状を視察(2017年4月2日)

ダマスカス郊外県のアラー・イブラーヒーム県知事は、ダイル・カーヌーン町などバラダー渓谷一帯の町村を訪れ、同地の生活インフラの復興の現状を視察した。

視察には、バアス党ダマスカス郊外支部のハマーム・ハイダル書記長らも同行した。

SANA(4月2日付)が伝えた。

SANA, April 2, 2017

AFP, April 2, 2017、AP, April 2, 2017、ARA News, April 2, 2017、Champress, April 2, 2017、al-Hayat, April 3, 2017、Iraqi News, April 2, 2017、Kull-na Shuraka’, April 2, 2017、al-Mada Press, April 2, 2017、Naharnet, April 2, 2017、NNA, April 2, 2017、Reuters, April 2, 2017、SANA, April 2, 2017、UPI, April 2, 2017などをもとに作成。

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シリア軍はダーイシュとの戦闘の末にヒムス市東部のアブー・ズフール山を制圧する一方、YPG主体のシリア民主軍はタブカ市一帯でダーイシュと攻防戦を続ける(2017年4月2日)

ヒムス県では、SANA(4月2日付)によると、シリア軍が予備部隊とともにダーイシュ(イスラーム国)と交戦し、県東部のアブー・ズフール山を制圧、アブー・キッラ・ダムとワーディー・ハッスー一帯を射程圏内に収めた。

SANA, April 2, 2017

一方、シリア人権監視団によると、シリア軍がダーイシュ(イスラーム国)が展開する県東部のタドムル市郊外の砂漠地帯を空爆した。

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ダイル・ザウル県では、SANA(4月2日付)によると、シリア軍がダイル・ザウル市ウルフィー地区、第137連隊基地一帯でダーイシュ(イスラーム国)と交戦した。

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ラッカ県では、西クルディスタン移行期民政局(ロジャヴァ)人民防衛隊(YPG)主体のシリア民主軍が発表したところによると、タブカ市東部およびタブカ航空基地一帯でシリア民主軍とダーイシュ(イスラーム国)が激しく交戦した。

AFP, April 2, 2017、AP, April 2, 2017、ARA News, April 2, 2017、Champress, April 2, 2017、al-Hayat, April 3, 2017、Iraqi News, April 2, 2017、Kull-na Shuraka’, April 2, 2017、al-Mada Press, April 2, 2017、Naharnet, April 2, 2017、NNA, April 2, 2017、Reuters, April 2, 2017、SANA, April 2, 2017、UPI, April 2, 2017などをもとに作成。

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ロシア軍がイドリブ県のトルコ国境近くで、イスラーム軍や「自由シリア軍」が拠点を置く村を爆撃(2017年4月2日)

イドリブ県では、『ハヤート』(4月3日付)が複数の反体制消息筋の情報として伝えたところによると、ロシア軍戦闘機が、トルコとの国境に近いバービスカー村を空爆した。

同消息筋によると、バービスカー村は、「穏健な反体制派」の「自由シリア軍」に所属する武装勢力の拠点だが、『ハヤート』によると、そのなかにはイスラーム過激派のイスラーム軍が含まれているという。

また、クッルナー・シュラカー(4月2日付)によると、ロシア軍戦闘機がマアッラト・ヌウマーン市にある国立病院を空爆し、同病院が利用不能となった。

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アレッポ県では、『ハヤート』(4月3日付)が複数の反体制消息筋の情報として伝えたところによると、ロシア軍と思われる戦闘機がアウラム・クブラー町を攻撃し、民間人5人が死亡したという。

これに関して、ロシア国防省のイゴール・コナシェンコフ報道官は、アレッポ県内での空爆への関与を否定した。

また、シリア人権監視団によると、シリア軍がアレッポ市南部郊外のバナーン町、フーバル村、ムハンディスィーン地区を砲撃し、4人(うち子供3人)が死亡した。

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ダマスカス郊外県では、シリア人権監視団によると、ウターヤー町、フーシュ・サーリヒーヤ町、ハズラマー村、ナシャービーヤ町、ジスリーン町をシリア軍が砲撃し、男性1人が死亡した。

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ダマスカス県では、シリア人権監視団によると、ティシュリーン地区農園地帯などで、シリア軍がシャーム解放機構などからなる反体制武装集団と交戦し、アッバースィーイーン地区は首都中心街に迫撃砲弾2発が着弾した。

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ハマー県では、シリア人権監視団によると、シリア軍戦闘機・ヘリコプターがスーラーン市一帯を空爆する一方、シリア軍がハラファーヤー一帯でシャーム解放機構、イッザ軍などからなる反体制武装集団と交戦した。

一方、SANA(4月2日付)によると、シャーム解放機構などからなる反体制武装集団が撃った迫撃砲弾複数発がムハルダ市、マジュダル村に着弾した。

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ダルアー県では、SANA(4月2日付)によると、シリア軍がダルアー市各所(中心街、カラク地区)、ヌアイマ村、ティーハ村、イブタア町東部農場地帯でシャーム解放機構などからなる反体制武装集団と交戦した。

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ヒムス県では、SANA(4月2日付)によると、シリア軍がガジャル・アミール村、カフルナーン村、カニーヤト・アースィー村一帯でシャーム解放機構などからなる反体制武装集団と交戦した。

AFP, April 2, 2017、AP, April 2, 2017、ARA News, April 2, 2017、Champress, April 2, 2017、al-Hayat, April 3, 2017、Iraqi News, April 2, 2017、Kull-na Shuraka’, April 2, 2017、al-Mada Press, April 2, 2017、Naharnet, April 2, 2017、NNA, April 2, 2017、Reuters, April 2, 2017、SANA, April 2, 2017、UPI, April 2, 2017などをもとに作成。

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英仏外相はアサド政権の進退に固執しない米政府の姿勢に反発(2017年4月1日)

RT(4月1日付)は、フランスのジャン=マルク・エロー外務大臣がブリュッセルで、シリアの紛争を解決するにあたって、アサド大統領の進退に固執しないとする米国の姿勢に疑義を呈したと伝えた。

RTによると、エロー外務大臣は「我々は彼(アサド大統領)を残留させるかしないかについて議論を集中させようとする者がいるのなら、問題はそのようなかたちで提起されているのではないと言いたい。我々は国際社会が自らの誓約を履行するか否かを知ることが問題なのだ」と述べたという。

また、英国のモリス・ジョンソン外務大臣もエロー外務大臣に同調し、「ダーイシュ(イスラーム国)に対抗することに集中するのは良いことだ。だが、シリア国民に対する殺戮・破壊の大部分をもたらしたアサド政権を排除するかたちで移行がなされなければならない」と述べた。

AFP, April 1, 2017、AP, April 1, 2017、ARA News, April 1, 2017、Champress, April 1, 2017、al-Hayat, April 2, 2017、Iraqi News, April 1, 2017、Kull-na Shuraka’, April 1, 2017、al-Mada Press, April 1, 2017、Naharnet, April 1, 2017、NNA, April 1, 2017、Reuters, April 1, 2017、RT, April 1, 2017、SANA, April 1, 2017、UPI, April 1, 2017などをもとに作成。

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米ホワイト・ハウス報道官「アサドに関して、我々には受け入れなければならない政治的現実がある」(2017年4月1日)

ショーン・スパイサー米ホワイト・ハウス報道官は、シリア情勢に関して「アサドに関して、我々には受け入れなければならない政治的現実がある」と述べ、「アサド大統領の進退は長期的にはシリア国民が決する」と述べたレックス・ティラーソン新国務長官や、「シリアにおける米国の最優先課題はもはやアサド大統領の退陣ではない」と述べたニッキー・ヘイリー米国連大使の姿勢を追認した。

スパイサー報道官はまた「我々の前にはチャンスがあり、我々は今、ダーイシュ(イスラーム国)を打ち負かすことに集中すべきだ…。米国にはシリアとイラクにおいて優先事項がある。我々は、「テロとの戦い」、とくにダーイシュを打ち負かすことがこの優先事項の筆頭であると明言したい」と付言した。

『ハヤート』(4月2日付)が伝えた。


AFP, April 1, 2017、AP, April 1, 2017、ARA News, April 1, 2017、Champress, April 1, 2017、al-Hayat, April 2, 2017、Iraqi News, April 1, 2017、Kull-na Shuraka’, April 1, 2017、al-Mada Press, April 1, 2017、Naharnet, April 1, 2017、NNA, April 1, 2017、Reuters, April 1, 2017、SANA, April 1, 2017、UPI, April 1, 2017などをもとに作成。

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YPG主体のシリア民主軍はタブカ市一帯、ラッカ市東部郊外でダーイシュと激しく交戦(2017年4月1日)

ラッカ県では、シリア人権監視団によると、西クルディスタン移行期民政局(ロジャヴァ)人民防衛隊(YPG)主体のシリア民主軍が、タブカ市郊外一帯でダーイシュ(イスラーム国)と激しく交戦し、米軍主導の有志連合が同地を空爆した。

この戦闘でシリア民主軍は、ダーイシュの支配下にあるタブカ市を砲撃した。

またARA News(4月1日付)によると、タブカ航空基地南部一帯での戦闘でダーイシュの司令官を含む戦闘員24人が死亡したという。

シリア民主軍はまた、米軍特殊部隊とともに、ラッカ市東部のマダッル村近郊の回廊地帯でダーイシュとの戦闘を再開した。

一方、ダーイシュ(イスラーム国)のラッカ州広報局は声明を出し、ラッカ市東部郊外および西部郊外で西クルディスタン移行期民政局(ロジャヴァ)人民防衛隊(YPG)主体のシリア民主軍の拠点に対して特攻(インギマースィー)攻撃を敢行し、戦闘員65人を殺害したと発表した。

Kull-na Shuraka’, April 1, 2017

AFP, April 1, 2017、AP, April 1, 2017、ARA News, April 1, 2017、Champress, April 1, 2017、al-Hayat, April 2, 2017、Iraqi News, April 1, 2017、Kull-na Shuraka’, April 1, 2017、al-Mada Press, April 1, 2017、Naharnet, April 1, 2017、NNA, April 1, 2017、Reuters, April 1, 2017、SANA, April 1, 2017、UPI, April 1, 2017などをもとに作成。

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反体制派支配地域で活動する「国境なき医師団」はハマー県北部でシリア軍が「化学物質」を使用したと発表(2017年4月1日)

国境なき医師団は声明を出し、3月31日にシリア軍ヘリコプターがハマー県北部で実施した空爆で「化学物質」が使用され、2人が死亡したと発表した。

声明によると、「化学兵器」を争点した爆弾は、国境なき医師団が支援するラターミナ町の病院入口に着弾し、病院職員や患者が呼吸困難などの症状を訴え、うち2人が死亡、病院の施設は3日間にわたり利用不能となったという。

ハマー県北部では、アル=カーイダ系組織のシャーム解放機構が、米軍の支援を受けるイッザ軍、ナスル軍などとともに攻勢を強め、シリア軍と激しく交戦していた。

AFP, April 1, 2017、AP, April 1, 2017、ARA News, April 1, 2017、Champress, April 1, 2017、al-Hayat, April 2, 2017、Iraqi News, April 1, 2017、Kull-na Shuraka’, April 1, 2017、al-Mada Press, April 1, 2017、Naharnet, April 1, 2017、NNA, April 1, 2017、Reuters, April 1, 2017、SANA, April 1, 2017、UPI, April 1, 2017などをもとに作成。

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「ハマード浄化のため我々は馬具を備えし」作戦司令室は東カラムーン地方に向け進軍を続ける(2017年4月1日)

ダマスカス郊外県では、米軍の支援を受ける「ハマード浄化のため我々は馬具を備えし」作戦司令室に所属する反体制武装集団が、東カラムーン地方に向け進軍を続け、アブー・シャーマート高速道路一帯からダーイシュ(イスラーム国)を掃討した。

AFP, April 1, 2017、AP, April 1, 2017、ARA News, April 1, 2017、Champress, April 1, 2017、al-Hayat, April 2, 2017、Iraqi News, April 1, 2017、Kull-na Shuraka’, April 1, 2017、al-Mada Press, April 1, 2017、Naharnet, April 1, 2017、NNA, April 1, 2017、Reuters, April 1, 2017、SANA, April 1, 2017、UPI, April 1, 2017などをもとに作成。

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シリア軍はダイル・ザウル市一帯でダーイシュとの交戦を続ける(2017年4月1日)

ダイル・ザウル県では、SANA(4月1日付)によると、シリア軍がサヌーフ丘、シャーム・ガソリン・スタンドなどダイル・ザウル市南部一帯でダーイシュ(イスラーム国)と交戦した。

AFP, April 1, 2017、AP, April 1, 2017、ARA News, April 1, 2017、Champress, April 1, 2017、al-Hayat, April 2, 2017、Iraqi News, April 1, 2017、Kull-na Shuraka’, April 1, 2017、al-Mada Press, April 1, 2017、Naharnet, April 1, 2017、NNA, April 1, 2017、Reuters, April 1, 2017、SANA, April 1, 2017、UPI, April 1, 2017などをもとに作成。

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シリア軍はハマー県北部、首都ダマスカス東部でシャーム解放機構などからなる反体制武装集団と交戦を続ける(2017年4月1日)

ハマー県では、シリア人権監視団によると、シリア軍ヘリコプターが県北部のタイバト・イマーム市、ズーワール村一帯、ラターミナ町、スーラーン市、ラトミーン村に対して激しい空爆を行い、シャーム解放機構の戦闘員複数人が死亡した。

シリア軍はまた県南部のヒルブナフサ村を砲撃した。

一方、クッルナー・シュラカー(4月1日付)によると、ロシア軍戦闘機がカフルズィーター市内のパン製造所を空爆した。

Kull-na Shuraka’, April 1, 2017

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ダマスカス県では、シリア人権監視団によると、シリア軍がジャウバル区、バルザ区郊外の農園地帯で、シャーム解放機構、イスラーム軍、ラフマーン軍団と交戦し、シリア軍が同地を地対地ミサイルと思われる砲弾などで激しく砲撃した。

シリア軍はまた、ダーイシュ(イスラーム国)とシャーム解放機構が勢力争いを続けるヤルムーク・パレスチナ難民キャンプを砲撃した。

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ラタキア県では、SANA(4月1日付)によると、フィッラ村、シャフラ村、シャンマース村を結ぶ回廊一帯に侵攻したシャーム解放機構などからなる反体制武装集団をシリア軍が迎撃、これを撃退した。

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ダルアー県では、SANA(4月1日付)によると、シリア軍がダルアー市内でシャーム解放機構などからなる反体制武装集団と交戦した。

AFP, April 1, 2017、AP, April 1, 2017、ARA News, April 1, 2017、Champress, April 1, 2017、al-Hayat, April 2, 2017、Iraqi News, April 1, 2017、Kull-na Shuraka’, April 1, 2017、al-Mada Press, April 1, 2017、Naharnet, April 1, 2017、NNA, April 1, 2017、Reuters, April 1, 2017、SANA, April 1, 2017、UPI, April 1, 2017などをもとに作成。

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ヒムス市ワアル地区から反体制武装集団戦闘員と家族836人がアレッポ県ジャラーブルス市に向け退去(2017年4月1日)

ヒムス県では、SANA(4月1日付)によると、ロシア仲介による停戦合意に基づき、ヒムス市ワアル地区で籠城を続けてきた反体制武装集団の戦闘員とその家族836人が、シリア政府の用意したバスに分乗し、トルコ軍および同軍の支援を受けるハワール・キリス作戦司令室の支配下にあるアレッポ県ジャラーブルス市方面に退去した。

ワアル地区から戦闘員が退去するのが今回で3回目。

SANA, April 1, 2017

AFP, April 1, 2017、AP, April 1, 2017、ARA News, April 1, 2017、Champress, April 1, 2017、al-Hayat, April 2, 2017、Iraqi News, April 1, 2017、Kull-na Shuraka’, April 1, 2017、al-Mada Press, April 1, 2017、Naharnet, April 1, 2017、NNA, April 1, 2017、Reuters, April 1, 2017、SANA, April 1, 2017、UPI, April 1, 2017などをもとに作成。

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米CIAが統括する「軍事作戦司令室」とトルコ政府は、アル=カーイダ系組織のシャーム解放機構との戦いに向け「穏健な反体制派」に完全統合を指示(2017年4月1日)

『ハヤート』(4月1日付、イブラーヒーム・ハミーディー記者)は、米CIAが統括する「軍事作戦司令室」(通称MOC)は、国内で活動するすべての「穏健な反体制派」に対して、アル=カーイダ系組織のシャーム解放機構(旧シャームの民のヌスラ戦線)との戦闘に向けて完全統合するよう指示を下したと伝えた。

それ以外の反体制武装集団(イスラーム過激派のこと)も、トルコ政府からトルコでの憲法改正にかかる国民投票後に、「ユーフラテスの盾」作戦に推した作戦に向けた準備を行うよう指示があったという。

SANA, December 8, 2016

CIAが統括する作戦司令室「MOC」は、トルコ南部を拠点としており、その司令官が『ハヤート』に明らかにしたところによると、米国の軍事兵站資金援助の対象組織の各司令官に対して、シリア・ムスリム同胞団系のイスラーム過激派武装組織シャーム軍団のファドルッラー・ハーッジー大佐の指揮の下、完全統合するよう指示があり、またその見返りとして、戦闘員への給与支払い、そしてTOW対戦車ミサイルなどの武器供与を行う旨伝えたという。

統合要請を受けたのは、アレッポ県、ハマー県、ラタキア県、イドリブ県一帯で活動するナスル軍、イッザ軍、イドリブ自由軍、ムジャーヒィーン軍、「命じられるまま正しく進め」連合を含む7組織で、兵力は3万人から3万5,000人に達しているという。

しかし、このうちナスル軍、イッザ軍、イドリブ自由軍は、ハマー県北部でシャーム解放機構と共闘している。

アル=カーイダ系組織のシャーム・ファトフ戦線(現シャーム解放機構)とシャーム自由人イスラーム運動が反体制武装集団の糾合を主導するなか、ドナルド・トランプ政権は、反体制武装集団が完全統合、ないしは合同作戦司令室を設置するまえで支援を凍結する方針をとってきた。

米国の方針の成否は、シャーム解放機構に対抗するアル=カーイダ系組織のシャーム自由人イスラーム運動の対応にかかっているとされ、米国は同組織にも「穏健な反体制派」と完全統合するよう求め、シャーム解放機構とシャーム自由人イスラーム運動を軸とするイスラーム過激派の軍事連合組織のファトフ軍の解体を促すものと見られる。

AFP, March 31, 2017、AP, March 31, 2017、ARA News, March 31, 2017、Champress, March 31, 2017、al-Hayat, April 1, 2017、Iraqi News, March 31, 2017、Kull-na Shuraka’, March 31, 2017、al-Mada Press, March 31, 2017、Naharnet, March 31, 2017、NNA, March 31, 2017、Reuters, March 31, 2017、SANA, March 31, 2017、UPI, March 31, 2017などをもとに作成。

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YPG主体のシリア民主軍報道官「ラッカ市制圧にはあと数ヶ月を要する」(2017年3月31日)

西クルディスタン移行期民政局(ロジャヴァ)人民防衛隊(YPG)主体のシリア民主軍の報道官を務めるルージュダー・フィラート女史は、ダーイシュ(イスラーム国)の中心都市ラッカ市孤立化を目的とする「ユーフラテスの怒り」作戦の進捗に関して、ラッカ市制圧にあと数ヶ月を要するだろうとの見込みを示した。

シリア民主軍は、ラッカ市への攻撃を4月中に実施するとの工程を示していたが、フィラート女史によると、ラッカ市西部のダーイシュの拠点都市タブカ市、タブカ・ダム(ユーフラテス・ダム)攻略が、ダーイシュによるダム破壊の脅迫や爆発物の撤去などにより困難を極めているため、ラッカ市に対する攻撃も順延となったという。

『ハヤート』(4月1日付)が伝えた。

AFP, March 31, 2017、AP, March 31, 2017、ARA News, March 31, 2017、Champress, March 31, 2017、al-Hayat, April 1, 2017、Iraqi News, March 31, 2017、Kull-na Shuraka’, March 31, 2017、al-Mada Press, March 31, 2017、Naharnet, March 31, 2017、NNA, March 31, 2017、Reuters, March 31, 2017、SANA, March 31, 2017、UPI, March 31, 2017などをもとに作成。

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YPG主体のシリア民主軍はダーイシュの拠点都市タブカ市完全包囲に向け攻勢を強める(2017年3月31日)

ラッカ県では、シリア人権監視団によると、西クルディスタン移行期民政局(ロジャヴァ)人民防衛隊(YPG)主体のシリア民主軍が米特殊部隊とともに、アサド湖北東端に位置する大スワイディーヤ村一帯からユーフラテス川を渡り、同川南岸に進攻し、タブカ市東部一帯でダーイシュ(イスラーム国)と激しく交戦した。

シリア民主軍はタブカ市の包囲に向けて進軍を続けているという。

Kull-na Shuraka’, March 31, 2017

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ARA News(3月31日付)によると、米主導の有志連合航空機は、タブカ市にビラを散布し、ダーイシュ戦闘員にシリア民主軍への投降を呼びかけた。

ARA News, March 31, 2017

AFP, March 31, 2017、AP, March 31, 2017、ARA News, March 31, 2017、Champress, March 31, 2017、al-Hayat, April 1, 2017、Iraqi News, March 31, 2017、Kull-na Shuraka’, March 31, 2017、al-Mada Press, March 31, 2017、Naharnet, March 31, 2017、NNA, March 31, 2017、Reuters, March 31, 2017、SANA, March 31, 2017、UPI, March 31, 2017などをもとに作成。

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シリア軍はシャーム解放機構と「穏健な反体制派」との戦闘の末ハマー県北部の5カ村を奪還(2017年3月31日)

ハマー県では、SANA(3月31日付)によると、シリア軍が予備部隊とともに県北部のアブー・ウバイダ村、シャイルート村、ハジャーマ村、ズール・マサーリク村、タスリーバト・ウンム・ハッサーン村でシャーム解放機構などからなる反体制武装集団を掃討し、同地を制圧した。

Kull-na Shuraka’, March 31, 2017

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ラタキア県では、SANA(3月31日付)によると、シリア軍が県北部のカッバーナ町、サルマーニーヤ村一帯上空で、爆弾を積んだシャーム解放機構など反体制武装集団の無人航空機2機を撃墜した。

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ヒムス県では、SANA(3月31日付)によると、シリア軍がアクラード・ダースィニーヤ村、カニーヤト・アースィー村でシャーム解放機構などからなる反体制武装集団と交戦と交戦した。

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ダルアー県では、SANA(3月31日付)によると、シリア軍がダルアー市ダム街道地区、難民キャンプ地区、アッバースィーヤ・パン製造所南部、ミスリー交差点北部でシャーム解放機構などからなる反体制武装集団と交戦した。

AFP, March 31, 2017、AP, March 31, 2017、ARA News, March 31, 2017、Champress, March 31, 2017、al-Hayat, April 1, 2017、Iraqi News, March 31, 2017、Kull-na Shuraka’, March 31, 2017、al-Mada Press, March 31, 2017、Naharnet, March 31, 2017、NNA, March 31, 2017、Reuters, March 31, 2017、SANA, March 31, 2017、UPI, March 31, 2017などをもとに作成。

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シリア政府と反体制派の協議がないまま「ジュネーブ5会議」は閉幕(2017年3月31日)

スイスのジュネーブで開催されていたシリア政府と反体制派各派の和平協議「ジュネーブ5会議」(ジュネーブ4会議第2ラウンド)が閉幕した。

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シリア政府代表団のバッシャール・ジャアファリー国連シリア代表は記者会見を開き、シリア政府側がスタファン・デミストゥラ・シリア問題担当国連特別代表に提示した文書に対して、反体制派各代表から何の対応も得ることなく、協議を終了したと発表した。

SANA, March 31, 2017

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一方、反体制派の代表団の一つ、最高交渉委員会の代表団を率いるナスル・ハリーリー氏は記者会見で、「アサドは戦争犯罪者で、和平の名のもと排除されるべき」としたうえで、シリア政府側が「テロとの戦い」以外の議題を協議することを拒否したと批判した。

また、最高交渉委員会の代表団に参加するファラフ・アタースィー氏は、ジュネーブで記者団に対して、「米国はロシアに圧力をかけるとともに、シリアの反体制派を、ダーイシュ(イスラーム国)だけでなく、イランが支援するヒズブッラーやイラン・イスラーム革命防衛隊といった武装勢力に対する「テロとの戦い」を行ううえでのパートナーとみなすべきだ」と述べた。

アタースィー氏によると、最高交渉委員会代表団は30日にジュネーブでマイケル・ラトニー米国務省シリア問題担当特使と会談し、良い感触を得えていたが、その後31日に、トルコ訪問中のレックス・ティラーソン国務長官が行った発言(アサド大統領の処遇はシリア国民が決するだろう)や、ニッキー・ヘイリー米国連大使の発言(シリアにおける米国の最優先課題はもはやアサド大統領の退陣ではない)に関して「米政権からこのような矛盾したメッセージを耳にして遺憾だ」と非難した。

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シリア・クルド国民評議会(アブドゥルハキーム・バッシャール代表)は声明を出し、最高交渉委員会が、クルド人民の権利支援を、2016年9月にロンドンで発表された政治文書のなかに新たに盛り込むことに同意しなかったとして、同委員会への参加を中止すると発表した。

ドゥラル・シャーミーヤ(3月31日付)が伝えた。

AFP, March 31, 2017、AP, March 31, 2017、ARA News, March 31, 2017、Champress, March 31, 2017、al-Durar al-Shamiya, March 31, 2017、al-Hayat, April 1, 2017、Iraqi News, March 31, 2017、Kull-na Shuraka’, March 31, 2017、al-Mada Press, March 31, 2017、Naharnet, March 31, 2017、NNA, March 31, 2017、Reuters, March 31, 2017、SANA, March 31, 2017、UPI, March 31, 2017などをもとに作成。

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米主導の有志連合は3月30日、ダイル・ザウル県各所を中心に10回の爆撃を実施(2017年3月31日)

米中央軍(CENTCOM)は、3月30日のシリア、イラク両国における有志連合の空爆の戦果をHPで発表した。

それによると、有志連合は両国領内のダーイシュ(イスラーム国)拠点などに対して18回の空爆を実施、このうちシリア領内での空爆は10回で、ブーカマール市近郊(4回)、ラッカ市近郊(1回)、ダイル・ザウル市近郊(4回)、タブカ市近郊(1回)に対して攻撃が行われた。

AFP, March 31, 2017、AP, March 31, 2017、ARA News, March 31, 2017、Champress, March 31, 2017、al-Hayat, April 1, 2017、Iraqi News, March 31, 2017、Kull-na Shuraka’, March 31, 2017、al-Mada Press, March 31, 2017、Naharnet, March 31, 2017、NNA, March 31, 2017、Reuters, March 31, 2017、SANA, March 31, 2017、UPI, March 31, 2017などをもとに作成。

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ダーイシュは3月15日の首都ダマスカスでの連続自爆テロへの関与を認める(2017年3月30日)

ダーイシュ(イスラーム国)は、週間機関誌『ナバア』第74号で、3月15日に首都ダマスカスのナスル通りにある裁判所内とラブワ地区のレストランで発生した連続自爆テロに関して、自爆戦闘員2人が実行したことを明らかにし、犯行への関与を認めた。

自爆テロを実行したのは、アブー・ムーサー・ジャウラーニー、アブー・フィラース・シャーミーを名乗る2人だという。

AFP, March 30, 2017、AP, March 30, 2017、ARA News, March 30, 2017、Champress, March 30, 2017、al-Hayat, March 31, 2017、Iraqi News, March 30, 2017、Kull-na Shuraka’, March 30, 2017、al-Mada Press, March 30, 2017、Naharnet, March 30, 2017、NNA, March 30, 2017、Reuters, March 30, 2017、SANA, March 30, 2017、UPI, March 30, 2017などをもとに作成。

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ダマスカス郊外県南東部の砂漠地帯で米CIAが支援する「ハマード浄化のため我らは馬具を備えし」作戦司令室がダーイシュと戦闘を続ける(2017年3月30日)

ダマスカス郊外県では、シリア人権監視団によると、県南東部の砂漠地帯で、「ハマード浄化のため我らは馬具を備えし」作戦司令室がダーイシュ(イスラーム国)と戦闘を続けた。

『ハヤート』(3月31日付)によると、「ハマード浄化のため我らは馬具を備えし」作戦司令室は、米CIAの支援プログラムの一環として、ヨルダン経由で欧米諸国からの軍事支援を受けているという。

AFP, March 30, 2017、AP, March 30, 2017、ARA News, March 30, 2017、Champress, March 30, 2017、al-Hayat, March 31, 2017、Iraqi News, March 30, 2017、Kull-na Shuraka’, March 30, 2017、al-Mada Press, March 30, 2017、Naharnet, March 30, 2017、NNA, March 30, 2017、Reuters, March 30, 2017、SANA, March 30, 2017、UPI, March 30, 2017などをもとに作成。

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アレッポ県北西部でYPG主体のシリア民主軍とトルコ軍が後援するハワール・キリス作戦司令室が交戦(2017年3月30日)

アレッポ県では、ARA News(3月30日付)によると、ハワール・キリス作戦司令室の拠点都市マーリア市と西クルディスタン移行期民政局支配下のタッル・リフアト市の間に位置するシャイフ・イーサー村一帯で、ハワール・キリス作戦司令室と人民防衛隊主体のシリア民主軍が交戦し、前者の戦闘員多数が死傷した。

戦闘は、マルアナーズ村、アイン・ダクナ村で発生、双方に負傷者が出た。

AFP, March 30, 2017、AP, March 30, 2017、ARA News, March 30, 2017、Champress, March 30, 2017、al-Hayat, March 31, 2017、Iraqi News, March 30, 2017、Kull-na Shuraka’, March 30, 2017、al-Mada Press, March 30, 2017、Naharnet, March 30, 2017、NNA, March 30, 2017、Reuters, March 30, 2017、SANA, March 30, 2017、UPI, March 30, 2017などをもとに作成。

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米主導の有志連合はラッカ市郊外各所を爆撃し、民間人19人を殺害(2017年3月30日)

ラッカ県では、「ラッカは沈黙によって惨殺される」(3月30日付)によると、米主導の有志連合がラッカ市郊外のマンスーラ市、ティシュリーン農場一帯、ラフヤート村を空爆し、民間人19人が死亡した。

一方、シリア人権監視団によると、西クルディスタン移行期民政局(ロジャヴァ)人民防衛隊(YPG)主体のシリア民主軍がタブカ市一帯、タブカ・ダム(ユーフラテス・ダム)一帯でダーイシュ(イスラーム国)と交戦し、米主導の有志連合がシリア民主軍を航空支援し、空爆を実施した。

AFP, March 30, 2017、AP, March 30, 2017、ARA News, March 30, 2017、Champress, March 30, 2017、al-Hayat, March 31, 2017、Iraqi News, March 30, 2017、Kull-na Shuraka’, March 30, 2017、al-Mada Press, March 30, 2017、Naharnet, March 30, 2017、NNA, March 30, 2017、Raqqa-sl, March 30, 2017、Reuters, March 30, 2017、SANA, March 30, 2017、UPI, March 30, 2017などをもとに作成。

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シリア軍はダイル・ザウル市一帯、ヒムス県東部でダーイシュとの戦闘を続ける(2017年3月30日)

ダイル・ザウル県では、シリア人権監視団によると、戦闘機(所属明示せず)がダイル・ザウル市ラサーファ地区、ハウィーカ地区、サルダ山一帯、ダイル・ザウル航空基地一帯を空爆し、ダーイシュ(イスラーム国)と交戦した。

これに対して、ダーイシュはシリア政府支配下のダイル・ザウル市ハラービシュ地区、ユーフラテス大学一帯を砲撃した。

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ヒムス県では、シリア人権監視団によると、シリア軍がタドムル市郊外の穀物サイロ地区からマザール山に至る回廊一帯でダーイシュ(イスラーム国)と交戦した。


AFP, March 30, 2017、AP, March 30, 2017、ARA News, March 30, 2017、Champress, March 30, 2017、al-Hayat, March 31, 2017、Iraqi News, March 30, 2017、Kull-na Shuraka’, March 30, 2017、al-Mada Press, March 30, 2017、Naharnet, March 30, 2017、NNA, March 30, 2017、Reuters, March 30, 2017、SANA, March 30, 2017、UPI, March 30, 2017などをもとに作成。

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シリア軍はハマー県北部でのシャーム解放機構、ウズベク人、トルキスタン人、コーカサス人らからなる反体制武装集団との戦闘で有毒ガスを使用(2017年3月30日)

ハマー県では、シリア人権監視団によると、シリア軍が県北部のラターミナ町、ズーワール村を空爆した。

このうちズーワール村に対して行われた空爆は、同監視団およびSNN(3月30日付)などによると、Su-22が有毒ガスを装填した「樽爆弾」を投下し、20人が呼吸困難となり、病院に搬送されたという。

Kull-na Shuraka’, March 30, 2017

また、ムガイル村からブライディージュ村にいたる回廊地帯では、シリア軍とシャーム解放機構、ウズベク人、トルキスタン人、コーカサス人などからなる反体制武装集団が交戦を続け、シリア軍がアルザ村を制圧した。

一方、SANA(3月30日付)によると、シリア軍が予備部隊とともに県南部でシャーム解放機構などからなる反体制武装集団と交戦し、東アルザ村、西アルザ村、クサイイーヤ村、バルフサイン村、ヒルバト・ハジャーマ村、シーハ丘を制圧、同地の治安と安定を回復した。

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イドリブ県では、シリア人権監視団によると、戦闘機(所属明示せず)がガッサーニーヤ村およびその一帯を空爆した。

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ダマスカス郊外県では、シリア人権監視団によると、ハラスター市近郊のダーヒヤト・アサド町に反体制武装集団が撃った迫撃砲弾複数発が着弾した。

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ダマスカス県では、シリア人権監視団によると、バルザ地区郊外の農園地帯で、シリア軍がラフマーン軍団などからなる反体制武装集団と交戦した。

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ダルアー県では、SANA(3月30日付)によると、シリア軍がシャーム解放機構などからなる反体制武装集団とダルアー市バハール地区、アッバースィーヤ・パン製造所南部一帯で交戦した。

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スワイダー県では、SANA(3月30日付)によると、シリア軍がバルガシャ村・シヤーハート村間一帯(ラジャート高原)でシャーム解放機構などからなる反体制武装集団と交戦した。

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ヒムス県では、SANA(3月30日付)によると、シリア軍がダイル・フール村・ラスタン市間一帯でシャーム解放機構などからなる反体制武装集団と交戦した。

AFP, March 30, 2017、AP, March 30, 2017、ARA News, March 30, 2017、Champress, March 30, 2017、al-Hayat, March 31, 2017、Iraqi News, March 30, 2017、Kull-na Shuraka’, March 30, 2017、al-Mada Press, March 30, 2017、Naharnet, March 30, 2017、NNA, March 30, 2017、Reuters, March 30, 2017、SANA, March 30, 2017、SNN, March 30, 2017、UPI, March 30, 2017などをもとに作成。

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SANAはシリア軍がダーイシュから奪還したダイル・ハーフィル市の写真を公開(2017年3月30日)

SANA(3月30日付)は、29日にシリア軍がダーイシュ(イスラーム国)を掃討し、治安と安定を回復したと宣言したアレッポ市南東部のダイル・ハーフィル市内の写真多数を公開した。

SANA, March 30, 2017
SANA, March 30, 2017
SANA, March 30, 2017
SANA, March 30, 2017
SANA, March 30, 2017
SANA, March 30, 2017
SANA, March 30, 2017
SANA, March 30, 2017
SANA, March 30, 2017
SANA, March 30, 2017
SANA, March 30, 2017

AFP, March 30, 2017、AP, March 30, 2017、ARA News, March 30, 2017、Champress, March 30, 2017、al-Hayat, March 31, 2017、Iraqi News, March 30, 2017、Kull-na Shuraka’, March 30, 2017、al-Mada Press, March 30, 2017、Naharnet, March 30, 2017、NNA, March 30, 2017、Reuters, March 30, 2017、SANA, March 30, 2017、UPI, March 30, 2017などをもとに作成。

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ティラーソン米国務長官がトルコでエルドアン大統領と会談「アサド大統領の進退は長期的に見てシリア国民が決することになる」(2017年3月30日)

米国のレックス・ティラーソン国務長官がトルコを訪問し、首都アンカラでレジェップ・タイイップ・エルドアン大統領、メヴリュト・チャヴシュオール外務大臣、と会談した。

ティラーソン国務長官は会談後の記者会見で、シリア国内での「安全地帯」の設置について集中的に協議を行ったことを明らかにした。

AP, March 30, 2017

また、トルコをダーイシュ(イスラーム国)に対する「テロとの戦い」の主要なパートナーと位置づけ、両国の間にいかなる亀裂もないと強調しつつ、トルコ側が西クルディスタン移行期民政局(ロジャヴァ)人民防衛隊(YPG)主体のシリア民主軍によるラッカ市攻略への参加を拒否したことを示唆した。

一方、イランへの対応をめぐっては、勢力拡大を抑止することが両国の共通の目的であると述べた。

アサド大統領の進退に関して、ティラーソン国務長官は、「移行プロセスやシリアの未来の一部をなすことはあり得ない」としつつ、「長期的に見てシリア国民が決することになろう」と述べた。

これに関して、ニッキー・ヘイリー米国連大使は「シリアにおける米国の最優先課題はもはやアサド大統領の退陣ではない」と述べた。

また、マシュー・ライクロフト英国連大使は、アサド大統領の進退を国民が決するというティラーソン国務長官の発言について英国の方針と矛盾していないとしたうえで、「シリア国民は自らの政治的な未来に誰が必要で誰が不要かを知っている…。アサドに対する我々の姿勢に変化はない…。交渉による政治的解決の一環として彼は去らねばならない」と述べた。

フランスのフランソワ・デラットル国連大使も「アサドはシリアの未来の一部とはなり得ない」と断じた。

一方、ロシアのヴラジミール・プーチン大統領は、「米国との実質的協力が拡大、深化するだろう…。多くの発言にもかかわらず、シリアなど一部のセンスィティブな分野で、ロシアと米国の間で実質的協力は改善、深化している。

AFP, March 30, 2017、AP, March 30, 2017、ARA News, March 30, 2017、Champress, March 30, 2017、al-Hayat, March 31, 2017、Iraqi News, March 30, 2017、Kull-na Shuraka’, March 30, 2017、al-Mada Press, March 30, 2017、Naharnet, March 30, 2017、NNA, March 30, 2017、Reuters, March 30, 2017、SANA, March 30, 2017、UPI, March 30, 2017などをもとに作成。

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