ロシア・シリア両軍の陸空軍が、前日のに続いて、トルコ占領下のタッル・アブヤド市西で合同演習を実施、ロシア軍が各地で戦闘機、ヘリコプターを増強(2021年11月1日)

ラッカ県では、ANHA(11月1日付)によると、ロシア・シリア両軍の陸空軍が、前日のハサカ県タッル・タムル町一帯での合同演習に続いて、トルコ占領下のタッル・アブヤド市西で合同演習を実施した。

演習はトルコ占領地との境界地域で約1時間にわたって行われ、ロシア軍戦闘機3機とヘリコプター2機が実弾を使用して超低空飛行を繰り返した。

シリア人権監視団によると、また、合同軍事演習に合わせて、ロシア軍はタブカ航空基地にヘリコプター複数機を配備、タブカ市に駐留しているシリア軍部隊(150人以上)がアイン・イーサー市近郊の第93旅団基地に移動した。

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ハサカ県では、ANNA News(11月1日付)によると、ロシア軍がカーミシュリー市国際空港にSu-34戦闘機12機、Su-35機5機を配備することを決定した。

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アレッポ県では、ANNA News(11月1日付)によると、ロシア軍がアイン・アラブ市近郊のミートラース航空基地にMi-8ヘリコプター12機、Ka-52ヘリコプター5機を再配備することを決定した。

AFP, November 1, 2021、ANHA, November 1, 2021、ANNA News, November 1, 2021、al-Durar al-Shamiya, November 1, 2021、Reuters, November 1, 2021、SANA, November 1, 2021、SOHR, November 1, 2021などをもとに作成。

(C)青山弘之 All rights reserved.

トルコ占領下のハサカ県ラアス・アイン市で住民がデモを行い、トルコが自治を委託されている地元評議会打倒を訴える(2021年11月1日)

ハサカ県では、シリア人権監視団によると、トルコ占領下のラアス・アイン市で、住民数十人がデモを行い、生活苦やパンの不足に抗議、トルコが自治を委託されている地元評議会打倒を訴えた。

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アレッポ県では、シリア人権監視団によると、トルコ占領下のアフリーン市ヴィーラート通りで、シリア国民軍に所属する東部自由人連合の戦闘員とムウタスィム旅団の戦闘員が口論の末、撃ち合いとなった。

AFP, November 1, 2021、ANHA, November 1, 2021、al-Durar al-Shamiya, November 1, 2021、Reuters, November 1, 2021、SANA, November 1, 2021、SOHR, November 1, 2021などをもとに作成。

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トルコ軍がシリア政府と北・東シリア自治局の共同支配下にあるラッカ県ビール・アラブ村一帯をドローンで爆撃(2021年11月1日)

ラッカ県では、SANA(11月1日付)によると、トルコ軍がシリア政府と北・東シリア自治局の共同支配下にあるビール・アラブ村一帯(タッル・アブヤド市西)を無人航空機(ドローン)で爆撃した。

複数の地元筋によると、ドローンは住宅地に向かって複数回の爆撃を実施したという。

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ハサカ県では、SANA(11月1日付)によると、トルコ軍が占領下のラアス・アイン市一帯に兵站物資を積んだ車列を新たに増派した。

AFP, November 1, 2021、ANHA, November 1, 2021、al-Durar al-Shamiya, November 1, 2021、Reuters, November 1, 2021、SANA, November 1, 2021、SOHR, November 1, 2021などをもとに作成。

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米主導の有志連合の貨物車輌など約40輌からなる車列が兵站物資などを積んで、イラクとの国境に違法に設置されているワリード国境通行所からシリア領内に新たに進入(2021年11月1日)

ハサカ県では、シリア人権監視団によると、米主導の有志連合の貨物車輌など約40輌からなる車列が兵站物資などを積んで、イラクとの国境に違法に設置されているワリード国境通行所からシリア領内に新たに進入し、ハサカ県とダイル・ザウル県の米軍基地各所に向かった。

AFP, November 1, 2021、ANHA, November 1, 2021、al-Durar al-Shamiya, November 1, 2021、Reuters, November 1, 2021、SANA, November 1, 2021、SOHR, November 1, 2021などをもとに作成。

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イドリブ県、ハマー県、アレッポ県でシリア軍と「決戦」作戦司令室が交戦、シリア軍兵士2人死亡(2021年11月1日)

イドリブ県では、シリア人権監視団によると、「決戦」作戦司令室がシリア政府の支配下にあるマアッラト・ヌウマーン市一帯、バービーラー村、ジャッラーダ村、ハーン・スブル村近郊の森林地帯、ダーディーフ村、M4高速道路沿線を砲撃した。

「決戦」作戦司令室は、シリアのアル=カーイダであるシャーム解放機構とトルコの庇護を受ける国民解放戦線(シリア国民軍)などからなる武装連合体。

また、マアーッラト・ムーハス村近郊でシリア軍兵士2人を狙撃し殺害した。

これに対して、シリア軍は「決戦」作戦司令室の支配下にあるザーウィヤ山地方のファッティーラ村一帯を砲撃し、住民複数人が負傷した。

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ハマー県では、シリア人権監視団によると、シリア軍が「決戦」作戦司令室の支配下にあるガーブ平原のクライディーン村、ヒルバト・ナークース村、アンカーウィー村、サルマーニーヤ村を砲撃した。

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アレッポ県では、シリア人権監視団によると、「決戦」作戦司令室の支配下にあるカフル・アンマ村一帯でシリア軍と「決戦」作戦司令室が砲撃戦を行った。

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ダルアー県では、シリア人権監視団によると、ナーフタ町で住民1人が正体不明の武装集団によって銃で撃たれて死亡した。

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ロシア国防省は声明を出し、過去24時間で「緊張緩和地帯設置にかかる覚書」への違反を8件(イドリブ県4件、ラタキア県4件、アレッポ県0件、ハマー県0件)確認したと発表した。

シリア政府によると、停戦違反は0件。

一方、トルコ側の監視チームは、停戦違反を14件確認したと発表した(ただし、ロシア側はこれらの違反を確認していない)。
https://www.facebook.com/mod.mil.rus/posts/3080295578879844

AFP, November 1, 2021、ANHA, November 1, 2021、al-Durar al-Shamiya, November 1, 2021、Ministry of Defence of the Russian Federation, November 1, 2021、Reuters, November 1, 2021、SANA, November 1, 2021、SOHR, November 1, 2021などをもとに作成。

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新型コロナウイルスの新規感染者はシリア政府支配地域で262人、北・東シリア自治局支配地域で146人、アル=カーイダとトルコの支配下にあるイドリブ・アレッポ県で265人(2021年11月1日)

保健省は政府支配地域で新たに262人の新型コロナウイルス感染者が確認される一方、感染者95人が完治し、10人が死亡したと発表した。

これにより、11月1日現在の支配地内での感染者数は計43,666人、うち死亡したのは2,576人、回復したのは26,468人となった。

https://www.facebook.com/syrianarabnews/posts/634589737924107

SANA(11月1日付)が伝えた。

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北・東シリア自治局の保健委員会(保健省に相当)は、支配地域で新たに146人の新型コロナウイルス感染者が確認される一方、12人が完治し、16人が死亡したと発表した。

これにより、11月1日現在の支配地内での感染者数は計35,550人、うち死亡したのは1,357人、回復したのは2,451人となった。

新規感染者の性別の内訳は、男性87人、女性159人。

また地域の内訳は、ハサカ県のハサカ市41人、カーミシュリー市19人、マーリキーヤ(ダイリーク)市10人、ルマイラーン町1人、マアバダ(カルキールキー)町2人、ダルバースィーヤ市11人、アームーダー市8人、フール・キャンプ1人、ラッカ県のラッカ市45人、ダイル・ザウル県8人。

https://www.facebook.com/smensyria/posts/1717751341748129

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反体制系NGOの支援連携ユニットは、シリアのアル=カーイダであるシャーム解放機構が軍事・治安権限を握る「解放区」とトルコ占領下の「オリーブの枝」地域と「ユーフラテスの盾」地域で11月1日に新たに265人の新型コロナウイルス感染者が確認される一方、349人が完治し、6人が死亡したと発表した。

新規感染者の内訳は、イドリブ県ジスル・シュグール郡13人、イドリブ郡86人、ハーリム郡51人、アリーハー郡15人、アレッポ県スィムアーン山郡9人、ジャラーブルス郡7人、バーブ郡14人、アフリーン郡38人、アアザーズ郡32人。

これにより、同地での感染者数は計88,688人、うち死亡したのは1,853人、回復したのは51,276人となった。
https://www.facebook.com/ACUSyria/posts/1701112213426996

AFP, November 1, 2021、ACU, November 1, 2021、ANHA, November 1, 2021、al-Durar al-Shamiya, November 1, 2021、Reuters, November 1, 2021、SANA, November 1, 2021、SOHR, November 1, 2021などをもとに作成。

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ロシア難民受入移送居住センター:難民289人が新たに帰還、2018年半ば以降帰還した難民は718,401人に(2021年11月1日)

ロシア国防省は、合同調整センター所轄の難民受入移送居住センターの日報を公開し、10月31日に難民289人が新たに帰国したと発表した。

このうちレバノンから帰国したのは難民268人(うち女性80人、子供137人)、ヨルダンから帰国したのは21人(うち女性6人、子供11人)。

これにより、2018年7月18日以降に帰国したシリア難民の数は718,401人となった。

内訳は、レバノンからの帰還者322,109人(うち女性96,802人、子ども163,993人、ザムラーニー国境通行所、ジュダイダト・ヤーブース国境通行所、ダブスィーヤ国境通行所、クサイル国境通行所、タッルカルフ国境通行所を経由して帰国)、ヨルダンからの帰国者396,292人(うち女性118,934人、子ども202,104人、ナスィーブ国境通行所を経由して帰国)。

43カ国で難民登録したシリア人の数は6,813,318人。

なお、ロシアがシリア領内で航空作戦を開始した2015年9月30日以降に帰国した難民の数は947,681人(うち女性284,394人、子供483,019人)となった。

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一方、国内避難民の新たな帰宅はなかった。

2019年1月以降に帰宅した国内避難民の数は103,935人(うち女性40,440人、子供33,830人)に、2015年9月30日以降に帰宅した国内避難民の数は1,372,531人(うち女性422,999人、子供677,596人)。

https://www.facebook.com/mod.mil.rus/posts/3080290575547011

Ministry of Defence of the Russian Federation, November 1, 2021をもとに作成。

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スィーマルカー国境通行所前でイラク・クルディスタン民主党の部隊に殺害されたカリーラー部隊の若者の遺体の引き渡しを求める座り込みデモにカーミシュリー市のPYDのメンバーらが参加(2021年10月31日)

ハサカ県では、ANHA(10月31日付)によると、県北東部のティグリス川河畔に設置されているスィーマルカー国境通行所前の広場で北・東シリア自治局ジャズィーラ地域殉教者遺族機構が続けている座り込みデモにカーミシュリー市の民主人民党(PYD)のメンバーらが参加し、イラク・クルディスタン民主党の部隊に殺害されたクルディスタン労働者党(PKK)の民兵組織である人民防衛部隊(HPG)所属のカリーラー(カレラ)部隊のメンバー5人の遺体の引き渡しを求めた。

AFP, October 31, 2021、ANHA, October 31, 2021、al-Durar al-Shamiya, October 31, 2021、Reuters, October 31, 2021、SANA, October 31, 2021、SOHR, October 31, 2021などをもとに作成。

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シリア・クルド国民評議会使節団がロシアを訪問、PYDとの断交の原因への対応などを協議(2021年10月31日)

タス通信(10月31日付)は、シリア・クルド国民評議会のカーミーラーン・ハーッジュー氏とイブラーヒーム・バッルー氏を代表とする使節団がロシアの首都モスクワを訪問し、ミハイル・ボグダノフ外務副大臣らと会談したと伝えた。

会談では、シリア情勢、とりわけシリア北東部の情勢、国際情勢、中東地域情勢について意見が交わされた。

ムドン(10月31日付)によると、シリア・クルド国民評議会の渉外局長を務め、制憲委員会の反体制派の代表の一員でもあるハーッジュー氏は、対立関係にある民主統一党(PYD)との断交の原因への対応、シリアにおけるクルド人の処遇への対応などについてロシア側と意見を交わしたという。

AFP, October 31, 2021、ANHA, October 31, 2021、al-Durar al-Shamiya, October 31, 2021、al-Mudun, October 31, 2021、Reuters, October 31, 2021、SANA, October 31, 2021、SOHR, October 31, 2021、TASS, October 31, 2021などをもとに作成。

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バイデン米大統領がトルコのエルドアン大統領との会談で、両国関係を損ねるような無謀な行動を慎むよう警告(2021年10月31日)

G20サミット(20カ国・地域首脳会議)でイタリアの首都ローマを訪問中のジョー・バイデン米大統領とトルコのレジェップ・タイイップ・エルドアン大統領が会談した。

ホワイトハウスの発表によると、両首脳は会談で、シリアの政治プロセスの進捗について意見を交わし、バイデン大統領は、中東地域のあらゆる問題における協力の増進、建設的関係の構築を訴えるとともに、両国の意見相違について検討、NATO同盟国であるトルコの役割の重要性について強調したという。

しかし、フッラ(10月31日付)が米高官の話として伝えたところによると、バイデン大統領はエルドアン大統領に対して、両国関係を損ねるような無謀な行動を慎むよう警告したという。

AFP, October 31, 2021、Alhurra, October 31, 2021、ANHA, October 31, 2021、al-Durar al-Shamiya, October 31, 2021、Reuters, October 31, 2021、SANA, October 31, 2021、SOHR, October 31, 2021などをもとに作成。

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タスニーム通信:ダイル・ザウル県CONOCOガス田の米軍基地がロケット弾攻撃を受ける(2021年10月31日)

ダイル・ザウル県では、タスニーム通信(10月31日付)によると、ダイル・ザウル民政評議会(北・東シリア自治局)の支配下にあるCONOCOガス田内に設置されている米軍基地がロケット弾攻撃を受け、基地内の施設で4回の爆発音が確認された。

AFP, October 31, 2021、ANHA, October 31, 2021、al-Durar al-Shamiya, October 31, 2021、Reuters, October 31, 2021、SANA, October 31, 2021、SOHR, October 31, 2021、Tasnim, October 31, などをもとに作成。

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ダイル・ザウル県ズィーバーン町で正体不明の武装集団が若者1人を殺害(2021年10月31日)

ダイル・ザウル県では、シリア人権監視団によると、ダイル・ザウル民政評議会(北・東シリア自治局)の支配下にあるズィーバーン町で正体不明の武装集団が若者1人を銃で撃ち殺害した。

AFP, October 31, 2021、ANHA, October 31, 2021、al-Durar al-Shamiya, October 31, 2021、Reuters, October 31, 2021、SANA, October 31, 2021、SOHR, October 31, 2021などをもとに作成。

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トルコ軍とシリア国民軍がシリア政府と北・東シリア自治局の共同支配下にあるアレッポ県タッル・リフアト市一帯、ラッカ県アイン・イーサー市近郊を砲撃(2021年10月31日)

アレッポ県では、ANHA(10月31日付)によると、トルコ軍とシリア国民軍がシリア政府と北・東シリア自治局の共同支配下にあるタッル・リフアト市一帯を砲撃した。

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ラッカ県では、ANHA(10月31日付)によると、トルコ軍とシリア国民軍がシリア政府と北・東シリア自治局の共同支配下にあるアイン・イーサー市近郊のフワイジャ村を砲撃した。

AFP, October 31, 2021、ANHA, October 31, 2021、al-Durar al-Shamiya, October 31, 2021、Reuters, October 31, 2021、SANA, October 31, 2021、SOHR, October 31, 2021などをもとに作成。

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ロシア・シリア両軍がトルコ占領地に面するハサカ県タッル・タムル町近郊で初の合同軍事演習、米主導の有志連合戦闘機は熱気球を放ち高高度で飛行しないようロシア軍に警告(2021年10月31日)

ハサカ県では、ANHA(10月31日付)によると、シリア政府と北・東シリア自治局の共同支配下にあり、トルコ占領下のいわゆる「平和の泉」地域に面するタッル・タムル町近郊でロシア・シリア両軍の陸空軍が合同軍事演習を行った。

同地での軍事演習は今回が初めて。

シリア人権監視団によると、合同軍事演習が行われたのは、M4高速道路沿線のアブドゥルアズィーズ山からタッル・タムル町近郊に至る地域。

合同演習時には、米主導の有志連合軍の戦闘機複数機が飛来し、熱気球を放ち、同地上空を高高度で飛行しないようロシア軍戦闘機に対して警告した。

AFP, October 31, 2021、ANHA, October 31, 2021、al-Durar al-Shamiya, October 31, 2021、Reuters, October 31, 2021、SANA, October 31, 2021、SOHR, October 31, 2021などをもとに作成。

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アレッポ県タッル・リフアト市近郊のダイル・ジャマール村でトルコとシリア国民軍の占領に抗議するデモ(2021年10月31日)

アレッポ県では、SANA(10月31日付)によると、シリア政府と北・東シリア自治局の共同支配下にあるタッル・リフアト市近郊のダイル・ジャマール村でトルコとシリア国民軍の占領に抗議するデモが行われ、住民らが参加した。

AFP, October 31, 2021、ANHA, October 31, 2021、al-Durar al-Shamiya, October 31, 2021、Reuters, October 31, 2021、SANA, October 31, 2021、SOHR, October 31, 2021などをもとに作成。

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欧州の旅行代理店がシリアへのツアー再開に向けた動きを本格化(2021年10月31日)

ドイツのDW(10月31日付)は、欧州の旅行代理店がシリアへのツアー再開に向けた動きを本格化させていると伝えた。

ロッキー・ロード(ドイツ)、ルパン・トラベル(英国)、アンテイムド・ボーダーズ(英国)、クリオ(フランス)などのツアー会社は異文化交流を奨励するとしてツアーを再開しているが、「殺人体制」との関係正常化を後押ししているとの批判もあるという。

シリアへの観光ビザは2018年に団体ツアーを対象に限って発給されるようになっており、中国からロシアの観光客が政府支配地域に訪れるようになっている。

AFP, October 31, 2021、ANHA, October 31, 2021、al-Durar al-Shamiya, October 31, 2021、DW, October 31, 2021Reuters, October 31, 2021、SANA, October 31, 2021、SOHR, October 31, 2021などをもとに作成。

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人民議会は、トルコ国会がシリア、イラクへの軍派遣期間を2年延長し、エルドアン大統領にその権限を付与したことを非難する声明を採択(2021年10月31日)

人民議会は、トルコ大国民議会(国会)が10月28日にイラクおよびシリアにおける対テロ活動のための軍派遣をさらに2年間延長する動議を可決し、その権限をレジェップ・タイイップ・エルドアン大統領に付与したことに関して、「不当で、非合法で、非道徳で、非人道」と非難、受け入れないとする声明を採択した。

SANA(10月31日付)が伝えた。

AFP, October 31, 2021、ANHA, October 31, 2021、al-Durar al-Shamiya, October 31, 2021、Reuters, October 31, 2021、SANA, October 31, 2021、SOHR, October 31, 2021などをもとに作成。

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シリア軍がハマー県、イドリブ県内の「決戦」作戦司令室の支配地を砲撃(2021年10月31日)

ハマー県では、シリア人権監視団によると、シリア軍が「決戦」作戦司令室の支配下にあるガーブ平原のアンカーウィー村を40回以上にわたって砲撃した。

「決戦」作戦司令室は、シリアのアル=カーイダであるシャーム解放機構とトルコの庇護を受ける国民解放戦線(シリア国民軍)などからなる武装連合体。

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イドリブ県では、シリア人権監視団によると、シリア軍が「決戦」作戦司令室の支配下にあるザーウィヤ山地方のファッティーラ村、カンスフラ村、フライフィル村を砲撃した。

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ロシア国防省は声明を出し、過去24時間で「緊張緩和地帯設置にかかる覚書」への違反を9件(イドリブ県3件、ラタキア県1件、アレッポ県4件、ハマー県1件)確認したと発表した。

シリア政府によると、停戦違反は0件。

一方、トルコ側の監視チームは、停戦違反を14件確認したと発表した(ただし、ロシア側はこれらの違反を確認していない)。
https://www.facebook.com/mod.mil.rus/posts/3079542858955116

AFP, October 31, 2021、ANHA, October 31, 2021、al-Durar al-Shamiya, October 31, 2021、Ministry of Defence of the Russian Federation, October 31, 2021、Reuters, October 31, 2021、SANA, October 31, 2021、SOHR, October 31, 2021などをもとに作成。

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新型コロナウイルスの新規感染者はシリア政府支配地域で258人、北・東シリア自治局支配地域で261人、アル=カーイダとトルコの支配下にあるイドリブ・アレッポ県で383人(2021年10月31日)

保健省は政府支配地域で新たに258人の新型コロナウイルス感染者が確認される一方、感染者85人が完治し、6人が死亡したと発表した。

これにより、10月31日現在の支配地内での感染者数は計43,404人、うち死亡したのは2,566人、回復したのは26,373人となった。

SANA(10月31日付)が伝えた。

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北・東シリア自治局の保健委員会(保健省に相当)は、支配地域で新たに261人の新型コロナウイルス感染者が確認される一方、13人が完治し、17人が死亡したと発表した。

これにより、10月31日現在の支配地内での感染者数は計35,404人、うち死亡したのは1,341人、回復したのは2,439人となった。

新規感染者の性別の内訳は、男性152人、女性109人。

また地域の内訳は、ハサカ県のハサカ市24人、カーミシュリー市31人、マーリキーヤ(ダイリーク)市14人、ルマイラーン町2人、マアバダ(カルキールキー)町1人、ジュワーディーヤ(ジャッル・アーガー)村1人、シャッダーディー市1人、アームーダー市5人、アリーシャ・キャンプ1人、アブー・ハシャブ・キャンプ2人、ラッカ県のラッカ市56人、タブカ市30人、アレッポ県のシャフバー地区(タッル・リフアト市)11人、アイン・アラブ(コバネ)市26人、マンビジュ市28人、ダイル・ザウル県28人。

https://www.facebook.com/smensyria/posts/1717174661805797

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反体制系NGOの支援連携ユニットは、シリアのアル=カーイダであるシャーム解放機構が軍事・治安権限を握る「解放区」とトルコ占領下の「オリーブの枝」地域と「ユーフラテスの盾」地域で10月31日に新たに383人の新型コロナウイルス感染者が確認される一方、231人が完治し、5人が死亡したと発表した。

新規感染者の内訳は、イドリブ県ジスル・シュグール郡40人、イドリブ郡100人、ハーリム郡118人、アリーハー郡22人、アレッポ県スィムアーン山郡12人、ジャラーブルス郡6人、バーブ郡19人、アフリーン郡58人、アアザーズ郡8人。

これにより、同地での感染者数は計88,423人、うち死亡したのは1,847人、回復したのは50,928人となった。
https://www.facebook.com/ACUSyria/posts/1699856193552598

AFP, October 31, 2021、ACU, October 31, 2021、ANHA, October 31, 2021、al-Durar al-Shamiya, October 31, 2021、Reuters, October 31, 2021、SANA, October 31, 2021、SOHR, October 31, 2021などをもとに作成。

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ロシア難民受入移送居住センター:難民290人と国内避難民(IDPs)218人が新たに政府支配地域に帰還、2018年半ば以降帰還した難民は718,112人、2019年以降帰還したIDPsは103,935人に(2021年10月31日)

ロシア国防省は、合同調整センター所轄の難民受入移送居住センターの日報を公開し、10月30日に難民290人が新たに帰国したと発表した。

このうちレバノンから帰国したのは難民273人(うち女性82人、子供140人)、ヨルダンから帰国したのは17人(うち女性5人、子供9人)。

これにより、2018年7月18日以降に帰国したシリア難民の数は718,112人となった。

内訳は、レバノンからの帰還者321,841人(うち女性96,722人、子ども163,856人、ザムラーニー国境通行所、ジュダイダト・ヤーブース国境通行所、ダブスィーヤ国境通行所、クサイル国境通行所、タッルカルフ国境通行所を経由して帰国)、ヨルダンからの帰国者396,271人(うち女性118,928人、子ども202,093人、ナスィーブ国境通行所を経由して帰国)。

43カ国で難民登録したシリア人の数は6,813,318人。

なお、ロシアがシリア領内で航空作戦を開始した2015年9月30日以降に帰国した難民の数は947,392人(うち女性284,308人、子供482,871人)となった。

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一方、国内避難民218人が新たに帰宅した。

これにより、2019年1月以降に帰宅した国内避難民の数は103,935人(うち女性40,440人、子供33,830人)に、2015年9月30日以降に帰宅した国内避難民の数は1,372,531人(うち女性422,999人、子供677,596人)となった。
https://www.facebook.com/mod.mil.rus/posts/3079541052288630

Ministry of Defence of the Russian Federation, October 31, 2021をもとに作成。

(C)青山弘之 All rights reserved.

トルコ軍とシリア国民軍がシリア政府と北・東シリア自治局の共同支配下にあるラッカ県アイン・イーサー市近郊を砲撃(2021年10月30日)

ラッカ県では、ANHA(10月30日付)によると、トルコ軍とシリア国民軍がシリア政府と北・東シリア自治局の共同支配下にあるアイン・イーサー市近郊のディブス村、M4高速道路沿線を砲撃した。

AFP, October 30, 2021、ANHA, October 30, 2021、al-Durar al-Shamiya, October 30, 2021、Reuters, October 30, 2021、SANA, October 30, 2021、SOHR, October 30, 2021などをもとに作成。

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外務在外居住者省は声明を出し、トルコ国会がシリア、イラクへの軍派遣期間を2年延長し、エルドアン大統領にその権限を付与したことを非難(2021年10月30日)

外務在外居住者省の高官筋は声明を出し、トルコ大国民議会(国会)が10月28日にイラクおよびシリアにおける対テロ活動のための軍派遣をさらに2年間延長する動議を可決し、その権限をレジェップ・タイイップ・エルドアン大統領に付与したことに関して、国際の平和と安定を脅かすエルドアン体制の行為に地域情勢および国際情勢はもはや沈黙できないとして、もっとも厳しい表現で非難した。

https://www.facebook.com/Mofaexsy/posts/3120143788272727

SANA(10月30日付)が伝えた。

AFP, October 30, 2021、ANHA, October 30, 2021、al-Durar al-Shamiya, October 30, 2021、Reuters, October 30, 2021、SANA, October 30, 2021、SOHR, October 30, 2021などをもとに作成。

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イスラエル軍が占領下のパレスチナ北部から地対地ミサイル多数をダマスカス郊外県に向けて発射、複数人死亡(2021年10月30日)

SANA(10月30日付)は、軍筋の話として、午前11時17分、イスラエル軍が占領下のパレスチナ北部から地対地ミサイル多数をダマスカス郊外県に向けて発射、シリア軍防空部隊がその一部を迎撃・撃破するも、複数発が着弾し、シリア軍兵士2人が負傷したと伝えた。

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シリア人権監視団によると、この攻撃は、武器弾薬を積んでレバノンからダマスカス郊外県ディーマース町、クドスィーヤー市方面に向かっていたレバノンのヒズブッラーの民兵(「イランの民兵」)の貨物車輌1輌を狙ったもので、5人が死亡、多数が負傷した。

5人がシリア人かどうかは不明。

AFP, October 30, 2021、ANHA, October 30, 2021、al-Durar al-Shamiya, October 30, 2021、Reuters, October 30, 2021、SANA, October 30, 2021、SOHR, October 30, 2021などをもとに作成。

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ロシア軍が「決戦」作戦司令室の支配下にあるアレッポ県、イドリブ県各所を20回あまりにわたって爆撃(2021年10月30日)

アレッポ県では、シリア人権監視団、ANHA(10月30日付)によると、ロシア軍戦闘機が「決戦」作戦司令室の支配下にあるカフル・アンマ村を3回にわたって爆撃した。

「決戦」作戦司令室は、シリアのアル=カーイダであるシャーム解放機構とトルコの庇護を受ける国民解放戦線(シリア国民軍)などからなる武装連合体。


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イドリブ県では、シリア人権監視団によると、ロシア軍がトルコのハタイ県(シリア領アレキサンドレッタ地方)に近いカーフ村、サルワ村一帯を10回以上にわたって爆撃した。
https://www.facebook.com/watch/?v=898336707754978
爆撃はシリア国民軍第23師団の基地の跡地を狙ったもので、基地は完全に破壊された。

爆撃は仮設の国内避難民(IDPs)キャンプが散在している。

ロシア軍戦闘機はまた、「決戦」作戦司令室の支配下にあるザーウィヤ山地方のバーラ村を6回にわたって爆撃した。

爆撃はバーラ村に設置されているトルコ軍の拠点一帯にも及んだ。

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ハマー県では、シリア人権監視団によると、「決戦」作戦司令室がシリア政府の支配下にあるジューリーン村を砲撃し、兵士1人が死亡、子供1人が負傷した。

これに対して、シリア軍が「決戦」作戦司令室の支配下にあるガーブ平原のアンカーウィー村を40回以上にわたって爆撃した。

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ダルアー県では、シリア人権監視団によると、サナマイン市で男性1人が自宅前で正体不明の武装集団によって銃で撃たれて死亡した。

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ロシア国防省は声明を出し、過去24時間で「緊張緩和地帯設置にかかる覚書」への違反を8件(イドリブ県3件、ラタキア県3件、アレッポ県2件、ハマー県0件)確認したと発表した。

シリア政府によると、停戦違反は0件。

一方、トルコ側の監視チームは、停戦違反を7件確認したと発表した(ただし、ロシア側はこれらの違反を確認していない)。
https://www.facebook.com/mod.mil.rus/posts/3078862225689846

AFP, October 30, 2021、ANHA, October 30, 2021、al-Durar al-Shamiya, October 30, 2021、Ministry of Defence of the Russian Federation, October 30, 2021、Reuters, October 30, 2021、SANA, October 30, 2021、SOHR, October 30, 2021などをもとに作成。

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新型コロナウイルスの新規感染者はシリア政府支配地域で260人、北・東シリア自治局支配地域で403人、アル=カーイダとトルコの支配下にあるイドリブ・アレッポ県で76人(2021年10月30日)

保健省は政府支配地域で新たに260人の新型コロナウイルス感染者が確認される一方、感染者89人が完治し、7人が死亡したと発表した。

これにより、10月30日現在の支配地内での感染者数は計43,146人、うち死亡したのは2,560人、回復したのは26,288人となった。

SANA(10月30日付)が伝えた。

https://www.facebook.com/syrianarabnews/posts/633374968045584

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北・東シリア自治局の保健委員会(保健省に相当)は、支配地域で新たに403人の新型コロナウイルス感染者が確認される一方、14人が完治し、31人が死亡したと発表した。

これにより、10月30日現在の支配地内での感染者数は計35,143人、うち死亡したのは1,324人、回復したのは2,426人となった。

新規感染者の性別の内訳は、男性237人、女性166人。

また地域の内訳は、ハサカ県のハサカ市129人、カーミシュリー市34人、マーリキーヤ(ダイリーク)市40人、ルマイラーン町4人、マアバダ(カルキールキー)町8人、ジュワーディーヤ(ジャッル・アーガー)村5人、アームーダー市14人、ダルバースィーヤ市24人、ラッカ県のラッカ市92人、タブカ市25人、アレッポ県のシャフバー地区(タッル・リフアト市)15人、フール・キャンプ7人、前衛キャンプ1人、アリーシャ・キャンプ2人、アブー・ハシャブ・キャンプ3人。

https://www.facebook.com/smensyria/posts/1716557925200804

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反体制系NGOの支援連携ユニットは、シリアのアル=カーイダであるシャーム解放機構が軍事・治安権限を握る「解放区」とトルコ占領下の「オリーブの枝」地域と「ユーフラテスの盾」地域で10月30日に新たに76人の新型コロナウイルス感染者が確認される一方、12人が完治し、2人が死亡したと発表した。

新規感染者の内訳は、イドリブ県ジスル・シュグール郡0人、イドリブ郡10人、ハーリム郡4人、アリーハー郡3人、アレッポ県スィムアーン山郡0人、ジャラーブルス郡0人、バーブ郡0人、アフリーン郡13人、アアザーズ郡46人。

これにより、同地での感染者数は計88,040人、うち死亡したのは1,819人、回復したのは50,697人となった。
https://www.facebook.com/ACUSyria/posts/1699329873605230

AFP, October 30, 2021、ACU, October 30, 2021、ANHA, October 30, 2021、al-Durar al-Shamiya, October 30, 2021、Reuters, October 30, 2021、SANA, October 30, 2021、SOHR, October 30, 2021などをもとに作成。

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ロシア難民受入移送居住センター:難民322人が新たに帰還、2018年半ば以降帰還した難民は717,822人に(2021年10月30日)

ロシア国防省は、合同調整センター所轄の難民受入移送居住センターの日報を公開し、10月29日に難民322人が新たに帰国したと発表した。

このうちレバノンから帰国したのは難民311人(うち女性93人、子供158人)、ヨルダンから帰国したのは11人(うち女性3人、子供6人)。

これにより、2018年7月18日以降に帰国したシリア難民の数は717,822人となった。

内訳は、レバノンからの帰還者321,568人(うち女性96,640人、子ども163,716人、ザムラーニー国境通行所、ジュダイダト・ヤーブース国境通行所、ダブスィーヤ国境通行所、クサイル国境通行所、タッルカルフ国境通行所を経由して帰国)、ヨルダンからの帰国者396,254人(うち女性118,923人、子ども202,084人、ナスィーブ国境通行所を経由して帰国)。

43カ国で難民登録したシリア人の数は6,810,701人。

なお、ロシアがシリア領内で航空作戦を開始した2015年9月30日以降に帰国した難民の数は947,102人(うち女性284,221人、子供482,722人)となった。

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一方、国内避難民の新たな帰宅はなかった。

2019年1月以降に帰宅した国内避難民の数は103,687人(うち女性40,319人、子供33,794人)に、2015年9月30日以降に帰宅した国内避難民の数は1,372,283人(うち女性422,878人、子供677,560人)。
https://www.facebook.com/mod.mil.rus/posts/3078861279023274

Ministry of Defence of the Russian Federation, October 30, 2021をもとに作成。

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トルコ軍とシリア国民軍がシリア政府と北・東シリア自治局の共同支配下にあるハサカ県ルバイアート村を砲撃(2021年10月29日)

ハサカ県では、ANHA(10月29日付)によると、トルコ軍とシリア国民軍がシリア政府と北・東シリア自治局の共同支配下にあるアブー・ラースィーン(ザルカーン)町西のルバイアート村を砲撃した。

AFP, October 29, 2021、ANHA, October 29, 2021、al-Durar al-Shamiya, October 29, 2021、Reuters, October 29, 2021、SANA, October 29, 2021、SOHR, October 29, 2021などをもとに作成。

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イドリブ県でトルコ軍とシリア軍が砲撃戦(2021年10月29日)

イドリブ県では、シリア人権監視団によると、「決戦」作戦司令室の支配下にあるサルミーン市に展開するトルコ軍がシリア政府の支配下にあるサラーキブ市を砲撃した。

「決戦」作戦司令室は、シリアのアル=カーイダであるシャーム解放機構とトルコの庇護を受ける国民解放戦線(シリア国民軍)などからなる武装連合体。

これに対して、シリア軍は「決戦」作戦司令室の支配下にあるサーン村に設置されているトルコ軍の拠点一帯、ザーウィヤ山地方のフライフィル村、バイニーン村、ファッティーラ村を砲撃した。

シャーム解放機構の部隊がザーウィヤ山地方のバーラ村一帯で地雷に触れて、戦闘員5人が死亡した。

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アレッポ県では、シリア人権監視団によると、シリア軍が「決戦」作戦司令室の支配下にあるカフルタアール村、カフル・アンマ村を砲撃、カフルタアール村で子供1人が負傷した。

「決戦」作戦司令室がシリア政府の支配下にあるミーズナーズ村の土塁に停車していたシリア軍の重機を攻撃、これを破壊した。

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ハマー県では、シリア人権監視団によると、シリア軍が「決戦」作戦司令室の支配下にあるガーブ平原のサルマーニーヤ村、アムキーヤ町を砲撃した。

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ロシア国防省は声明を出し、過去24時間で「緊張緩和地帯設置にかかる覚書」への違反を9件(イドリブ県1件、ラタキア県3件、アレッポ県4件、ハマー県1件)確認したと発表した。

シリア政府によると、停戦違反は0件。

一方、トルコ側の監視チームは、停戦違反を11件確認したと発表した(ただし、ロシア側はこれらの違反を確認していない)。
https://www.facebook.com/mod.mil.rus/posts/3077972165778852

AFP, October 29, 2021、ANHA, October 29, 2021、al-Durar al-Shamiya, October 29, 2021、Ministry of Defence of the Russian Federation, October 29, 2021、Reuters, October 29, 2021、SANA, October 29, 2021、SOHR, October 29, 2021などをもとに作成。

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新型コロナウイルスの新規感染者はシリア政府支配地域で265人、アル=カーイダとトルコの支配下にあるイドリブ・アレッポ県で280人(2021年10月29日)

保健省は政府支配地域で新たに265人の新型コロナウイルス感染者が確認される一方、感染者91人が完治し、8人が死亡したと発表した。

これにより、10月29日現在の支配地内での感染者数は計42,886人、うち死亡したのは2,553人、回復したのは26,199人となった。

SANA(10月29日付)が伝えた。
https://www.facebook.com/syrianarabnews/posts/632748668108214

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反体制系NGOの支援連携ユニットは、シリアのアル=カーイダであるシャーム解放機構が軍事・治安権限を握る「解放区」とトルコ占領下の「オリーブの枝」地域と「ユーフラテスの盾」地域で10月29日に新たに280人の新型コロナウイルス感染者が確認される一方、269人が完治し、7人が死亡したと発表した。

新規感染者の内訳は、イドリブ県ジスル・シュグール郡22人、イドリブ郡68人、ハーリム郡105人、アリーハー郡11人、アレッポ県スィムアーン山郡16人、ジャラーブルス郡17人、バーブ郡16人、アフリーン郡19人、アアザーズ郡6人。

これにより、同地での感染者数は計87,964人、うち死亡したのは1,817人、回復したのは50,687人となった。
https://www.facebook.com/ACUSyria/posts/1699040010300883

AFP, October 29, 2021、ACU, October 29, 2021、ANHA, October 29, 2021、al-Durar al-Shamiya, October 29, 2021、Reuters, October 29, 2021、SANA, October 29, 2021、SOHR, October 29, 2021などをもとに作成。

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ロシア難民受入移送居住センター:難民323人が新たに帰還、2018年半ば以降帰還した難民は717,500人に(2021年10月29日)

ロシア国防省は、合同調整センター所轄の難民受入移送居住センターの日報を公開し、10月28日に難民323人が新たに帰国したと発表した。

このうちレバノンから帰国したのは難民309人(うち女性93人、子供157人)、ヨルダンから帰国したのは14人(うち女性4人、子供7人)。

これにより、2018年7月18日以降に帰国したシリア難民の数は717,500人となった。

内訳は、レバノンからの帰還者321,257人(うち女性96,547人、子ども163,558人、ザムラーニー国境通行所、ジュダイダト・ヤーブース国境通行所、ダブスィーヤ国境通行所、クサイル国境通行所、タッルカルフ国境通行所を経由して帰国)、ヨルダンからの帰国者396,243人(うち女性118,920人、子ども202,078人、ナスィーブ国境通行所を経由して帰国)。

43カ国で難民登録したシリア人の数は6,810,701人。

なお、ロシアがシリア領内で航空作戦を開始した2015年9月30日以降に帰国した難民の数は946,780人(うち女性284,028人、子供482,394人)となった。

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一方、国内避難民の新たな帰宅はなかった。

2019年1月以降に帰宅した国内避難民の数は103,687人(うち女性40,319人、子供33,794人)に、2015年9月30日以降に帰宅した国内避難民の数は1,372,283人(うち女性422,878人、子供677,560人)。
https://www.facebook.com/mod.mil.rus/posts/3077968039112598

Ministry of Defence of the Russian Federation, October 29, 2021をもとに作成。

(C)青山弘之 All rights reserved.