中・西部シリア政治評議会(PCCWS)はイラクにいるシリア人の保護・支援に務めるイラクの政府、宗教指導層、国民に謝意(2025年10月24日)

中・西部シリア政治評議会(PCCWS)は、フェイスブックを通じて声明を出し、イラクの政府、宗教指導層、そしてあらゆる階層のイラク国民が、評議会の呼びかけに迅速に応え、イラクにいるシリア人を民間人、軍人を問わず保護・支援していることに対し謝意を示した。

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ダーイシュのスリーパーセルがダイル・ザウル県スーサ町にある北・東シリア地域民主自治局の経済・農業評議会のテントに放火(2025年10月24日)

ダイル・ザウル県では、シリア人権監視団によると、ダーイシュ(イスラーム国)のスリーパーセルがスーサ町にある北・東シリア地域民主自治局の経済・農業評議会のテントに放火した。

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一方、シリア人権監視団が25日に発表したところによると、米主導の有志連合が深夜、シュハイル村で空挺降下作戦を実施した。

同地ではこれに先立ち、シリア民主軍が厳戒態勢を敷き、大規模部隊が村に進入していた。

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シャルア移行期政権国防省に所属する部隊がスワイダー県のマジュダル村方面に対して重火器による攻撃を実施(2025年10月24日)

スワイダー県では、シリア人権監視団によると、アフマド・シャルア移行期政権国防省に所属する部隊が、同県のマジュダル村方面に対して重火器による攻撃を実施した。

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シリア人権監視団が25日に発表したところによると、カナワート市の住宅で、2人の市民(うち1人は子供)が遺体で発見された。

2人はともに住宅内で銃撃を受けて死亡していた。

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国民防衛部隊はフェイスブックを通じて声明を出し、同部隊がシャルア移行期政権との捕虜の交渉・仲介・監督にかかる問題に対処しているとの一部情報に関して、同問題の管理権限を有していないとしたうえで、同部隊が拘束している捕虜は、戦闘員のみで、そのなかには外国籍の戦闘員が含まれているものの、民間人は含まれていないと発表した。

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高等法務委員会は、フェイスブックを通じて、シャルア移行期政権によるスワイダー県の行政局・公共サービス局に関する人事異動・任命について法的・政治的正統性を欠く主体によるもので、いかなる拘束力も持たないと発表、こうした措置を断固拒否すると表明した。

高等法務委員会はまた、フェイスブックを通じて、同委員会の設置が失策だったと評される論調が出ていることを受け、必要に迫られた行動だったと弁明した。

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SANAによると、ムルハフ・アブー・カスラ国防大臣は、7月のスワイダー県事件にかかる事実調査委員会のメンバーと会談し、調査の進捗状況と、被害者への権利回復に向けた取り組みの進捗について協議した。

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人民議会高等委員会はラッカ県タッル・アブヤド郡とハサカ県ラアス・アイン郡で実施された人民議会追加選挙の結果を発表:選挙を拒否する声が上がるなか、シリア民主軍を非難するデモも発生(2025年10月24日)

人民議会高等委員会は、フェイスブックを通じて、2025年決定第78号を発出し、トルコ占領下の「平和の泉」地域を構成するラッカ県タッル・アブヤド郡とハサカ県ラアス・アイン郡で実施された人民議会追加選挙の結果を発表した。

当選者は以下の通り。

タッル・アブヤド郡選挙区
・ハリール・イーサー・カンウー(フマーム・トゥルクマーン村、1960年生まれ)
・サイード・ファフド・シュワイシュ(ラスム・マラーク村、1963年生まれ)

ラアス・アイン郡選挙区
・アブドゥッラー・アブドゥルハミード・アブドゥッラー(マズユーナ村、1988年生まれ)

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この両郡での追加選挙に関して、シリア人権監視団は、ハサカ県ラアス・アイン郡から北・東シリア地域民主自治局に避難・移住した元住民らは、「当選者はラアス・アイン郡出身ではなく、他地域から移住した入植者・強制移住者だ」、「宗派的で非民主的な選挙」、「民主主義への一歩だと思ったが、実際は見せかけにすぎなかった」、「政治的宣伝に過ぎず、地元住民の意思を反映していない」、「トルコ支配下で行われた人民議会選挙は違法で、正統性はなく、住民の意思を無視したものだ」などと批判の声を上げてい

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一方、イナブ・バラディーによると、ラアス・アイン市では、北・東シリア地域民主自治局の支配下にあるハサカ県、ラッカ県、ダイル・ザウル県からの避難民らが、抗議デモを行い、シャルア移行期政権とシリア民主軍が交わした3月10日合意の履行や出身地への帰還権の保障などを訴えた。

デモ参加者らはまた、シリア民主軍による恣意的な逮捕、強制徴兵、帰還阻止などを違法行為として非難した

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トルコ占領下の「ユーフラテスの盾」地域内のアレッポ県バーブ市東部で、トルコの支援を受ける「関税部隊」が少女に向けて発砲、殺害(2025年10月24日)


アレッポ県では、ANHAによると、トルコ占領下の「ユーフラテスの盾」地域内のバーブ市東部の農村で、トルコの支援を受ける「関税部隊」のメンバーが少女に向けて発砲、殺害した。

シリア人権監視団によると、事件が発生したのはアブー・ジャッバール村。

この一件を受けて、住民らの怒りが爆発し、アレッポ市とトルコのガジアンテップ市を結ぶ道路を封鎖した。

一方、シリア人権監視団によると、アレッポ市シャイフ・マクスード地区に設置されていたジャズィーラ洗車場検問所が撤去され、アフマド・シャルア移行期政権の支配地と北・東シリア地域民主自治局の支配地の交通路が再び開通された。

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スワイダー市で7月のシャルア移行期政権の軍・治安部隊の侵攻で犠牲となった死者を追悼するためのデモ行進(2025年10月23日)

スワイダー県では、スワイダー24によると、スワイダー市で、7月のアフマド・シャルア移行期政権の軍・治安部隊の侵攻で犠牲となった死者を追悼するためのデモ行進を行った。

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北・東シリア地域民主自治局の民主諸人民議会が第6回通常会を開催し、各評議会で選出された共同議長を承認、また欠員を補充(2025年10月23日)


ANHAによると、北・東シリア地域民主自治局の最高意思決定機関(議会に相当)する民主諸人民議会がハサカ県アームーダー市にある本部で第6回通常会を開催し、各評議会で選出された共同議長を承認、また欠員を補充した。

承認された共同議長は以下の通り。

・自治体連合共同議長:ビーリーファーン・ウマル、アフマド・アブドゥー
・ジャズィーラ地区殉教者家族評議会:マアスーム・ハサン、アルマーンジュ・フサイン
・環境評議会:ルーファンド・アブドゥー、ムハンマド・アリー
・養育教育評議会:マズルーム・ヒサーム、ナジュラー・アワード

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シリア民主軍は有志連合とともにアレッポ県マスカナ市で精密治安作戦を実施し、ダーイシュの幹部の1人を拘束(2025年10月23日)


シリア民主軍は、公式サイトを通じて声明を出し、同軍の作戦司令室師団(TOL)が23日に米主導の有志連合の支援を受けて、アレッポ県東部のマスカナ市で精密治安作戦を実施し、ダーイシュ(イスラーム国)の幹部の1人であるアフマド・ハラフ・フサイン(マスカナ市出身)を拘束したと発表した。

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ANHAによると、北・東シリア地域民主自治局の内務治安部隊(アサーイシュ)は、ハサカ県カーミシュリー市、ダイル・ザウル県ダイル・ザウル市、ラッカ県ラッカ市でで、麻薬の販売および使用に関与した5人の容疑者と、窃盗容疑で関与した3人を逮捕した。

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トルコが実質占領を続ける「平和の泉」地域内のラッカ県タッル・アブヤド郡とハサカ県ラアス・アイン郡の人民議会議員を選出するための追加選挙実施:両郡からの避難民は「法的にも倫理的にも無効であり、正統性を欠く」と非難(2025年10月23日)

トルコが実質占領を続ける「平和の泉」地域内のラッカ県タッル・アブヤド郡とハサカ県ラアス・アイン郡の人民議会議員を選出するための追加選挙が実施された。

人民議会選挙高等委員会は、フェイスブックで、両郡および首都ダマスカスの人民議会議事堂で実施されたと発表した。

人民議会選挙高等委員会はまた、公式サイトを通じて、世界寛容平和評議会のアフマド・ビン・ムハンマド・ジャルワーン議長が人民議会議事堂での投票の監視に参加したと発表した。

ジャルワーン議長は議事堂訪問中、シャルア暫定大統領、人民議会選挙高等委員会のムハンマド・アフマド委員長と面会した。

SANAが報じた人民議会議事堂での投票の様子

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タッル・アブヤド郡、ラアス・アイン郡での投票の様子

人民議会議事堂での集計作業の様子

タッル・アブヤド郡、ラアス・アイン郡での集計および暫定結果発表の様子

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SANAによると、アフマド人民議会選挙高等委員会委員長は、国連のナジャート・ロシュディナジャート・ロシュディ事務総長副特使と会談し、人民議会選挙の第1段階(間接選挙)の結果について協議した。

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シリア人権監視団によると、ハサカ県ラアス・アイン郡とラッカ県タッル・アブヤド郡から北・東シリア地域民主自治局の支配地に逃れている国内避難民らが、アフマド・シャルア移行期政権によって実施された人民議会選挙を拒否する声明を出した。

声明のなかで、避難民たちは、トルコ軍とその傘下の武装勢力が掌握する地域で行われた同選挙を「法的にも倫理的にも無効であり、正統性を欠く」と強く非難、両郡の住民の約85%が2019年以降のトルコの侵攻作戦によって移住を余儀なくされ、北・東シリア地域民主自治局支配下の避難民キャンプに暮らしているおり、選挙がこうした避難民の意志を全く反映していないと主張した。

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シャフバー町のローマ劇場で「サバーヤー・サナド」が誘拐被害者の解放を求める抗議デモ(2025年10月22日)

スワイダー県では、スワイダー24によると、シャフバー町のローマ劇場で「サバーヤー・サナド」が誘拐被害者の解放を求める抗議デモを行った。

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シリア人権監視団によると、ダマスカス・スワイダー街道を経由して、シリア・アラブ赤新月社の監督のもと、生活必需品や食料品を積んだ約50台のトラックからなる車列がスワイダー県に輸送された。

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アサーイシュは緊急対応部隊(HAT)、米主導の有志連合とともにダイル・ザウル県北部で治安作戦を実施し、ダーイシュのスリーパーセルのメンバー2人を拘束(2025年10月22日)

北・東シリア地域民主自治局内務治安部隊(アサーイシュ)は、公式サイトで声明を出し、緊急対応部隊(HAT)、米主導の有志連合とともに、県北部で治安作戦を実施し、ダーイシュ(イスラーム国)のスリーパーセルのメンバー2人を拘束したと発表した。

シリア人権監視団によると、治安作戦が実施されたのは、タキーヒー村とアッタール村の2ヵ所。

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アレッポ県ダイル・ハーフィル市一帯をシャルア移行期政権部隊が無人航空機などで攻撃、シリア民主軍が応戦(2025年10月22日)


アレッポ県では、ANHAによると、アフマド・シャルア移行期政権によって昨年12月に制圧されたマンビジュ郡内の複数の墓地が破壊と盗難の被害を受けた。

墓地には、ダーイシュ(イスラーム国)との戦闘での犠牲者が埋葬されている。

同様の事件は4月1日、6月5日、9月12日に続いて4度目。

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アレッポ県では、ANHAシリア人権監視団によると、シャルア移行期政権の内務省当局と北・東シリア地域民主自治局の内務治安部隊(アサーイシュ)が、移行期政権支配地と自治局支配下のアレッポ市シャイフ・マクスード地区、アシュラフィーヤ地区を結ぶアシュラフィーヤ坂通りを再開通させた。

道路の再開は、10月20日にラッカ県タブカ市で行われたシリア民主軍と移行期政権表団との会合を受けたもの。

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ラッカ県では、ANHAによると、シャルア移行期政権は、ラッカ市とイスリヤー村(ハマー県)を結ぶタブカ・サラミーヤ街道の沿線に設置されているザキーヤ検問所を再び閉鎖した

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アレッポ県では、ANHAシリア人権監視団によると、シャルア移行期政権に所属する部隊が午前、ダイル・ハーフィル市近郊の検問所一帯を砲撃、また夜にも同検問所一帯を自爆型無人航空機で攻撃した。

シリア人権監視団によると、自爆型無人航空機が標的としたのは、北・東シリア地域民主自治局の内務治安部隊(アサーイシュ)の検問所で、近くに停車していたブルドーザーを直撃した。

シリア人権監視団によると、これに対して、シリア民主軍も報復として、ダイル・ハーフィル市一帯に展開するシャルア移行期政権の部隊を砲撃した。

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シリア民主軍は、米主導の有志連合の支援のもと、ラッカ県タブカ市で精密・特殊治安作戦を実施し、ダーイシュのスリーパーセルの指導者を逮捕(2025年10月21日)

ラッカ県では、シリア民主軍が声明を出し、同軍所属の作戦司令室師団(TOL)が、米主導の有志連合の支援のもと、タブカ市で精密・特殊治安作戦を実施し、ダーイシュ(イスラーム国)のスリーパーセルの指導者の逮捕に成功したと発表した。

シリア民主軍が逮捕したのは、アフマド・アブドゥルカーディル・ムーサー。

武器および軍事装備の受け渡し・配分を監督し、テロ細胞への供給を担っていたほか、シリア民主軍の軍事拠点を監視する任務も行っていた。

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一方、ANHAによると、ラッカ市の麻薬取締局は精密治安作戦を実施し、8人の密売人を逮捕し、麻薬・武器・弾薬・偽造通貨を押収した。

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スワイダー県の国民防衛部隊はシャルア移行期政権に属する武装勢力の無人航空機の攻撃を受け、童と教職員の安全を守る目的で学校の授業を一時的に停止すると発表(2025年10月21日)

スワイダー県では、国民防衛部隊がフェイスブックを通じて声明を出し、最近になり「ジャウラーニー政権」に属する武装集団が無人航空機を用いて複数の攻撃を行い、その一部は学校近郊の人口密集地を狙っていたとしたうえで、児童と教職員の安全を守る目的で学校の授業を一時的に停止すると発表した。

スワイダー24によると、ムワッヒド・ドゥルーズ精神部が主導する県の教育局は、この声明を受けて、県内のすべての学校と教育機関の授業を停止すると発表した。

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スワイダー24によると、スワイダー市の第1自動製パン所に、バハール機構が提供した小麦粉35トンが搬入された。

また、シリア人権監視団によると、国際赤十字委員会(ICRC)、カタール赤新月社、国際医療団(IMC)が準備した腎不全患者向けの重要な医療物資、糖尿病患者向けの混合インスリン、さらに心臓・糖尿・人工呼吸器関連の医療機器などを積んだ貨物車輛10台からなる車列が、シリア・アラブ赤新月社の協力・監督のもとでスワイダー県に到着した。

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SANAによると、アフマド・シャルア移行期政権のもと、国際・人道組織の代表および複数の政府機関が参加する会議が開かれ、スワイダー県内および周辺地域における救援・人道活動の現状について協議が行われた。

会議には、スワイダー県のムスタファー・バックール知事、バスマ・ワ・ザイトゥーナ機構のフサーム・ハッジー代表、緊急事態災害省のザフラ・ディヤーブ緊急救援局長らが出席した。

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シリア人権監視団によると、シャフバー町で、女性グループのサバーヤ・サンドが抗議デモを行い、強制失踪者の行方を明らかにし、拘束先不明の誘拐被害者の解放を求めた。

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シャルア移行期政権の国防省および内務省に属する部隊がスワイダー県マジュダル村方面に展開し、同村と周辺の村々を砲撃、国民防衛部隊がこれに応戦(2025年10月20日)

スワイダー県では、シリア人権監視団によると、アフマド・シャルア移行期政権の国防省および内務省に属する部隊が、マジュダル村方面に展開し、同村と周辺の村々を砲撃、国民防衛部隊がこれに応戦した。

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シリア人権監視団によると、国民防衛部隊がウルガー村近郊でシャルア移行期政権に所属する無人航空機を撃墜した。

国民防衛部隊(フェイスブック)によると、リーマト・ハーズィム村およびマズラア町一帯に潜むテロ組織が、停戦合意を再び破り、23ミリ口径重機関銃を用いてマジュダル村を激しく攻撃、国民防衛部隊の前線部隊が反撃を実施し、地域の治安を回復した。

また、国民防衛部隊(フェイスブック)によると、「ジャウラーニー政権」傘下のテロ組織が、ウルガー街道沿線の輸送経路で民間人が所有する車輛を狙って無人航空機で攻撃を行った。

これに対して、国民防衛部隊の警戒部隊は、敵機を即座に探知・迎撃し、撃墜に成功した。

 

 

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ヒムス市でアラウィー派の男性が何者かに射殺される(2025年10月20日)

ヒムス県では、シリア人権監視団によると、ヒムス市でアラウィー派の男性が何者かに射殺された。

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ラッカ県では、ANHAによると、北・東シリア地域民主自治局の支配下にあるターリー・ルンマーン村の近くの農地で若い男性の他殺体が発見された。

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ラタキア県では、内務省(フェイスブック)によると、県内務治安部隊が、前政権の民兵組織の一つ「砂漠の鷹」のムハンマド・ジャービル司令官の右腕と目されるムハンマド・ナディーム・シャッブ容疑者を逮捕した。

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ダマスカス郊外県では、内務省(フェイスブック)によると、県麻薬対策局はドゥマイル市近郊で国外への大量の麻薬密輸を計画していた密輸ネットワークに対する精密な監視・追跡作戦を実施、約1,200万錠の覚醒剤カプタゴンを押収、同ネットワークの責任者を逮捕した。

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アレッポ県では、シリア人権監視団が21日に発表したところによると、トルコ占領下の「ユーフラテスの盾」地域内のジャラーブルス市で、県内務治安部隊が民家を急襲、1人を射殺し、その兄弟を負傷させた。

 

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アサーイシュが米主導の有志連合の航空支援を受けて、ダイル・ザウル県アブー・ナイタル村でダーイシュのスリーパーセルに対する特殊作戦を実施、メンバー1人を逮捕(2025年10月20日)

ハサカ県では、北・東シリア地域民主自治局の内務治安部隊(アサーイシュ)によると、シャッダーディー市アリーシャ地区のハッダーディー橋付近で、爆発物が仕掛けられたオートバイが爆発し、乗っていた2人のうち1人が死亡、もう1人が負傷して病院に搬送された。

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ダイル・ザウル県では、シリア人権監視団によると、北・東シリア地域民主自治局内務治安部隊(アサーイシュ)と緊急対応部隊(HAT)が、米主導の有志連合の航空支援を受けて、アブー・ナイタル村で、ダーイシュ(イスラーム国)のスリーパーセルに対する特殊作戦を実施、メンバー1人を逮捕した。

一方、シリア人権監視団によると、ムハイミーダ村近郊で、ダーイシュのスリーパーセルが敷設した地雷がシリア民主軍の車輛を直撃し、兵士1人が死亡、3人が負傷した。

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シリア民主軍の軍事委員会はシャルア移行期政権の代表団とラッカ県タブカ市で会談、アレッポ市のシャイフ・マクスード地区およびアシュラフィーヤ地区周辺で発生している緊張状況への対応について協議(2025年10月20日)

アレッポ県の北・東シリア地域民主自治局内務治安部隊(アサーイシュ)はフェイスブックを通じて、アレッポ市シャイフ・マクスード地区にあるアサーイシュの拠点が、アフマド・シャルア移行期政権所属部隊とその傘下の武装勢力の狙撃を受けたと発表、挑発行為だと非難した。

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シリア民主評議会によると、シリア民主軍の軍事委員会は、アフマド・シャルア移行期政権の代表団をラッカ県のタブカ市に迎えた。

会合では、アレッポ市のシャイフ・マクスード地区およびアシュラフィーヤ地区周辺で発生している緊張状況と、その平和的解決の方法について協議が行われた。

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イラク政府がシリア民主軍指導部とシャルア移行期政権の仲介を開始(2025年10月19日)

モンテ・カルロ・インターナショナルは、イラク国家安全保障顧問庁の関係筋の話として、イラク政府(同庁と諜報機関)がシリア民主軍指導部とアフマド・シャルア移行期政権の仲介に動き始めたと伝えた。

イラク政府関係筋によると、10月第3週の中頃、イラク・クルディスタン地域のスライマーニーヤ市で両者の会談が既に行われたという。

また別の会談では、ペシュメルガ部隊がイラク軍において再編された事例を模して、シリア民主軍を新たに創設されるシリア軍に統合すること、シャルア移行期政権とシリア民主軍の間で石油収益にかかる合意を交わし、シリア民主軍支配下のシリア北東部の油田・施設をシャルア移行期政権の管理下に移すことが議論された。

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スワイダー県出身のズィヤード・ザフルッディーン在UAEドバイ総領事はシャルア移行期政権からの離反を発表(2025年10月19日)


i24ニューススワイダー24によると、スワイダー県出身のズィヤード・ザフルッディーン在UAEドバイ総領事は、アフマド・シャルア移行期政権からの離反を発表した。

ザフルッディーン総領事は、ビデオ映像の中で、自身の決定は「ダーイシュ(イスラーム国)に対する戦いの名のもとで行われた民族浄化作戦、すなわちシリア解放機構の部隊がダマスカスの最高権力者らの監督のも、ベドウィン部族勢力と協力して行った「集団虐殺作戦」に抗議するためのものだ」と述べるとともに、「ムワッヒド・ドゥルーズ精神指導部を代表する独立した政治的・社会的枠組みを設立する必要性」を訴えた。

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これに関して、イフバーリーヤ・チャンネル(Instagram)によると、外務在外居住者省の領事局は次のように発表した。

・外務在外居住者省は、ザフルッディーン氏が2025年9月20日付決定第209号に基づき、ドバイ総領事の職務から首都ダマスカスの本省へ異動となったことを確認した。これにより、当該決定の日付をもって、同氏の総領事としての任務は正式に終了した。
・最近になって同氏が発表した声明や立場は、シリア国家やその公式政策を代表するものではなく、純粋に個人的な見解であり、外交慣例および領事業務の倫理に反するものである。
・同省はまた、ドバイ総領事館が、シリア国民に対する領事サービスを通常どおりかつ規則的に継続して提供しており、ダマスカスの外務・在外居住者省の直接監督下で活動していることを確認した。
・さらに同省は、UAEの法律および規則を全面的に尊重し、1963年のウィーン領事関係条約の条項を遵守していることを改めて強調したうえで、領事業務の円滑化と継続性の確保に寄与しているUAE外務省との協力関係を高く評価すると述べた。

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ダーイシュのスリーパーセルがダイル・ザウル県ムハイミーダ村でアサーイシュの部隊を襲撃(2025年10月19日)

ダイル・ザウル県では、シリア人権監視団によると、ダーイシュ(イスラーム国)のスリーパーセルがムハイミーダ村で、北・東シリア地域民主自治局内務治安部隊(アサーイシュ)の部隊を襲撃、これにより4人が負傷した。

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シャルア移行期政権の部隊はアレッポ県ダイル・ハーフィル市西の村々の間に土塁を積むなどして、包囲を強化(2025年10月19日)

アレッポ県では、ANHAによると、アフマド・シャルア移行期政権の部隊は、ダイル・ハーフィル市西の村々の間に土塁を積むなどして、包囲を強化した。

これに対して、同地近郊のシュワイリーフ村などで、住民の不満が爆発し、シャルア移行期政権の拠点などに対して投石などが行われた。

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ラッカ県では、シリア人権監視団によると、北・東シリア地域民主自治局の支配下にあるラッカ市と、アフマド・シャルア移行期政権の支配下にあるイスリヤー村を結ぶ主要道路が、3週間にわたる閉鎖を経て再び開放された。

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スワイダー県マジュダル村近郊でシャルア移行期政権の部隊に属する無人航空機が墜落(2025年10月19日)

スワイダー県では、シリア人権監視団によると、マジュダル村近郊で、アフマド・シャルア移行期政権の部隊に属する無人航空機が墜落した。

墜落の原因は不明。

国民防衛部隊の司法軍事調査局は、フェイスブックを通じて声明を出し、一部の扇動的ページや関係者が組織内部の対立や指導層の分裂・解任について流布している虚偽報道に関して、根拠がないと否定、「デマや虚偽情報の拡散は容認しない。国民防衛部隊はこれまで通り団結し、山(バシャン山)の守護盾であり続ける」と強調した。

 

 

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シリア人権監視団によると、スワイダー市の尊厳(カラーマ)広場で、数百人が参加する大規模な中心的デモが行われ、県内出身の拉致・行方不明者の消息解明およびスワイダー県の西部および北部におけるアフマド・シャルア移行期政権による封鎖解除を要求した。

デモ参加者らは、「保証国に求める、ジャウラーニー率いるテロ部隊をスワイダー県西・北部から撤退させよ」、「腐敗した指導者たちは民の血の前で臆病者だ、裁け!」、「殉教者の血は取引の対象ではない!」といったシュプレヒコールが連呼された。

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SANAによると、16台の貨物輸送者からなる人道支援物資の車列と、100台を超える商業用貨物輸送者の車列が、スワイダー県北部のムトゥーナ村の検問所を通ってスワイダー市に到着した。

物資の搬入は、シリア・アラブ赤新月社の監督のもとで実施された。

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SANAによると、ムトゥーナ村の検問所を通じて、女性や子どもを含む遊牧民出身の民間人34人が、シリア・アラブ赤新月社の監督のもとで、スワイダー県からアフマド・シャルア移行期政権の支配地に退避した。

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シリア民主軍とアサーイシュの軍事・治安使節団の団長を務めるスィーバーン・ハンムー氏がANHAのインタビューに応じる(2025年10月18日)

首都ダマスカスを訪問したシリア民主軍と北・東シリア地域民主自治局の内務治安部隊(アサーイシュ)の軍事・治安使節団の団長を務めるスィーバーン・ハンムー氏(シリア民主軍総司令部)は、ANHAのインタビューに応じ、シリア民主軍が新たに創設される予定の「新シリア軍」に参加する用意があると述べつつ、統合がシリア民主軍のアイデンティティ、闘争、犠牲を尊重し、シリア国民のすべての構成要素の権利を例外なく保障する原則に基づいて行われることが条件であると強調した。

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スワイダー県南部で国民防衛部隊とアフマド・シャルア移行期政権の部隊の間で再び武力衝突(2025年10月17日)

スワイダー県では、スワイダー24によると、県南部で国民防衛部隊とアフマド・シャルア移行期政権の部隊の間で再び武力衝突が発生した。

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高等法務委員会広報局は、フェイスブックを通じて、大学生たちが学業を継続できる権利を確保するため、有識者(大学教授・博士)に対して、10月25日までに同委員会に詳細な履歴書を速やかに提出するよう呼びかけた。

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シリア人権監視団が18日に発表したところによると、30代の若者が夜、スワイダー市内のカナワート通りで腹部と両脚に複数の銃弾を受け、死亡した。

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シリア民主軍のアブディー総司令官:「我々シリア人が現在進めている合意が達成されれば、トルコにはシリア内政に干渉する口実はなくなるだろう」(2025年10月16日)


シリア民主軍のマズルーム・アブディー総司令官は、APのインタビューに応じた。

インタビューでのアブディー総司令官の主な発言は以下の通り。

我々は、数万人規模の兵士と、数千人の内務治安部隊(アサーイシュ)を擁している。これらの部隊は、他の小派閥のように個人単位でシリア軍に加わることはできない。むしろ、国防省の規定に基づいて編成された大規模な軍事編成として(アフマド・シャルア移行期政権の部隊に)参加することになる。
(ムルハフ・アブー・カスラ)国防大臣および他の軍高官と連携して適切な仕組みを具体化するための委員会を設置した。
軍に加わるシリア民主軍の将兵は、国防省および軍司令部で相応の地位を与えられると見込んでいる。
彼ら(シリア民主軍)の経験と長年の奉仕に基づき、軍内で敬意ある地位を得ることになるだろう…。彼らの経験は軍の強化に資するだろう。
北・東シリア地域の警察組織も、国家の治安機構に統合される予定だ。
ダマスカスとクルド勢力の間で合意が実施されれば、14年に及ぶ内戦で約50万人が死亡した国の他の多くの問題を解決する手助けにもなる。
これ(3月の沿岸地域と7月のスワイダー県の事件)が3月10日合意の実施が遅れた一因だ…。もし3月の合意が進展し、その全条項が実際に実施されれば、このような事件の再発を防ぐことができると我々は信じてる。
今後、こうした宗派的攻撃を防ぐには、全てのシリア人が平等な権利を有し、国家建設に参加するという合意が必要だ。
シリア民主軍が提唱するのは統一国家の枠内で、中央と地方の間で権限を分散させることだ…。だが、ダマスカスの中央政府は分権化が事実上の国家分裂につながることを懸念している。
3月の合意が実施されれば、北・東シリア地域の全ての民政・経済・軍事機関がダマスカスの中央政府に統合されることになる。
我々シリア人が現在進めている合意が達成されれば、トルコにはシリア内政に干渉する口実はなくなるだろう…。シリア民主軍のシリア軍への参加については、トルコ側の立場にある程度の柔軟性が見られる。

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シリア人民抵抗は「ボツリヌス菌」や自走対空ミサイルを使用して2回の攻撃を実施し、「ジャウラーニー一味」の武装組織の戦闘員数百名を殺傷したと主張(2025年10月16日)

シリア人民抵抗は、テレグラムを通じて軍事声明第2号を発表し、過去2ヵ月間にアレッポ県とハマ県で2回の作戦を実施し、「ボツリヌス菌」やSAM(自走対空ミサイル)を使用して、敵対勢力の兵舎を攻撃、「ジャウラーニー一味」の武装組織の戦闘員数百名を殺傷したと主張した。

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トルコ占領下の「平和の泉」地域内のラッカ県タッル・アブヤド市およびスルーク町で、住民らが抗議デモを行い、農業支援と生産環境の改善を求める(2025年10月16日)

ラッカ県では、シリア人権監視団によると、トルコ占領下の「平和の泉」地域内のタッル・アブヤド市およびスルーク町で、住民らが抗議デモを行い、農業支援と生産環境の改善を求めた。

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ダマスカス郊外県では、ムラースィルーンによると、カフィール・ヤーブース村とラウダ村の住民が、ジュダイダト・ヤーブース国境通行所の責任者の振る舞いに抗議する声明をアフマド・シャルア暫定大統領に宛てて発表した。

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スワイダー県では、シャルア移行期政権の部隊が駐留する村からドゥルーズ派支配下の村に砲撃があり、国民防衛部隊が応戦(2025年10月16日)

スワイダー県では、スワイダー24シリア人権監視団によると、県北部のサリーム村とアティール村の近郊に、アフマド・シャルア移行期政権の部隊が駐留するリーマト・ハーズィム村から発射された迫撃砲弾2発が着弾、これに対して国民防衛部隊が中口径機関銃で応戦し、銃撃戦となった。

スワイダー24によると、この戦闘で、少なくとも1軒の住宅が被弾した。

 

国民防衛部隊(フェイスブック)によると、リーマト・ハーズィム村に潜伏するテロ組織がサリーム村に対して中口径機関銃による射撃を行い、治安と安定を脅かそうとした。

国民防衛部隊はただちにこれに対応し、適切な手段を用いて発射地点を制圧、テロ組織メンバーを撃退、民間人の安全を確保した。

また、国民防衛部隊(フェイスブック)によると、午後5時50分、マンスーラ村に潜伏するテロ組織が停戦を破り、中口径機関銃による射撃をアティール村方面に対して実施した。

国民防衛部隊はただちに対応し、適切な手段によって攻撃源を制圧した。

 

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高等法務委員会広報局によると、委員会は、公共サービスの現状把握と課題・障害の確認を目的とした継続的活動の一環として、シャフバー町などで現地視察を行った。

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アレッポ市内シーハーン交差点付近の共同検問所をシャルア移行期政権の部隊が襲撃、アサーイシュの隊員2人が重傷(2025年10月16日)


アレッポ県では、ANHAによると、アフマド・シャルア移行期政権の部隊は、アレッポ市アシュラフィーヤ地区に隣接する地域(ターリク・ビン・ズィヤード公園の丘)に新たな軍事拠点を設置した。、新しい軍事拠点が設けられ、同じ場所で土塁が築かれていることを確認した。

一方、シリア人権監視団によると、移行期政権の部隊が、アレッポ市内シーハーン交差点付近に設置されている同政権内務治安部隊と北・東シリア地域民主自治局内務治安部隊(アサーイシュ)の共同検問所を襲撃し、これによりアサーイシュの隊員2人が重傷を負った。

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