トルコ軍とその支援を受けるシリア国民軍がアレッポ県北部のシリア民主軍拠点を砲撃(2019年12月6日)

アレッポ県では、シリア人権監視団によると、トルコ軍とその支援を受けるシリア国民軍が、シリア軍が駐留するアイン・アラブ(コバネ)市西のズール・マガール村にある人民防衛隊(YPG)主体のシリア民主軍の拠点複数カ所を砲撃した。

トルコ軍と国民軍はまた、シーラーワー町近郊のバラード村を砲撃した。

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ラッカ県では、シリア人権監視団によると、ハマーム・トゥルクマーン村にある国民軍の検問所近くに仕掛けられていた爆弾が爆発した。

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ハサカ県では、SANA(12月6日付)によると、シリア軍がM4高速道路沿いでの展開を続けた。

AFP, December 6, 2019、ANHA, December 6, 2019、AP, December 6, 2019、al-Durar al-Shamiya, December 6, 2019、Reuters, December 6, 2019、SANA, December 6, 2019、SOHR, December 6, 2019、UPI, December 6, 2019などをもとに作成。

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ロシア軍がイドリブ県、アレッポ県を爆撃(2019年12月6日)

イドリブ県では、シリア人権監視団によると、ロシア軍がカフルナブル市、ハーッス村、カフルルーマー村一帯、ザハビーヤ村、タウィール・ハリーブ村、放棄された大隊基地、マアッラト・ハルマ村、ダール・カビーラ村を爆撃した。

またシリア軍地上部隊が、ウンム・ジャラール村、ティーナ村、タフターヤー村、マアッル・ハルマ村、カフルサジュナ村、シャイフ・ムスタファー村、ウライニバ村、タッフ村、サハール村、ブライサ村、ブルジュ村を砲撃した。

これに対して、シャーム解放機構などからなる反体制武装集団はアスキヤート村を砲撃した。

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アレッポ県では、シリア人権監視団によると、ロシア軍がジャズラーヤー村を爆撃した。

一方、SANA(12月6日付)によると、反体制武装集団がアレッポ市各所に砲撃を行ったことを受けて、シリア軍がシャーム解放機構の支配下にあるアレッポ市ラーシディーン地区、アルド・マッラーフ地区を砲撃した。

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ハマー県では、シリア人権監視団によると、シリア軍がハークーラ村一帯、カストゥーン村、ズィヤーラ町、ザイズーン村を砲撃した。

これに対して、シャーム解放機構などからなる反体制武装集団はジューリーン村を砲撃した。

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ラタキア県では、シリア人権監視団によると、シリア軍ヘリコプターがカッバーナ村一帯を「樽爆弾」で爆撃した。

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ロシア国防省は声明を出し、過去24時間で「緊張緩和地帯設置にかかる覚書」への違反を33件(イドリブ県10件、ラタキア県8件、アレッポ県9件、ハマー県6件)確認したと発表した。

トルコ側の監視チームは停戦違反を17件(イドリブ県10件、ラタキア県8件、アレッポ県9件、ハマー県6件)確認した。

AFP, December 6, 2019、ANHA, December 6, 2019、AP, December 6, 2019、al-Durar al-Shamiya, December 6, 2019、Ministry of Defence of the Russian Federation, December 6, 2019、Reuters, December 6, 2019、SANA, December 6, 2019、SOHR, December 6, 2019、UPI, December 6, 2019などをもとに作成。

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シリア交渉委員会報道官「アサド政権代表から明確な議題が示されない限り、制憲委員会の会合はない」(2019年12月5日)

制憲委員会(憲法委員会)の反体制派代表を主導するシリア交渉委員会(シリア最高交渉委員会)のヤフヤー・アリーディー報道官は、次回ラウンド(小委員会会合)への参加の是非に関して、AKI通信(12月6日付)に対して「アサド政権代表から明確な議題が示されない限り、いかなる会合もないだろう」と述べた。

アリーディー報道官はまた「アサド政権は軍事的な方法を体系化し、あらゆる政治解決を反故にしようとしている」と批判した。

AFP, December 6, 2019、AKI, December 6, 2019、ANHA, December 6, 2019、AP, December 6, 2019、al-Durar al-Shamiya, December 6, 2019、Reuters, December 6, 2019、SANA, December 6, 2019、SOHR, December 6, 2019、UPI, December 6, 2019などをもとに作成。

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トルコの支援を受ける国民軍に統合された国民解放戦線は声明でアサド政権を「賢明な指導部」と評したUAE駐シリア臨時代理大使を厳しく非難(2019年12月5日)

トルコの支援を受ける国民軍に統合された国民解放戦線は声明を出し、アサド政権を「賢明な指導部」と評したアラブ首長国連邦(UAE)のアブドゥルハキーム・ヌアイミー駐シリア臨時代理大使を厳しく非難した。

声明で国民解放戦線は、シリア軍がイドリブ県各所への攻撃を続けるなか「ヌアイミー臨時代理大使は「現代のネロ皇帝」、世紀の凶悪犯、犯罪の頭目であるバッシャール・アサドを賞賛し、そのテロ行為を賢明なる指導部などと称した」と非難、こうした発言を「敵対的行為」とみなすと断じた。

AFP, December 6, 2019、ANHA, December 6, 2019、AP, December 6, 2019、al-Durar al-Shamiya, December 6, 2019、Reuters, December 6, 2019、SANA, December 6, 2019、SOHR, December 6, 2019、UPI, December 6, 2019などをもとに作成。

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トルコの支援を受ける国民軍がハサカ県のM4高速道路に近いマブルーカ発電所から撤退(2019年12月5日)

ハサカ県では、ドゥラル・シャーミーヤ(12月5日付)やシリア人権監視団によると、トルコの支援を受ける国民軍がラアス・アイン(スィリー・カーニヤ)市に近いM4高速道路沿いのマブルーカ村郊外にあるマブルーカ発電所から撤退した。

撤退は、4日にロシア軍とトルコ軍が交わした合意に基づくもので、ロシア側は発電所からM4高速道路を通って撤退する国民軍の安全を確保することを人民防衛隊(YPG)主体のシリア民主軍に確約させたという。

国民軍が撤退した発電所にはシリア軍が展開する予定。

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ラッカ県では、ANHA(12月5日付)によると、トルコとその支援を受ける国民軍がタッル・アブヤド市近郊のアリーダ村を砲撃した。

AFP, December 5, 2019、ANHA, December 5, 2019、AP, December 5, 2019、al-Durar al-Shamiya, December 5, 2019、Reuters, December 5, 2019、SANA, December 5, 2019、SOHR, December 5, 2019、UPI, December 5, 2019などをもとに作成。

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マムルーク国民安全保障会議議長がカーミシュリー市を訪問し人民防衛隊(YPG)主体のシリア民主軍司令官らと会談(2019年12月5日)

ユーフラテス・ポスト(12月5日付)は、複数のメディア筋の話として、アリー・マムルーク国民安全保障会議議長がハサカ県のカーミシュリー市を突如訪問したと伝えた。

同メディア筋によると、マムルーク議長はシリア政府の支配下にあるカーミシュリー国際空港に到着し、空港施設内で人民防衛隊(YPG)主体のシリア民主軍の司令官、アラブ人名士、およびクルド人名士と会談した。

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ハサカ県では、RT(12月5日付)によると、装甲車など30輌からなるロシア軍の車列が、シリア民主軍の護衛を受けて、ラッカ県アイン・イーサー市からカーミシュリー国際空港に入った。

AFP, December 5, 2019、ANHA, December 5, 2019、AP, December 5, 2019、al-Durar al-Shamiya, December 5, 2019、Euphrates Post, December 5, 2019、Reuters, December 5, 2019、RT, December 5, 2019、SANA, December 5, 2019、SOHR, December 5, 2019、UPI, December 5, 2019などをもとに作成。

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トルコ占領下のラッカ県タッル・アブヤド市近郊で国民軍と地元住民が激しく交戦(2019年12月5日)

ラッカ県では、ANHA(12月5日付)によると、トルコの支援を受ける国民軍に所属する東部自由人連合とシャーム戦線が、トルコ占領下のタッル・アブヤド市北東に位置するヒルバト・ルッズ村で地元住民のブー・フマイス部族(アラブ系部族)と激しく交戦した。

戦闘は、同村にあるブー・フマイス部族のイーサー・アブド氏の雑貨店でプロパン・ガスを購入しようとしたシャーム戦線が品切れだととして断られたことを信用しなかったことが原因で、シャーム戦線の戦闘員は口論の末に機関銃を無差別に発砲、若者1人が負傷したという。

この若者はただちにトルコのシャンルウルファ県にある病院に搬送されたが、住民がシャーム戦線の行為に抗議、シャーム戦線が武力で住民を強制排除しようとして戦闘になったという。

AFP, December 5, 2019、ANHA, December 5, 2019、AP, December 5, 2019、al-Durar al-Shamiya, December 5, 2019、Reuters, December 5, 2019、SANA, December 5, 2019、SOHR, December 5, 2019、UPI, December 5, 2019などをもとに作成。

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ダルアー県東カラク村で、逮捕者釈放、「イランの民兵」、ヒズブッラー、ロシアの排斥を訴えるデモ(2019年12月5日)

ダルアー県では、シリア人権監視団によると、東カラク村で5日晩、住民数十人が抗議デモを行い、逮捕者釈放、「イランの民兵」、ヒズブッラー、ロシアの排斥を訴えた。

AFP, December 5, 2019、ANHA, December 5, 2019、AP, December 5, 2019、al-Durar al-Shamiya, December 5, 2019、Reuters, December 5, 2019、SANA, December 5, 2019、SOHR, December 5, 2019、UPI, December 5, 2019などをもとに作成。

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ロシア軍がイドリブ県を爆撃(2019年12月5日)

イドリブ県では、シリア人権監視団によると、ロシア軍戦闘機がハーッス村、ヒーシュ村、サハール村、サラーキブ市を爆撃した。

シリア軍も地上部隊がタフターヤー村、タッフ村、サルマーニーヤ村、フワイジャ村、ハウワーシュ村、マアッラト・ハルマ村、カフルサジュナ村、シャイフ・ムスタファー村、ウライニバ村、ウンム・ジャラール村、サルジュ村、バリーサ村、ハッラーン村、シャリカ村を砲撃した。

これに対して、シャーム解放機構などからなる反体制武装集団は、シリア政府支配下のタマーニアを砲撃した。

両者はまた、ウンム・ジャラール一帯、ウンム・ディーナ村一帯で交戦した。

一方、SANA(12月5日付)によると、シリア軍がウンム・ティーナ村、イスティブラート村一帯に潜入しようとした反体制武装集団を撃退した。

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ハマー県では、シリア人権監視団によると、シリア軍がアリーマ村、ジュッブ・スライマーン村、アムキーヤ町、カラ・ジュルン村を砲撃した。

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ロシア国防省は声明を出し、過去24時間で「緊張緩和地帯設置にかかる覚書」への違反を42件(イドリブ県15件、ラタキア県19件、アレッポ県12件、ハマー県5件)確認したと発表した。

トルコ側の監視チームは停戦違反を44件(イドリブ県34件、ラタキア県6件、アレッポ県1件、ハマー県3件)確認した。

AFP, December 5, 2019、ANHA, December 5, 2019、AP, December 5, 2019、al-Durar al-Shamiya, December 5, 2019、Ministry of Defence of the Russian Federation, December 5, 2019、Reuters, December 5, 2019、SANA, December 5, 2019、SOHR, December 5, 2019、UPI, December 5, 2019などをもとに作成。

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シリア民主軍がアレッポ県北部を移動中のトルコ軍の車列を攻撃、兵士多数が死傷(2019年12月4日)

アレッポ県では、シリア人権監視団によると、ジャラーブルス市西のバルダク村に設置されている基地に向かっていたトルコ軍の車列が、車に仕掛けられていた爆弾の爆発に巻き込まれて、トルコ軍兵士多数が負傷した。

負傷した兵士はトルコ領内に搬送され、一部が死亡したとの情報もある。

ドゥラル・シャーミーヤ(12月4日付)によると、車列を狙ったのは人民防衛隊(YPG)主体のシリア民主軍。

シリア民主軍がトルコ軍の車列を攻撃したのはこれが初めてだという。

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一方、アフリーン解放軍団は声明を出し、10人が死亡した2日のトルコ軍・国民軍によるタッル・リフアト市への砲撃の報復として、3日にアフリーン市近郊のクーブラ村、アアザーズ市郊外、マーリア市でトルコ軍・国民軍を攻撃し、トルコ軍兵士1人、国民軍戦闘員6人を殺害したと発表した。

ANHA(12月4日付)が伝えた。

AFP, December 4, 2019、ANHA, December 4, 2019、AP, December 4, 2019、al-Durar al-Shamiya, December 4, 2019、Reuters, December 4, 2019、SANA, December 4, 2019、SOHR, December 4, 2019、UPI, December 4, 2019などをもとに作成。

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トルコ占領下のラアス・アイン市(ハサカ県)での爆発で2人死亡(2019年12月4日)

ハサカ県では、シリア人権監視団によると、トルコ占領下のラアス・アイン(スィリー・カーニヤ)市で車に仕掛けられていた爆弾が爆発し、2人が死亡した。

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SANA(12月4日付)は、米軍がハサカ県フール・キャンプに収容されているダーイシュ(イスラーム国)のイラク人メンバーの妻と子ども600人以上をイラクに移送したと伝えた。

AFP, December 4, 2019、ANHA, December 4, 2019、AP, December 4, 2019、al-Durar al-Shamiya, December 4, 2019、Reuters, December 4, 2019、SANA, December 4, 2019、SOHR, December 4, 2019、UPI, December 4, 2019などをもとに作成。

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シリア・ロシア軍がイドリブ県、アレッポ県を爆撃し住民7人死亡、シリア軍と「必勝」作戦司令室の戦闘で双方に8人の戦死者(2019年12月4日)

イドリブ県では、シリア人権監視団によると、ロシア軍戦闘機がカフルサジュナ村、ナフル・アブヤド村、カラーティー村、タッル・ダム村、アブー・シャルジー村、サルジュ村、カトラ村、ハルバ村、ハッラーン村、ハラーキー村、ダール・カビーラ村、ウンム・ティーナ村、アブー・フッバ村、ウンム・ジャラール村を爆撃し、カフルサジュナ村で子ども1人を含む3人が死亡した。

シリア軍も戦闘機がサラーキブ市を爆撃、ヘリコプターもカフルナブル市、アウラム・ジャウズ村一帯、ダール・カビーラ村、カンスフラ村、ファッティーラ村、バザーブール村、ブライジュ村、マアッラト・ヌウマーン市一帯、ハントゥーティーン村、バザーブール村を「樽爆弾」で爆撃し、バザーブール村で女児1人が死亡した。


シリア軍と「必勝」作戦司令室(シャーム解放機構、国民解放戦線、イッザ軍)がウンム・ティーナ村、放棄された大隊基地一帯(ムシャイリファ村近く)で激しく交戦し、シリア軍兵士5人が死亡、反体制武装集団側も3人が死亡した。

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アレッポ県では、シリア人権監視団によると、シリア軍がクースィンヤー村を砲撃し、1人が死亡した。

ドゥラル・シャーミーヤ(12月4日付)によると、ロシア軍もジャズラーヤー村を爆撃し、2人が死亡したという。

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スワイダー県では、シリア人権監視団によると、ダマスカス県とスワイダー市を結ぶ高速道路に設置されているシリア軍検問所(ウンム・ザイトゥーン村)が何者かの襲撃を受け、シリア軍兵士1人が死亡した。

AFP, December 4, 2019、ANHA, December 4, 2019、AP, December 4, 2019、al-Durar al-Shamiya, December 4, 2019、Reuters, December 4, 2019、SANA, December 4, 2019、SOHR, December 4, 2019、UPI, December 4, 2019などをもとに作成。

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UAE当局はトルコによる「安全地帯」設置を支持していたシリア人ビジネスマンを拘束(2019年12月3日)

アラブ首長国連邦(UAE)の治安当局は先週、ダマスコ・グループの取締役会のムハンナド・ファーイズ・ミスリー議長(1984年生まれ)を拘束した。

シリア内務省は、テロ活動を支援したとしたミスリー氏の逮捕状を発行し、国際刑事警察機構(インターポール)を通じて、UAE当局に身柄の引き渡しを要請していた。

シリア内務省は、ミスリー氏とともに1969年生まれの男性の身柄引き渡しを求めているという。

シリア政府はミスリー氏がシリアのアル=カーイダであるシャーム解放機構に資金を提供していると疑っている。

ミスリー氏は、トルコがシリア北東部に「安全地帯」を設置し、シリア難民を帰国させようとしていることを支持し、同地でシリア人を雇用できるような経済プロジェクトを立ち上げることを主唱していた。

アラビー21(12月3日付)、『クドス・アラビー』(12月3日付)、『ワタン』(12月3日付)が伝えた。

ミスリー氏逮捕に関して、反体制派系のザマーン・ワスル(12月3日付)は、シリアの諜報機関が政権に近いビジネスマンのサーミル・ファウズ氏の要請を受けて捜査を行っていたと伝えた。

ザマーン・ワスルによると、ファウズ氏はミスリー氏が「シリア国民と難民を支援する」ことを非難していたという。

AFP, December 3, 2019、ANHA, December 3, 2019、AP, December 3, 2019、Arabi 21, December 3, 2019、al-Durar al-Shamiya, December 3, 2019、al-Quds al-‘Arabi, December 3, 2019、Reuters, December 3, 2019、SANA, December 3, 2019、SOHR, December 3, 2019、UPI, December 3, 2019、al-Watan, December 3, 2019、Zaman al-Wasl, December 3, 2019などをもとに作成。

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制憲委員会の反体制派代表に参加するジャミール前首相は委員会の活動をジュネーブからシリア国内に移動させるべきと主張(2019年12月3日)

制憲委員会(憲法委員会)の反体制派代表の一人で、いわゆる「モスクワ・プラットフォーム」を主導するカドリー・ジャミール前副首相(人民意思党党首)は、ロシアの首都モスクワで記者会見を開き、第2ラウンドが中止にいたったことに関して、シリア政府代表と反体制派代表双方が無責任な態度を示したことが原因だと批判した。

ジャミール前首相は「アサド政権に対して武器をとった者すべてがテロリストではない」と述べる一方、国連に対して「制憲委員会の活動を(ジュネーブから)シリア国内に移動させることが急務」だと呼びかけた。

AFP, December 3, 2019、ANHA, December 3, 2019、AP, December 3, 2019、al-Durar al-Shamiya, December 3, 2019、Reuters, December 3, 2019、SANA, December 3, 2019、SOHR, December 3, 2019、UPI, December 3, 2019などをもとに作成。

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米主導の有志連合はイドリブ県を爆撃し、シャーム解放機構のアルジェリア人司令官1人を含む2人を殺害(2019年12月3日)

イドリブ県では、シリア人権監視団、ドゥラル・シャーミーヤ(12月3日付)などによると、米主導の有志連合の無人航空機がアティマ村近郊を移動中の車を爆撃し、シャーム解放機構の司令官の一人でアルジェリア人のアブー・アフマド・ムハージル氏と随行者(身元不明)の2人を殺害した。

AFP, December 3, 2019、ANHA, December 3, 2019、AP, December 3, 2019、al-Durar al-Shamiya, December 3, 2019、Reuters, December 3, 2019、SANA, December 3, 2019、SOHR, December 3, 2019、UPI, December 3, 2019などをもとに作成。

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シリア民主軍がトルコ占領地を砲撃し女性1人死亡、トルコ軍によると思われる砲撃でシリア軍兵士2人死亡(2019年12月3日)

アレッポ県では、シリア人権監視団によると、人民防衛隊(YPG)主体のシリア民主軍がトルコ占領下のアアザーズ市を砲撃し、女性1人が死亡した。

これに対して、トルコ軍とその支援を受けるシリア国民軍も反撃、北・東シリア自治局とシリア政府支配下のタッル・リフアト市近郊(シーラーワー町一帯)を砲撃した。

ANHA(12月3日付)によると、砲撃を受けたのは、スーガーニカ村、アキーバ村一帯、シャワーリガ村、シャワーリガ砦、マーリキーヤ村、アルカミーヤ村、マルアナーズ村、タッル・マディーク村、シャフバー・ダム、タッル・リフアト市、バイルーニーヤ村、アイン・ダクナ村。

一方、トルコ占領下のバザーア村では、ハムザ師団の司令官が何者かによって射殺された。

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ラッカ県では、ANHA(12月3日付)によると、トルコ軍とその支援を受けるシリア国民軍がラアス・アイン(スィリー・カーニヤ)市近郊のクファイファ村を砲撃した。

また、ドゥラル・シャーミーヤ(12月3日付)によると、アイン・イーサー市近郊のザヌーバー村が砲撃を受け、シリア軍兵士2人が死亡した。

砲撃はトルコ軍によるものと思われるという。

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一方、トルコ国防省は声明を出し、「平和の泉」作戦実施地域に対するシリア民主軍の砲撃でトルコ軍兵士1人が戦死したと発表した。

声明によると、トルコ軍はシリア民主軍の砲撃に対してただちに応戦し、複数の標的を破壊したという。

AFP, December 3, 2019、ANHA, December 3, 2019、AP, December 3, 2019、al-Durar al-Shamiya, December 3, 2019、Reuters, December 3, 2019、SANA, December 3, 2019、SOHR, December 3, 2019、UPI, December 3, 2019などをもとに作成。

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ダルアー県、ダマスカス郊外県各所で体制打倒、逮捕者釈放などを求める抗議デモ(2019年12月3日)

ダルアー県では、シリア人権監視団によると、マアルバ町、ハイト村で住民数十人が抗議デモを行い、体制打倒、「イランの民兵」退去、逮捕者釈放を訴えた。

また、シャジャラ町では、「まず逮捕者」「レバノンのヒズブッラーとイラン打倒」「レバノンのヒズブッラーの墓場はハウラーンにある」といった落書きが壁に書かれているのが発見された。

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ダマスカス郊外県では、シリア人権監視団によると、カナーキル村で逮捕者釈放を訴える抗議デモが行われた。

AFP, December 3, 2019、ANHA, December 3, 2019、AP, December 3, 2019、al-Durar al-Shamiya, December 3, 2019、Reuters, December 3, 2019、SANA, December 3, 2019、SOHR, December 3, 2019、UPI, December 3, 2019などをもとに作成。

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シリア軍とシャーム解放機構などからなる反体制派がイドリブ県南東部で激しく交戦し多数死亡、シリア軍は1カ村を奪還(2019年12月3日)

イドリブ県では、シリア人権監視団によると、シリア軍とシャーム解放機構などからなる反体制武装集団がスルージュ村一帯、ウンム・ティーナ村一帯で交戦し、シリア軍兵士9人、反体制武装集団戦闘員25人が死亡した。

戦闘の末、シリア軍はスルージュ村を制圧(奪還)した。

シリア軍はまた、ヘリコプターがカフルナブル市、イフスィム町、カフルルーマー村一帯、ジャバーラー村、マアッラト・マーティル村、ファルキヤー村、ファッティーラ村、ハーッス村、マアッルズィーター村、マアッラト・スィーン村、カルサア村、ハザーリーン村、カンスフラ村、カフルシャラーヤー村、ムハムバル村、アウラム・ジャウズ村を「樽爆弾」で爆撃、戦闘機がサルマーン村、シャッアーラ村、ガッサーニーヤ村、シャイフ・スィンドヤーン村、キンダ村、マルアンド村、バルサ村、カトラ村を爆撃した。

ロシア軍戦闘機もマアッラト・ヌウマーン市およびその一帯、カフルナブル市などを爆撃した。

一連の爆撃により、ムハムバル村で男性1人が死亡した。

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ラタキア県では、シリア人権監視団によると、シリア軍がカッバーナ村一帯を爆撃した。

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アレッポ県では、シリア人権監視団によると、シャーム解放機構などからなる反体制武装集団がワディーヒー村を砲撃し、子ども1人が死亡した。

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ロシア国防省は声明を出し、過去24時間で「緊張緩和地帯設置にかかる覚書」への違反を56件(イドリブ県19件、ラタキア県17件、アレッポ県13件、ハマー県7件)確認したと発表した。

トルコ側の監視チームは停戦違反を36件(イドリブ県30件、ラタキア県2件、アレッポ県4件、ハマー県0件)確認した。

AFP, December 3, 2019、ANHA, December 3, 2019、AP, December 3, 2019、al-Durar al-Shamiya, December 3, 2019、Ministry of Defence of the Russian Federation, December 3, 2019、Reuters, December 3, 2019、SANA, December 3, 2019、SOHR, December 3, 2019、UPI, December 3, 2019などをもとに作成。

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ダーイシュがヒムス県東部でファーティミーユーン旅団を要撃し、多数を殺害・捕捉(2019年12月2日)

ヒムス県では、タドムル・ニュース・ネット(12月3日付)によると、スフナ市近郊の砂漠地帯で、ダーイシュ(イスラーム国)がファーティミーユーン旅団を要撃し、戦闘員多数を殺害・捕捉した。

AFP, December 3, 2019、ANHA, December 3, 2019、AP, December 3, 2019、al-Durar al-Shamiya, December 3, 2019、PNN, December 3, 2019、Reuters, December 3, 2019、SANA, December 3, 2019、SOHR, December 3, 2019、UPI, December 3, 2019などをもとに作成。

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トルコ軍とその支援を受けるシリア国民軍がアレッポ県タッル・リフアト市を砲撃、子ども9人を含む10人が死亡(2019年12月2日)

アレッポ県では、シリア人権監視団によると、トルコ軍とその支援を受けるシリア国民軍が、北・東シリア自治局とシリア政府の支配下にあるタッル・リフアト市を砲撃し、学校の近くに砲弾が着弾、子ども9人と老人1人の合わせて10人が死亡、21人が負傷した(ANHA(12月2日付)によると、10人が死亡、10人が負傷)。

死亡したのは、トルコが占領するアフリーン郡からの国内避難民(IDP)。

ANHA(12月2日付)によると、トルコ軍と国民軍はまた、タッル・リフアト市に近いバイルーニーヤ村を砲撃した。

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ラッカ県では、ANHA(12月2日付)によると、トルコ軍とその支援を受けるシリア国民軍がアイン・イーサー市の北西15キロの地点に位置するハイマル村にあるシリア軍の拠点を砲撃、兵士2人が死亡、3人が負傷した。

トルコ軍と国民軍はまた、タッル・アブヤド市西のヒルバト・ファーリス村、クファイファ村を砲撃した。

AFP, December 2, 2019、ANHA, December 2, 2019、AP, December 2, 2019、al-Durar al-Shamiya, December 2, 2019、Reuters, December 2, 2019、SANA, December 2, 2019、SOHR, December 2, 2019、UPI, December 2, 2019などをもとに作成。

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ロシア・シリア軍がイドリブ刑務所、マアッラト・ヌウマーン市の市場を爆撃し、30人以上死亡(2019年12月2日)

イドリブ県では、シリア人権監視団によると、ロシア軍戦闘機がイドリブ市郊外のイドリブ刑務所およびその周辺を爆撃し、女性1人、子ども2人、男性1人、シャーム解放機構戦闘員2人の合わせて6人が死亡、25人以上が負傷した。


爆撃に乗じて、収監者複数が脱獄し、シャーム解放機構の治安部隊が捜索活動を行っているという。

また、シリア軍戦闘機がマアッラト・ヌウマーン市のハール市場を爆撃し、女性2人を含む13人が死亡した。

ロシア・シリア両軍戦闘機はさらに、県各所を爆撃し、トルコ軍監視所が設置されているサルマーン村では女性1人が、サラーキブ市では1人が、カナーイス村では1人が死亡した。

シリア軍ヘリコプターもジャバーラー村、ハザーリーン村を「樽爆弾」で爆撃した。

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ラタキア県では、シリア人権監視団によると、シリア軍ヘリコプターがカッバーナ村一帯を「樽爆弾」で爆撃した。

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ハマー県では、シリア人権監視団によると、シリア軍地上部隊がヒルバト・ナークース村、アムキーヤ町を砲撃した。

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アレッポ県では、シリア人権監視団によると、反体制武装集団が撃った砲弾がアレッポ市アシュラフィーヤ地区、スィルヤーン・ジャディーダ地区に着弾した。

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ロシア国防省は声明を出し、過去24時間で「緊張緩和地帯設置にかかる覚書」への違反を21件(イドリブ県10件、ラタキア県3件、アレッポ県5件、ハマー県3件)確認したと発表した。

トルコ側の監視チームは停戦違反を50件(イドリブ県34件、ラタキア県10件、アレッポ県0件、ハマー県6件)確認した。

AFP, December 2, 2019、ANHA, December 2, 2019、AP, December 2, 2019、al-Durar al-Shamiya, December 2, 2019、Ministry of Defence of the Russian Federation, December 2, 2019、Reuters, December 2, 2019、SANA, December 2, 2019、SOHR, December 2, 2019、UPI, December 2, 2019などをもとに作成。

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シリア民主軍のアブディー総司令官「ロシア軍司令官との会談でアームーダー市、タッル・タムル町、アイン・イーサー市にロシア軍を展開させることを合意」(2019年12月1日)

人民防衛隊(YPG)主体のシリア民主軍のマズルーム・アブディー総司令官はツイッターのアカウント(https://twitter.com/MazloumAbdi/)に、シリア駐留ロシア軍司令官のアレクサンドル・チャイコフ准将と会談し、ハサカ県アームーダー市、タッル・タムル町、ラッカ県アイン・イーサー市にロシア軍を展開させることを合意したと綴った。

AFP, December 1, 2019、ANHA, December 1, 2019、AP, December 1, 2019、al-Durar al-Shamiya, December 1, 2019、Reuters, December 1, 2019、SANA, December 1, 2019、SOHR, December 1, 2019、UPI, December 1, 2019などをもとに作成。

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トルコ軍とその支援を受けるシリア国民軍がラッカ県、アレッポ県各所を砲撃(2019年12月1日)

ラッカ県では、ANHA(12月1日付)によると、トルコ軍とその支援を受けるシリア国民軍が、タッル・アブヤド市近郊のカズアリー村、クーラク村を砲撃した。

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アレッポ県では、ANHA(12月1日付)によると、トルコ軍とその支援を受けるシリア国民軍が、北・東シリア自治局とシリア政府の共同支配下にあるタッル・リフアト市に近いバイルーニーヤ村を砲撃した。

AFP, December 1, 2019、ANHA, December 1, 2019、AP, December 1, 2019、al-Durar al-Shamiya, December 1, 2019、Reuters, December 1, 2019、SANA, December 1, 2019、SOHR, December 1, 2019、UPI, December 1, 2019などをもとに作成。

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ダルアー県ムザイリーブ町で逮捕者釈放、「イランの民兵」の撤退を求めるデモが発生する一方、サナマイン市で軍事情報局メンバー殺害(2019年12月1日)

ダルアー県では、HFL(12月1日付)によると、ムザイリーブ町で住民数十人が抗議デモを行い、逮捕者釈放、「イランの民兵」の撤退を訴えた。

一方、シリア人権監視団によると、サナマイン市で軍事情報局のメンバー1人が正体不明の武装集団の襲撃を受けて死亡した。

AFP, December 1, 2019、ANHA, December 1, 2019、AP, December 1, 2019、al-Durar al-Shamiya, December 1, 2019、HFL, December 1, 2019、Reuters, December 1, 2019、SANA, December 1, 2019、SOHR, December 1, 2019、UPI, December 1, 2019などをもとに作成。

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ダイル・ザウル県でダーイシュがファーティミーユーン旅団の拠点を襲撃(2019年12月1日)

ダイル・ザウル県では、シリア人権監視団によると、ダーイシュ(イスラーム国)がマヤーディーン市近郊の砂漠地帯に設置されているファーティミーユーン旅団(アフガン人民兵)の拠点複数カ所を襲撃し、3人を殺害、10人を負傷させた。

AFP, December 1, 2019、ANHA, December 1, 2019、AP, December 1, 2019、al-Durar al-Shamiya, December 1, 2019、Reuters, December 1, 2019、SANA, December 1, 2019、SOHR, December 1, 2019、UPI, December 1, 2019などをもとに作成。

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シャーム解放機構が無人航空機でハマー航空基地を爆撃(2019年12月1日)

ハマー県では、シリア人権監視団によると、ハマー市西のハマー航空基地を所属不明の無人航空機複数機が攻撃、シリア軍防空部隊が迎撃した。

SANA(12月1日付)によると、飛来した無人航空機はヌスラ戦線(シャーム解放機構)のもので、シリア軍がこれを撃破したという。

同監視団によると、基地内で複数回の爆発と火災が発生したが、死傷者の有無は不明だという。

AFP, December 1, 2019、ANHA, December 1, 2019、AP, December 1, 2019、al-Durar al-Shamiya, December 1, 2019、Reuters, December 1, 2019、SANA, December 1, 2019、SOHR, December 1, 2019、UPI, December 1, 2019などをもとに作成。

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シリア軍はシャーム解放機構、国民軍、イッザ軍の侵攻によって前日に失った3カ村を奪還(2019年12月1日)

イドリブ県では、シリア人権監視団によると、「気力を失うな」作戦を開始した「必勝」作戦司令室(シャーム解放機構、国民軍国民解放戦線、イッザ軍)がファルジャ村に侵攻、シリア軍地上部隊と激しく交戦した。

これに対し、シリア軍地上部隊はヒーシュ村、アーミリーヤ村、マウカ村、ダイル・ガルビー村、ビダーマー町、ラタキア県のクルド山、トルコマン山に至る街道一帯を砲撃した。

一方、ロシア軍戦闘機は、イドリブ氏一帯、カフルナブル市、カフルサジュナ村、カフル・ハルマ村、ジャバーラー村、ナキール村、ハーッス村、マアッラト・ヌウマーン市一帯を爆撃した。

シリア軍戦闘機も、サラーキブ市およびその一帯、ルバイア村、サイヤーダ村、スルージュ村、タッル・キルスヤーン村、ハラーキー村、バルサ村、ファルワーン村を爆撃、ドゥラル・シャーミーヤ(12月1日付)によると、タッル・キルスヤーン村に対する爆撃で住民2人が死亡した。

さらにシリア軍ヘリコプターが、ハーッス村、トゥラムラー村、カンスフラ村、ハザーリーン村、カフルナブル市を「樽爆弾」で爆撃した。

一連の戦闘で、反体制武装集団戦闘員10人、シリア軍兵士5人が死亡、シリア軍は前日に喪失していたスルージュ村、イウジャーズ村、イスティブラート村、ラスム・ワルド村を奪還した。

なお、SANA(12月1日付)によると、シリア軍はカフリーヤ村に侵攻しようとした反体制武装集団も撃退した。

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ハマー県では、シリア人権監視団によると、シリア軍地上部隊がフワイジャ村、ハウワーシュ村を砲撃した。

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ラタキア県では、シリア人権監視団によると、シリア軍がカッバーナ村一帯でシャーム解放機構などからなる反体制武装集団と交戦した。

AFP, December 1, 2019、ANHA, December 1, 2019、AP, December 1, 2019、al-Durar al-Shamiya, December 1, 2019、Reuters, December 1, 2019、SANA, December 1, 2019、SOHR, December 1, 2019、UPI, December 1, 2019などをもとに作成。

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「革命のサヨナキドリ」ことサールート(バセット)氏の母親が受け取った義援金全額をイッザ軍戦闘員40人の結婚費用として寄付(2019年11月30日)

ドゥラル・シャーミーヤ(11月30日付)は、6月のハマー県の北部での戦闘で死亡した「革命のサヨナキドリ」ことアブドゥルバースィト・サールート(バセット)氏の母親(ウンム・ワリード)が、同氏の死後に寄せられた義援金のすべてを、イッザ軍のメンバー40人の結婚のために寄付したと伝え、それを讃える様子を撮影した画像を公開した。

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サールート氏は1992年生まれで、ヒムス市出身。

地元サッカー・チーム(カラーマ・クラブ)でゴール・キーパーを務め、シリアのユース・サッカー代表メンバーだったが、2011年春にシリアに「アラブの春」が波及すると、政権打倒を求める抗議デモに参加し、注目を浴びるようになった。

シリア軍・治安部隊と反体制派の武力衝突が激しさを増すようになった2011年後半に、ヒムス市内で武装闘争に身を投じ、バイヤーダ殉教者大隊を結成、同組織はその後ヒムス軍団の傘下に身を置いた。

サールート氏は、シリア軍との戦闘で度々負傷、シリア軍の暗殺作戦や攻撃によってともに戦っていた父、4人の兄弟、親戚を戦闘で失っている。

シリア軍によるヒムス市への攻撃と包囲が強まるなか、サールート氏と彼らの仲間は2014年に同市から脱出し、同年12月にダーイシュ(イスラーム国)に参加することを決意、同組織に忠誠(バイア)を誓ったとされる。

ダーイシュへの参加は、サールート氏の本意ではなく、ヒムス県で活動を継続するため、資金や食糧を得ることが目的だったとされ、ダーイシュもこの忠誠を「不完全」だとして拒否している。

またサールート氏自身も2015年にビデオ声明でダーイシュとの関与を否定している。

だが、ダーイシュへの接近によって、シリアのアル=カーイダと目されるシャームの民のヌスラ戦線(現在の呼称はシャーム解放機構)の追及を受けることになり、バイヤーダ殉教者大隊はヌスラ戦線と度々交戦、トルコに逃れることを余儀なくされた。

その後、2016年12月にはイドリブ市で行われたアレッポ市救済デモに姿を表し、反体制派支配地域での活動を再開した。

なお、バイヤーダ殉教者大隊は一時(2015年)はヌスラ戦線の傘下に身を置き、ヒムス県タルビーサ市一帯でシリア軍との戦闘に参加している。

反体制派支配地域での活動を再開したサールート氏は、2018年1月にイッザ軍に参加、同組織に所属するヒムス・アディーヤ旅団の司令官として、6月に死亡するまでハマー県北部でのシリア軍との戦闘を主導していた。

サールート氏はドキュメンタリー映画『それでも僕は帰る:シリア、若者たちが求め続けたふるさと』(タラール・ディルキー監督、2013年)に出演したことで、欧米諸国や日本で広く知られるようになった。

デモ指導者から戦闘員となったサールート氏の軌跡を追ったこの映画は2014年、サンダンス映画祭(Sundance Film Festival)のワールド・シネマドキュメンタリー部門でグランプリを受賞した。

サールート氏はまた、ドキュメンタリー映画『シリアの悲痛な叫び』(エフゲニー・アフィネフスキー監督 、2017年)にも出演している。

その美しい歌声から「革命のサヨナキドリ」として知られるようになった。

AFP, November 30, 2019、ANHA, November 30, 2019、AP, November 30, 2019、al-Durar al-Shamiya, November 30, 2019、Reuters, November 30, 2019、SANA, November 30, 2019、SOHR, November 30, 2019、UPI, November 30, 2019などをもとに作成。

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シリア民主軍のアブディー総司令官「タッル・タムル町とアイン・イーサー市から撤退はしない」(2019年11月30日)

人民防衛隊(YPG)主体のシリア民主軍のマズルーム・アブディー総司令官は、アラビーヤ・チャンネル(11月30日付)のインタビューに応じ、ロシアの仲介によりシリア軍の展開が合意されたハサカ県のタッル・タムル町およびラッカ県アイン・イーサー市から部隊を撤退させる意思がないことを明らかにした。

アブディー総司令官は「タッル・タムル町とアイン・イーサー市は政権にもロシア軍にも引き渡されないだろう。両地はM4高速道路とともに、我々の支配下にとどまる」と述べた。

アブディー総司令官はまた、シリア民主軍がシリアの防衛システムの一環をなしているとしたうえで、「新憲法が承認されれば、シリア軍の一部となるが、個人としてではなく、独立した軍事組織としての特性は維持される」と強調した。

そのうえで「問題が最終解決するまで、シリア政府との対話は続けられる。我々はバアス主義的な排外思想が(政権の)言説において支配的であることを承知しているが、シリア統合のためにこれは克服されねばならない…。何事もなかったかのように、2011年以前の状態に戻ることを我々は受け入れることはない」と付言した。

AFP, November 30, 2019、Alarabia, November 30, 2019、ANHA, November 30, 2019、AP, November 30, 2019、al-Durar al-Shamiya, November 30, 2019、Reuters, November 30, 2019、SANA, November 30, 2019、SOHR, November 30, 2019、UPI, November 30, 2019などをもとに作成。

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ダルアー県カラク村で住民が逮捕者釈放を求める抗議デモ(2019年11月30日)

ダルアー県では、シリア人権監視団によると、カラク(東カラク)村で住民が逮捕者釈放を求める抗議デモを行った。

AFP, November 30, 2019、ANHA, November 30, 2019、AP, November 30, 2019、al-Durar al-Shamiya, November 30, 2019、Reuters, November 30, 2019、SANA, November 30, 2019、SOHR, November 30, 2019、UPI, November 30, 2019などをもとに作成。

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