ロシア軍が前日に続いて「決戦」作戦司令室の支配下にあるイドリブ県を爆撃(2021年2月3日)

イドリブ県では、シリア人権監視団によると、ロシア軍戦闘機が前日に続いて、「決戦」作戦司令室の支配下にあるアルマナーズ市一帯を爆撃した。

「決戦」作戦司令室は、シリアのアル=カーイダであるシャーム解放機構とトルコの庇護を受ける国民解放戦線(シリア国民軍)などからなる武装連合体。

シリア軍も「決戦」作戦司令室の支配下にあるザーウィヤ山地方のスフーフン村、ファッティーラ村、バイニーン村、カフル・ウワイド村一帯を砲撃した。

一方、シャーム解放機構が軍事・治安権限を掌握するイドリブ市では、教員数十人が、同機構に自治を委託されているシリア救国内閣教育局の前で、5年にわたるボランティアでの教育活動に対する報酬を求めて抗議デモを行った。

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ハマー県では、シリア人権監視団によると、シリア軍が「決戦」作戦司令室の支配下にあるガーブ平原のマンスーラ村で車を対戦車ミサイルで攻撃、子供1人を含む2人が死亡した。

シリア軍はまた、アンカーウィー村を砲撃した。

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ロシア国防省は声明を出し、過去24時間で「緊張緩和地帯設置にかかる覚書」への違反を18件(イドリブ県9件、ラタキア県6件、アレッポ県0件、ハマー県3件)確認したと発表した。

シリア政府によると、停戦違反は15件。

一方、トルコ側の監視チームは、停戦違反を10件確認したと発表した(ただし、ロシア側はこれらの違反を確認していない)。

AFP, February 3, 2021、ANHA, February 3, 2021、al-Durar al-Shamiya, February 3, 2021、Ministry of Defence of the Russian Federation, February 3, 2021、Reuters, February 3, 2021、SANA, February 3, 2021、SOHR, February 3, 2021などをもとに作成。

(C)青山弘之 All rights reserved.

ロシア難民受入移送居住センター:難民44人と国内避難民(IDPs)3人が新たにシリア政府支配地域に帰還、2018年半ば以降帰還した難民は647,831人、2019年以降帰還したIDPsは69,974人に(2021年2月3日)

ロシア国防省は、合同調整センター所轄の難民受入移送居住センターの日報(2月3日付)を公開し、2月2日に難民44人(うち女性13人、子供22人)が新たに帰国したと発表した。

このうちレバノンから帰国したのは難民44人(うち女性13人、子供22人)、ヨルダンから帰国したのは0人。

これにより、2018年7月18日以降に帰国したシリア難民の数は647,831人となった。

内訳は、レバノンからの帰還者252,583人(うち女性75,925人、子ども128,546人、ザムラーニー国境通行所、ジュダイダト・ヤーブース国境通行所、ダブスィーヤ国境通行所、クサイル国境通行所、タッルカルフ国境通行所を経由して帰国)、ヨルダンからの帰国者395,248人(うち女性118,618人、子ども201,569人、ナスィーブ国境通行所を経由して帰国)。

43カ国で難民登録したシリア人の数は6,729,079人。

なお、ロシアがシリア領内で航空作戦を開始した2015年9月30日以降に帰国した難民の数は877,111人(うち女性263,201人、子供447,037人)となった。

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一方、国内避難民3人が新たに帰宅した。

ダイル・ザウル県サーリヒーヤ村の通行所を経由して帰宅したのは0人、ヒムス県南東グラーブ山のジュライギム通行所を経由して帰還したのは3人、イドリブ県の「緊張緩和地帯」から帰宅したのは0人だった。

グラーブ山通行所経由の帰還者のうち、米主導の有志連合が占領するヒムス県タンフ国境通行所一帯地域(55キロ地帯)に面するヨルダン北東部のルクバーン・キャンプから帰国した難民は3人だった。

これにより、2019年1月以降に帰宅した国内避難民の数は69,974人(うち女性24,595人、子供28,209人)に、2015年9月30日以降に帰宅した国内避難民の数は1,338,570人(うち女性407,154人、子供671,975人)となった。

Ministry of Defence of the Russian Federation, February 3, 2021をもとに作成。

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米国人ジャーナリストのマーティン・スミス氏がイドリブ県を訪問しシャーム解放機構のジャウラーニー指導者と面談、その写真を公開(2021年2月2日)

米国人ジャーナリストのマーティン・スミス氏は自身のツイッターのアカウント(https://twitter.com/Martin28Smith/)で、イドリブ市でシリアのアル=カーイダであるシャーム解放機構のアブー・ムハンマド・ジャウラーニー指導者と面談し、インタビューを行ったことを明らかにした。

スミス氏はジャウラーニー指導者と写った写真を公開し、次のように綴っている。

シリアのイドリブでアル=カーイダとつながりのあるヌスラ戦線の創設者アブー・ムハンマド・ジャウラーニーとの3日間を経て、今戻ってきた。彼は、9.11事件、アル=カーイダ、アブー・バクル・バグダーディー、ダーイシュ(イスラーム国)、米国などについて話した。フロントラインのレポート。スコット・アンガーの写真。

https://twitter.com/Martin28Smith/status/1356621851984863240?ref_src=twsrc%5Etfw%7Ctwcamp%5Etweetembed%7Ctwterm%5E1356621851984863240%7Ctwgr%5E%7Ctwcon%5Es1_&ref_url=https%3A%2F%2Feldorar.com%2Fnode%2F160140

AFP, February 2, 2021、ANHA, February 2, 2021、al-Durar al-Shamiya, February 2, 2021、Reuters, February 2, 2021、SANA, February 2, 2021、SOHR, February 2, 2021などをもとに作成。

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欧州出身のダーイシュ戦闘員の家族を収容するフール・キャンプ第5区で銃で撃たれ、首を切り落とされた男性の遺体が発見される(2021年2月2日)

ハサカ県では、シリア人権監視団によると、北・東シリア自治局の管理下にあるフール・キャンプの第5区で、銃で撃たれた後に頭を切り落とされた男性の遺体が発見された。

トルコで活動する独立系シンクタンクのジュスール研究所が2020年9月1日に発表したレポートによると、フール・キャンプは6つの区画、8つのブロックから構成されている。

6つの区画のうち、第1区には、ダーイシュ(イスラーム国)とつながりがない国内避難民(IDPs)、第2区と第3区にはイラク難民、第4区にはダーイシュとつながりがあるとされるIDPs、第5区には欧州出身のダーイシュ戦闘員の家族、そして第6区にはそれ以外の外国人戦闘員の家族が収容されている。

一方、8つのブロックのうち、第1、2、3、7ブロックにはイラク人難民が、第5、6、8ブロックにはシリア人IDPsが、第4ブロックにはイラク人難民とシリア人IDPsの両方が収容されている。

また、この8ブロックとは別に、シリア、イラク以外の国の出身者が収容されている。

AFP, February 2, 2021、ANHA, February 2, 2021、al-Durar al-Shamiya, February 2, 2021、Reuters, February 2, 2021、SANA, February 2, 2021、SOHR, February 2, 2021などをもとに作成。

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ロシア軍戦闘機が、ラッカ県、ヒムス県、ハマー県、ダイル・ザウル県の砂漠地帯でダーイシュの拠点を75回以上爆撃(2021年2月2日)

シリア人権監視団によると、ロシア軍戦闘機が、ラッカ県、ヒムス県、ハマー県、ダイル・ザウル県の砂漠地帯でダーイシュ(イスラーム国)の拠点に対して75回以上の爆撃を実施した。

ロシア軍による爆撃は過去48時間で100回以上に上っているという。

AFP, February 2, 2021、ANHA, February 2, 2021、al-Durar al-Shamiya, February 2, 2021、Reuters, February 2, 2021、SANA, February 2, 2021、SOHR, February 2, 2021などをもとに作成。

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トルコ占領下のアレッポ県バーブ市で再び爆発が発生し、1人死亡、4人負傷(2021年2月2日)

アレッポ県では、SANA(2月2日付)、ANHA(2月2日付)によると、トルコの占領下にあるバーブ市の工業地区に仕掛けられていた爆弾が爆発し、住民1人が死亡、4人が負傷した(シリア人権監視団によると、1人死亡、3人負傷)。

一方、ANHAによると、トルコ軍とその支援を受けるシリア国民軍が、シリア政府と北・東シリア自治局の共同支配下にあるタッル・リフアト市近郊のマルアナーズ村、シャワーリガ村、シャワーリガ砦を砲撃した。

トルコ軍と国民軍はまた、シリア政府と北・東シリア自治局の共同支配下にあるマンビジュ市北のアウン・ダーダート村を砲撃した。

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ラッカ県では、SANA(2月2日付)、ANHA(2月2日付)によると、トルコ軍とその支援を受けるシリア国民軍が、シリア政府と北・東シリア自治局の共同支配下にあるアイン・イーサー市、同市近郊のサイダー村、穀物サイロ一帯、M4高速道路沿線を砲撃した。

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ハサカ県では、ANHA(2月2日付)によると、トルコ軍とその支援を受けるシリア国民軍が、シリア政府と北・東シリア自治局の共同支配下にあるタッル・タムル町北のカースィミーヤ村の民家複数棟に放火した。

AFP, February 2, 2021、ANHA, February 2, 2021、al-Durar al-Shamiya, February 2, 2021、Reuters, February 2, 2021、SANA, February 2, 2021、SOHR, February 2, 2021などをもとに作成。

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ロシア軍が2ヶ月ぶりにイドリブ県を爆撃、トルコ軍は同県内を通るM4高速道路沿線に監視カメラ設置を開始(2021年2月2日)

イドリブ県では、シリア人権監視団によると、ロシア軍戦闘機複数機が、「決戦」作戦司令室の支配下にあるハルブヌーシュ村北西の武装集団拠点と、クールカーニヤー村一帯を3回にわたって爆撃、戦闘員多数が負傷した。

「決戦」作戦司令室は、シリアのアル=カーイダであるシャーム解放機構とトルコの庇護を受ける国民解放戦線(シリア国民軍)などからなる武装連合体。

ロシア軍がイドリブ県に対して爆撃を行うのは、2020年12月7日以来約2ヶ月ぶり。

また、シリア軍が「決戦」作戦司令室の支配下にあるジスル・シュグール市近郊のズィヤーディーヤ村で車に対して地対地ミサイルで攻撃を行い、子供2人が負傷した。

シリア軍はさらに、「決戦」作戦司令室の支配下にあるザーウィヤ山地方のスフーフン村、ファッティーラ村、バーラ村一帯を砲撃した。

一方、ドゥラル・シャーミーヤ(2月2日付)によると、トルコ軍は、アレッポ市とラタキア市を結ぶM4高速道路沿線各所に監視カメラの設置を開始した。

監視カメラの設置は、沿線一帯のトルコ軍拠点への攻撃を監視するためだという。

このほか、ジスル・シュグール市では車に仕掛けられていた爆弾が爆発した。

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ダルアー県では、シリア人権監視団によると、シリア政府の支配下にある13カ村で、体制打倒や「シリア革命」支持を訴える落書きが発見された。

落書きが発見されたのは、ダーイル町、フラーク市、ブスラー・シャーム市、ナーフタ町、東カラク村、ジーザ町、カフル・ナースィジュ村、ナワー市、ラジャート高原、イーブ村、インヒル市、ムライハト・アタシュ村、サフム・ジャウラーン村、マターイヤ村。

また、シリア政府支配下のサナマイン市では、軍事情報局に協力していた男性1人が正体不明の武装集団によって銃で撃たれて死亡した。

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ロシア国防省は声明を出し、過去24時間で「緊張緩和地帯設置にかかる覚書」への違反を20件(イドリブ県6件、ラタキア県11件、アレッポ県3件、ハマー県1件)確認したと発表した。

シリア政府によると、停戦違反は15件。

一方、トルコ側の監視チームは、停戦違反を6件確認したと発表した(ただし、ロシア側はこれらの違反を確認していない)。

AFP, February 2, 2021、ANHA, February 2, 2021、al-Durar al-Shamiya, February 2, 2021、Ministry of Defence of the Russian Federation, February 2, 2021、Reuters, February 2, 2021、SANA, February 2, 2021、SOHR, February 2, 2021などをもとに作成。

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ロシア難民受入移送居住センター:難民56人と国内避難民(IDPs)550人が新たにシリア政府支配地域に帰還、2018年半ば以降帰還した難民は647,787人、2019年以降帰還したIDPsは69,971人に(2021年2月2日)

ロシア国防省は、合同調整センター所轄の難民受入移送居住センターの日報(2月2日付)を公開し、2月1日に難民56人(うち女性17人、子供28人)が新たに帰国したと発表した。

このうちレバノンから帰国したのは難民56人(うち女性17人、子供28人)、ヨルダンから帰国したのは0人。

これにより、2018年7月18日以降に帰国したシリア難民の数は647,787人となった。

内訳は、レバノンからの帰還者252,539人(うち女性75,912人、子ども128,524人、ザムラーニー国境通行所、ジュダイダト・ヤーブース国境通行所、ダブスィーヤ国境通行所、クサイル国境通行所、タッルカルフ国境通行所を経由して帰国)、ヨルダンからの帰国者395,248人(うち女性118,618人、子ども201,569人、ナスィーブ国境通行所を経由して帰国)。

43カ国で難民登録したシリア人の数は6,729,079人。

なお、ロシアがシリア領内で航空作戦を開始した2015年9月30日以降に帰国した難民の数は877,067人(うち女性263,188人、子供447,015人)となった。

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一方、国内避難民550人が新たに帰宅した。

ダイル・ザウル県サーリヒーヤ村の通行所を経由して帰宅したのは550人、ヒムス県南東グラーブ山のジュライギム通行所を経由して帰還したのは0人、イドリブ県の「緊張緩和地帯」から帰宅したのは0人だった。

これにより、2019年1月以降に帰宅した国内避難民の数は69,971人(うち女性24,594人、子供28,207人)に、2015年9月30日以降に帰宅した国内避難民の数は1,338,567人(うち女性407,153人、子供671,973人)となった。

Ministry of Defence of the Russian Federation, February 2, 2021をもとに作成。

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プライス米国務省報道官はトルコ占領下のアレッポ県内で相次ぐ爆破事件を「テロ攻撃」と非難(2021年2月1日)

ネッド・プライス米国務省報道官は報道声明を出し、トルコ占領下のアレッポ県アアザーズ市、バーブ市、アフリーン市で相次いでいる爆破事件に関して、「テロ攻撃」の犠牲者に弔意を示すとしたうえで、「こうした攻撃を深く警戒している」と表明、「暴力行使に関与している者たちは法廷に立たされるべきである」と述べた。

AFP, February 2, 2021、ANHA, February 2, 2021、al-Durar al-Shamiya, February 2, 2021、Reuters, February 2, 2021、SANA, February 2, 2021、SOHR, February 2, 2021などをもとに作成。

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ダイル・ザウル県ブーカマール市近郊の「イランの民兵」の石油精製センターが所属不明の航空機の爆撃で爆発か?(2021年2月1日)

ダイル・ザウル県では、ムドゥン(2月1日付)によると、所属不明の無人航空機複数機が飛来、その直後にシリア政府の支配下にあるブーカマール市近郊の砂漠地帯にある石油精製センター2カ所で爆発が発生した。

同サイトによると、同地には「イランの民兵」の傘下で活動する第47中隊が展開、無人航空機による攻撃は、ミサイル庫など「イランの民兵」の施設やトンネル網を破壊するのが目的だという。

AFP, February 1, 2021、ANHA, February 1, 2021、al-Durar al-Shamiya, February 1, 2021、Reuters, February 1, 2021、SANA, February 1, 2021、SOHR, February 1, 2021などをもとに作成。

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トルコ軍とその支援を受けるシリア国民軍が、シリア政府と北・東シリア自治局の共同支配下にあるラッカ県アイン・イーサー市近郊を砲撃(2021年2月1日)

ラッカ県では、ANHA(2月1日付)によると、トルコ軍とその支援を受けるシリア国民軍が、シリア政府と北・東シリア自治局の共同支配下にあるアイン・イーサー市近郊のサイダー村、M4高速道路沿線を砲撃した。

AFP, February 1, 2021、ANHA, February 1, 2021、al-Durar al-Shamiya, February 1, 2021、Reuters, February 1, 2021、SANA, February 1, 2021、SOHR, February 1, 2021などをもとに作成。

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レバノンのヒズブッラーがイスラエル軍のドローンを撃破(2021年2月1日)

レバノンのヒズブッラーが運営するマナール・チャンネル(2月1日付)は、ヒズブッラーが主導するレバノン国民抵抗が、南部県ブリーダー村郊外でイスラエル軍の無人航空機(ドローン)を撃破したと伝えた。

AFP, February 1, 2021、ANHA, February 1, 2021、al-Durar al-Shamiya, February 1, 2021、Reuters, February 1, 2021、SANA, February 1, 2021、SOHR, February 1, 2021などをもとに作成。

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ロシア難民受入移送居住センター:難民69人が新たに帰還、2018年半ば以降帰還した難民は647,731人に(2021年2月1日)

ロシア国防省は、合同調整センター所轄の難民受入移送居住センターの日報(2月1日付)を公開し、1月31日に難民69人(うち女性20人、子供35人)が新たに帰国したと発表した。

このうちレバノンから帰国したのは難民69人(うち女性20人、子供35人)、ヨルダンから帰国したのは0人。

これにより、2018年7月18日以降に帰国したシリア難民の数は647,731人となった。

内訳は、レバノンからの帰還者252,483人(うち女性75,895人、子ども128,469人、ザムラーニー国境通行所、ジュダイダト・ヤーブース国境通行所、ダブスィーヤ国境通行所、クサイル国境通行所、タッルカルフ国境通行所を経由して帰国)、ヨルダンからの帰国者395,248人(うち女性118,618人、子ども201,569人、ナスィーブ国境通行所を経由して帰国)。

43カ国で難民登録したシリア人の数は6,729,079人。

なお、ロシアがシリア領内で航空作戦を開始した2015年9月30日以降に帰国した難民の数は877,011人(うち女性263,171人、子供446,987人)となった。

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一方、国内避難民の新たな帰宅はなかった。

2019年1月以降に帰宅した国内避難民の数は69,421人(うち女性24,401人、子供28,057人)に、2015年9月30日以降に帰宅した国内避難民の数は1,338,017人(うち女性406,960人、子供671,823人)。

Ministry of Defence of the Russian Federation, February 1, 2021をもとに作成。

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最新論考 青山弘之「シリア:「常態化した非常時」から「実体化した非常時」へ」(CMEPS-J.net Report No. 53)

第1節 弱い国家と社会の関係

シリア内戦のイメージ

2010年末から始まった「アラブの春」と呼ばれる一大政治変動は、20世紀半ばに領域主権国家群が成立して以降、もっとも深刻な混乱を中東にもたらしたと言っても過言ではない。なかでもシリアは「21世紀最悪の人道危機」(worst humanitarian crisis of the 21st century)と評される過酷な紛争に苛まれた。いわゆるシリア内戦である。

中東でもっとも安定した強い国家の一つに数えられていたはずのシリアは、これを境に弱い国家に転落した。国家機能は麻痺し、国防・治安維持能力は低下、福祉などの福祉財も十分提供されなくなった。また、国内での不和と武力衝突が、国家(政権、ないしは体制)と社会(国民)の関係を希薄化させたと考えられた。

続き

米主導の有志連合の車輌約30輌がダイル・ザウル県のCONOCOガス工場に設置されている米軍基地に(2021年1月31日)

ハサカ県では、シリア人権監視団によると、米主導の有志連合の車輌約30輌からなる車列が兵站物資などを積んで、イラクとの国境に違法に設置されているワリード国境通行所からシリア領内に新たに進入し、ダイル・ザウル県のCONOCOガス工場に設置されている米軍基地に向かった。

AFP, January 31, 2021、ANHA, January 31, 2021、al-Durar al-Shamiya, January 31, 2021、Reuters, January 31, 2021、SANA, January 31, 2021、SOHR, January 31, 2021などをもとに作成。

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トルコ軍とその支援を受けるシリア国民軍が、シリア政府と北・東シリア自治局の共同支配下にあるアイン・イーサー市近郊、タッル・リフアト市近郊を砲撃(2021年1月31日)

ラッカ県では、ANHA(1月31日付)によると、トルコ軍とその支援を受けるシリア国民軍が、シリア政府と北・東シリア自治局の共同支配下にあるアイン・イーサー市近郊のM4高速道路沿線、マアラク村を砲撃した。

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アレッポ県では、ANHA(1月31日付)によると、トルコ軍とその支援を受けるシリア国民軍が、シリア政府と北・東シリア自治局の共同支配下にあるタッル・リフアト市近郊のマルアナーズ村などを砲撃した。

AFP, January 31, 2021、ANHA, January 31, 2021、al-Durar al-Shamiya, January 31, 2021、Reuters, January 31, 2021、SANA, January 31, 2021、SOHR, January 31, 2021などをもとに作成。

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イドリブ県ではトルコ軍の拠点がオートバイに乗った正体不明の武装集団の発砲を受け兵士2人負傷(2021年1月31日)

イドリブ県では、シリア人権監視団によると、アレッポ市とラタキア市を結ぶM4高速道路沿線のムハムバル村近郊のアブー・ズバイル村に設置されているトルコ軍の拠点が、オートバイに乗った正体不明の武装集団の発砲を受け、トルコ軍兵士2人が負傷した(このうち1人は2月3日に死亡した)。

一方、シャーム解放機構が軍事・治安権限を握るダーナー市の住宅街で、同機構の治安部隊が麻薬密輸業者と思われる指名手配者と撃ち合いとなり、隊員1人が死亡した。

治安部隊は戦闘の末、この指名手配者を逮捕した。

このほか、トルコ軍は、兵站物資を積んだ車輌約15輌をカフル・ルースィーン村に違法に設置されている国境通行所からシリア領内に新たに進入させた。

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ダルアー県では、シリア人権監視団によると、シリア政府支配下のタスィール町にある空軍情報部の検問所が何者かの発砲を受けた。

また、同町では、シリア政府との和解に応じた反体制武装集団の元メンバー1人が何者かに銃で撃たれて死亡した。

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クナイトラ県では、シリア人権監視団によると、1月30日深夜から31日未明にかけて、ジャッバー村にあるシリア軍の拠点が正体不明の武装集団の襲撃を受けた。

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スワイダー県では、シリア人権監視団によると、シリア政府の支配下にあるスワイダー市で、大統領選挙拒否、「イランの民兵」の排斥を求める落書きが発見された。

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ロシア国防省は声明を出し、過去24時間で「緊張緩和地帯設置にかかる覚書」への違反を18件(イドリブ県10件、ラタキア県5件、アレッポ県2件、ハマー県1件)確認したと発表した。

シリア政府によると、停戦違反は17件。

一方、トルコ側の監視チームは、停戦違反を7件確認したと発表した(ただし、ロシア側はこれらの違反を確認していない)。

AFP, January 31, 2021、ANHA, January 31, 2021、al-Durar al-Shamiya, January 31, 2021、Ministry of Defence of the Russian Federation, January 31, 2021、Reuters, January 31, 2021、SANA, January 31, 2021、SOHR, January 31, 2021、February 3, 2021などをもとに作成。

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ロシア難民受入移送居住センター:難民51人が新たに帰還、2018年半ば以降帰還した難民は647,662人に(2021年1月31日)

ロシア国防省は、合同調整センター所轄の難民受入移送居住センターの日報(1月31日付)を公開し、1月30日に難民51人(うち女性15人、子供26人)が新たに帰国したと発表した。

このうちレバノンから帰国したのは難民51人(うち女性15人、子供26人)、ヨルダンから帰国したのは0人。

これにより、2018年7月18日以降に帰国したシリア難民の数は647,662人となった。

内訳は、レバノンからの帰還者252,414人(うち女性75,875人、子ども128,461人、ザムラーニー国境通行所、ジュダイダト・ヤーブース国境通行所、ダブスィーヤ国境通行所、クサイル国境通行所、タッルカルフ国境通行所を経由して帰国)、ヨルダンからの帰国者395,248人(うち女性118,618人、子ども201,569人、ナスィーブ国境通行所を経由して帰国)。

43カ国で難民登録したシリア人の数は6,729,079人。

なお、ロシアがシリア領内で航空作戦を開始した2015年9月30日以降に帰国した難民の数は876,942人(うち女性263,151人、子供446,952人)となった。

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一方、国内避難民の新たな帰宅はなかった。

2019年1月以降に帰宅した国内避難民の数は69,421人(うち女性24,401人、子供28,057人)に、2015年9月30日以降に帰宅した国内避難民の数は1,338,017人(うち女性406,960人、子供671,823人)。

Ministry of Defence of the Russian Federation, January 31, 2021をもとに作成。

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イスラエル軍所属と思われる無人航空機(ドローン)複数機がダイル・ザウル県の「イランの民兵」を2度にわたって爆撃(2021年1月30日)

ダイル・ザウル県では、アイン・フラート(1月31日付)によると、イスラエル軍所属と思われる無人航空機(ドローン)複数機が、シリア政府の支配下にあるジャラー町近郊のフマール油田に隣接する「イランの民兵」の拠点複数カ所と、四輪駆動車4台からなる車列を2度にわたって爆撃した。

AFP, January 31, 2021、ANHA, January 31, 2021、‘Ayn al-Furat, January 31, 2021、al-Durar al-Shamiya, January 31, 2021、Reuters, January 31, 2021、SANA, January 31, 2021、SOHR, January 31, 2021などをもとに作成。

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ロシア難民受入移送居住センター:難民47人が新たに帰還、2018年半ば以降帰還した難民は647,611人に(2021年1月30日)

ロシア国防省は、合同調整センター所轄の難民受入移送居住センターの日報(1月30日付)を公開し、1月29日に難民47人(うち女性14人、子供24人)が新たに帰国したと発表した。

このうちレバノンから帰国したのは難民47人(うち女性14人、子供24人)、ヨルダンから帰国したのは0人。

これにより、2018年7月18日以降に帰国したシリア難民の数は647,611人となった。

内訳は、レバノンからの帰還者252,363人(うち女性75,860人、子ども128,435人、ザムラーニー国境通行所、ジュダイダト・ヤーブース国境通行所、ダブスィーヤ国境通行所、クサイル国境通行所、タッルカルフ国境通行所を経由して帰国)、ヨルダンからの帰国者395,248人(うち女性118,618人、子ども201,569人、ナスィーブ国境通行所を経由して帰国)。

43カ国で難民登録したシリア人の数は6,727,643人。

なお、ロシアがシリア領内で航空作戦を開始した2015年9月30日以降に帰国した難民の数は876,891人(うち女性263,122人、子供446,926人)となった。

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一方、国内避難民の新たな帰宅はなかった。

2019年1月以降に帰宅した国内避難民の数は68,893人(うち女性24,410人、子供27,987人)に、2015年9月30日以降に帰宅した国内避難民の数は1,337,489人(うち女性406,699人、子供671,753人)。

Ministry of Defence of the Russian Federation, January 30, 2021をもとに作成。

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イラン製の短距離・中距離地対地ミサイルがシリア政府支配下のダイル・ザウル県ティブニー町近郊にあるイラク人民防衛隊所属のヒズブッラー大隊の拠点に搬入される(2021年1月29日)

ダイル・ザウル県では、シリア人権監視団によると、イラン製の短距離・中距離地対地ミサイルが、シリア・イラクの国境に設置されている国境通行所を経由してシリア政府の支配下にあるティブニー町近郊にあるイラク人民防衛隊所属のヒズブッラー大隊の拠点に搬入された。

搬入されたミサイルは56基に上るという。

AFP, January 29, 2021、ANHA, January 29, 2021、al-Durar al-Shamiya, January 29, 2021、Reuters, January 29, 2021、SANA, January 29, 2021、SOHR, January 29, 2021などをもとに作成。

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制憲委員会(憲法制定委員会)第5ラウンド閉幕、ペデルセン・シリア問題担当国連特別代表は失望感を露わに(2021年1月29日)

スイスのジュネーブにある国連本部で1月25日から開催されていた制憲委員会(憲法制定委員会)第5ラウンドの小委員会会合が閉幕した。

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ゲイル・ペデルセン・シリア問題担当国連特別代表は、記者会見で以下のように述べ、失望感を露わにした。

残念ながら今回のラウンドは何も実現しなかった。委員会の活動をどう進めるかについても明確な理解はなされなかった…。

これまでのラウンドのようなかたちで作業が行われたが、こうした方法はもはや効果的ではない。こうした方法を変えなければ、我々は続けることはできない。

そのうえで、シリア政府代表団と反体制派代表団の各代表に次回以降のラウンドにおける作業プロジェクトを提示するよう要請した。

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シリア政府代表団の代表を務めるアフマド・クズバリー人民議会議員は、記者会見で、シリア政府代表団が、委員会の任期中に憲法改正プロセスに沿った諸原則を準備する作業の一環として、反体制派代表団側にいくつかの基本要件を文書で示したとしたうえで、反体制派代表団からの回答を待っていることを明らかにした。

一方、反体制派代表団は、合意されている議事の進行、すなわち憲法の諸原則の審議を回避し、議事に反し、シリアの現実と乖離した問題を提起することに終始したとしたうえで、これらの問題提起の一部は、外国のアジェンダに沿ったものだと批判した。

なお、記者からの質問に対して、クズバリー人民議会議員は、憲法制定の基本原則の内容について、主権、領土の保全と統合、外国からの内政不干渉、国名、国旗、国家、公用語などがあると答えた。

SANA(1月29日付)が伝えた。

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反体制派代表団のハーディー・バフラ代表は記者会見で、1回のラウンドの会期を3週間、ラウンド間の休会期間を1週間とし、会議に期限を設定するよう求めた。

イナブ・バラディー(1月29日付)が伝えた。

AFP, January 29, 2021、ANHA, January 29, 2021、al-Durar al-Shamiya, January 29, 2021、‘Inab Baladi, January 29, 2021、Reuters, January 29, 2021、SANA, January 29, 2021、SOHR, January 29, 2021などをもとに作成。

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トルコ軍とその支援を受けるシリア国民軍がシリア政府と北・東シリア自治局の共同支配下にあるラッカ県アイン・イーサー市近郊を砲撃、シリア民主軍が応戦(2021年1月29日)

ラッカ県では、SANA(1月29日付)、ANHA(1月29日付)によると、トルコ軍とその支援を受けるシリア国民軍が、シリア政府と北・東シリア自治局の共同支配下にあるアイン・イーサー市近郊のマアラク村、M4高速道路沿線を砲撃、人民防衛隊(YPG)主体のシリア民主軍が応戦し、国民軍と交戦した。

また、ANHA(1月30日付)によると、トルコ軍がアイン・イーサー市近郊のムシャイリファ村の北約1キロの地点に、3カ所目となる新たな基地の建設を開始した。

同基地は、M4高速道路に設置されているシリア軍とシリア民主軍の共同拠点から1キロの距離に位置する。

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ハサカ県では、シリア人権監視団によると、トルコの占領下にあるラアス・アイン市で、国民軍に所属する東部自由人連合の戦闘員が手榴弾を爆発させ、住民1人が負傷した。

手榴弾を爆発させた理由は不明。

AFP, January 29, 2021、ANHA, January 29, 2021、January 30, 2021、al-Durar al-Shamiya, January 29, 2021、Reuters, January 29, 2021、SANA, January 29, 2021、SOHR, January 29, 2021などをもとに作成。

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ロシア難民受入移送居住センター:難民45人が新たに帰還、2018年半ば以降帰還した難民は647,564人に(2021年1月29日)

ロシア国防省は、合同調整センター所轄の難民受入移送居住センターの日報(1月29日付)を公開し、1月28日に難民45人(うち女性18人、子供23人)が新たに帰国したと発表した。

このうちレバノンから帰国したのは難民45人(うち女性18人、子供23人)、ヨルダンから帰国したのは0人。

これにより、2018年7月18日以降に帰国したシリア難民の数は647,564人となった。

内訳は、レバノンからの帰還者252,316人(うち女性75,864人、子ども128,411人、ザムラーニー国境通行所、ジュダイダト・ヤーブース国境通行所、ダブスィーヤ国境通行所、クサイル国境通行所、タッルカルフ国境通行所を経由して帰国)、ヨルダンからの帰国者395,248人(うち女性118,618人、子ども201,569人、ナスィーブ国境通行所を経由して帰国)。

43カ国で難民登録したシリア人の数は6,727,643人。

なお、ロシアがシリア領内で航空作戦を開始した2015年9月30日以降に帰国した難民の数は876,844人(うち女性263,122人、子供446,902人)となった。

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一方、国内避難民の新たな帰宅はなかった。

2019年1月以降に帰宅した国内避難民の数は68,893人(うち女性24,410人、子供27,987人)に、2015年9月30日以降に帰宅した国内避難民の数は1,337,489人(うち女性406,699人、子供671,753人)。

Ministry of Defence of the Russian Federation, January 29, 2021をもとに作成。

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カービー米国防総省報道官「イラクとシリアにおける米軍の目的についての我々のヴィジョンはダーイシュの脅威以降も続く」(2021年1月28日)

米国防総省のジョン・カービー報道官は、ワシントンDCで記者会見を行い、そのなかでジョー・バイデン大統領就任以降初めて、シリアへの対応について言及した。

カービー報道官は「シリアでの石油確保が、バイデン政権の軍事戦略においてどのような役割を果たすか」との記者の質問に対して以下のように述べた。

イラクとシリアにおける米軍の目的についての我々のヴィジョンは、ダーイシュ(イスラーム国)の脅威以降も続くと思う。

AFP, January 29, 2021、ANHA, January 29, 2021、al-Durar al-Shamiya, January 29, 2021、Reuters, January 29, 2021、SANA, January 29, 2021、SOHR, January 29, 2021などをもとに作成。

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ロシア、トルコ、イランは共同声明で制憲委員会(憲法制定委員会)に参加するシリア政府、反体制派に対してシリアの統一、主権、領土保全を尊重するよう呼びかける(2021年1月28日)

ロシア、トルコ、イランは共同声明を出し、スイスのジュネーブにある国連本部で開催中の制憲委員会(憲法制定委員会)第5ラウンドに関して、シリアの統一、主権、領土保全を尊重すると表明、当事者にこの原則を遵守するよう呼びかけた。

アナトリア通信(1月28日付)が伝えた。

AFP, January 29, 2021、Anadolu Ajansı, January 28, 2021、ANHA, January 29, 2021、al-Durar al-Shamiya, January 29, 2021、Reuters, January 29, 2021、SANA, January 29, 2021、SOHR, January 29, 2021などをもとに作成。

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トルコ国営のアナトリア通信はイドリブ県のマフハド・ルーヒーン村とダイル・ハッサーン村にトルコが建設しているIDPs用仮設住宅の写真を公開(2021年1月28日)

トルコ国営のアナトリア通信(1月28日付)は、シリアのアル=カーイダであるシャーム解放機構を主体とする反体制派が活動を続けるイドリブ県のマフハド・ルーヒーン村とダイル・ハッサーン村に内務省災害緊急事態対策庁(AFAD)が建設している仮設住宅に暮らすシリア人国内避難民(IDPs)に対して、AFADとトルコ赤新月社が支援物資を配給したと伝え、写真多数を公開した。



AFP, January 28, 2021、Anadolu Ajansı, January 28, 2021、ANHA, January 28, 2021、al-Durar al-Shamiya, January 28, 2021、Reuters, January 28, 2021、SANA, January 28, 2021、SOHR, January 28, 2021などをもとに作成。

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ダイル・ザウル県マヤーディーン市で国防隊がイラク人民動員隊アブー・ファドル・アッバース旅団と交戦(2021年1月28日)

ダイル・ザウル県では、シリア人権監視団によると、マヤーディーン市で国防隊がイラク人民動員隊に所属するアブー・ファドル・アッバース旅団と交戦し、市内に設置されている拠点複数カ所から放逐した。

AFP, January 28, 2021、ANHA, January 28, 2021、al-Durar al-Shamiya, January 28, 2021、Reuters, January 28, 2021、SANA, January 28, 2021、SOHR, January 28, 2021などをもとに作成。

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トルコ軍がシリア政府支配地域と「決戦」作戦司令室支配地域の境界地帯で軍事防衛線の設置を終えるも、両者の砲撃戦は続く(2021年1月28日)

『シャルク・アウサト』(1月28日付)は、トルコ軍がシリア軍の進行を阻止するため、シリア政府支配地域と「決戦」作戦司令室支配下のいわゆる「解放区」の境界地帯で設置を進めていた軍事防衛線が完成したと伝えた。

「決戦」作戦司令室は、シリアのアル=カーイダであるシャーム解放機構とトルコの庇護を受ける国民解放戦線(シリア国民軍)などからなる武装連合体。

反体制派の「監視追跡ユニット」の責任者は『シャルク・アウサト』に対して、次のように述べている。

トルコ軍は、防衛戦、あるいは軍事的に言うところの「鋼の盾」を、反体制派とシリア軍・イランの民兵の接触線に沿って設置し終えた。これはイドリブ県や、反体制派の支配下にあるハマー県やアレッポ県西部の農村地帯からラタキア県北西部のクルド山地方に至る地域を防衛するためだ。これにより、トルコ軍兵士6,000人、重砲、多連装ロケット砲、レーダー、通信傍受車輌、さらには200輌以上の戦車、装甲車、兵員輸送車など軍事車輌約7,500輌が、軍事戦略拠点70カ所以上に展開した。

イドリブ県南部のザーウィヤ山地方だけでも、20のトルコ軍拠点が設置された。主要な拠点としては…、ザーウィヤ山地方とハマー県西部のガーブ平原を見渡すことができるアイユーブ丘、シャンナーン村の拠点2カ所、サルジャ村の2カ所、イドリブ市南から約30キロ離れたザーウィヤ山地方のイフスィム町、バーラ村、ルワイハ村、バルユーン村、ダイル・サンバル村、ファルカヤー村、マアッラータ丘、クークフィーン村、タルアーン村、マアッルザーフ町、ナフラヤー村の11のトルコ軍拠点がある。また、トルコ軍はこれらの軍事拠点の設置と合わせて、アレッポ市とラタキア市を結ぶ街道沿いに複数の拠点を設置した。ムウタリム村、キヤーサート村、ブサンクール村、ムハムバル村に重要な拠点がある。

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一方、スハイブ・イドリビーを名乗る活動家によると、トルコ軍はM4高速道路のタルナバ村から、ナイラブ村、ジスル・シュグール市南部を経由し、ハマー県ガーブ平原のカストゥーン村に至る地域、そしてラタキア県のアイン・フール村に至る地域に軍事拠点を設置したという。

また、ムアイイド・フサインを名乗る活動家によると、トルコ軍はさらに、アレッポ県のダーラ・イッザ市、タワーマ村、シャイフ・アキール山一帯に多連装ロケット砲や戦車を新たに配備したという。

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一方、シリア人権監視団によると、シリア軍は「決戦」作戦司令室の支配下にあるザーウィヤ山地方のルワイハ村一帯、カドゥーラ村を砲撃した。

対する「決戦」作戦司令室は、シリア政府の支配下にあるダーディーフ村、ミラージャ村を砲撃した。

AFP, January 28, 2021、ANHA, January 28, 2021、al-Durar al-Shamiya, January 28, 2021、Reuters, January 28, 2021、SANA, January 28, 2021、SOHR, January 28, 2021などをもとに作成。

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マフルーフ地方行政環境大臣、ロシア当事者和解調整センターのチェトニク副センター長らが共同会見で難民・IDPsの帰還状況について報告(2021年1月28日)

フサイン・マフルーフ地方行政環境大臣、アフマド・フライファーウィー保健大臣補、ロシア当事者和解調整センターのセトニク・ヴャチェスラフ(Cetnik Vyacheslav)代表(少将)、シリア軍のハサン・スライマーン政治局長(少将)の4人が首都ダマスカスで共同記者会見を開き、難民、国内避難民(IDPs)の帰還状況について報告した。

マフルーフ地方行政環境大臣は、北・東シリア自治局の管理下にあるハサカ県フール・キャンプ、米軍占領下のヒムス県タンフ国境通行所近くのルクバーン・キャンプ、トルコの勢力下にあるイドリブ県のIDPsキャンプで、多くの人々が劣悪な環境下での生活を余儀なくされていると指摘する一方、シリア政府がこれまで「テロ悪党」にキャンプからの退去を認められた2万人以上に対して架設収容センター、食糧、医療物資、衣服などを提供してきたと述べた。

フライファーウィー保健大臣補は、欧米諸国などの一方的制裁にもかかわらず、シリア国内の医療態勢が難民、IDPsの帰還に対応できる状態にあると述べた。

チェトニク副センター長はロシアが1月にインフラ復旧と難民帰還に注力してきたと述べた。

スライマーン政治局長は、一部諸国、とりわけタンフ国境通行所を占領する米国が、ダーイシュ(イスラーム国)などのテロ組織への支援を続け、難民、IDPsの帰還を阻止していると非難した。

SANA(1月28日付)が伝えた。

AFP, January 28, 2021、ANHA, January 28, 2021、al-Durar al-Shamiya, January 28, 2021、Reuters, January 28, 2021、SANA, January 28, 2021、SOHR, January 28, 2021などをもとに作成。

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