ヨルダン:ダーイシュ(イスラーム国)と戦うため、シリア人、イラク人戦闘員の教練計画を準備(2015年3月23日)

ヨルダンのムハンマド・ムーマニー・メディア担当大臣は記者会見で、ダーイシュ(イスラーム国)と戦うため、シリア人戦闘員、イラン人戦闘員、イラク・クルディスタン地域のペシュメルガ戦闘員を教練する計画を準備していると述べた。

ARA News(3月23日付)が報じた。

AFP, March 23, 2015、AP, March 23, 2015、ARA News, March 23, 2015、Champress, March 23, 2015、al-Hayat, March 24, 2015、Iraqi News, March 23, 2015、Kull-na Shuraka’, March 23, 2015、al-Mada Press, March 23, 2015、Naharnet, March 23, 2015、NNA, March 23, 2015、Reuters, March 23, 2015、SANA, March 23, 2015、UPI, March 23, 2015などをもとに作成。

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ダーイシュ(イスラーム国)がヒムス県中部のシリア軍の要衝タドムル軍事飛行場を攻撃(2015年3月23日)

ヒムス県では、シリア人権監視団によると、ダーイシュ(イスラーム国)がタドムル航空基地を襲撃し、シリア軍と激しく交戦、双方に多数の死傷者が出た。

『ハヤート』(3月24日付)は、この戦闘に関して、20日に本格化したダーイシュのハマー県シャイフ・ヒラール村一帯への攻勢と絡めて報じ、ダーイシュがシリア政府の支配地域であるシリア西部への勢力拡大を狙っているとの見方を示した。

これに関連して、ロイター通信(3月23日付)は、ダーイシュ戦闘員(匿名)の話として、ダーイシュがハマー県の主要都市サラミーヤ市の掌握をめざしているが、「100%の準備ができるまで、そうすることはない」と伝えた。

一方、SANA(3月23日付)によると、シャーイル・ガス採掘所一帯で、シリア軍がダーイシュ(イスラーム国)と交戦し、複数の戦闘員を殺傷、拠点・装備を破壊した。

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アレッポ県では、ARA News(3月23日付)によると、ダーイシュ(イスラーム国)がマンビジュ市および同市郊外でクルド人青年約20人を拉致した。

AFP, March 23, 2015、AP, March 23, 2015、ARA News, March 23, 2015、Champress, March 23, 2015、al-Hayat, March 24, 2015、Iraqi News, March 23, 2015、Kull-na Shuraka’, March 23, 2015、al-Mada Press, March 23, 2015、Naharnet, March 23, 2015、NNA, March 23, 2015、Reuters, March 23, 2015、SANA, March 23, 2015、UPI, March 23, 2015などをもとに作成。

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ヌスラ戦線は捕捉したシリア軍ヘリコプター搭乗員とアブー・マスアブ・スーリーの「捕虜交換」を要求(2015年3月23日)

サウジアラビア人説教師でジハード布教者センター代表のアブドゥッラー・ムハイスィニー氏はビデオ声明を出し、22日にイドリブ県ザーウィヤ山に不時着し、捕捉されたシリア空軍ヘリコプター搭乗員とアブー・ムスアブ・スーリー氏(本名、ムスタファー・スィット・マリヤム)との捕虜交換を行うよう求めた。

ビデオ声明には、捕捉された搭乗員の1人の隣でムハイスニー氏が、搭乗員らの捕捉を「勝利」と位置づけ、「この勝利はイドリブ市解放に向けた門戸となる」と主張する一方、シリア国内で拘置されているとされるアブー・ムスアブ・スーリー氏の釈放を求めた。

Kull-na Shuraka', March 23, 2015
Kull-na Shuraka’, March 23, 2015

アブー・ムスアブ・スーリー氏(1958年、アレッポ県生まれ)は、長年にわたりアフガニスタンで武装闘争(ジハード)に参加、2001年の米国などによるアフガニスタン侵攻を経て、2005年に米国とパキスタンによって逮捕され、シリアに引き渡された。

2011年に「アラブの春」が波及した直後、シリア政府がアブー・ハーリド・スーリー氏(シリア自由人イスラーム運動創設者の一人)らとともに釈放されたとの情報が拡散された。

だが、アブー・ムスアブ・スーリー氏は現在もシリア政府のもとで拘束されていると考えられている。

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なお、クッルナー・シュラカー(3月23日付)は、画像で公開された搭乗員の1人のIDの写真に関して、シリア政府が出生地を「改ざん」し、帰属する宗派をイスラーム教スンナ派と偽っていると主張した。

それによると、捕捉された搭乗員の1人ユースフ・ワヒード・ナッジャール中佐のIDには、出生地が、イスラーム教スンナ派が多く住む「ヒムス市ハーリディーヤ地区」と記載されているが、実際の出生地は、アラウィー派が多く住むヒムス市ザフラ地区で生まれたのだという。

しかし、クッルナー・シュラカーはこの「改ざん」がいつ行われたのかなどの詳細については伝えていない。

Kull-na Shuraka', March 23, 2015
Kull-na Shuraka’, March 23, 2015

AFP, March 23, 2015、AP, March 23, 2015、ARA News, March 23, 2015、Champress, March 23, 2015、al-Hayat, March 24, 2015、Iraqi News, March 23, 2015、Kull-na Shuraka’, March 23, 2015、al-Mada Press, March 23, 2015、Naharnet, March 23, 2015、NNA, March 23, 2015、Reuters, March 23, 2015、SANA, March 23, 2015、UPI, March 23, 2015などをもとに作成。

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反体制武装集団、シリア軍双方によるアレッポ市砲撃で、住民多数が死傷(2015年3月23日)

アレッポ県では、シリア人権監視団によると、シリア軍がアレッポ市サアドッラー・ジャービリー広場一帯、バールーン通り、ジュマイリーヤ地区などのジハード主義武装集団に対して砲撃を行い、13人が死亡した。

これに対して、ジハード主義武装集団もアレッポ市ファイイド地区などシリア政府支配地域を砲撃し、住民4人が死亡した。

これに関して、シリアの外務在外居住者省は、国連事務総長および安保理議長に宛てて書簡を送り、アレッポ市バーブ・ファラジュ地区、ブスターン・クライブ地区、ジュマイリーヤ地区、バールーン地区、サアドッラー・ジャービリー地区を武装テロ集団が砲撃し、12人が「虐殺」され、30人以上が負傷したと報告、「テロとの戦い」にかかる安保理決議などに基づき厳正に対処するよう求めた。

このほか、シリア軍、国防隊、ヒズブッラー戦闘員らは、アレッポ市サブア・バフラート地区、ハンダラート・キャンプ周辺などで、シャームの民のヌスラ戦線、アンサール・ディーン戦線らジハード主義武装集団と交戦、シリア軍は同地を「樽爆弾」などで空爆・砲撃した。

またSANA(3月23日付)によると、スィムアーン山一帯、アルド・マッラーフ地区一帯で、シリア軍が反体制武装集団と交戦し、複数の戦闘員を殺傷、拠点・装備を破壊した。

 

ドゥラル・シャーミヤ(3月24日付)によると、シャームの民のヌスラ戦線は、アレッポ市カルム・タッラーブ地区とアズィーザ村でシリア軍によってリクルートされた「治安細胞」を摘発した。

この「治安細胞」は、同地へのシリア軍の進軍を支援するための情報収集・提供を行っていたのだという。

またクッルナー・シュラカー(3月24日付)によると、アブー・アマーラ特殊任務大隊も、アレッポ市内のシリア政府支配地域で政治治安部の局員2人を拘束した。

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イドリブ県では、シリア人権監視団によると、シャームの民のヌスラ戦線などジハード主義武装集団がイドリブ市各所を砲撃し、女性、子供を含む住民7人が死亡した。

一方、シリア軍もザーウィヤ山一帯(ハントゥーティーン村、ダイル・サンバル村一帯)、ハッザーナート軍事基地一帯、マダーヤー町、タフタナーズ市を戦闘機、ヘリコプターなどで空爆・砲撃した。

『ハヤート』(3月24日付)は、イドリブ市一帯での戦闘激化に関して、シャームの民のヌスラ戦線と、シャームの鷹旅団と完全統合したシャーム自由人イスラーム運動の調整が強まっていると、伝えた。

他方、SANA(3月23日付)によると、フバイト村、タッル・ディーニート村、ファイルーン村、カフル・ジャーリス村、ダイル・サンバル村、バイルーン村、イドリブ市郊外などで、シリア軍が反体制武装集団と交戦し、複数の戦闘員を殺傷、拠点・装備を破壊した。

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ダマスカス県では、シリア人権監視団によると、ジャウバル区で、シリア軍、国防隊、ヒズブッラー戦闘員がシャームの民のヌスラ戦線などジハード主義武装集団と交戦した。

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ダマスカス郊外県では、シリア人権監視団によると、ザバダーニー市をシリア軍が「樽爆弾」で攻撃する一方、ハティータト・ジャルシュ町などでシャームの民のヌスラ戦線などジハード主義武装集団と交戦した。

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ダルアー県では、シリア人権監視団によると、シリア軍がタファス市、ブスラー・シャーム市などを「樽爆弾」などで空爆、ジハード主義武装集団の司令官、副司令官を含む戦闘員13人が死亡した。

一方、SANA(3月23日付)によると、マール丘、ブスラー・シャーム市およびその周辺、マアルバ町、ジャムリーン村で、シリア軍が反体制武装集団と交戦し、シャームの民のヌスラ戦線の戦闘員を殺傷、拠点・装備を破壊した。

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クナイトラ県では、SANA(3月23日付)によると、タルジャナ村、ジャバーター・ハシャブ村郊外、マスハラ丘で、シリア軍が反体制武装集団と交戦し、シャームの民のヌスラ戦線の戦闘員を殺傷、拠点・装備を破壊した。

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ヒムス県では、SANA(3月23日付)によると、ラジャム・カスル村、スルターニーヤ村、ラッフーム村、ウンム・リーシュ村、マスアダ村で、シリア軍が反体制武装集団と交戦し、複数の戦闘員を殺傷、拠点・装備を破壊した。

AFP, March 23, 2015、AP, March 23, 2015、ARA News, March 23, 2015、Champress, March 23, 2015、al-Durar al-Shamiya, March 24, 2015、al-Hayat, March 24, 2015、Iraqi News, March 23, 2015、Kull-na Shuraka’, March 23, 2015、March 24, 2015、al-Mada Press, March 23, 2015、Naharnet, March 23, 2015、NNA, March 23, 2015、Reuters, March 23, 2015、SANA, March 23, 2015、UPI, March 23, 2015などをもとに作成。

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シリア国民連合はアル=カーイダ系組織と「自由シリア軍」の糾合を歓迎する一方、国内の反体制組織は国民連合の介入を拒否(2015年3月23日)

トルコのイスタンブールで活動するシリア革命反体制勢力国民連立のムハンマド・ヤフヤー・マクタビー事務局長は、アル=カーイダ系組織のシャーム自由人イスラーム運動とシャームの鷹旅団の完全合併と、自由シリア軍所属12組織のシャーム戦線への合流を「すべてのシリア人のための国民軍(創設)に至る統合と調整に向けた行動」と評価、歓迎の意を示した。

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クナイトラ県、ダルアー県で活動する反体制有識者は、クナイトラ・ゴラン有識者連盟の名で声明を出し、シリア革命反体制勢力国民連立暫定政府教育省がダルアー県内に高等学校の修了試験を搬入するとした決定を拒否すると発表した。

クナイトラ・ゴラン有識者連盟には、クナイトラ県評議会、クナイトラ教員組合、(クナイトラ県)教育局、革命指導評議会、クナイトラ県部族評議会などが参加している。

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イスラーム軍総司令部は声明を出し、シリア国内の15の部族が、イスラーム軍のザフラーン・アッルーシュ司令官に忠誠を誓い、「バッシャール・アサドを筆頭とするウンマ全体の敵」と戦う意思を表明したと発表した。

忠誠を表明したのは、ハマーミラ部族、バッカール部族、ハルブ部族、サイヤード部族、ジャバラーン部族、ハディーディーン部族、ハムール部族、ウワイシャーン部族、アワースィー部族、ファドル部族、ナースィーフ部族、アッバード部族、ハマーミー部族、ガイヤース部族で、いずれも「シリア全国レベル」でイスラーム軍への忠誠を誓ったのだという。

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シャーム戦線は声明を出し、シャームの鷹旅団とシリア自由人イスラーム運動の完全合併に支持を表明した。

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シリア革命調整連合は、シリア政府が国内の支配地域で逮捕したシリア人青年200人以上を、ティクリートなどでダーイシュ(イスラーム国)と戦闘を続けるシーア派民兵の援軍としてイラクに派遣していると主張した。

クッルナー・シュラカー(3月23日付)がシリア革命調整連合の複数の消息筋の話として伝えた。

AFP, March 23, 2015、AP, March 23, 2015、ARA News, March 23, 2015、Champress, March 23, 2015、al-Hayat, March 24, 2015、Iraqi News, March 23, 2015、Kull-na Shuraka’, March 23, 2015、March 24, 2015、al-Mada Press, March 23, 2015、Naharnet, March 23, 2015、NNA, March 23, 2015、Reuters, March 23, 2015、SANA, March 23, 2015、UPI, March 23, 2015などをもとに作成。

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ハサカ市での連続爆破テロ犠牲者の合同葬儀でシリア・クルド国民評議会とTEV-DEMが対立(2015年3月23日)

ノウルーズを祝う住民を狙った20日のハサカ市での連続爆破テロの犠牲者の合同葬儀が、シリア・クルド国民評議会(シリア革命反体制勢力国民連立)、民主連合運動(TEV-DEM)の主催のもとにハサカ市で執り行われ、遺族、住民らが参列した。

ARA News, March 23, 2015
ARA News, March 23, 2015

葬儀は、西クルディスタン移行期民政局人民防衛隊の観閲式をもって開始され、その後、遺族委員会を代表してムハンマド・ダーリー氏、西クルディスタン移行期民政局(ジャズィーラ地区)執行評議会のアクラム・ハッスー議長、「シリア・ロージュアーヴァー(西)・クルディスタンにおけるクルド政治原則」を代表してナスルッディーン・イブラーヒーム氏、TEV-DEM代表が弔辞を述べた。

しかし、シリア・クルド国民評議会は弔辞を述べる機会を与えられなかった。

これに関して、シリア・クルド国民評議会は声明を出し、合同葬儀に関する合意を無視して、TEV-DEMが西クルディスタン移行期民政局(ジャズィーラ地区)について言及し、「集団的努力を反故にした」と批判した。

両者は、21日のハサカ県ハサカ市での緊急会合で、犠牲者の葬儀・埋葬などを共同で支援することなどで合意していたが、その際、西クルディスタン移行期民政局(ジャズィーラ地区)や凍結中の「シリア・ロージュアーヴァー(西)・クルディスタンにおけるクルド政治原則」への言及を避けることを確認していたという。

ARA News(3月21日付)が伝えた。

AFP, March 23, 2015、AP, March 23, 2015、ARA News, March 23, 2015、Champress, March 23, 2015、al-Hayat, March 24, 2015、Iraqi News, March 23, 2015、Kull-na Shuraka’, March 23, 2015、al-Mada Press, March 23, 2015、Naharnet, March 23, 2015、NNA, March 23, 2015、Reuters, March 23, 2015、SANA, March 23, 2015、UPI, March 23, 2015などをもとに作成。

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シリア人権監視団は有志連合のシリア爆撃での死者数が1,953人にのぼると発表(2015年3月23日)

シリア人権監視団は、米国が主導する有志連合がシリア領内のダーイシュ(イスラーム国)の拠点などに対する空爆による死者数がこの4ヶ月(空爆が開始された2014年9月23日から2015年1月23日まで)で1,953人に達している、と発表した。

このうち1,796人がダーイシュの戦闘員(シリア人、外国人)、90人がシャームの民のヌスラ戦線の戦闘員で、66人が女性、子供を含む民間人だという。

AFP, March 23, 2015、AP, March 23, 2015、ARA News, March 23, 2015、Champress, March 23, 2015、al-Hayat, March 24, 2015、Iraqi News, March 23, 2015、Kull-na Shuraka’, March 23, 2015、al-Mada Press, March 23, 2015、Naharnet, March 23, 2015、NNA, March 23, 2015、Reuters, March 23, 2015、SANA, March 23, 2015、UPI, March 23, 2015などをもとに作成。

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ヒューマン・ライツ・ウォッチは反体制派がシリア政府支配地域を無差別に攻撃し、数百人の民間人を殺害していると発表(2015年3月22日)

ヒューマン・ライツ・ウォッチは、シリア政府の支配下にあるダマスカス県やヒムス県内の人口密集地域に対する反体制派の無差別攻撃により、2012年1月以降、数百人の民間人が殺害されているとする報告書を発表、戦争犯罪に相当すると非難した。

「彼は死ぬ必要はなかった:シリア反体制グループによる無差別攻撃」(http://hrw.org/node/133423)と題された報告書は79ページからなり、目撃者らの証言、ビデオ映像、SNSなどでの情報をもとに、中東北アフリカ副局長のナディーム・フーリー氏がまとめた。

AFP, March 23, 2015、AP, March 23, 2015、ARA News, March 23, 2015、Champress, March 23, 2015、al-Hayat, March 24, 2015、Iraqi News, March 23, 2015、Kull-na Shuraka’, March 23, 2015、al-Mada Press, March 23, 2015、Naharnet, March 23, 2015、NNA, March 23, 2015、Reuters, March 23, 2015、SANA, March 23, 2015、UPI, March 23, 2015などをもとに作成。

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シリア国民連合が「1963年3月8日軍事令第2号」を廃止したと主張(2015年3月22日)

シリア革命反体制勢力国民連立は声明を出し、「1963年3月8日軍事令第2号」を廃止すると発表した。

「1963年3月8日軍事令第2号」は、1963年3月8日の軍事委員会による政権掌握(バアス革命)直後に発せられ、1962年12月22日法律第51号(非常事態法)施行の根拠となっていた。

しかし、1962年12月22日法律第51号は、2011年政令第161号(2011年4月22日)にアサド大統領によって廃止されている。

シリア革命反体制勢力国民連立はまた、関連する軍事決定すべてを廃止すると発表した。

この決定は2015年3月20日にトルコのイスタンブールで開催された総合委員会での審議結果を受けたもので、「連立が国際社会によって、シリア国民の唯一の正当な代表として承認されている」ことに基づくものだという。

AFP, March 22, 2015、AP, March 22, 2015、ARA News, March 22, 2015、Champress, March 22, 2015、al-Hayat, March 23, 2015、Iraqi News, March 22, 2015、Kull-na Shuraka’, March 22, 2015、al-Mada Press, March 22, 2015、Naharnet, March 22, 2015、NNA, March 22, 2015、Reuters, March 22, 2015、SANA, March 22, 2015、UPI, March 22, 2015などをもとに作成。

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英国人7人、米国人1人、カナダ人1人を含む外国人医学生11人が、ダーイシュ(イスラーム国)が運営する病院で働くためにトルコからシリアに潜入(2015年3月22日)

ロイター通信(3月22日付)は、トルコのハタイ県選出のアリ・エディプオール議員の話として、英国人7人、米国人1人、カナダ人1人を含む外国人医学生11人が、ダーイシュ(イスラーム国)が運営する病院で働くためにシリア領内に不法入国したと報じた。

不法入国した学生らは、スーダンの首都ハルツームで医学を学んでいた19~25歳のスーダン系の外国人で、3月12日にトルコのイスタンブールに到着、アクチャカレ市からラッカ県タッル・アブヤド市に潜入していったという。

AFP, March 22, 2015、AP, March 22, 2015、ARA News, March 22, 2015、Champress, March 22, 2015、al-Hayat, March 23, 2015、Iraqi News, March 22, 2015、Kull-na Shuraka’, March 22, 2015、al-Mada Press, March 22, 2015、Naharnet, March 22, 2015、NNA, March 22, 2015、Reuters, March 22, 2015、SANA, March 22, 2015、UPI, March 22, 2015などをもとに作成。

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イドリブ県、ハマー県のジハード主義武装集団、「自由シリア軍」の糾合進む(2015年3月22日)

シャーム自由人イスラーム運動とスクール・シャーム旅団の双方に所属する武装集団の司令官らが会合を開き、完全合併することを合意したと発表した。

完全統合後は「シャーム自由人イスラーム戦線」を名乗るという。

会合に参加したのは、シャーム自由人イスラーム運動のアブドゥルアズィーズ・サラーマ総司令官、シャームの鷹旅団のアブー・イーサー・シャイフ総司令官ら。

Kull-na Shuraka', March 22, 2015
Kull-na Shuraka’, March 22, 2015

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イドリブ県、ハマー県で活動する「自由シリア軍」所属の12の武装集団が、シャーム戦線への参加を発表した。

シャーム戦線のムハンマド・ガービー司令官が声明を通じて明らかにした。

シャーム戦線への参加が決まった武装集団はハマー・ファールーク大隊、ガーブ殉教者大隊、ウワイス・カルニー大隊、ハマー・スンナ大隊、第6師団、第21歩兵師団、マアッラトハルマ殉教者旅団、マアムーン旅団、ファトフ旅団、バルカーウィーヤ殉教者大隊、シャヒーダイン大隊、ガーブの虎旅団。

AFP, March 22, 2015、AP, March 22, 2015、ARA News, March 22, 2015、Champress, March 22, 2015、al-Hayat, March 23, 2015、Iraqi News, March 22, 2015、Kull-na Shuraka’, March 22, 2015、al-Mada Press, March 22, 2015、Naharnet, March 22, 2015、NNA, March 22, 2015、Reuters, March 22, 2015、SANA, March 22, 2015、UPI, March 22, 2015などをもとに作成。

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レバノンでシリア人男性がダーイシュ(イスラーム国)によって誘拐(2015年3月22日)

NNA(3月22日付)によると、ベカーア県バアルベック郡アルサール村で、ダーイシュ(イスラーム国)を名乗る武装集団がシリア人男性1人を誘拐した。

AFP, March 22, 2015、AP, March 22, 2015、ARA News, March 22, 2015、Champress, March 22, 2015、al-Hayat, March 23, 2015、Iraqi News, March 22, 2015、Kull-na Shuraka’, March 22, 2015、al-Mada Press, March 22, 2015、Naharnet, March 22, 2015、NNA, March 22, 2015、Reuters, March 22, 2015、SANA, March 22, 2015、UPI, March 22, 2015などをもとに作成。

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ダーイシュ(イスラーム国)がラッカ県で女性囚人らを殺害(2015年3月22日)

ラッカ県では、クッルナー・シュラカー(3月22日付)によると、ダーイシュ(イスラーム国)がラッカ市で男性2人を窃盗罪でむち打ち刑に処した。

また、有志連合が1週間前に行ったラッカ市・タッル・アブヤド市間のダーイシュ拠点への空爆の直後に、収監中の女性囚人多数がダーイシュによって殺害されたと伝えた。

この空爆では、女性拘置所が標的となったが、これによって死亡した女性囚人は1人しかいなかったという。

さらに、クッルナー・シュラカー(3月22日付)は、数日前に、女性の服を着た複数の男性がラッカ市各所でダーイシュ(イスラーム国)メンバーを次々と襲撃、10人を暗殺した、と伝えた。

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ヒムス県では、シリア人権監視団によると、ウンム・サルジュ村、マクサル・ヒサーン村一帯で、シリア軍とダーイシュ(イスラーム国)が交戦した。

またマサール・プレス(3月22日付)によると、フルクルス町東部でシリア軍がダーイシュの要撃を受け、兵士6人が死亡、またシャーイル・ガス採掘所一帯、ジャズル・ガス採掘所一帯で交戦した。

一方、SANA(3月22日付)によると、ウンク・ハワー村、ラッフーム村で、シリア軍が反体制武装集団と交戦し、ダーイシュ(イスラーム国)の戦闘員を殺傷、拠点・装備を破壊した。

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ハサカ県では、シリア人権監視団によると、タッル・ブラーク町一帯で、西クルディスタン移行期民政局人民防衛隊、サナーディード軍が、ダーイシュ(イスラーム国)と交戦した。

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ダイル・ザウル県では、シリア人権監視団によると、ダイル・ザウル市ジャウラ地区(シリア政府支配地域)で、ダーイシュ(イスラーム国)が撃った迫撃砲により男性1人が死亡した。

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アレッポ県では、ARA News(3月23日付)によると、アイン・アラブ市南部郊外で、西クルディスタン移行期民政局人民防衛隊がダーイシュ(イスラーム国)と交戦、アミールを含むダーイシュ戦闘員37人を殲滅した。

AFP, March 22, 2015、AP, March 22, 2015、ARA News, March 22, 2015、March 23, 2015、Champress, March 22, 2015、al-Hayat, March 23, 2015、Iraqi News, March 22, 2015、Kull-na Shuraka’, March 22, 2015、al-Mada Press, March 22, 2015、Masar Press Agency, March 22, 2015、Naharnet, March 22, 2015、NNA, March 22, 2015、Reuters, March 22, 2015、SANA, March 22, 2015、UPI, March 22, 2015などをもとに作成。

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イドリブ県でシリア軍ヘリが不時着、ヌスラ戦線らが搭乗員1人を処刑、4人を捕捉(2015年3月22日)

イドリブ県では、シリア人権監視団によると、シリア空軍のヘリコプターが技術的トラブルでザーウィヤ山のファルキヤー村付近に不時着し、搭乗員5人がシャームの民のヌスラ戦線などジハード主義武装集団によって捕捉、うち1人は不時着現場近くの村で処刑された。

残る4人の消息は不明。

同監視団によると、不時着したヘリコプターは、ヌスラ戦線の拠点の一つと目されているザーウィヤ山一帯に「樽爆弾」を投下するための任務についていたという。

Kull-na Shuraka', March 22, 2015
Kull-na Shuraka’, March 22, 2015
Kull-na Shuraka', March 22, 2015
Kull-na Shuraka’, March 22, 2015
Kull-na Shuraka', March 22, 2015
Kull-na Shuraka’, March 22, 2015
Kull-na Shuraka', March 22, 2015
Kull-na Shuraka’, March 22, 2015
Kull-na Shuraka', March 22, 2015
Kull-na Shuraka’, March 22, 2015

ジハード主義武装集団はまた、イドリブ市西部各所を砲撃する一方、シリア軍はフバイト村、サルミーン市、ファイルーン村を「樽爆弾」などで空爆した。

一方、SANA(3月22日付)によると、ビンニシュ市・イドリブ市街道、マンタフ村、ファイルーン村、ナリラヤー村、タッル・サラムー村、ウンム・ジャリーン村、アブー・ズフール町などで、シリア軍が反体制武装集団と交戦し、シャームの民のヌスラ戦線の戦闘員を殺傷、拠点・装備を破壊した。

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アレッポ県では、シリア人権監視団によると、シリア軍、国防隊、ヒズブッラー戦闘員、クドス旅団、イラン人・アフガン人戦闘員らが、アンサール・ディーン戦線、シャームの民のヌスラ戦線などジハード主義武装集団とアッザーン山一帯、ブライジュ村一帯、ナイラブ航空基地近郊で交戦した。

一方、SANA(3月22日付)によると、ハーン・トゥーマーン村一帯、アルド・マッラーフ地区一帯で、シリア軍が反体制武装集団と交戦し、複数の戦闘員を殺傷、拠点・装備を破壊した。

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ヒムス県では、シリア人権監視団によると、シリア軍、国防隊が、ハラーリーヤ村、ウンム・シャルシューフ村でシャームの民のヌスラ戦線などジハード主義武装集団と交戦、またシリア軍はヒムス市ワアル地区を砲撃した。

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ダルアー県では、シリア人権監視団によると、ブスラー・シャーム市でシリア軍と反体制武装集団が激しく交戦、またシリア軍はインヒル市、クファイル村、ダルアー市ダム街道地区などを砲撃した。

一方、SANA(3月22日付)によると、ブスラー・シャーム市、クファイル村、スマード村、マアルバ町、ジーザ町、ジャムリーン村、ヌアイマ村、ダルアー市各所で、シリア軍が反体制武装集団と交戦し、シャームの民のヌスラ戦線、イスラーム・ムサンナー運動の戦闘員を殺傷、拠点・装備を破壊した。

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スワイダー県では、マサール・プレス(3月22日付)によると、バッカー村、ズィービーン町、サマー村でシリア軍、国防隊がジハード主義宇そう集団と交戦し、双方合わせて15人が死亡した。

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ダマスカス郊外県では、シリア人権監視団によると、東グータ地方での戦闘で時あー度主義武装集団の司令官1人が死亡した。

一方、SANA(3月22日付)によると、ラアス・マアッラ町無人地帯、マシュラファ村無人地帯、アイン・タルマー村、ドゥーマー市、アーリヤ農場、カースィミーヤ町で、シリア軍が反体制武装集団と交戦し、シャームの民のヌスラ戦線の戦闘員を殺傷、拠点・装備を破壊した。

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ダマスカス県では、SANA(3月22日付)によると、ジャウバル区で、シリア軍が反体制武装集団と交戦し、複数の戦闘員を殺傷、拠点・装備を破壊した。

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クナイトラ県では、SANA(3月22日付)によると、ナブア・サフル村で、シリア軍が反体制武装集団と交戦し、複数の戦闘員を殺傷、拠点・装備を破壊した。

AFP, March 22, 2015、AP, March 22, 2015、ARA News, March 22, 2015、Champress, March 22, 2015、al-Hayat, March 23, 2015、Iraqi News, March 22, 2015、Kull-na Shuraka’, March 22, 2015、al-Mada Press, March 22, 2015Masar Press Agency, March 22, 2015、Naharnet, March 22, 2015、NNA, March 22, 2015、Reuters, March 22, 2015、SANA, March 22, 2015、UPI, March 22, 2015などをもとに作成。

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モスクワ2をめぐる動き:アサド大統領がロシア特使と会談(2015年3月22日)

アサド大統領は、シリアを訪問中のロシア特使アズマトゥッラー・コルモハンマドヴ氏を団長とする使節団とダマスカスで会談し、ロシア政府が開催の準備をしている反体制派との和平交渉「モスクワ2」について協議した。

SANA(3月23日付)によると、会談では、シリアとロシアの対話と調整の継続を通じて、和平交渉に向けた努力を成功させることが重要だとの点が確認された。

またアサド大統領は、シリアがロシアによる努力成功に向けた行動の継続を切望しているとの意思を示すとともに、「その実現に向けた第1歩は、行動のあり方、対話の基礎、目的実現を保証する仕組みを定めた行程表をめぐって合意にいたること」と強調した。

そのうえで「一部の地域諸国、西欧諸国が、テロ組織への支援を続けているために障害が多いもの、シリアの国民と政府は、ロシアの指導力と、シリアでの問題解決に向けた努力を信頼している」と付言した。

これに対して、コルモハンマドヴ特使は、シリア政府の開放的な姿勢が国内での流血停止をめざしていることの表れただと高く評価した。

会談には、ワリード・ムアッリム外務在外居住者大臣、ブサイナ・シャアバーン大統領府政治報道補佐官、ファイサル・ミクダード外務在外居住者副大臣、アフマド・アルヌース外務在外居住者省顧問、そしてロシアのアレクサンドル・キンシャクカ駐シリア大使、ヴィタリー・ナウムキン・ロシア科学アカデミーオリエント研究所所長が同席した。

SANA, March 22, 2015
SANA, March 22, 2015

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一方、クッルナー・シュラカー(3月22日付)は、ロシア政府が開催の準備を進めているシリア政府と反体制派の和平交渉「モスクワ2」に招待された反体制派の氏名を伝えた。

それによると、招待状が送付された活動家は以下の通り:

1. シリア革命反体制勢力国民連立:ハーリド・ハウジャ代表を含む3人

2. 民主的変革諸勢力国民調整委員会:ハサン・アブドゥルアズィームを含む3人

3. シリア国家建設潮流:ルワイユ・フサイン代表

4. 民主統一党:サーリフ・ムスリム共同党首を含む3人

5. アフマド・ムアーッズ・ハティーブ(シャイフ)

6. ムハンマド・ハバシュ(シャイフ)

7. ハーリド・マハーミード(ビジネスマン)

8. アブドゥルカーディル・サマクリー(ビジネスマン)

9. アイマン・アスファリー(ビジネスマン)

10. サミール・シャーミー

11. ハーリド・イーサー

12. ワリード・ブンニー

13. サリーム・ハイルベク

14. 東部部族連合代表1人

15. ジャミール・スライマーン(俳優)

16. アミーナ・ウースー(西クルディスタン移行期民政局代表)

17. ランダ・カスィース(駐フランス)

18. サミール・イータ(駐フランス)

19. ミシェル・キールー(駐フランス)

20. リーム・トゥルクマーン(駐英)

21. ナマルード・スライマーン(駐英)

22. アフマド・ウワイヤーン・ジャルバー

23. カドリー・ジャミール

24. 野党代表者1人

AFP, March 22, 2015、AP, March 22, 2015、ARA News, March 22, 2015、Champress, March 22, 2015、al-Hayat, March 23, 2015、Iraqi News, March 22, 2015、Kull-na Shuraka’, March 22, 2015、al-Mada Press, March 22, 2015、Naharnet, March 22, 2015、NNA, March 22, 2015、Reuters, March 22, 2015、SANA, March 22, 2015、UPI, March 22, 2015などをもとに作成。

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ダーイシュ(イスラーム国)がハサカ市での連続爆破テロへの関与を認める(2015年3月21日)

ダーイシュ(イスラーム国)が運営するラジオ局バヤーン放送は、ノウルーズを祝う住民を狙った20日のハサカ市での連続爆破テロに関して、「カリフ国の兵士がバラカ市(ハサカ市のこと)のムフティー地区で爆弾を積んだ自動車とバイクを自爆させ、PKK(民主統一党のこと)の破壊分子20人を殺害、30人を負傷させた」と報じた。

AFP, March 23, 2015、AP, March 23, 2015、ARA News, March 23, 2015、Champress, March 23, 2015、al-Hayat, March 24, 2015、Iraqi News, March 23, 2015、Kull-na Shuraka’, March 23, 2015、al-Mada Press, March 23, 2015、Naharnet, March 23, 2015、NNA, March 23, 2015、Reuters, March 23, 2015、SANA, March 23, 2015、UPI, March 23, 2015などをもとに作成。

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イスラーム軍の特殊部隊がハサカ県シャッダーディー市でダーイシュ(イスラーム国)のアミールを暗殺(2015年3月21日)

シリア人権監視団は、ダーイシュ(イスラーム国)がシリア各地で、住民ら13人を「体制(シリア政府)に復帰、投降しようとした」との罪で処刑したと発表した。

13人のうち、3人は、ダマスカス郊外県ハジャル・アスワド市で、5人はヒムス県で斬首され、またアレッポ県アイン・アラブ市南部のサーリー村でも、武装した村人1人が斬首され、また西クルディスタン移行期民政局人民防衛隊の戦闘員2人が処刑されした。

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ハサカ県では、ARA News(3月21日付)によると、イスラーム軍に所属する「ハイズーム中隊」を名乗る特殊部隊が、ダーイシュ(イスラーム国)支配下のシャッダーディー市内の検問所を攻撃し、ダーイシュ・バラカ州東部地区司令官(アミール)のアブー・ヌハンマド・ジャヌービー氏を暗殺、また同地区治安部隊長のアブー・マフムード・ラッカーウィー氏らを負傷させた。

また、アイン・アラブ市南部郊外および南東部の前線(サナア村一帯、アクバーシュ村一帯など)で、西クルディスタン移行期民政局人民防衛隊とダーイシュ(イスラーム国)が交戦した。

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ハマー県では、ARA News(3月21日付)によると、ダーイシュ(イスラーム国)がシリア軍、国防隊との戦闘の末、シャイフ・ヒラール村、ハニータ村を制圧し、アレッポ市・サラミーヤ市間のシリア軍の兵站路の遮断に成功した。

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ラッカ県では、シリア人権監視団によると、ダーイシュ(イスラーム国)と西クルディスタン移行期民政局自民防衛隊が、アイン・イーサー市北西部郊外で交戦した。

また、ARA News(3月21日付)によると、タッル・アブヤド市郊外のジャルン村一帯のダーイシュ(イスラーム国)拠点などに有志連合が空爆を行った。

AFP, March 21, 2015、AP, March 21, 2015、ARA News, March 21, 2015、Champress, March 21, 2015、al-Hayat, March 22, 2015、Iraqi News, March 21, 2015、Kull-na Shuraka’, March 21, 2015、al-Mada Press, March 21, 2015、Naharnet, March 21, 2015、NNA, March 21, 2015、Reuters, March 21, 2015、SANA, March 21, 2015、UPI, March 21, 2015などをもとに作成。

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イドリブ県、アレッポ県などでシリア軍とジハード主義武装集団の戦闘続く(2015年3月21日)

イドリブ県では、ドゥラル・シャーミーヤ(3月21日付)によると、シャーム自由人イスラーム運動がイドリブ市内の総合情報部支部一帯を砲撃し、複数の死傷者が出た。

またマサール・プレス(3月21日付)によると、ザーウィヤ山地方のマンタフ村をシリア軍が空爆し、女性、子供を含む住民14人が死亡、30人近くが負傷した。

一方、SANA(3月21日付)によると、バシーリーヤ村、バーラ村、バルーマー村、ジダール・ブカフルーン村、アイン・バーリダ村、クマイナース村で、シリア軍が反体制武装集団と交戦し、複数の戦闘員を殺傷、拠点・装備を破壊した。

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アレッポ県では、シリア人権監視団によると、アレッポ市マイサルーン地区、サブア・バフラート地区、バニー・ザイド地区、ハーリディーヤ地区、シャイフ・サイード地区、ナイラブ航空基地周辺で、シリア軍、国防隊が、ジハード主義武装集団と交戦した。

一方、SANA(3月21日付)によると、マアーッラト・アルティーク村、マンスーラ村、スィムアーン山一帯、ハンダラート・キャンプ一帯で、シリア軍が反体制武装集団と交戦し、シャームの民のヌスラ戦線の戦闘員を殺傷、拠点・装備を破壊した。

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ダルアー県では、シリア人権監視団によると、シリア軍が、ブスラー・シャーム市内の反体制武装集団制圧地区を「樽爆弾」などで空爆、国防隊とともに、市一帯でジハード主義武装集団と交戦した。

シリア軍はまた、サマード村、ハムリーン村一帯に対しても空爆を行った。

一方、SANA(3月21日付)によると、ウンム・アウサジュ村、ズィムリーン村、サムリーン村、ラマジュ・マシュール村、西ガーリヤ村、ブスラー・シャーム市、ジャムリーン村、スマード村、サイダー町、ダルアー市各所で、シリア軍が反体制武装集団と交戦し、シャームの民のヌスラ戦線、ハムザ師団、シリア革命家戦線、ムハージリーン・ワ・アンサール旅団の戦闘員を殺傷、拠点・装備を破壊した。

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スワイダー県では、シリア人権監視団によると、バッカー村、ズィービーン町で、シリア軍、国防隊がジハード主義武装集団と交戦、シリア軍が同地一帯を空爆した。

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ダマスカス郊外県では、シリア人権監視団によると、フライタ村郊外無人地帯で、シリア軍、国防隊、ヒズブッラー戦闘員が、シャームの民のヌスラ戦線などジハード主義武装集団と交戦した。

クッルナー・シュラカー(3月21日付)によると、ヌスラ戦線はこの戦闘で、シリア軍の拠点複数カ所を制圧したという。

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クナイトラ県では、SANA(3月21日付)によると、ブライカ村、マスハラ村で、シリア軍が反体制武装集団と交戦し、複数の戦闘員を殺傷、拠点・装備を破壊した。

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ヒムス県では、SANA(3月21日付)によると、ラスタン市、西サラーム村、ウンム・サフリージュ村、ドゥワイバ一帯で、シリア軍が反体制武装集団と交戦し、複数の戦闘員を殺傷、拠点・装備を破壊した。

AFP, March 21, 2015、AP, March 21, 2015、ARA News, March 21, 2015、Champress, March 21, 2015、al-Durar al-Shamiya, March 21, 2015、al-Hayat, March 22, 2015、Iraqi News, March 21, 2015、Kull-na Shuraka’, March 21, 2015、al-Mada Press, March 21, 2015、Masar Press Agency, March 21, 2015、Naharnet, March 21, 2015、NNA, March 21, 2015、Reuters, March 21, 2015、SANA, March 21, 2015、UPI, March 21, 2015などをもとに作成。

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ノウルーズに合わせて西クルディスタン移行期文民局人民防衛隊第6期修了式開催(2015年3月21日)

クッルナー・シュラカー(3月21日付)によると、西クルディスタン移行期民政局(ジャズィーラ地区)の防衛委員会(防衛自衛委員会、国防省に相当)が、ノウルーズに合わせて、ハサカ県ルマイラーン町で人民防衛隊第6期修了式を行った。

式典にはジャズィーラ地区の執行評議会(政府に相当)、立法評議会(国会に相当)の要人らが多数参列し、45日にわたる教練コースを修了した戦闘員260人を観閲した。

ARA News, March 21, 2015
ARA News, March 21, 2015
ARA News, March 21, 2015
ARA News, March 21, 2015
ARA News, March 21, 2015
ARA News, March 21, 2015

AFP, March 21, 2015、AP, March 21, 2015、ARA News, March 21, 2015、Champress, March 21, 2015、al-Hayat, March 22, 2015、Iraqi News, March 21, 2015、Kull-na Shuraka’, March 21, 2015、al-Mada Press, March 21, 2015、Naharnet, March 21, 2015、NNA, March 21, 2015、Reuters, March 21, 2015、SANA, March 21, 2015、UPI, March 21, 2015などをもとに作成。

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ノウルーズを祝う住民を狙った20日のハサカ市での連続爆破テロをめぐる動き:西クルディスタン移行期民政局への疑念高まる(2015年3月21日)

クッルナー・シュラカー(3月21日付)は、ノウルーズを祝う住民を狙った20日のハサカ市での連続爆破テロに関して、西クルディスタン移行期民政局の治安維持能力への疑念がハサカ市住民のなかで高まっていると伝えた。

それによると、住民らは「民政局がクルド人を防衛できるとどの程度信用すべきなのか?」、「テロリストは多くの検問所をどのようにして易々と通過し、現場に至ることができたのか?、「もし民政局が実行犯(自爆犯)の存在に気づいていたら、なぜ民主連合運動(TEV-DEM)やシリア・クルド国民評議会の本部のある現場での集会を許したのか?」、「アサーイシュはなぜ、ノウルーズの祝典の警備を担当していなかったのか?」などの問いが投げかけられているという。

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ハサカ県ハサカ市では、シリア・クルド国民評議会(シリア革命反体制勢力国民連立)と民主連合運動(TEV-DEM)が緊急会合を開き、ノウルーズを祝う住民を狙った20日のハサカ市での連続爆破テロの犠牲者への対応を協議し、犠牲者の葬儀・埋葬などを共同で支援することなどで合意した。

ARA News(3月21日付)が伝えた。

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ARA News(3月21日付)によると、ハサカ県マアバダ(カルキールキー)町などでは、ノウルーズを祝う住民を狙った20日のハサカ市での連続爆破テロの犠牲者に哀悼の意を示すため、住民らが黒旗を掲揚した。

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外務在外居住者省は国連事務総長および安保理議長に書簡を提出、ノウルーズを祝う住民を狙った20日のハサカ市での連続爆破テロに関して、「地域内外の国・組織の支援を受けたテロリスト」による犯行だと断じるとともに、同様のテロが「穏健な反体制派」を名乗る武装集団によって各地で続けられていると報告、テロ撲滅にかかる関連決議に基づいた断固たる対応をとるよう求めた。

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西クルディスタン移行期民政局を主導する民主統一党は声明を出し、ノウルーズを祝う住民を狙った20日のハサカ市での連続爆破テロに関して、「もっとも強い調子で卑劣なこのテロ行為を非難する。我々は我ら人民に対して明言する。こうした復讐じみた犯罪行為が、クルド人戦闘員によってテロが深い痛手を受けていることを明白に示しているということを…。我ら人民が自らの地域を正当に防衛し続ける決意は変わらず、テロ根絶のため一丸となって立ち向かう」と発表した。

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シリア革命反体制勢力国民連立は声明を出し、ノウルーズを祝う住民を狙った20日のハサカ市での連続爆破テロに関して、「このテロ犯罪行為を非難し、犠牲者の家族に哀悼の意を表すとともに、負傷者の回復を願う」と発表、「クルド人、アラブ人、シリア正教徒、アッシリア教徒であれ、ジャズィーラ地方のすべての住民に対して、一丸となってテロに立ち向かう」よう呼びかけた。

またシリア革命反体制勢力国民連立は別の声明で、総合委員会定例会合を開催し、イドリブ県でのシリア軍の「化学兵器」(塩素ガス)使用などシリア情勢について協議したと発表するとともに、ジョン・ケリー米国務長官が「我々は最後には(シリア政府と)交渉しなければならない」と発言したことに関して、「あらゆる政治的解決を成功させるため、アサドが退陣するべき」だとの意思を示した。

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なお、シリア人権監視団は連続爆破テロの死者数が45人に増加したと発表した。

AFP, March 21, 2015、AP, March 21, 2015、ARA News, March 21, 2015、Champress, March 21, 2015、al-Hayat, March 22, 2015、Iraqi News, March 21, 2015、Kull-na Shuraka’, March 21, 2015、al-Mada Press, March 21, 2015、Naharnet, March 21, 2015、NNA, March 21, 2015、Reuters, March 21, 2015、SANA, March 21, 2015、UPI, March 21, 2015などをもとに作成。

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トルコ大統領「シリアは、バッシャール・アサドが去らねば、繁栄も安定も得ることはできない」(2015年3月20日)

トルコのレジェップ・タイイップ・エルドアン大統領は、訪問中のウクライナでシリア情勢に言及、「シリアは、バッシャール・アサドが去らねば、繁栄も安定も得ることはできない」と脅迫した。

エルドアン大統領はまた、ジョン・ケリー米国務長官が「我々は最後には(シリア政府と)交渉しなければならない」と発言したことに関して、「こんな殺人者を支援することなどあり得ない」と述べた。

ARA News(3月20日付)が伝えた。

AFP, March 20, 2015、AP, March 20, 2015、ARA News, March 20, 2015、Champress, March 20, 2015、al-Hayat, March 21, 2015、Iraqi News, March 20, 2015、Kull-na Shuraka’, March 20, 2015、al-Mada Press, March 20, 2015、Naharnet, March 20, 2015、NNA, March 20, 2015、Reuters, March 20, 2015、SANA, March 20, 2015、UPI, March 20, 2015などをもとに作成。

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ダーイシュ(イスラーム国)はヒムス県、アレッポ県でジハード主義武装集団と衝突(2015年3月20日)

ヒムス県では、クッルナー・シュラカー(3月20日付)によると、イスラーム軍が県東部のザルカー村一帯でダーイシュ(イスラーム国)と交戦し、基地複数カ所を制圧した。

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アレッポ県では、クッルナー・シュラカー(3月20日付)によると、シャーム自由人イスラーム運動は、反体制武装集団司令官の爆殺を計画していたダーイシュ(イスラーム国)のメンバーを逮捕した。

逮捕されたのはイマード・イッザ(通常アブー・アイユーブ)を名乗るメンバーで、タウヒード旅団、シャーム軍団などに偽名で参加し、司令官の爆殺を計画していたという。

AFP, March 20, 2015、AP, March 20, 2015、ARA News, March 20, 2015、Champress, March 20, 2015、al-Hayat, March 21, 2015、Iraqi News, March 20, 2015、Kull-na Shuraka’, March 20, 2015、al-Mada Press, March 20, 2015、Naharnet, March 20, 2015、NNA, March 20, 2015、Reuters, March 20, 2015、SANA, March 20, 2015、UPI, March 20, 2015などをもとに作成。

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ダーイシュ(イスラーム国)がハマー県、ヒムス県でシリア軍の兵站路遮断をめざす(2015年3月20日)

ハマー県では、シリア人権監視団によると、シリア軍がカンバル村一帯(ウカイリバート町近郊)を空爆、シャイフ・ヒラール村近郊でダーイシュ(イスラーム国)と交戦した。

これに先だって、ダーイシュはサラミーヤ市・ハナースィル市(アレッポ県)街道のシリア軍検問所2カ所を襲撃し、兵士50人以上を殺害(クッルナー・シュラカー(3月20日付)によると70人死亡)、またマサール・プレス(3月20日付)によると、ダーイシュはシャイフ・ヒラール村を制圧したという。

マサール・プレスは、ダーイシュがこれによって、ハマー県からアレッポ県に通じるシリア軍の兵站路を遮断したと伝えた。

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ヒムス県では、マサール・プレス(3月20日付)によると、シャーイル・ガス採掘所一帯、ジャズル・ガス採掘所一帯で、シリア軍とダーイシュ(イスラーム国)が交戦し、シリア軍が同地を砲撃、増援部隊を派遣した。

ダーイシュはジャズル・ガス採掘所地帯で、シリア軍部隊を要撃し、兵士5人を殺害したほか、シリア軍兵士多数が死傷したという。

またシリア人権監視団によると、ダーイシュはヒムス県東部で、男性2人をそれぞれ「ヌサイリー体制のためにスパイ」活動を行った、「アッラーを侮辱」した、との容疑で斬首、殺害した。

一方、クッルナー・シュラカー(3月20日付)によると、ダーイシュはまた、ヒムス市・タドムル市間のシリア軍検問所とガス・パイプラインも爆破し、兵士多数を殺害、パイプラインを遮断したという。

他方、SANA(3月20日付)によると、ラッフーム村一帯で、シリア軍がダーイシュ(イスラーム国)と交戦し、複数の戦闘員を殺傷、拠点・装備を破壊した。

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ダイル・ザウル県では、クッルナー・シュラカー(3月20日付)によると、シリア軍、国防隊がシューラー村一帯でダーイシュ(イスラーム国)の構成を受け、撤退した。

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ハサカ県では、シリア人権監視団によると、タッル・タムル町一帯で、西クルディスタン移行期民政局人民防衛隊、ハーブール護衛部隊、シリア正教軍事評議会民兵がダーイシュ(イスラーム国)と交戦した。

AFP, March 20, 2015、AP, March 20, 2015、ARA News, March 20, 2015、Champress, March 20, 2015、al-Hayat, March 21, 2015、Iraqi News, March 20, 2015、Kull-na Shuraka’, March 20, 2015、al-Mada Press, March 20, 2015Masar Press Agency, March 20, 2015、Naharnet, March 20, 2015、NNA, March 20, 2015、Reuters, March 20, 2015、SANA, March 20, 2015、UPI, March 20, 2015などをもとに作成。

(C)青山弘之 All rights reserved.

ヒムス県、ダマスカス郊外県、アレッポ県などでシリア軍と反体制武装集団の戦闘続く(2015年3月20日)

ヒムス県では、シリア人権監視団によると、ラスタン市郊外でシリア軍と反体制武装集団が交戦した。

一方、SANA(3月20日付)によると、ウンク・ハワー村、ジュッブ・ジャッラーフ町、東サラーム村・スルターニーヤ村間、ウンム・シャルシューフ村、ハルシュ・クバイバート村で、シリア軍が反体制武装集団と交戦し、シャームの民のヌスラ戦線の戦闘員を殺傷、拠点・装備を破壊した。

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イドリブ県では、シリア人権監視団によると、イドリブ市・マストゥーマ村間のクバブ村一帯で、シリア軍とジハード主義武装集団が交戦、シリア軍はまたファイルーン村、マアッラトミスリーン市、タマーニア町などを「樽爆弾」で空爆した。

なお、クッルナー・シュラカー(3月20日付)によると、イドリブ市制圧をめざし、シャーム軍団、シャーム自由人イスラーム運動、シャームの民のヌスラ戦線からなる合同作戦司令部が結成されたという。

一方、SANA(3月20日付)によると、ビンニシュ市、タフタナーズ市一帯、ファイルーン村、タッル・ルンマーン村などで、シリア軍が反体制武装集団と交戦し、シャームの民のヌスラ戦線の戦闘員を殺傷、拠点・装備を破壊した。

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ダマスカス郊外県では、シリア人権監視団によると、ハーン・シャイフ・キャンプ出身のパレスチナ人が、治安機関の拘置所で拷問を受け、死亡した。

また同地郊外に地対地ミサイルが着弾したと思われる爆発が起きた。

さらにドゥーマー市、ウーターヤー町(モスク一帯)をシリア軍が砲撃し、子供を含む複数名が死傷した。

一方、マサール・プレス(3月20日付)によると、ハティータト・トゥルクマーン村、ドゥーマー市、ザマルカー町などでシリア軍と反体制武装集団が交戦した。

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アレッポ県では、シリア人権監視団によると、アレッポ市ラーシディーン地区、サラーフッディーン地区、サブア・バフラート地区、ハンダラート・キャンプ周辺で、シリア軍、国防隊、ヒズブッラー戦闘員、イラン人・アフガン人戦闘員が、シャームの民のヌスラ戦線、アンサール・ディーン戦線などジハード主義武装集団と交戦、シリア軍が砲撃を加えた。

またジハード主義武装集団もバーシュカウィー村一帯を砲撃した。

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ダルアー県では、SANA(3月20日付)によると、ハーッラ丘、サムリーン村、ダルアー市各所で、シリア軍が反体制武装集団と交戦し、複数の戦闘員を殺傷、拠点・装備を破壊した。

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ラタキア県では、SANA(3月20日付)によると、キンサッバー町一帯、サルマー町一帯で、シリア軍が反体制武装集団と交戦し、複数の戦闘員を殺傷、拠点・装備を破壊した。

AFP, March 20, 2015、AP, March 20, 2015、ARA News, March 20, 2015、Champress, March 20, 2015、al-Hayat, March 21, 2015、Iraqi News, March 20, 2015、Kull-na Shuraka’, March 20, 2015、al-Mada Press, March 20, 2015Masar Press Agency, March 20, 2015、Naharnet, March 20, 2015、NNA, March 20, 2015、Reuters, March 20, 2015、SANA, March 20, 2015、UPI, March 20, 2015などをもとに作成。

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シリア国民連合の暫定政府がトルコ国内各所の事務所を閉鎖(2015年3月20日)

シリア革命反体制勢力国民連立のアフマド・トゥウマ暫定内閣首班は声明(決定第1号)を出し、トルコ国内のイスタンブール市、ウルファ市、メルディン市、ガズィアンテップ市にある暫定政府事務所を閉鎖し、職員を解雇したと発表した。

またこれに合わせて、トゥウマ首班は、暫定政府の渉外委員会をイスタンブール市からガズィアンテップ市に移転するとの決定(決定第2号)を発表した。

なお発表された声明(決定)の日付は2015年3月11日となっている。

Kull-na Shuraka', March 20, 2015
Kull-na Shuraka’, March 20, 2015
Kull-na Shuraka', March 20, 2015
Kull-na Shuraka’, March 20, 2015

AFP, March 20, 2015、AP, March 20, 2015、ARA News, March 20, 2015、Champress, March 20, 2015、al-Hayat, March 21, 2015、Iraqi News, March 20, 2015、Kull-na Shuraka’, March 20, 2015、al-Mada Press, March 20, 2015、Naharnet, March 20, 2015、NNA, March 20, 2015、Reuters, March 20, 2015、SANA, March 20, 2015、UPI, March 20, 2015などをもとに作成。

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ケリー米国務長官は、イドリブ県でのシリア軍による塩素ガス使用疑惑に「激しい不快感」(2015年3月19日)

ジョン・ケリー米国務長官は、シリア軍がイドリブ県サルミーン市、クマイナース村で17日に塩素ガスを使用したとの反体制派、人権団体などの主張に関して、「この問題を精査し、今後の措置を検討する…。もし(塩素ガスの使用が)事実なら、アサド政権のシリア国民に対する反逆行為のもっとも新しい悲劇的な事例となり、国際社会は非難せねばならない」と述べた。

『ハヤート』(3月20日付)が伝えた。

AFP, March 19, 2015、AP, March 19, 2015、ARA News, March 19, 2015、Champress, March 19, 2015、al-Hayat, March 20, 2015、Iraqi News, March 19, 2015、Kull-na Shuraka’, March 19, 2015、al-Mada Press, March 19, 2015、Naharnet, March 19, 2015、NNA, March 19, 2015、Reuters, March 19, 2015、SANA, March 19, 2015、UPI, March 19, 2015などをもとに作成。

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トルコ首相「トルコ軍の発砲によってシリア国境近くで誰かを殺したとしても、彼らの責任ではない」(2015年3月19日)

トルコのアフメト・ダウトオール首相は、国境警備隊がバーブ・ハワー国境通行所(イドリブ県)・グヴェッジ国境通行所(ハタイ県)付近で数日前にシリア軍2人を射殺した事件に関して、トルコのテレビ局に対し、「今後3ヶ月の間に、トルコ軍の発砲によって国境近くで誰かを殺したとしても、彼らの責任ではない」と述べた。

ダウトオール首相はまた「トルコでの国会選挙が終わるまで通行所は閉鎖されるだろう…。そのうえで、すべてのシリアの車輌が登録され、シリアのナンバー・プレートに代えて、トルコ語で書かれたトルコのナンバー・プレートが付けられ、そのうえで通行所は開放され、シリア人のトルコ領への入国は認められることになろう。入国時には顔写真と指紋がとられることになる」と不言した。

ARA News(3月19日付)が伝えた。

AFP, March 19, 2015、AP, March 19, 2015、ARA News, March 19, 2015、Champress, March 19, 2015、al-Hayat, March 20, 2015、Iraqi News, March 19, 2015、Kull-na Shuraka’, March 19, 2015、al-Mada Press, March 19, 2015、Naharnet, March 19, 2015、NNA, March 19, 2015、Reuters, March 19, 2015、SANA, March 19, 2015、UPI, March 19, 2015などをもとに作成。

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トルコ領からラッカ県タッル・アブヤド市にダーイシュ(イスラーム国)戦闘員40人が潜入(2015年3月19日)

ラッカ県では、ARA News(3月19日付)が、ダーイシュ(イスラーム国)戦闘員約40人が、トルコの国境通行所を経由して、タッル・アブヤド市に入ったと伝えた。

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ハサカ県では、SANA(3月19日付)によると、ミールビーヤ村で、シリア軍がダーイシュ(イスラーム国)と交戦し、複数の戦闘員を殺傷、拠点・装備を破壊した。

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アレッポ県では、ARA News(3月19日付)によると、西クルディスタン移行期民政局人民防衛隊などからなる合同部隊が、ダーイシュ(イスラーム国)が支配下に置くスィッリーン町に突入し、ダーイシュと交戦した。

また、クッルナー・シュラカー(3月19日付)によると、ユーフラテスの火山合同作戦司令室は声明を出し、ダーイシュ(イスラーム国)との戦闘の末、カッラ・クーザーク橋一帯を制圧した、と発表した。

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ヒムス県では、クッルナー・シュラカー(3月19日付)によると、18日に引き続き、スフナ市一帯で、シリア軍とダーイシュ(イスラーム国)が交戦した。

2日間の戦闘で、シリア軍側に50人以上(士官4人を含む)の死者が出ているという。

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有志連合合同司令部は、シリア、イラク領内のダーイシュ(イスラーム国)拠点などに対して8回の空爆を行ったと発表した。

うちシリア領内では、アイン・アラブ市郊外のダーイシュ拠点などが空爆の対象となったという。

AFP, March 19, 2015、AP, March 19, 2015、ARA News, March 19, 2015、March 20, 2015、Champress, March 19, 2015、al-Hayat, March 20, 2015、Iraqi News, March 19, 2015、Kull-na Shuraka’, March 19, 2015、al-Mada Press, March 19, 2015、Naharnet, March 19, 2015、NNA, March 19, 2015、Reuters, March 19, 2015、SANA, March 19, 2015、UPI, March 19, 2015などをもとに作成。

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シリア軍がハンダラート・キャンプ周辺で進軍を続ける(2015年3月19日)

アレッポ県では、シリア人権監視団によると、アレッポ市マサーキン・ハナーヌー地区、シャッアール地区、カーディー・アスカル地区をシリア軍が空爆する一方、ハンダラート・キャンプ周辺、ドゥワイル・ザイトゥーン村で、シリア軍、国防隊、ヒズブッラー戦闘員らがシャームの民のヌスラ戦線、アンサール・ディーン戦線などジハード主義武装集団と交戦した。

一方、SANA(3月19日付)によると、シリア軍がシャームの民のヌスラ戦線などジハード主義武装集団を追撃し、ハンダラート・キャンプ周辺の複数の農場を奪還し、制圧地域を拡大した。

このほか、アレッポ県では、クッルナー・シュラカー(3月19日付)によると、イスラーム戦線の治安機関が、身柄拘束中のAMC特派員でアレッポ・アブラール革命家連合メンバーのアブー・ジャアファル・ハラビー氏を釈放した。

ハラビー氏は、これまでにもシャームの民のヌスラ戦線、タウヒード旅団、アブー・アマーラ特殊任務中隊、ブハーリー旅団などによって拘束された経験を持つという。

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ラタキア県では、シリア人権監視団によると、サルマー町一帯をシリア軍が砲撃、ドゥーリーン村一帯でジハード主義武装集団と交戦した。

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ハマー県では、シリア人権監視団によるとシリア軍がクライブ・サウル村、バルアース村一帯を空爆する一方、サラミーヤ市郊外でシャームの民のヌスラ戦線などジハード主義武装集団と交戦した。

一方、SANA(3月19日付)によると、カーファート村で、シリア軍が反体制武装集団と交戦し、シャーム自由人イスラーム運動、シャームの民のヌスラ戦線、シャームの鷹の戦闘員を殺傷、拠点・装備を破壊した。

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ヒムス県では、シリア人権監視団によると、シリア軍がヒムス市ワアル地区を砲撃した。

一方、SANA(3月19日付)によると、ジュッブ・ジャッラーフ町、ラジャム・カスル村、ウンム・サフリージュ村、ジバーブ・ハマド村、ラッフーム村、ハルシュ・クバイバート・アースィー村で、シリア軍が反体制武装集団と交戦し、複数の戦闘員を殺傷、拠点・装備を破壊した。

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ダマスカス県では、シリア人権監視団によると、ジャウバル区で、シリア軍、国防隊、ヒズブッラー戦闘員がシャームの民のヌスラ戦線などジハード主義武装集団と交戦した。

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ダマスカス郊外県では、シリア人権監視団によると、フライタ村郊外無人地帯で、シリア軍、国防隊、ヒズブッラー戦闘員が、シャームの民のヌスラ戦線などジハード主義武装集団と交戦した。

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イドリブ県では、シリア人権監視団によると、タフタナーズ市、サルミーン市、バーラ村、バルユーン村などをシリア軍が空爆、ジハード主義武装集団と交戦した。

一方、SANA(3月19日付)によると、バルーマー村、タフタナーズ市、マアッルディブサ村、マジュダリヤー村、アルバイーン山一帯で、シリア軍が反体制武装集団と交戦し、複数の戦闘員を殺傷、拠点・装備を破壊した。

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ダルアー県では、シリア人権監視団によると、ズィムリーン村前線、アンタル丘、カフルシャムス町一帯、マアルバ町、シャイフ・マスキーン市、カフル・ナースィジュ村、イブタア町で、シリア軍、国防隊がジハード主義武装集団と交戦、シリア軍が「樽爆弾」などで空爆した。

一方、SANA(3月19日付)によると、西ガーリヤ村、インヒル市、カフル・ナースィジュ村、サイダー町、ヒルバト・ハジャージーヤ村、ハマド丘、アトマーン村、ヌアイマ村、ダーイル町、ムザイリーブ町で、シリア軍が反体制武装集団と交戦し、複数の戦闘員を殺傷、拠点・装備を破壊した。

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クナイトラ県では、SANA(3月19日付)によると、ハミーディーヤ村一帯で、シリア軍が反体制武装集団と交戦し、イスラームの暁旅団、フルカーン旅団、シャーム自由人イスラーム運動、シャームの民のヌスラ戦線の戦闘員を殺傷、拠点・装備を破壊した。

AFP, March 19, 2015、AP, March 19, 2015、ARA News, March 19, 2015、Champress, March 19, 2015、al-Hayat, March 20, 2015、Iraqi News, March 19, 2015、Kull-na Shuraka’, March 19, 2015、al-Mada Press, March 19, 2015、Naharnet, March 19, 2015、NNA, March 19, 2015、Reuters, March 19, 2015、SANA, March 19, 2015、UPI, March 19, 2015などをもとに作成。

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ダマスカス郊外県で活動する武装集団がアジュナード・シャーム・イスラーム連合を離反し、第1軍団に参加(2015年3月19日)

クッルナー・シュラカー(3月19日付)によると、ダマスカス郊外県グータ地方で活動する複数の武装集団が共同声明を出し、アジュナード・シャーム・イスラーム連合を離反し、第1軍団に参加したと発表した。

共同声明を出したのは、アブー・ザッル・ガッファーリー大隊、ワ・アタスィムー大隊、アスハーブ・ラスール旅団、サハーバ末裔旅団。

Kull-na Shuraka', March 18, 2015
Kull-na Shuraka’, March 18, 2015

AFP, March 19, 2015、AP, March 19, 2015、ARA News, March 19, 2015、Champress, March 19, 2015、al-Hayat, March 20, 2015、Iraqi News, March 19, 2015、Kull-na Shuraka’, March 19, 2015、al-Mada Press, March 19, 2015、Naharnet, March 19, 2015、NNA, March 19, 2015、Reuters, March 19, 2015、SANA, March 19, 2015、UPI, March 19, 2015などをもとに作成。

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