トルコ軍とその支援を受けるシリア国民軍が、シリア政府と北・東シリア自治局の共同統治下にあるアレッポ県タッル・リフアト市近郊を砲撃(2021年4月25日)

アレッポ県では、ANHA(4月25日付)によると、トルコ軍とその支援を受けるシリア国民軍が、シリア政府と北・東シリア自治局の共同統治下にあるタッル・リフアト市近郊のスーガーニカ村、シャフバー・ダム、スムーカ村を砲撃した。

一方、シリア人権監視団によると、トルコの占領下にあるバーブ市に隣接するターディフ市に駐留するシリア軍が子供1人を狙撃、撃たれた子供は死亡した。

AFP, April 25, 2021、ANHA, April 25, 2021、al-Durar al-Shamiya, April 25, 2021、Reuters, April 25, 2021、SANA, April 25, 2021、SOHR, April 25, 2021などをもとに作成。

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シリア政府、北・東シリア自治局を支持する部族がアサーイシュ、国防隊をそれぞれ非難(2021年4月25日)

ウバイド部族は声明を出し、シリア政府と北・東シリア自治局の共同統治下にあるハサカ県カーミシュリー市で4月20日から続いている国防隊と内務治安部隊(アサーイシュ)の戦闘に関して、同市およびハサカ市で繰り返される人民防衛隊(YPG)主体のシリア民主軍、アサーイシュの住民に対する暴行や犯罪行為を非難し、米国の支援を受けた分離主義的計画を拒否すると表明した。

SANA(4月25日付)が伝えた。

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北・東シリア自治局の支配下にあるジャズィーラ地方(ユーフラテス川以東地域)の部族長と名士らはカーミシュリー市に集まり声明を出し、北・東シリア自治局および内務治安部隊に国防隊の攻撃に対してタイ地区での安全を確保し、住民の共生生活を守るするよう求めた。

また、アレッポ市シャイフ・マクスード地区とアシュラフィーヤ地区名士委員会も声明を出し、カーミシュリー市でのハーイス・ジャルヤーン氏殺害を国防隊の犯行と断じ、これを非難した。

ANHA(4月25日付)が伝えた。

AFP, April 25, 2021、ANHA, April 25, 2021、al-Durar al-Shamiya, April 25, 2021、Reuters, April 25, 2021、SANA, April 25, 2021、SOHR, April 25, 2021などをもとに作成。

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ハサカ県カーミシュリー市で停戦が失効し、国防隊とアサーイシュが戦闘を再開(2021年4月25日)

ハサカ県では、ANHA(4月25日付)によると、ロシア軍憲兵隊が4月25日午前、シリア政府と北・東シリア自治局の共同統治下にあるカーミシュリー市のタイ地区でパトロールを実施した。

パトロールは、4月23日にロシア軍憲兵隊と人民防衛隊(YPG)主体のシリア民主軍が合意した停戦を監視するため。

停戦期間は、4月25日10時までと定められていた。

パトロールは、内務治安部隊が展開する街区、アッバース・アッラーウィー学校や給水塔近くの両勢力境界線一帯で行われ、内務治安部隊が随行した。

内務治安部隊(アサーイシュ)が合同パトロールを実施した。

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しかし、ANHA(4月25日付)によると、午後になると、国防隊がタイ地区西のハルクー交差点にある内務治安部隊の検問所、ハルクー地区およびタイ地区内にある複数の検問所に対する攻撃を再開した。

攻撃は、ロシア軍ヘリコプターが上空を旋回するなかで行われたという。

この攻撃に対して、内務治安部隊も応戦し、戦闘が再開された。

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その後、内務治安部隊が午後8時頃に声明を出し、ロシア軍とシリア民主軍の仲介により、国防隊の違反がない限り、持続的停戦に従うことに同意したと発表した。

しかし、国防隊はその数時間後、タイ地区(アッバース・アッラーウィー学校一帯、給水塔一帯)とハルクー地区にある内務治安部隊の拠点に対する攻撃を再開し、内務治安部隊と交戦となった。

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北・東シリア自治局ジャズィーラ地方内務委員会(内務省に相当)の共同議長を務めるカナアーン・バラカート氏はANHA(4月25日付)の取材に対して、シリア民主軍を仲介者として内務治安部隊とシリア政府当局・ロシア軍憲兵隊による戦闘停止に向けた交渉が続いているものの、今のところ何の結論も出ていないと述べ、ロシア軍憲兵隊がシリア政府当局側に立って事態を収拾しようとしていることを暗に批判した。

一方、SY24(4月25日付)によると、この交渉において、シリア民主軍は、4月20日以降の戦闘で内務治安部隊が新たに掌握したタイ地区内の地域からの撤退を拒否しているという。

AFP, April 25, 2021、ANHA, April 25, 2021、al-Durar al-Shamiya, April 25, 2021、Reuters, April 25, 2021、SANA, April 25, 2021、SOHR, April 25, 2021、SY24, April 25, 2021などをもとに作成。

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アルヌース内閣は週例閣議でスマート・カードを通じた住民への物資配給の現状を検証(2021年4月25日)

フサイン・アルヌース内閣は週例の閣議を開催し、スマート・カードを通じた住民へのパン、石油製品など配給の現状について検証し、各県での円滑な配給の障害を取り除くために必要な措置について検討した。

SANA(4月25日付)が伝えた。

AFP, April 25, 2021、ANHA, April 25, 2021、al-Durar al-Shamiya, April 25, 2021、Reuters, April 25, 2021、SANA, April 25, 2021、SOHR, April 25, 2021などをもとに作成。

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3人が新たに立候補し、大統領選挙の立候補者は21人に(2021年4月25日)

人民議会の第2回臨時会第7回会合が議事堂で開かれ、ハンマーダ・サッバーグ人民議会議長は、3人が最高憲法裁判所に対して新たに立候補届を提出したと発表した。

新たに立候補を届け出たのは、イーナース・マルワーン・カワーディリー氏(1981年4月24日生まれ、ダマスカス県出身)、ハーニー・アドナーン・ダッハーン氏(1957年3月23日生まれ、シャーム(ダマスカス県)出身)、ムハンマド・ハムディー・サラーフ氏(1966年6月20日生まれ、マンスーラ村出身(県不明))。

これにより、立候補者は21人(うち女性3人)となった。

SANA(4月25日付)が伝えた。

https://www.facebook.com/Syrian.Peoples.Assembly/posts/3287922304643923

AFP, April 25, 2021、ANHA, April 25, 2021、al-Durar al-Shamiya, April 25, 2021、Reuters, April 25, 2021、SANA, April 25, 2021、SOHR, April 25, 2021などをもとに作成。

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新型コロナウイルスの新規感染者はシリア政府支配地域で136人、北・東シリア自治局支配地域で251人、シャーム解放機構主体の反体制派とトルコの支配下にあるイドリブ・アレッポ県で25人(2021年4月25日)

保健省は政府支配地域で新たに136人の新型コロナウイルス感染者が確認される一方、感染者182人が完治し、11人が死亡したと発表した。

これにより、4月25日現在の同地での感染者数は計22,135人、うち死亡したのは1,537人、回復したのは15,913人となった。

SANA(4月25日付)が伝えた。

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北・東シリア自治局の保健委員会(保健省に相当)は、支配地域で新たに251人の新型コロナウイルス感染者が確認される一方、感染者25人が完治し、12人が死亡したと発表した。

これにより、4月25日現在の同地での感染者数は計15,176人、うち死亡したのは519人、回復したのは1,538人となった。

新規感染者の性別の内訳は、男性139人、女性112人。

また地域の内訳は、ハサカ県のハサカ市38人、カーミシュリー市19人、マーリキーヤ(ダイリーク)市16人、ダルバースィーヤ市7人、アームーダー市2人、アレッポ県のアイン・アラブ(コバネ)市29人、マンビジュ市9人、ラッカ県のラッカ市65人、タブカ市66人。

ANHA(4月25日付)が伝えた。

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反体制派系NGOの支援連携ユニットは、シリアのアル=カーイダであるシャーム解放機構が軍事・治安権限を握る「解放区」とトルコ占領下の「オリーブの枝」地域と「ユーフラテスの盾」地域で4月25日に新たに25人の新型コロナウイルス感染者が確認される一方、29人が完治したと発表した。

新規感染者の内訳は、イドリブ県ジスル・シュグール郡0人、イドリブ郡3人、ハーリム郡9人、アリーハー郡0人、アレッポ県スィムアーン山郡0人、ジャラーブルス郡1人、バーブ郡3人、アフリーン郡5人、アアザーズ郡4人。

これにより、同地での感染者数は計21,823人、うち回復したのは19,877人、死亡したのは641人となった。

https://www.facebook.com/ACUSyria/photos/1563701943834691/

AFP, April 25, 2021、ACU, April 25, 2021、ANHA, April 25, 2021、al-Durar al-Shamiya, April 25, 2021、Reuters, April 25, 2021、SANA, April 25, 2021、SOHR, April 25, 2021などをもとに作成。

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シリア軍が「決戦」作戦司令室の支配下にあるイドリブ県、ハマー県を砲撃(2021年4月25日)

イドリブ県では、シリア人権監視団によると、シリア軍が「決戦」作戦司令室の支配下にあるザーウィヤ山地方のカンスフラ村、バーラ村、ファッティーラ村、スフーフン村一帯、フライフィル村、バイニーン村を砲撃した。

「決戦」作戦司令室は、シリアのアル=カーイダであるシャーム解放機構とトルコの庇護を受ける国民解放戦線(シリア国民軍)などからなる武装連合体。

一方、トルコ軍は、兵站物資を積んだ車輌約30輌をカフル・ルースィーン村に違法に設置されている国境通行所からシリア領内に新たに進入させた。

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ハマー県では、シリア人権監視団によると、シリア軍が「決戦」作戦司令室の支配下にあるガーブ平原一帯を砲撃した。

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アレッポ県では、シリア人権監視団によると、シャーム解放機構が軍事・治安権限を握るサッハーラ村で、シャーム解放機構によって逮捕された住民の家族らが抗議デモを行い、釈放を求めた。

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ダルアー県では、シリア人権監視団によると、シリア政府の支配下にあるダルアー市マンシヤ地区で爆弾が爆発し、子供2人が死亡した。

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ロシア国防省は声明を出し、過去24時間で「緊張緩和地帯設置にかかる覚書」への違反を31件(イドリブ県17件、ラタキア県8件、アレッポ県2件、ハマー県4件)確認したと発表した。

シリア政府によると、停戦違反は27件。

一方、トルコ側の監視チームは、停戦違反を16件確認したと発表した(ただし、ロシア側はこれらの違反を確認していない)。

AFP, April 25, 2021、ANHA, April 25, 2021、al-Durar al-Shamiya, April 25, 2021、Ministry of Defence of the Russian Federation, April 25, 2021、Reuters, April 25, 2021、SANA, April 25, 2021、SOHR, April 25, 2021などをもとに作成。

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ロシア難民受入移送居住センター:難民290人と国内避難民(IDPs)55人が新たに政府支配地域に帰還、2018年半ば以降帰還した難民は659,904人、2019年以降帰還したIDPsは85,247人に(2021年4月6日)

ロシア国防省は、合同調整センター所轄の難民受入移送居住センターの日報(4月25日付)を公開し、4月24日に難民290人(うち女性87人、子供148人)が新たに帰国したと発表した。

このうちレバノンから帰国したのは難民290人(うち女性87人、子供148人)、ヨルダンから帰国したのは0人。

これにより、2018年7月18日以降に帰国したシリア難民の数は659,904人となった。

内訳は、レバノンからの帰還者264,656人(うち女性79,555人、子ども134,700人、ザムラーニー国境通行所、ジュダイダト・ヤーブース国境通行所、ダブスィーヤ国境通行所、クサイル国境通行所、タッルカルフ国境通行所を経由して帰国)、ヨルダンからの帰国者395,248人(うち女性118,618人、子ども201,569人、ナスィーブ国境通行所を経由して帰国)。

43カ国で難民登録したシリア人の数は6,756,619人。

なお、ロシアがシリア領内で航空作戦を開始した2015年9月30日以降に帰国した難民の数は889,184人(うち女性266,831人、子供453,191人)となった。

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一方、国内避難民55人が新たに帰宅した。

ダイル・ザウル県サーリヒーヤ村の通行所を経由して帰宅したのは55人、ヒムス県南東グラーブ山のジュライギム通行所を経由して帰還したのは0人、イドリブ県の「緊張緩和地帯」から帰宅したのは0人だった。

これにより、2019年1月以降に帰宅した国内避難民の数は85,247人(うち女性31,564人、子供31,319人)に、2015年9月30日以降に帰宅した国内避難民の数は1,353,843人(うち女性414,123人、子供675,085人)となった。

Ministry of Defence of the Russian Federation, April 25, 2021をもとに作成。

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ダイル・ザウル県ブーカマール市近郊でシリア軍・「イランの民兵」とシリア民主軍が交戦、米主導の有志連合が介入し爆撃(2021年4月24日)

ダイル・ザウル県では、アイン・フラート(4月24日付)によると、シリア軍共和国護衛隊と「イランの民兵」が、人民防衛隊(YPG)主体のシリア民主軍と、シリア政府の支配下にあるブーカマール市近郊のユーフラテス川を挟んで砲撃戦となった。

戦闘は、スィヤール村の水上通行所近くで、石油などの物資の密輸をめぐる対立が発端となり発生した。

これに対して、米主導の有志連合の戦闘機複数機が介入し、ユーフラテス川西岸のシリア軍と「イランの民兵」の拠点複数カ所に対して爆撃を行った。

この爆撃で、車輌1台が被弾し、乗っていたシリア軍士官(中尉)1人と「イランの民兵」3人(イラン人)が死亡した。

一方、シリア人権監視団によると、米主導の有志連合が、ウマル油田一帯でシリア民主軍とともに軍事演習を行った。

AFP, April 24, 2021、ANHA, April 24, 2021、‘Ayn al-Furat, April 24, 2021、al-Durar al-Shamiya, April 24, 2021、Reuters, April 24, 2021、SANA, April 24, 2021、SOHR, April 24, 2021などをもとに作成。

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政府側、北・東シリア自治局側の部族長・名士が相次いで声明を出し、カーミシュリー市での戦闘をめぐって非難合戦(2021年4月24日)

シリア政府支配下の部族長や名士らが相次いで声明を出し、シリア政府と北・東シリア自治局の共同統治下にあるハサカ県カーミシュリー市で続く国防隊と内務治安部隊(アサーイシュ)の戦闘に関して、人民防衛隊(YPG)主体のシリア民主軍による住民への攻撃を非難した。

ハサカ県シリア部族長・名士評議会(ミーザル・ファーディル・ムスラト議長)は声明を出し、ハサカ県カーミシュリー市タイ地区の住民や住居に対するシリア民主軍の無差別攻撃、砲撃、狙撃を非難し、祖国シリアへの帰属、国土統一と主権の維持、分離主義への拒否、米国の占領拒否を表明した。

また、シリアのバッカーラ部族の部族長であるナウワーフ・ラーギブ・バシール氏は、カーミシュリー市タイ地区の住民に対するシリア民主軍の攻撃を非難した。

ダイル・ザウル県のシャンマル・ブーライル部族の部族長であるアフマド・マウフ・シャンマリー氏は、人民抵抗運動を活性化し、米国を放逐するため、ジャズィーラ地方(ユーフラテス川以東地域)に資金、武器、マンパワーの支援を行うべきだと主唱した。

スルス部族(アカイダート部族)の部族長であるズィーブ・ライイス・ナジュラス氏は、シリア民主軍の攻撃に立ち向かうため、ジャズィーラ地方のタイ部族と連帯するを表明した。

ハッラーシーン部族の部族長であるルクン・ウライウィー氏は、ジャズィーラ地方の部族とともに、米国、トルコを排斥し、ジャズィーラを「祖国のゆりかご」に復帰させるとの決意を示した。

SANA(4月24日付)が伝えた。

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ダイル・ザウル民政評議会(北・東シリア自治局)の支配下にあるダイル・ザウル県スワル町の部族長・名士らが声明を出し、シリア北部および東部での安定と友愛を奪おうとするいかなる行為も拒否すると発表し、国防隊を非難した。

また、北・東シリア自治局ジャズィーラ地方カーミシュリー地区カーミシュリー郡立法評議会お声明を出し、地域で共存する諸集団の友愛を損ね、治安を見出す試みと、国防隊を非難した。

AFP, April 24, 2021、ANHA, April 24, 2021、al-Durar al-Shamiya, April 24, 2021、Reuters, April 24, 2021、SANA, April 24, 2021、SOHR, April 24, 2021などをもとに作成。

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ロシア軍憲兵隊とシリア民主軍がカーミシュリー市の一時停戦を4月25日午前10時まで延長(2021年4月24日)

ハサカ県では、ANHA(4月24日付)によると、シリア政府と北・東シリア自治局の共同統治下にあるカーミシュリー市で、ロシア軍憲兵隊と人民防衛隊(YPG)主体のシリア民主軍が、前日に合意した一時停戦を4月25日午前10時まで延長することを合意した。

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シリア人権監視団によると、内務治安部隊は、国営のシリア・テレビの記者でハサカ県放送テレビ・センター局長のハーディル・ハンマード氏をカーミシュリー市のハサカ通り近くにある自宅で拘束した。

これを受けて、その後、ロシア軍憲兵隊と地元名士の仲介によって、内務治安部隊は数時間後に釈放した。

同地では、4月20日から国防隊と内務治安部隊(アサーイシュ)がタイ地区などで激しく交戦していた。

シリア人権監視団によると、4月20日に始まった戦闘での死者は、国防隊メンバー6人、内務治安部隊2人、住民2人(子供、部族長)。

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ANHA(4月24日付)によると、内務治安部隊は前日までの戦闘で殺害した国防隊メンバーの遺体3隊を、一時停戦の保障者であるロシア軍憲兵隊に引き渡した。

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シリア人権監視団が複数の情報筋から得たとして発表したところによると、持続的な停戦に向けて、ロシア軍憲兵隊の仲介のもとに協議が行われているが、内務治安部隊、シリア民主軍は今回の戦闘で制圧したタイ地区とハルクー地区の支配地の維持を要求、政府側がこれを拒否しているという。

ドゥラル・シャーミーヤ(4月24日付)は、シリア民主軍が、シリア政府に対して、タイ地区の割譲と、内務治安部隊に発砲し、今回の戦闘の原因を作り出した国防隊メンバーの身柄引き渡しを求めているとしたうえで、シリア民主軍が政府の支配下にあるカーミシュリー国際空港など市内の要衝を掌握しようとしていると政府側が疑っていると伝えた。

一方、ANHAは、国防隊の増援部隊が、一時停戦に乗じて、カーミシュリー市の南西に位置する大ダムヒーヤ村、市内のアッバース・アッラーウィー学校およびタイ地区給水塔近くに集結、タイ地区内の支配地回復、市の環状道路南部一帯のほか、アブー・ラースィーン町近郊への勢力拡大を狙っていると伝えた。

AFP, April 24, 2021、ANHA, April 24, 2021、al-Durar al-Shamiya, April 24, 2021、Reuters, April 24, 2021、SANA, April 24, 2021、SOHR, April 24, 2021などをもとに作成。

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ダーイシュがハマー県東部の砂漠地帯でシリア軍第5軍団の部隊を襲撃し、兵士2人死亡、3人負傷(2021年4月24日)

ハマー県では、シリア人権監視団によると、ダーイシュ(イスラーム国)が県東部の砂漠地帯でシリア軍第5軍団の部隊を襲撃し、兵士2人を殺害、3人を負傷させた。

AFP, April 24, 2021、ANHA, April 24, 2021、al-Durar al-Shamiya, April 24, 2021、Reuters, April 24, 2021、SANA, April 24, 2021、SOHR, April 24, 2021などをもとに作成。

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トルコ軍とその支援を受けるシリア国民軍がシリア政府と北・東シリア自治局の共同統治下にあるハサカ県タッル・タムル町近郊を砲撃(2021年4月24日)

ハサカ県では、ANHA(4月24日付)によると、トルコ軍とその支援を受けるシリア国民軍が、シリア政府と北・東シリア自治局の共同統治下にあるタッル・タムル町近郊のクーザリーヤ村、タウィーラ村、タッル・ラバン村を砲撃した。

一方、SANA(4月23日付)によると、トルコ軍とその支援を受けるシリア国民軍がアルーク村の揚水所からの飲料水供給を停止してから16日となる4月23日、ハサカ県水道公社が復旧作業を完了し、シリア政府と北・東シリア自治局の共同統治下にあるハサカ市への水道水供給が再開した。

AFP, April 24, 2021、ANHA, April 24, 2021、al-Durar al-Shamiya, April 24, 2021、Reuters, April 24, 2021、SANA, April 24, 2021、SOHR, April 24, 2021などをもとに作成。

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イランの石油を運んで寄港していた石油タンカーがバーニヤース市沖で無人航空機(ドローン)の攻撃を受け火災に(2021年4月24日)

SANA(4月24日付)によると、タルトゥース県バーニヤース市沖に停泊中の石油タンカーのタンクで火災が発生した。

火災発生を受けて、消防隊が消火作業にあたり、1時間ほどで鎮火した。


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石油鉱物資源省は声明を出し、レバノン領海から飛来した無人航空機(ドローン)の攻撃によって火災が発生したと思われると発表した。

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イランのアーラム・チャンネル(4月24日付)は、複数の消息筋の話として、攻撃を受けたタンカーが、バーニヤース市の給油港に寄港していたイランの石油タンカー3籍のうちの1籍だった伝えた。

タンカーは船首部分と甲板に2発被弾し、物的被害が出たという。

攻撃時にタンカーは、パナマの国旗を掲揚していたが、積んでいた石油はイラン産だったという。

一方、RT(4月24日付)は、バーニヤース市沖に停泊しているイランの石油タンカーが狙われたと伝えた。

シリア人権監視団のラーミー・アブドゥッラフマーン代表もAFP(4月24日付)に対して、「攻撃がイスラエルによるものかを確認していないが、タンカーはイランからやって来た」と述べた。

シリア人権監視団によると、この攻撃で乗組員2人を含む少なくとも3人が死亡した。

AFP, April 24, 2021、ANHA, April 24, 2021、al-‘Alam, April 24, 2021、al-Durar al-Shamiya, April 24, 2021、Reuters, April 24, 2021、RT, April 24, 2021、SANA, April 24, 2021、SOHR, April 24, 2021などをもとに作成。

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4人が新たに大統領選挙に立候補(2021年4月24日)

人民議会の第2回臨時会第6回会合が議事堂で開かれ、ハンマーダ・サッバーグ人民議会議長は、4人が最高憲法裁判所に対して新たに立候補届を提出したと発表した。

新たに立候補を届け出たのは、アフマド・ハイサム・アフマド・マカーリー氏(1965年2月2日生まれ、ダマスカス県出身)、ダアド・ムバーラク・カヌーア氏(1970年3月15日生まれ、ハマー県サラミーヤ市生まれ、女性)、ムハンマド・ムハンマド・ジャミール・ミールハーン・カーミーラーン氏(1967年2月8日生まれ、ダマスカス県出身)、フサイン・ムハンマド・ティジャーン氏(1961年2月6日生まれ、アレッポ県アレッポ市出身)。

これにより候補者数は18人(うち女性3人)となった。

SANA(4月24日付)が伝えた。

https://www.facebook.com/Syrian.Peoples.Assembly/posts/3285099604926193

 

AFP, April 24, 2021、ANHA, April 24, 2021、al-Durar al-Shamiya, April 24, 2021、Reuters, April 24, 2021、SANA, April 24, 2021、SOHR, April 24, 2021などをもとに作成。

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中国製の新型コロナウイルス感染症ウィルス・シノファームを積んだシリア・アラブ航空のチャーター便がシリアに到着(2021年4月24日)

中国製の新型コロナウイルス感染症ウィルス・シノファームを積んだシリア・アラブ航空のチャーター便がダマスカス国際空港(ダマスカス郊外県)に到着、ハサン・ガッバーシュ保健大臣と冯飚(Feng Biao)駐シリア中国大使が引き渡しの調印式を行った。

中国からは15万本のワクチンが提供される予定。

SANA(4月24日付)が伝えた。

AFP, April 24, 2021、ANHA, April 24, 2021、al-Durar al-Shamiya, April 24, 2021、Reuters, April 24, 2021、SANA, April 24, 2021、SOHR, April 24, 2021などをもとに作成。

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新型コロナウイルスの新規感染者はシリア政府支配地域で135人、北・東シリア自治局支配地域で103人、シャーム解放機構主体の反体制派とトルコの支配下にあるイドリブ・アレッポ県で18人(2021年4月24日)

保健省は政府支配地域で新たに135人の新型コロナウイルス感染者が確認される一方、感染者180人が完治し、16人が死亡したと発表した。

これにより、4月24日現在の同地での感染者数は計21,999人、うち死亡したのは1,526人、回復したのは15,731人となった。

SANA(4月24日付)が伝えた。

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北・東シリア自治局の保健委員会(保健省に相当)は、支配地域で新たに103人の新型コロナウイルス感染者が確認される一方、感染者12人が完治し、7人が死亡したと発表した。

これにより、4月24日現在の同地での感染者数は計14,925人、うち死亡したのは507人、回復したのは1,513人となった。

新規感染者の性別の内訳は、男性48人、女性55人。

また地域の内訳は、ハサカ県のハサカ市19人、カーミシュリー市15人、マーリキーヤ(ダイリーク)市14人、アームーダー市5人、マアバダ(カルキールキー)町4人、
ジュワーディーヤ(ジャッル・アーガー)村1人、タッル・タムル町1人、ロジュ・キャンプ16人、フール・キャンプ8人、ダイル・ザウル県20人。

ANHA(4月24日付)が伝えた。

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反体制派系NGOの支援連携ユニットは、シリアのアル=カーイダであるシャーム解放機構が軍事・治安権限を握る「解放区」とトルコ占領下の「オリーブの枝」地域と「ユーフラテスの盾」地域で4月24日に新たに18人の新型コロナウイルス感染者が確認される一方、21人が完治したと発表した。

新規感染者の内訳は、イドリブ県ジスル・シュグール郡0人、イドリブ郡9人、ハーリム郡2人、アリーハー郡0人、アレッポ県スィムアーン山郡0人、ジャラーブルス郡1人、バーブ郡0人、アフリーン郡6人、アアザーズ郡0人。

これにより、同地での感染者数は計21,798人、うち回復したのは19,848人、死亡したのは641人となった。

https://www.facebook.com/ACUSyria/photos/1562930997245119/

AFP, April 24, 2021、ACU, April 24, 2021、ANHA, April 24, 2021、al-Durar al-Shamiya, April 24, 2021、Reuters, April 24, 2021、SANA, April 24, 2021、SOHR, April 24, 2021などをもとに作成。

(C)青山弘之 All rights reserved.

トルコ軍が「決戦」作戦司令室の支配下にあるM4高速道路沿線に位置するイドリブ県ジスル・シュグール市近郊のズィヤーディーヤ村に新たな拠点を設置、国境で密入国しようとした男性を射殺(2021年4月24日)

イドリブ県では、シリア人権監視団によると、トルコ軍が「決戦」作戦司令室の支配下にあるM4高速道路沿線に位置するジスル・シュグール市近郊のズィヤーディーヤ村に新たな拠点を設置した。

「決戦」作戦司令室は、シリアのアル=カーイダであるシャーム解放機構とトルコの庇護を受ける国民解放戦線(シリア国民軍)などからなる武装連合体。

トルコ軍はまた、国境警備隊がトルコ領内に密入国しようとしたジスル・シュグール市出身の男性を射殺した。

一方、ルワイハ村一帯では、シリア軍と「決戦」作戦司令室が交戦した。

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ダルアー県では、シリア人権監視団によると、シリア政府の支配下にあるサフワ村で空軍情報部の隊員3人が何者かの襲撃を受け、2人が死亡した。

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ロシア国防省は声明を出し、過去24時間で「緊張緩和地帯設置にかかる覚書」への違反を25件(イドリブ県12件、ラタキア県6件、アレッポ県1件、ハマー県6件)確認したと発表した。

シリア政府によると、停戦違反は23件。

一方、トルコ側の監視チームは、停戦違反を16件確認したと発表した(ただし、ロシア側はこれらの違反を確認していない)。

AFP, April 24, 2021、ANHA, April 24, 2021、al-Durar al-Shamiya, April 24, 2021、Ministry of Defence of the Russian Federation, April 24, 2021、Reuters, April 24, 2021、SANA, April 24, 2021、SOHR, April 24, 2021などをもとに作成。

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ロシア難民受入移送居住センター:難民277人が新たに帰還、2018年半ば以降帰還した難民は659,614人に(2021年4月24日)

ロシア国防省は、合同調整センター所轄の難民受入移送居住センターの日報(4月24日付)を公開し、4月23日に難民277人(うち女性83人、子供142人)が新たに帰国したと発表した。

このうちレバノンから帰国したのは難民277人(うち女性83人、子供142人)、ヨルダンから帰国したのは0人。

これにより、2018年7月18日以降に帰国したシリア難民の数は659,614人となった。

内訳は、レバノンからの帰還者264,366人(うち女性79,468人、子ども134,552人、ザムラーニー国境通行所、ジュダイダト・ヤーブース国境通行所、ダブスィーヤ国境通行所、クサイル国境通行所、タッルカルフ国境通行所を経由して帰国)、ヨルダンからの帰国者395,248人(うち女性118,618人、子ども201,569人、ナスィーブ国境通行所を経由して帰国)。

43カ国で難民登録したシリア人の数は6,756,619人。

なお、ロシアがシリア領内で航空作戦を開始した2015年9月30日以降に帰国した難民の数は888,894人(うち女性266,744人、子供452,043人)となった。

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一方、国内避難民の新たな帰宅はなかった。

2019年1月以降に帰宅した国内避難民の数は85,192人(うち女性31,538人、子供31,308人)に、2015年9月30日以降に帰宅した国内避難民の数は1,353,788人(うち女性414,097人、子供675,074人)。

Ministry of Defence of the Russian Federation, April 24, 2021をもとに作成。

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ロシアとウクライナの緊張関係が増すなか、ロシアの支援を受けるシリア軍第5軍団がウクライナに派兵するための傭兵を募集(2021年4月23日)

ハーブール(4月23日付)は、ロシアとウクライナの緊張関係が増すなか、ロシアの支援を受けるシリア軍第5軍団がラッカ県出身者を傭兵として募集し、ウクライナ方面に派遣しようとしていると伝えた。

ウクライナ方面に派遣が検討されているという傭兵には毎月350米ドルの給与が支払われる予定で、約200人が登録を済ませ、軍事教練を修了後に現地に派遣される見込みだという。

AFP, April 25, 2021、ANHA, April 25, 2021、al-Durar al-Shamiya, April 25, 2021、al-Khabur, April 23, 2021、Reuters, April 25, 2021、SANA, April 25, 2021、SOHR, April 25, 2021などをもとに作成。

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マッケンジー米中央軍司令官「対話を通じたカーミシュリー市の問題の解決を望んでいる」(2021年4月23日)

バスニュース(4月23日付)は、ハサカ県カーミシュリー市で続く国防隊と北・東シリア自治局内務治安部隊(アサーイシュ)の戦闘に関して、ケネス・マッケンジー米中央軍(CENTCOM)司令官(海兵隊大将)が事態を収束させるためにできることすべてをすると述べたと伝えた。

同サイトによると、マッケンジー司令官は「シリア民主軍は我々にとって非常に重要なパートナーであり、我が軍を守ってくれている…。我々は事態をできることすべてをする。我々は対話を通じた問題解決を望んでいる」と述べたという。

AFP, April 23, 2021、ANHA, April 23, 2021、Basnews, April 23, 2021、al-Durar al-Shamiya, April 23, 2021、Reuters, April 23, 2021、SANA, April 23, 2021、SOHR, April 23, 2021などをもとに作成。

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シリア軍がカーミシュリー市での戦闘を受け、シリア政府と北・東シリア自治局の共同統治下にあるアレッポ市シャイフ・マクスード地区、アシュラフィーヤ地区、タッル・リフアト市一帯を封鎖する構え(2021年4月23日)

アレッポ県では、シリア人権監視団によると、ハサカ県カーミシュリー市でロシア軍憲兵隊と人民防衛隊(YPG)主体のシリア民主軍が停戦を合意した直後、シリア軍が、北・東シリア自治局の勢力下にあるアレッポ市シャイフ・マクスード地区とアシュラフィーヤ地区と政府支配地を隔てるジャズィーラ検問所を閉鎖、検問を強化するとともに、アシュラフィーヤ地区でパトロールを強化した。

また、これと前後して、シリア軍は、アレッポ市とシリア政府と北・東シリア自治局の共同統治下にあるタッル・リフアト市を結ぶ街道を封鎖、タッル・リフアト市一帯地域を封鎖する構えを見せた。

ANHA(4月24日付)も、アフリーン人権機構の話として、カーミシュリー市で国防隊が完全に浄化されたのを受けるかたちで、シリア軍第4師団と総合情報部がジャズィーラ検問所を封鎖し、アシュラフィーヤ地区とシャイフ・マクスード地区の住民への締め付けを強化していると伝えた。

AFP, April 23, 2021、ANHA, April 23, 2021、April 24, 2021、al-Durar al-Shamiya, April 23, 2021、Reuters, April 23, 2021、SANA, April 23, 2021、SOHR, April 23, 2021などをもとに作成。

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カーミシュリー市での国防隊と内務治安部隊の戦闘続く、ロシア軍とシリア民主軍の仲介で一時停戦(2021年4月23日)

ハサカ県では、ANHA(4月23日付)によると、シリア政府と北・東シリア自治局の共同統治下にあるカーミシュリー市ではまた、バニー・サブア部族の名士の1人ハーイス・ジャルヤーン氏が早朝、政府支配下の国立病院の北東にある自宅前で何者かによって銃で撃たれて死亡した。

殺害される直前、ジャルヤーン氏は国防隊との会合に出席し、戦闘停止を説得していたという。

カーミシュリー市ではまた、国防隊と内務治安部隊(アサーイシュ)による戦闘が続いた。

戦闘は、タイ地区内(アッバース・アッラーウィー学校、イブン・スィーナー学校一帯、同地区西部など)やハルクー学校一帯で激しく行われ、国防隊は同地の建物の屋上などに狙撃手を配置し、内務治安部隊に対峙した。

これに対して、内務治安部隊は、国防隊が攻撃の拠点としていたタイ地区東部のファーディル・ハサン学校とイブン・スィーナー学校を制圧した。

国防隊と内務治安部隊の戦闘を収束させるため、ロシア軍憲兵隊と人民防衛隊(YPG)主体のシリア民主軍の代表が、カーミシュリー市内で会合を開き、4月24日午後6時から25日午前10時までの一時停戦を合意した。

これを受け、内務治安部隊は声明を出し、ロシア軍憲兵隊とシリア民主軍の仲介と保障を受け入れ停戦すると発表した。

一方、国防隊は、停戦合意後もハルクー地区に至る交差点にある内務治安部隊の拠点複数カ所に対して攻撃を加えた。

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北・東シリア自治局執行評議会のビーリーファーン・ハーリド共同議長は、ANHA(4月23日付)の取材に応じ、そのなかで、「ダマスカスの政府は、その傭兵を頻繁に用いて、地域の安定と治安を脅かし、地域における自治のプロジェクトを反故にしようとしている」と批判、国防隊の攻撃を食い止めると断固たる意思を示した。

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SANA(4月23日付)によると、カーミシュリー市近郊のジャルマズ村でタイ部族の部族長と名士たちが会合を開き、カーミシュリー市一部地区に対するシリア民主軍の攻撃や住民に対する犯罪行為を非難する声明を出した。

声明において、部族長と名士らはまた、ジャズィーラ地方(ユーフラテス川以東地域)の部族に対して、米国の支援を受けるシリア民主軍に対して団結して対抗するよう呼び変えた。

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ダイル・ザウル県では、シリア人権監視団によると、ダイル・ザウル民政評議会(北・東シリア自治局)の支配下にあるズィーバーン町で、シリア民主軍が密輸用の水上通行所に勤務していた男性を射殺した。

AFP, April 23, 2021、ANHA, April 23, 2021、al-Durar al-Shamiya, April 23, 2021、Reuters, April 23, 2021、SANA, April 23, 2021、SOHR, April 23, 2021などをもとに作成。

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トルコ占領下のアレッポ県バーブ市近郊での爆発でトルコ軍兵士、シリア国民軍戦闘員多数負傷(2021年4月23日)

アレッポ県では、SANA(4月23日付)、ANHA(4月23日付)によると、トルコの占領下にあるバーブ市近郊(ラーイー村に至る街道)沿いにあるシリア国民軍所属の東部自由人連合の基地近くで、トルコ軍とシリア国民軍の車列の通過に合わせて、道路に仕掛けられていた爆弾が爆発し、トルコ軍兵士とシリア国民軍戦闘員多数が負傷した。

一方、シリア人権監視団によると、トルコの占領下にあるバーブ市のアキール山地区で、住民数十人が、市内のトルコ軍基地前で抗議デモを行い、基地建設を目的に破壊された住居の補償を求めた。

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ラッカ県では、ANHA(4月23日付)によると、トルコ軍とその支援を受ける国民軍が、シリア政府と北・東シリア自治局の共同統治下にあるアイン・イーサー市一帯および同市近郊のマンスーラ村を砲撃した。

シリア人権監視団によると、これに対して、シリア軍も砲撃で応戦した。

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ハサカ県では、SANA(4月23日付)によると、トルコ軍とその支援を受けるシリア国民軍がアルーク村の揚水所からの飲料水供給を停止してから15日が経ち、シリア政府と北・東シリア自治局の共同統治下にあるハサカ市の水不足が深刻化、シリア赤新月社が給水車で飲料水を輸送した。

AFP, April 23, 2021、ANHA, April 23, 2021、al-Durar al-Shamiya, April 23, 2021、Reuters, April 23, 2021、SANA, April 23, 2021、SOHR, April 23, 2021などをもとに作成。

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2人が新たに大統領選挙に立候補(2021年4月23日)

人民議会の第2回臨時会第5回会合が議事堂で開かれ、ハンマーダ・サッバーグ人民議会議長は、2人が最高憲法裁判所に対して新たに立候補届を提出したと発表した。

新たに立候補を届け出たのは、スィナーン・アフマド・カッサーブ氏(1955年9月23日生まれ、ハマー県ミスヤーフ市出身)とムハンマド・ユースフ・ラマダーン氏(1965年11月10日、ハマー県サフサーフィーヤ村出身)。

これにより候補者数は14人(うち女性2人)となった。

SANA(4月23日付)が伝えた。

https://www.facebook.com/Syrian.Peoples.Assembly/posts/3282026415233512

 

AFP, April 23, 2021、ANHA, April 23, 2021、al-Durar al-Shamiya, April 23, 2021、Reuters, April 23, 2021、SANA, April 23, 2021、SOHR, April 23, 2021などをもとに作成。

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新型コロナウイルスの新規感染者はシリア政府支配地域で175人、北・東シリア自治局支配地域で141人、シャーム解放機構主体の反体制派とトルコの支配下にあるイドリブ・アレッポ県で15人(2021年4月23日)

保健省は政府支配地域で新たに139人の新型コロナウイルス感染者が確認される一方、感染者175人が完治し、14人が死亡したと発表した。

これにより、4月23日現在の同地での感染者数は計21,864人、うち死亡したのは1,510人、回復したのは15,551人となった。

SANA(4月23日付)が伝えた。

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北・東シリア自治局の保健委員会(保健省に相当)は、支配地域で新たに141人の新型コロナウイルス感染者が確認される一方、感染者18人が完治し、10人が死亡したと発表した。

これにより、4月23日現在の同地での感染者数は計14,822人、うち死亡したのは495人、回復したのは1,506人となった。

新規感染者の性別の内訳は、男性61人、女性80人。

また地域の内訳は、ハサカ県のハサカ市38人、カーミシュリー市21人、マーリキーヤ(ダイリーク)市19人、ダルバースィーヤ市7人、アームーダー市7人、マアバダ(カルキールキー)町3人、
ジュワーディーヤ(ジャッル・アーガー)村3人、タッル・タムル町2人、ロジュ・キャンプ8人、ラッカ県のラッカ市32人、アレッポ県のシャフバー地区(タッル・リフアト市)1人。

ANHA(4月23日付)が伝えた。

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反体制派系NGOの支援連携ユニットは、シリアのアル=カーイダであるシャーム解放機構が軍事・治安権限を握る「解放区」とトルコ占領下の「オリーブの枝」地域と「ユーフラテスの盾」地域で4月23日に新たに15人の新型コロナウイルス感染者が確認される一方、18人が完治したと発表した。

新規感染者の内訳は、イドリブ県ジスル・シュグール郡0人、イドリブ郡3人、ハーリム郡0人、アリーハー郡0人、アレッポ県スィムアーン山郡0人、ジャラーブルス郡1人、バーブ郡5人、アフリーン郡2人、アアザーズ郡4人。

これにより、同地での感染者数は計21,780人、うち回復したのは19,827人、死亡したのは641人となった。

https://www.facebook.com/ACUSyria/photos/1562249767313242/

AFP, April 23, 2021、ACU, April 23, 2021、ANHA, April 23, 2021、al-Durar al-Shamiya, April 23, 2021、Reuters, April 23, 2021、SANA, April 23, 2021、SOHR, April 23, 2021などをもとに作成。

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クナイトラ県スワイサ村で車に仕掛けられていた爆弾が爆発し、子供2人死亡(2021年4月23日)

クナイトラ県では、シリア人権監視団によると、シリア政府の支配下にあるスワイサ村で車に仕掛けられていた爆弾が爆発し、子供2人が死亡した。

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ダルアー県では、シリア人権監視団によると、シリア政府の支配下にあるダーイル町で空軍情報部の士官(少尉)が武装グループに銃で撃たれて死亡した。

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ロシア国防省は声明を出し、過去24時間で「緊張緩和地帯設置にかかる覚書」への違反を34件(イドリブ県18件、ラタキア県11件、アレッポ県2件、ハマー県3件)確認したと発表した。

シリア政府によると、停戦違反は32件。

一方、トルコ側の監視チームは、停戦違反を20件確認したと発表した(ただし、ロシア側はこれらの違反を確認していない)。

AFP, April 23, 2021、ANHA, April 23, 2021、al-Durar al-Shamiya, April 23, 2021、Ministry of Defence of the Russian Federation, April 23, 2021、Reuters, April 23, 2021、SANA, April 23, 2021、SOHR, April 23, 2021などをもとに作成。

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ロシア難民受入移送居住センター:難民301人が新たに帰還、2018年半ば以降帰還した難民は659,337人に(2021年4月23日)

ロシア国防省は、合同調整センター所轄の難民受入移送居住センターの日報(4月23日付)を公開し、4月22日に難民301人(うち女性90人、子供153人)が新たに帰国したと発表した。

このうちレバノンから帰国したのは難民301人(うち女性90人、子供153人)、ヨルダンから帰国したのは0人。

これにより、2018年7月18日以降に帰国したシリア難民の数は659,337人となった。

内訳は、レバノンからの帰還者264,089人(うち女性79,385人、子ども134,410人、ザムラーニー国境通行所、ジュダイダト・ヤーブース国境通行所、ダブスィーヤ国境通行所、クサイル国境通行所、タッルカルフ国境通行所を経由して帰国)、ヨルダンからの帰国者395,248人(うち女性118,618人、子ども201,569人、ナスィーブ国境通行所を経由して帰国)。

43カ国で難民登録したシリア人の数は6,756,619人。

なお、ロシアがシリア領内で航空作戦を開始した2015年9月30日以降に帰国した難民の数は888,617人(うち女性266,661人、子供452,901人)となった。

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一方、国内避難民の新たな帰宅はなかった。

2019年1月以降に帰宅した国内避難民の数は85,192人(うち女性31,538人、子供31,308人)に、2015年9月30日以降に帰宅した国内避難民の数は1,353,788人(うち女性414,097人、子供675,074人)。

Ministry of Defence of the Russian Federation, April 23, 2021をもとに作成。

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トルコ軍憲兵隊がイドリブ県の国境地帯IDPsの女性を銃殺、ラッカ県で拘束していた若者が暴行を受けて死亡(2021年4月22日)

イドリブ県では、シリア人権監視団によると、トルコ軍憲兵隊がカーフ村の近郊にあるカラーマ国内避難民(IDPs)キャンプで家族と避難生活を送っていた女性を国境近くで銃殺した。

また、4月17日にトルコに密入国を試みて、ラッカ県タッル・アブヤド市近くの国境地帯で憲兵隊に拘束されていたラッカ市出身の青年が、憲兵隊の暴行により死亡した。

AFP, April 22, 2021、ANHA, April 22, 2021、al-Durar al-Shamiya, April 22, 2021、Reuters, April 22, 2021、SANA, April 22, 2021、SOHR, April 22, 2021などをもとに作成。

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ブラウンタイン米国務省シリア問題担当副特使がハサカ市を訪問し、北・東シリア自治局執行評議会共同議長と会談(2021年4月22日)

デヴィッド・ブラウンタイン米国務省シリア問題担当副特使は、シリア政府と北・東シリア自治局の共同統治下にあるハサカ県のハサカ市を訪れ、北・東シリア自治局執行評議会のビーリーファーン・ハーリド、アブドゥルハーミド・マフバーシュ両共同議長と会談した。

ANHA(4月22日付)によると、会談では、農作物の確保など、福祉、経済、治安、生活面の状況改善の方途について意見が交わされた。

AFP, April 22, 2021、ANHA, April 22, 2021、al-Durar al-Shamiya, April 22, 2021、Reuters, April 22, 2021、SANA, April 22, 2021、SOHR, April 22, 2021などをもとに作成。

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