ホワイト・ヘルメットは新型コロナウイルスと戦うためWHOの監督下で「国民対応チーム」を設置したと発表(2020年4月22日)

シリアのアル=カーイダであるシャーム解放機構が軍事・治安権限を握るイドリブ県やトルコ占領下のアレッポ県北部などで活動を続けるホワイト・ヘルメットは声明を出し、新型コロナウイルスと戦うための取り組みを調整し、人的物的資源を適切に投入するため「国民対応チーム」を設置したと発表した。

声明によると、「国民対応チーム」はトルコのガジアンテップ市にある世界保健機関(WHO)の監督のもと、さまざまな感染防止にあたるという。

AFP, April 22, 2020、ANHA, April 22, 2020、AP, April 22, 2020、al-Durar al-Shamiya, April 22, 2020、Reuters, April 22, 2020、SANA, April 22, 2020、SOHR, April 22, 2020、UPI, April 22, 2020などをもとに作成。

(C)青山弘之 All rights reserved.

アレッポ県でシリア軍の砲撃に対し、アル=カーイダ主導の反体制派とトルコ軍が反撃(2020年4月22日)

英国を拠点に活動する反体制派系NGOのシリア人権監視団によると、ロシア・トルコ首脳会談で合意された停戦が発効(3月5日深夜)してから48日目となる4月22日、シリア・ロシア軍、トルコ軍の爆撃は確認されなかった。

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ロシア国防省は声明を出し、過去24時間で「緊張緩和地帯設置にかかる覚書」への違反を2件(イドリブ県1件、ラタキア県0件、アレッポ県1件、ハマー県0件)確認したと発表した。

トルコ側の監視チームは停戦違反を確認しなかった。

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アレッポ県では、シリア人権監視団によると、シリア軍が「決戦」作戦司令室の支配下にあるカフル・アンマ村、カスル村、カフルタアール村、カフル・ヌーラーン村を砲撃した。

「決戦」作戦司令室は、シリアのアル=カーイダであるシャーム解放機構とトルコの庇護を受ける国民解放戦線(シリア国民軍)などからなる武装連合体。

これに対して、「決戦」作戦司令室は、シリア政府支配下のカフル・ハラブ村、ミーズナーズ村を砲撃した。

また、トルコ軍も、県西部のシリア軍拠点を砲撃した。

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イドリブ県では、シリア人権監視団によると、シリア軍が「決戦」作戦司令室の支配下にあるザーウィヤ山地方のカンスフラ村、ファッティーラ村を砲撃した。

一方、トルコ軍は、軍用車輌約25輌からなる車列を、カフル・ルースィーン村に違法に設置されている国境通行所からシリア領内に新たに進入させた。

このほか、2月のシリア・ロシア軍とトルコ軍、「決戦」作戦司令室の戦闘で避難していたマストゥーマ村の住民数十世帯が帰宅した。

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ダルアー県では、シリア人権監視団によると、ウンム・ワラド村では何者かが軍事治安局の兵士の自宅を襲撃、この兵士を射殺した。

また、ダーイル町・イブタア町間の街道では、空軍情報部の士官が乗った車に仕掛けられていた爆弾が爆発し、この士官が負傷、同行していた兵士1人が死亡した。

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スワイダー県では、シリア人権監視団によると、サルハド市で地元の民兵と、ドゥルーズ派宗徒からなる反体制武装集団のシャイフ・カラーマ軍団が交戦し、双方合わせて5人が死亡した。

AFP, April 22, 2020、ANHA, April 22, 2020、AP, April 22, 2020、al-Durar al-Shamiya, April 22, 2020、Ministry of Defence of the Russian Federation, April 22, 2020、Reuters, April 22, 2020、SANA, April 22, 2020、SOHR, April 22, 2020、UPI, April 22, 2020などをもとに作成。

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トルコ占領下のハサカ県ラアス・アイン市で国民軍の戦闘員どうしが略奪品の分配をめぐって撃ち合いに(2020年4月21日)

ハサカ県では、シリア人権監視団によると、トルコ占領下のラアス・アイン市近郊のウンム・ウシュバ村とタッル・ムハンマド村で国民軍の戦闘員どうしが略奪品の分配をめぐって対立、激しい撃ち合いとなった。

AFP, April 22, 2020、ANHA, April 22, 2020、AP, April 22, 2020、al-Durar al-Shamiya, April 22, 2020、Reuters, April 22, 2020、SANA, April 22, 2020、SOHR, April 22, 2020、UPI, April 22, 2020などをもとに作成。

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カーミシュリー市で国防隊とアサーイシュが交戦、ロシアの仲介で事態収束(2020年4月21日)

ハサカ県では、ANHA(4月21日付)によると、シリア政府と北・東シリア自治局の共同統治下にあるカーミシュリー市で、政府側の国防隊が自治局側の内務治安部隊(アサーイシュ)の拠点複数カ所を攻撃、アサーイシュが応戦し、戦闘となった。

国防隊はハラクー地区内のシリア政府支配地域と北・東シリア自治局支配地域の境界に設置されているアサーイシュの拠点の制圧を目指して攻撃に及んだ。

数時間の戦闘の末、ロシア軍が北・東シリア自治局とともに仲裁にあたり、国防隊は戦闘を停止し、撤退することを誓約し、事態は収拾した。

なお、カーミシュリー市では19日、サラーム交差点近くで国防隊の拠点を狙った2件の爆発事件が発生していた。

AFP, April 21, 2020、ANHA, April 21, 2020、AP, April 21, 2020、al-Durar al-Shamiya, April 21, 2020、Reuters, April 21, 2020、SANA, April 21, 2020、SOHR, April 21, 2020、UPI, April 21, 2020などをもとに作成。

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トルコ領内からシリア難民約600人がラッカ県タッル・アブヤド市に移住(2020年4月21日)

ラッカ県では、ANHA(4月21日付)によると、国民軍戦闘員の家族600人以上を乗せた車150台からなる車列がトルコ領内からアレッポ県ジャラーブルス市を経由して、タッル・アブヤド市に移住した。

タッル・アブヤド市に入った600人は、ダマスカス郊外県東グータ地方、ヒムス県出身者。

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アフリーン解放軍団は声明を出し、15日、17日、18日に、アレッポ県のシーラーワー町近郊のカフル・ナッブー村一帯、アアザーズ市近郊、アフリーン市で、トルコの支援を受ける国防軍の拠点に対して爆弾、狙撃などで攻撃を行い、6人を殺害、5人を負傷させたと発表した。

ANHA(4月21日付)が伝えた。

AFP, April 21, 2020、ANHA, April 21, 2020、AP, April 21, 2020、al-Durar al-Shamiya, April 21, 2020、Reuters, April 21, 2020、SANA, April 21, 2020、SOHR, April 21, 2020、UPI, April 21, 2020などをもとに作成。

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北・東シリア自治局は外出禁止期間を5月1日まで延長するとともに、農業、製薬、食品販売、建築、両替部門に対する規制緩和(2020年4月21日)

北・東シリア自治局執行評議会は、ビーリーファーン・ハーリド、アブドゥルハーミド・マフバーシュ両共同議長名で決定第37号を発出し、3月23日に開始された外出禁止令の期間を4月22日から5月1日まで延長した。

その一方で、農業、製薬、食品販売、建築、両替部門において外出禁止令を一部解除することを決定した。

これにより、これらの部門の事業主は外出禁止時間中も営業が可能となった。

AFP, April 21, 2020、ANHA, April 21, 2020、AP, April 21, 2020、al-Durar al-Shamiya, April 21, 2020、Reuters, April 21, 2020、SANA, April 21, 2020、SOHR, April 21, 2020、UPI, April 21, 2020などをもとに作成。

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ロシア・トルコ軍がイドリブ県のM4高速道路で合同パトロールを実施(2020年4月21日)

英国を拠点に活動する反体制派系NGOのシリア人権監視団によると、ロシア・トルコ首脳会談で合意された停戦が発効(3月5日深夜)してから47日目となる4月21日、シリア・ロシア軍、トルコ軍の爆撃は確認されなかった。

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ロシア国防省は声明を出し、過去24時間で「緊張緩和地帯設置にかかる覚書」への違反を確認しなかったと発表した。

トルコ側の監視チームは停戦違反を2件(イドリブ県2件、ラタキア県0件、アレッポ県0件、ハマー県0件)確認した。

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イドリブ県では、シリア人権監視団によると、ロシア軍とトルコ軍がアレッポ市とラタキア市を結ぶM4高速道路の一部で合同パトロールを実施した。

両軍合同部隊は、サラーキブ市近郊のタルナバ村を出発し、ナイラブ村までの区間をパトロールした。

一方、シリア軍は、「決戦」作戦司令室の支配下にあるザーウィヤ山地方のカンスフラ村、ファッティーラ村を砲撃した。

「決戦」作戦司令室は、シリアのアル=カーイダであるシャーム解放機構とトルコの庇護を受ける国民解放戦線(シリア国民軍)などからなる武装連合体。

AFP, April 21, 2020、ANHA, April 21, 2020、AP, April 21, 2020、al-Durar al-Shamiya, April 21, 2020、Ministry of Defence of the Russian Federation, April 21, 2020、Reuters, April 21, 2020、SANA, April 21, 2020、SOHR, April 21, 2020、UPI, April 21, 2020などをもとに作成。

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トルコの支援を受ける国民軍はハサカ県の10カ村からヤズィード教徒を強制退去させ、略奪(2020年4月20日)

ハサカ県では、シリア人権監視団によると、トルコ占領下の「平和の泉」地域で、トルコの支援を受ける国民軍によってヤズィード教徒が強制退去を強いられ、その財産を奪われていると発表した。

同監視団によると、ムライキース村、ジャーン・タムル村、ラズカ村、シュクリーヤ村、ジャーファー村、ラダーラー村、クーア・カブル・シャイフ・フサイン村、マタッラ村、ビール・ヌーフ村、ハミーディーヤ村といったヤズィード教徒の村から住民1,000人が退去を余儀なくされ、村に残された彼らの財産は国民軍によって略奪されているという。

AFP, April 20, 2020、ANHA, April 20, 2020、AP, April 20, 2020、al-Durar al-Shamiya, April 20, 2020、Reuters, April 20, 2020、SANA, April 20, 2020、SOHR, April 20, 2020、UPI, April 20, 2020などをもとに作成。

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トルコ占領下のハサカ県ラアス・アイン市で武装集団どうしが略奪品の分配をめぐって交戦(2020年4月20日)

ハサカ県では、シリア人権監視団によると、トルコの占領下にあるラアス・アイン市でトルコの支援を受ける国民軍に所属する東部自由人連合とムウタスィム旅団が略奪品の分配をめぐって交戦となった。

両者は市内のマハッタ地区、アブラ地区、教会通り、国境通行所、貯水場などで交戦、カアカーア旅団と第20師団も戦闘に加わった。

この戦闘で、ムウタスィム旅団の戦闘員2人が死亡した。

戦闘激化を受けて、トルコ軍が介入し、戦闘をさせた。

AFP, April 20, 2020、ANHA, April 20, 2020、AP, April 20, 2020、al-Durar al-Shamiya, April 20, 2020、Reuters, April 20, 2020、SANA, April 20, 2020、SOHR, April 20, 2020、UPI, April 20, 2020などをもとに作成。

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北・東シリア自治局支配下のスィーマルカー国境通行所局が新型コロナウイルス感染症対策を十分に講じたうえで再開(2020年4月20日)

ハサカ県では、北・東シリア自治局傘下のスィーマルカー国境通行所局は、新型コロナウイルス感染症対策を十分に講じたうえで、20日に通行所を再開したと発表した。

ANHA(4月20日付)が伝えた。

AFP, April 20, 2020、ANHA, April 20, 2020、AP, April 20, 2020、al-Durar al-Shamiya, April 20, 2020、Reuters, April 20, 2020、SANA, April 20, 2020、SOHR, April 20, 2020、UPI, April 20, 2020などをもとに作成。

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リビア国民軍がトルコによって派遣されたシリア人戦闘員9人を殺害、5人を捕捉(2020年4月20日)

シリア人権監視団は、リビアの首都トリポリ近郊の戦線で、トルコによって派遣されたシリア人戦闘員(国民軍戦闘員)5人がハリーファ・ハフタル将軍率いるリビア国民軍に捕捉されたと発表した。

捕捉された5人は、トルコ占領下のアレッポ県北部(「ユーフラテスの盾」地域)のハワール・キリス村からトルコのガジアンテップ県に入り、ガジアンテップ空港からイスタンブール国際空港を経て、リビアのミスラータ県に入国していた。

また、リビア領内では、リビア国民軍との戦闘で国民軍戦闘員9人が新たに死亡、リビアでの戦闘で死亡した国民軍戦闘員はこれで199人となった。

なお、リビアに派遣された国民軍戦闘員は約5,300人に達し、約2,100人が派遣に向けて、「オリーブの枝」、「ユーフラテスの盾」地域に設置されているキャンプでトルコ軍の教練を受けている。

AFP, April 20, 2020、ANHA, April 20, 2020、AP, April 20, 2020、al-Durar al-Shamiya, April 20, 2020、Reuters, April 20, 2020、SANA, April 20, 2020、SOHR, April 20, 2020、UPI, April 20, 2020などをもとに作成。

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シリア軍はイドリブ県、ラタキア県で砲撃を続ける(2020年4月20日)

英国を拠点に活動する反体制派系NGOのシリア人権監視団によると、ロシア・トルコ首脳会談で合意された停戦が発効(3月5日深夜)してから46日目となる4月20日、シリア・ロシア軍、トルコ軍の爆撃は確認されなかった。

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ロシア国防省は声明を出し、過去24時間で「緊張緩和地帯設置にかかる覚書」への違反を2件(イドリブ県2件、ラタキア県0件、アレッポ県0件、ハマー県0件)確認したと発表した。

トルコ側の監視チームは停戦違反を確認しなかった。

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イドリブ県では、シリア人権監視団によると、シリア軍が「決戦」作戦司令室の支配下にあるマルアンド村、バイニーン村、マアッルバリート村、サーン村、サーリヒーヤ村、アーフィス村一帯、ファッティーラ村、カンスフラ村を砲撃した。

「決戦」作戦司令室は、シリアのアル=カーイダであるシャーム解放機構とトルコの庇護を受ける国民解放戦線(シリア国民軍)などからなる武装連合体。

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ラタキア県では、シリア人権監視団によると、シリア軍が「決戦」作戦司令室の支配下にあるトルコマン山一帯を砲撃した。

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ハマー県では、シリア人権監視団によると、イスリヤー村近郊でシリア軍の車輌に仕掛けられていた爆弾が爆発し、兵士2人が死亡した。

同地はダーイシュ(イスラーム国)の残党が潜伏を続ける地域。

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ダルアー県では、シリア人権監視団によると、サフム・ジャウラーン村とシャジャラ町を結ぶ街道で、軍事情報局の兵士1人が何者かの襲撃を受けて死亡した。

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スワイダー県では、シリア人権監視団によると、サアラ村で和解委員会(平地山地和解委員会)メンバーの遺体が発見された。

遺体には頭部を強打された跡が残っていたという。

AFP, April 20, 2020、ANHA, April 20, 2020、AP, April 20, 2020、al-Durar al-Shamiya, April 20, 2020、Ministry of Defence of the Russian Federation, April 20, 2020、Reuters, April 20, 2020、SANA, April 20, 2020、SOHR, April 20, 2020、UPI, April 20, 2020などをもとに作成。

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トルコ占領下のアレッポ県アフリーン市で国民軍所属組織どうしが交戦(2020年4月19日)

アレッポ県では、シリア人権監視団によると、トルコの占領下にあるアフリーン市でトルコの支援を受ける国民軍に所属するハムザ師団と第23師団の戦闘員どうしが交戦し、双方に複数の負傷者が出た。

交戦の理由は不明。

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ラッカ県では、ANHA(4月19日付)によると、トルコ軍とその支援を受けるシリア国民軍がシリア政府と北・東シリア自治局の共同統治下にあるアイン・イーサー市近郊のフーシャーン村を砲撃した。

AFP, April 19, 2020、ANHA, April 19, 2020、AP, April 19, 2020、al-Durar al-Shamiya, April 19, 2020、Reuters, April 19, 2020、SANA, April 19, 2020、SOHR, April 19, 2020、UPI, April 19, 2020などをもとに作成。

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ハサカ県カーミシュリー市の国防隊拠点で爆発(2020年4月19日)

ハサカ県では、ANHA(4月19日付)によると、シリア政府と北・東シリア自治局の共同統治下にあるカーミシュリー市にある国防隊の拠点で爆発が発生した。

爆発が発生した拠点は、ワフダ通りからタイ地区にいたる街道に位置するサラーム交差点近く。

シリア人権監視団によると、爆発は爆弾によるもので、2度にわたり発生した。

これに対して、国防隊は市内の内務治安部隊(アサーイシュ)の検問所に向けて発砲した。

なお、アサーイシュは16日、国防隊メンバーが市内の検問所に対して手榴弾2発を投げ込んだと非難していた。

AFP, April 19, 2020、ANHA, April 19, 2020、AP, April 19, 2020、al-Durar al-Shamiya, April 19, 2020、Reuters, April 19, 2020、SANA, April 19, 2020、SOHR, April 19, 2020、UPI, April 19, 2020などをもとに作成。

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保健省は新型コロナウイルス感染者1人が死亡する一方、1人の感染者が新たに確認されたと発表(2020年4月19日)

保健省は新型コロナウイルス感染者1人が死亡する一方、1人の感染者が新たに確認されたと発表した。

これにより、4月19日現在の同地での感染者数は計39人、うち死亡したのは3人、回復したのは5人となった。

SANA(4月19日付)が伝えた。

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シリア人権監視団は「信頼できる複数の医療筋」から得た情報として、シリア政府支配地域内での新型コロナウイルス感染者数が98人に達していると発表した。

うちラタキア県の感染者が37人、タルトゥース県が21人、アレッポ県、ダマスカス県、ハマー県、ヒムス県、ダルアー県が40人だという。

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イドリブ県でシャーム解放機構とフッラース・ディーン機構の緊張高まる(2020年4月19日)

英国を拠点に活動する反体制派系NGOのシリア人権監視団によると、ロシア・トルコ首脳会談で合意された停戦が発効(3月5日深夜)してから45日目となる4月19日、シリア・ロシア軍、トルコ軍の爆撃は確認されなかった。

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ロシア国防省は声明を出し、過去24時間で「緊張緩和地帯設置にかかる覚書」への違反を1件(イドリブ県1件、ラタキア県0件、アレッポ県0件、ハマー県0件)確認したと発表した。

トルコ側の監視チームは停戦違反を確認しなかった。

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イドリブ県では、シリア人権監視団によると、シリアのアル=カーイダであるシャーム解放機構が、マアーッラト・イフワーン村にある支援物資用の倉庫をメンバーの住居として転用するとして、明け渡すよう、地元評議会に強要した。

これに対して、地元評議会は、倉庫は近く住民向けの医療クリニックとして転用される予定であるため、明け渡すことができないと回答した。

だが、シャーム解放機構は、国内避難民(IDPs)を収容している学校をクリニックとして転用すればいいとして、これを拒否した。

また、シャーム解放機構が軍事・治安権限を握るイドリブ市で、外国人司令官が乗った車にしかけられていた爆弾が爆発し、この司令官が負傷した。

外国人の国籍、所属組織は不明。

一方、アルマナーズ市では、シリアのアル=カーイダであるシャーム解放機構と新興のアル=カーイダ系組織の一つフッラース・ディーン機構の緊張が高まった。

シャーム解放機構が、アルマナーズ市に複数の拠点を構えているフッラース・ディーン機構を排除しようとしたことがきっかけ。

シャーム解放機構の嫌がらせにフッラース・ディーン機構が反発、非難する声明を出した。

こうしたなか、シリア軍は「決戦」作戦司令室の支配下にあるファッティーラ村、カンスフラ村、スフーフン村、バーラ村、アルナバ村を砲撃した。

「決戦」作戦司令室は、シャーム解放機構とトルコの庇護を受ける国民解放戦線(シリア国民軍)などからなる武装連合体。

対するトルコ軍は、兵站物資などを積んだ貨物車輌など約70輌からなる車列をカフル・ルースィーン村に違法に設置されている国境通行所からシリア領内に新たに進入させた。

トルコ軍はまた、ザーウィヤ山地方のバサーミス村に新たな拠点を設置した。

これにより、シリア領内のトルコ軍監視所・拠点は61カ所となった。
(シリア人権監視団の計算だと59)

トルコ軍の監視所・拠点が設置されている場所は以下の通り:

監視所

イドリブ県:サルワ村、タッル・トゥーカーン村、サルマーン村、ジスル・シュグール市(イシュタブリク村)
アレッポ県:登塔者聖シメオン教会跡、シャイフ・アキール山、アナダーン山、アレッポ市ラーシディーン地区(南)、アイス村(アイス丘)
ハマー県:ムーリク市、シール・マガール村
ラタキア県:ザイトゥーナ村

拠点

イドリブ県:マアッル・ハッタート村、サラーキブ市(3カ所)、タルナバ村、ナイラブ村、クマイナース村、サルミーン市、タフタナーズ航空基地、マアーッラト・ナアサーン村、マアッラトミスリーン市、マストゥーマ軍事キャンプ、タルマーニーン村、バルダクリー村、ナフラヤー村、ムウタリム村、ブサンクール村(2カ所)、ナビー・アイユーブ丘、バザーブール村、ラーム・ハムダーン村、アブザムー町、ムシャイリファ村、タッル・ハッターブ村、ビダーマー町(2カ所)、ナージヤ村、ズアイニーヤ村(2カ所)、ガッサーニーヤ村、クファイル村、バクサルヤー村、フライカ村、バルナース村、アリーハー市、ジャンナト・クラー村、バサーミス村
アレッポ県:アナダーン市、アレッポ市ラーシディーン地区、ジーナ村(2カ所)、カフル・カルミーン村、タワーマ村、第111中隊基地、アターリブ市、ダーラト・イッザ市、カフル・ヌーラーン村、バータブー村
ハマー県:ムガイル村

なおこのほかにも、トルコ軍はM4高速道路沿線に監視ポスト14カ所を設置している。

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ダルアー県では、シリア人権監視団によると、スワイダー県のハラバー村に近い県境の街道に仕掛けられていた爆弾が爆発し、街道を走行していたシリア軍の車輌に乗っていた兵士1人が死亡、2人が負傷した。

AFP, April 19, 2020、ANHA, April 19, 2020、AP, April 19, 2020、al-Durar al-Shamiya, April 19, 2020、Ministry of Defence of the Russian Federation, April 19, 2020、Reuters, April 19, 2020、SANA, April 19, 2020、SOHR, April 19, 2020、UPI, April 19, 2020などをもとに作成。

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ダイル・ザウル県ではシリア民主軍がIDPsキャンプを急襲し、若者多数を連行(2020年4月18日)

ダイル・ザウル県では、シリア人権監視団によると、人民防衛隊(YPG)主体のシリア民主軍が17日深夜から18日未明にかけて、米主導の有志連合の航空支援を受けて、スブハ村近郊にある国内避難民(IDPs)キャンプを急襲し、多数の若者を連行した。

急襲の理由は不明。

一方、ハワーイジュ村では、ダーイシュ(イスラーム国)と思われるグループが仕掛けた爆弾が爆発した。

爆発はシリア民主軍が拠点として転用している学校の近くで発生した。

有志連合の無人航空機は、ハワーイジュ村で、オートバイ1台に対して攻撃を加えた。

オートバイに誰が乗っていたかは不明。

AFP, April 18, 2020、ANHA, April 18, 2020、AP, April 18, 2020、al-Durar al-Shamiya, April 18, 2020、Reuters, April 18, 2020、SANA, April 18, 2020、SOHR, April 18, 2020、April 19, 2020、UPI, April 18, 2020などをもとに作成。

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トルコ占領下のハサカ県北部でトルコの支援を受ける憲兵隊と地元部族民兵が交戦(2020年4月18日)

ハサカ県では、シリア人権監視団によると、トルコ占領下のラアス・アイン市で、トルコの支援を受ける国民軍の憲兵隊と地元のアブー・マイーシュ部族の民兵が交戦し、部族側の民兵1人が死亡した。

この戦闘で、憲兵隊はアブー・マイーシュ部族が盗んだ物品を押収したという。

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アレッポ県では、シリア人権監視団によると、トルコ占領下のアフリーン市のサラーヤー交差点近くで、車に仕掛けられていた爆弾が爆発し、3人が負傷した。

AFP, April 18, 2020、ANHA, April 18, 2020、AP, April 18, 2020、al-Durar al-Shamiya, April 18, 2020、Reuters, April 18, 2020、SANA, April 18, 2020、SOHR, April 18, 2020、UPI, April 18, 2020などをもとに作成。

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シャーム解放機構はシリア政府支配地とを結ぶ通商路の設置を決定したが、住民の反発を受け撤回(2020年4月18日)

英国を拠点に活動する反体制派系NGOのシリア人権監視団によると、ロシア・トルコ首脳会談で合意された停戦が発効(3月5日深夜)してから44日目となる4月18日、シリア・ロシア軍、トルコ軍の爆撃は確認されなかった。

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ロシア国防省は声明を出し、過去24時間で「緊張緩和地帯設置にかかる覚書」への違反を1件(イドリブ県1件、ラタキア県0件、アレッポ県0件、ハマー県0件)確認したと発表した。

トルコ側の監視チームは停戦違反を確認しなかった。

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イドリブ県では、シリア人権監視団によると、シリアのアル=カーイダであるシャーム解放機構がシリア政府支配下のサラーキブ市とを結ぶ通商用の通行所を設置することを決定し、準備していたが、住民の反発を受け、決定を撤回した。

通行所の設置が予定されていたサラーキブ市・サルミーン市間の街道では、住民やメディア活動家らが、決定に反対する抗議行動を行うために集結していたが、シャーム解放機構はこれを強制排除していた。

一方、シリア軍は、「決戦」作戦司令室の支配下にあるザーウィヤ山地方のアルナバ村、カンスフラ村、バーラ村を砲撃した。

「決戦」作戦司令室は、シャーム解放機構とトルコの庇護を受ける国民解放戦線(シリア国民軍)などからなる武装連合体。

他方、トルコ軍は、兵站物資を積んだ貨物車輌など30輌からなる車列をカフル・ルースィーン村に違法に設置されている国境通行所からシリア領内に新たに進入させた。

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ダルアー県では、シリア人権監視団によると、フラーク市と西ムライハ村を結ぶ街道で、シリア軍第52旅団の車輌が襲撃され、乗っていた士官(大佐)1人を含む3人が死亡した。

AFP, April 18, 2020、ANHA, April 18, 2020、AP, April 18, 2020、al-Durar al-Shamiya, April 18, 2020、Ministry of Defence of the Russian Federation, April 18, 2020、Reuters, April 18, 2020、SANA, April 18, 2020、SOHR, April 18, 2020、UPI, April 18, 2020などをもとに作成。

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シリア当局は米占領下のタンフ国境通行所一帯で活動していた反体制武装集団戦闘員を懐柔し、投降させることに成功(2020年4月17日)

SANA(4月17日付)は、関係当局が住民と4ヶ月にわたる連携・協力の末に、米国の占領下にあるヒムス県タンフ国境通行所一帯(55キロ地帯)で活動する反体制武装集団戦闘員を懐柔し、投降させることに成功したと伝えた。

投降したのは、革命特殊任務軍の戦闘員28人と彼らと行動を共にしてきた運転手6人の計34人。

当局によってシリア政府の支配下にあるタドムル市に連行された。

戦闘員らは、武装した車輌8輌、重火器5基、ライフル3丁、M16機関銃7丁、RPG対戦車擲弾8丁などを引き渡した。

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投降した戦闘員らの司令官ガンナーム・サミール・ハディール氏(アブー・ハムザ)は、55キロ地帯で活動するに至った経緯について次のように述べた。

「我々は、ダーイシュ(イスラーム国)によってスワイダー県東部からダルアー県に強制移住させられた。その後、いわゆる「部族自由人軍」の司令官と連携した彼らによって、我々はヨルダンに入り、そこで1ヶ月にわたり教練を受けさせられた。その後、ルクバーン・キャンプでの任務を与えられたが、この活動を通じて、我々は武器や物資のほとんどがダーイシュによって売買されていることを突き止めた。その後、我々はいわゆる「革命特殊任務軍」に配属となった。このグループとの活動を通じて、我々は彼らがダーイシュの支援を受けていることを突き止めた。だから、我々は彼ら全員を信用しなくなり、シリア・アラブ軍に投降することを決めた」。

「それ以外にもタンフ国境地帯一帯には多くの武装グループがいる。彼らは祖国に復帰したいと考えているが、それにふさわしい時が来るのを待っている」。

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一方、「偵察連隊」の司令官を務めていたというハーリド・サミール・ハディール氏は、タンフ国境通行所一帯には、米軍の監督のもと、最新兵器や無人航空機(ドローン)の訓練が行われ、シリア軍の拠点、油田、ガス田の攻撃を命じられていると証言した。

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また、ラサーフ・ラシード・ザーヒル氏(アブー・ウダイ)は次のように述べた。

「タンフ国境通行所での基地で活動していた間、戦闘員を乗せた軍用車輌がルクバーン・キャンプから基地に移動するのを目撃した。彼らを基地で訓練し、この(55キロ)地域の外で油田やガス田の破壊工作、シリア軍拠点の攻撃を実行するためだ」。

「ルクバーン・キャンプにいるとき、おおくの支援物資がキャンプに身を寄せる市民のために届けられた。だが、それらのほとんどは、米国の配下にあるグループからダーイシュのテロリスト・メンバーに引き渡された。一部は商人たちに渡され、深刻な人道・医療危機に苦しむキャンプの住民に法外な値段で売られた」。

https://youtu.be/BmY5_MPypz8

AFP, April 17, 2020、ANHA, April 17, 2020、AP, April 17, 2020、al-Durar al-Shamiya, April 17, 2020、Reuters, April 17, 2020、SANA, April 17, 2020、SOHR, April 17, 2020、UPI, April 17, 2020などをもとに作成。

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トルコ軍との戦闘でシリア民主軍戦闘員2人死亡(2020年4月17日)

ハサカ県では、シリア人権監視団によると、人民防衛隊(YPG)主体のシリア民主軍がアブー・ラースィーン(ザルカーン)町近郊のバーブ・ファラジュ村にあるトルコ軍の拠点に潜入を試みたが、トルコ軍の反撃を受け、戦闘員2人が死亡した。

トルコ軍とその支援を受けるシリア国民軍はまた、同地でシリア民主軍を砲撃戦を行った。

AFP, April 17, 2020、ANHA, April 17, 2020、AP, April 17, 2020、al-Durar al-Shamiya, April 17, 2020、Reuters, April 17, 2020、SANA, April 17, 2020、SOHR, April 17, 2020、UPI, April 17, 2020などをもとに作成。

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北・東シリア自治局はWHOがハサカ県カーミシュリー市で4月2日に新型コロナウイルス感染者が死亡していたと発表したことに反発(2020年4月17日)

北・東シリア自治局保健委員会(保健省)は声明を出し、世界保健機関(WHO)がシリア政府との共同統治下にあるハサカ県カーミシュリー市で新型コロナウィスル感染者1人が死亡したことを公表したことを明らかにしたうえで、自治局支配地域で感染が拡大した場合の責任はWHOにあると非難した。

声明によると、死亡したのは53歳の男性で、3月22日に発症してカーミシュリー市内の市立病院に入院、27日に市内の国立病院に転院、29日にPCR検査を受け、4月2日に死亡した後に感染が確認されたという。

声明では、WHOがこの事実を北・東シリア自治局に対して開示していなかったと指摘、支配地域内で感染が拡大した場合の責任はWHOにあると非難した。

なお、シリアの保健省は3月29日と30日に感染者がそれぞれ1人ずつ死亡したと発表している。

AFP, April 17, 2020、ANHA, April 17, 2020、AP, April 17, 2020、al-Durar al-Shamiya, April 17, 2020、Reuters, April 17, 2020、SANA, April 17, 2020、SOHR, April 17, 2020、UPI, April 17, 2020などをもとに作成。

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トルコのガジアンテップで活動する暫定内閣はトルコ占領地で外出禁止令を発出(2020年4月17日)

トルコのガジアンテップで活動する暫定内閣(シリア革命反体制勢力国民連立傘下組織)は、トルコの占領下にあるアレッポ県北部(「ユーフラテスの盾」地域および「オリーブの枝」地域)で、12歳~65歳の住民に対する外出禁止令を発出したと発表した。

AFP, April 17, 2020、ANHA, April 17, 2020、AP, April 17, 2020、al-Durar al-Shamiya, April 17, 2020、Reuters, April 17, 2020、SANA, April 17, 2020、SOHR, April 17, 2020、UPI, April 17, 2020などをもとに作成。

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アレッポ県でシャーム解放機構の司令官が暗殺される(2020年4月17日)

英国を拠点に活動する反体制派系NGOのシリア人権監視団によると、ロシア・トルコ首脳会談で合意された停戦が発効(3月5日深夜)してから43日目となる4月17日、シリア・ロシア軍、トルコ軍の爆撃は確認されなかった。

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ロシア国防省は声明を出し、過去24時間で「緊張緩和地帯設置にかかる覚書」への違反を1件(イドリブ県1件、ラタキア県0件、アレッポ県0件、ハマー県0件)確認したと発表した。

トルコ側の監視チームは停戦違反を7件(イドリブ県1件、ラタキア県3件、アレッポ県3件、ハマー県0件)確認した。

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アレッポ県では、シリア人権監視団によると、アターリブ市とサッハーラ村を結ぶ街道で、シャーム解放機構の司令官が何者かに撃たれて死亡した。

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イドリブ県では、シリア人権監視団によると、シリア軍が「決戦」作戦司令室の支配下にあるルハイワ村一帯を砲撃した。

一方、トルコ軍は貨物車輌、装甲車など30輌からなる車列をカフル・ルースィーン村に違法に設置されている国境通行所からシリア領内に新たに進入させた。

「決戦」作戦司令室は、シリアのアル=カーイダであるシャーム解放機構とトルコの庇護を受ける国民解放戦線(シリア国民軍)などからなる武装連合体。

AFP, April 17, 2020、ANHA, April 17, 2020、AP, April 17, 2020、al-Durar al-Shamiya, April 17, 2020、Ministry of Defence of the Russian Federation, April 17, 2020、Reuters, April 17, 2020、SANA, April 17, 2020、SOHR, April 17, 2020、UPI, April 17, 2020などをもとに作成。

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イドリブ県から中国新疆ウィグル自治区出身者らの家族がトルコに密入国、トルコが警戒するなか、シャーム解放機構はこれを黙認(2020年4月16日)

シリア人権監視団は、シャーム解放機構が軍事・治安権限を握るイドリブ県の反体制派支配地で活動を続けてきた中国新疆ウィグル自治区出身者(トルキスタン人)を含む外国人戦闘員の家族がシリアからトルコに密入国を試みていると発表した。

複数の情報筋によると、外国人戦闘員の家族はイドリブ県アズマリーン村近郊の国境沿いを流れるアースィー川(オロンテス川)を、シリア人の仲介者が用意したボートで渡って密入国を試みているという。

しかし、トルコ軍憲兵隊が、ハタイ県(シリア領アレキサンドレッタ地方)の国境地帯で密入国を阻止するために厳戒態勢を強めているために、それ以外の場所で越境は成功していないという。

一方、シャーム解放機構は、出入国管理局を閉鎖し、密入国を阻止する措置をとってはいるが、同機構の国境警備部門は越境を黙認しているという。

AFP, April 16, 2020、ANHA, April 16, 2020、AP, April 16, 2020、al-Durar al-Shamiya, April 16, 2020、Reuters, April 16, 2020、SANA, April 16, 2020、SOHR, April 16, 2020、UPI, April 16, 2020などをもとに作成。

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トルコ占領下のアレッポ県北東部で国民軍の戦闘員どうしが交戦(2020年4月16日)

アレッポ県では、シリア人権監視団によると、トルコの占領下にある県北東の「ユーフラテスの盾地域」のガンドゥーラ町で、国民軍に所属するシャーム戦線とスルターン・ムラード師団の戦闘員どうしが交戦した。

戦闘は、住民どうしの口論がきっかけで、これに両組織が介入して撃ち合いになったという。

AFP, April 16, 2020、ANHA, April 16, 2020、AP, April 16, 2020、al-Durar al-Shamiya, April 16, 2020、Reuters, April 16, 2020、SANA, April 16, 2020、SOHR, April 16, 2020、UPI, April 16, 2020などをもとに作成。

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トルコの支援を受ける国民軍は15歳の少年2人に自爆攻撃を行わせる(2020年4月16日)

ANHA(4月16日付)は、トルコの支援を受ける国民軍が、ラッカ県タッル・アブヤド市近郊のカーリタ村で14日、15歳の少年2人に自爆攻撃を行わせたと伝え、遺体の写真を公開した。

シリア人権監視団によると、国民軍は、少年2人に羊飼いの洋服を着せて、カーリタ村にある人民防衛隊(YPG)主体のシリア民主軍の陣地で自爆させようしたが、1人は陣地にたどり着く前に自爆してしまい、もう1人は負傷し、シリア民主軍に拘束されたという。

AFP, April 16, 2020、ANHA, April 16, 2020、AP, April 16, 2020、al-Durar al-Shamiya, April 16, 2020、Reuters, April 16, 2020、SANA, April 16, 2020、SOHR, April 16, 2020、UPI, April 16, 2020などをもとに作成。

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北・東シリア自治局は新型コロナウイルス感染が疑われるシリア軍兵士が派遣されていたウンム・フーシュ村(アレッポ家)の封鎖を解除(2020年4月16日)

アレッポ県では、ANHA(4月16日付)によると、北・東シリア自治局の危機対策チームが、同自治局とシリア政府の共同統治下にあるタッル・リフアト市近郊(いわゆるシャフバー地区)のウンム・フーシュ村に対する閉鎖措置を解除したと発表した。

閉鎖措置解除は、新型コロナウイルス感染を疑われていたシリア軍兵士に対するPCR検査の結果が陰性だったことを受けたもの。

危機対策チームは4月10日、新型コロナウイルスの感染が疑われるシリア軍兵士1人がウンム・フーシュ村に派遣されたことを受けて、同村を封鎖していた。

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北・東シリア自治局ジャズィーラ地域の保健委員会(保健省)は、13日に出していたハサカ県カーミシュリー市とマーリキーヤ(ダイリーク)市の私立病院7施設に対する一時閉鎖処分を解除した。

AFP, April 16, 2020、ANHA, April 16, 2020、AP, April 16, 2020、al-Durar al-Shamiya, April 16, 2020、Reuters, April 16, 2020、SANA, April 16, 2020、SOHR, April 16, 2020、UPI, April 16, 2020などをもとに作成。

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トルコ占領下のラッカ県ラアス・アイン市近郊で国民軍の車が爆発、複数の戦闘員が死傷(2020年4月16日)

ラッカ県では、SANA(4月16日付)によると、トルコ占領下のラアス・アイン市近郊のアフラース村でトルコ軍の支援を受ける国民軍の車に仕掛けられていた爆弾が爆発し、複数の戦闘員が死傷した。

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アレッポ県では、ANHA(4月16日付)によると、ロシア軍とトルコ軍がアイン・アラブ(コバネ)市東の国境地帯で合同パトロールを実施した。

パトロールには、両軍それぞれ4輌の装甲車とロシア軍ヘリコプター2機が参加した。

AFP, April 16, 2020、ANHA, April 16, 2020、AP, April 16, 2020、al-Durar al-Shamiya, April 16, 2020、Reuters, April 16, 2020、SANA, April 16, 2020、SOHR, April 16, 2020、UPI, April 16, 2020などをもとに作成。

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ロシア・トルコの停戦合意発効後初の爆撃:ハマー県で所属不明のドローンが反体制派の車輌を攻撃し、4人死亡(2020年4月16日)

英国を拠点に活動する反体制派系NGOのシリア人権監視団によると、ロシア・トルコ首脳会談で合意された停戦が発効(3月5日深夜)してから42日目となる4月16日、所属不明の無人航空機(ドローン)がハマー県で反体制武装集団の車輌に対する爆撃を行った。

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ロシア国防省は声明を出し、過去24時間で「緊張緩和地帯設置にかかる覚書」への違反を1件(イドリブ県1件、ラタキア県0件、アレッポ県0件、ハマー県0件)確認したと発表した。

トルコ側の監視チームは停戦違反を確認しなかった。

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ハマー県では、シリア人権監視団やドゥラル・シャーミーヤ(4月15日付)によると、無人航空機(ドローン)1機が、ガーブ平原のアンカーウィー村で軍用車輌に対して爆撃を行い、戦闘員3人が死亡、5人が負傷した。

ナスル軍の広報責任者を務めるムハンマド・ラシード氏はツイッター(https://twitter.com/mohmad_rasheed/)を通じて、ドローンの攻撃を受けてメンバー2人が死亡したと発表した。

ナスル軍は、バラク・オバマ前米政権が支援していた「穏健な反体制派」の一つで、イッザ軍とともに長らくシャーム解放機構と共闘していたが、2018年6月にトルコの肝入りで結成された国民解放戦線に参加した。

ラシード氏は「イランの自爆型ドローン」が攻撃を行ったと断じている。

これに対し、シリア人権監視団は、爆撃を行ったドローンの所属は不明だが、ロシア軍、レバノンのヒズブッラー、あるいはそれ以外の「イランの民兵」のドローンの可能性が高いと発表した。

同監視団によると、所属不明のドローンはまた、ガーブ平原で活動を続けるアル=カーイダ系組織の一つフッラース・ディーン機構の車輌に対しても爆撃を行い、人的被害を与えた。

これに関して、ドゥラル・シャーミーヤは、別の無人航空機が、沿岸師団の車輌を爆撃し、乗っていた1人が死亡したと伝えた。

沿岸師団(第1沿岸師団および第2沿岸師団)が国民解放戦線に所属している。

これに対して、「決戦」作戦司令室はシリア政府の支配下にあるガーブ平原一帯を砲撃、ドゥラル・シャーミーヤによると、「占領国ロシアの民兵」の無人偵察機1機を撃墜したという。

「決戦」作戦司令室は、シリアのアル=カーイダであるシャーム解放機構とトルコの庇護を受ける国民解放戦線(シリア国民軍)などからなる武装連合体。

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イドリブ県では、シリア人権監視団によると、シリア軍が「決戦」作戦司令室の支配下にあるタフタナーズ市近郊の農地を砲撃、農作業をしていた女性3人が負傷した。

シリア軍はまた、トゥライハ村、ザーウィヤ山一帯(バーラ村、ファッティーラ村)にも砲撃を実施した。

これに対して、「決戦」作戦司令室もイドリブ県南部のシリア政府支配地域を砲撃した。

一方、トルコ軍は、装甲車や貨物車輌約40輌からなる車列をカフル・ルースィーン村に違法に設置されている国境通行所からシリア領内に新たに進入させた。

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アレッポ県では、シリア人権監視団によると、シリア軍(第46連隊駐留部隊)が「決戦」作戦司令室の支配下にあるカフルタアール村を砲撃、住民1人が死亡した。

一方、シャーム解放機構は、トルコの占領下にある「オリーブの枝」地域に面するダイル・バッルート村に設置している通行所を再び開放した。

開放期間は1日と見られる。

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ダルアー県では、シリア人権監視団によると、シリア軍がナワー市でオートバイに乗った2人組の襲撃を受け、兵士1人が負傷した。

一方、シリア政府と和解し、シリア軍に編入された元反体制武装集団が、同市の詰所でこの2人組と思われる若者2人を射殺した。

さらに、ブスル・ハリール市とイズラア市を結ぶ街道では、シリア軍の車輌が武装集団の攻撃を受け、兵士3人が死亡、2人が負傷した。

また、ヒルバト・カイス村でシリア軍の少尉が武装集団の襲撃を受けて死亡した。

AFP, April 16, 2020、ANHA, April 16, 2020、AP, April 16, 2020、al-Durar al-Shamiya, April 16, 2020、Ministry of Defence of the Russian Federation, April 16, 2020、Reuters, April 16, 2020、SANA, April 16, 2020、SOHR, April 16, 2020、UPI, April 16, 2020などをもとに作成。

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