シリア人権監視団によると、北・東シリア自治局はフランスの使節団にダーイシュ(イスラーム国)のフランス人メンバーの妻16人と子供35人の身柄を引き渡した。
AFP, July 5, 2022、ANHA, July 5, 2022、al-Durar al-Shamiya, July 5, 2022、Reuters, July 5, 2022、SANA, July 5, 2022、SOHR, July 5, 2022などをもとに作成。
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Detail Report on the Arab Spring in Syria: Latest Situation in Syria / アラビア語の新聞、通信社、ウェブサイトなどを通じて収集した情報をもとに、シリア情勢をより網羅的に把握・紹介することをめざします。
イドリブ県では、シリア人権監視団によると、シャーム解放機構の総合治安機関が、イドリブ市内で同機構の第1判事(カーディー)を辞職したばかりのアブー・カースィム・シャーミー氏を拘束、持っていた武器や私物を押収した。
シャーミー氏は第1判事を辞任するまで、シャーム解放機構の内務法廷最高責任者、人事法廷判事、軍事法廷判事など法務部門の要職を歴任してきた。
辞任は、シャーム解放機構内の対立、とりわけ主戦派を排除する動きのなかでの出来事だった。
AFP, July 5, 2022、ANHA, July 5, 2022、al-Durar al-Shamiya, July 5, 2022、Reuters, July 5, 2022、SANA, July 5, 2022、SOHR, July 5, 2022などをもとに作成。
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アサド大統領のいとこでビジネスマンのラーミー・マフルーフ氏は、自身のフェイスブックの公式アカウント(https://www.facebook.com/RamiMakhloufSY/)にメッセージを投稿し、タルトゥース県での交通事故で死亡したとのSNSなどでの書き込みを否定した。
マフルーフ氏が事故死したとの噂は7月4日にネットで拡散されていた。
https://www.facebook.com/RamiMakhloufSY/posts/pfbid038D8yq6DZTRE2Ar8fpzAf7EXH6wPFucQheKBBwAvMGi3DXm8zXLcrGdkRwkfRemXUl
AFP, July 5, 2022、ANHA, July 5, 2022、al-Durar al-Shamiya, July 5, 2022、Reuters, July 5, 2022、SANA, July 5, 2022、SOHR, July 5, 2022などをもとに作成。
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トルコを拠点に活動する反体制組織の一つシリア・イスラーム評議会が2021年11月21日に「シリア・アラブ共和国の大ムフティー」に選出したウサーマ・リファーイー氏が、パレスチナのハマースのイブラーヒーム・ハニーヤ政治局長と同席する映像がツイッターなどのSNSを通じて拡散された。

映像は7月4日にトルコのイスタンブールで撮影されたもの。
リファーイー氏は、イスラーム諸国のウラマーらとともに、ハニーヤ政治局長の孫娘のサジャー・ウィサーム・ハニーヤさんがコーランを暗記し、ハーフィズになったことを祝う式典に参列した。
https://twitter.com/WaelAboOmer/status/1543724693328433152
ハマースは最近になって、シリア政府との関係改善を決定しており、リファーイー氏がハニー政治局長と同席したことに対して、一部活動家から「大きな過ちだ」などとの批判の声が相次いだ。
غفر الله للشيخ أسامة الرفاعي هذا التعجل والخطأ الكبير، قد يقول قائل: إن الأمر متعلق فقط بحفظ بنت اسماعيل هنية للقرآن، أقول: هذا تبرير بارد وضعيف، فالشيخ له صفة اعتبارية ولكل تصرف يبدر منه مدلولات تفهم في سياق موقعه وليس له الاختيار الشخصي المنفصل عن صفته مفتياً كغيره من الناس!. pic.twitter.com/b7D2LNWCxo
— محمد طلال بازرباشي (@TALAL_BAZRBASHI) July 5, 2022
AFP, July 5, 2022、ANHA, July 5, 2022、al-Durar al-Shamiya, July 5, 2022、Reuters, July 5, 2022、SANA, July 5, 2022、SOHR, July 5, 2022などをもとに作成。
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ダイル・ザウル県では、シリア人権監視団によると、ダイル・ザウル民政評議会(北・東シリア自治局)の支配下にあるブサイラ市内の街道で、住民数十人が人民防衛隊(YPG)主体のシリア民主軍に拘束された家族の解放を求めて抗議デモを行い、路上でタイヤを燃やすなどして道路を封鎖した。
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スワイダー県では、スワイダー24(7月4日付)によると、ムルダク村で若者らが生活状況改善を求めるデモを行い、路上でタイヤを燃やすなどして抗議の意思を示した。
AFP, July 4, 2022、ANHA, July 4, 2022、al-Durar al-Shamiya, July 4, 2022、Reuters, July 4, 2022、SANA, July 4, 2022、SOHR, July 4, 2022、Suwayda 24, July 4, 2022などをもとに作成。
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イドリブ県では、シリア人権監視団によると、シリア軍が「決戦」作戦司令室の支配下にあるマアーッラト・ナアサーン村を砲撃し、女性1人が死亡、女性1人が負傷した。
「決戦」作戦司令室は、シリアのアル=カーイダであるシャーム解放機構とトルコの庇護を受ける国民解放戦線(シリア国民軍)などからなる武装連合体。
シリア軍はまた、「決戦」作戦司令室の支配下にあるアーフィス村で子供1人を狙撃し、殺害した。
シリア軍はこの他にも、ザーウィヤ山地方のファッティーラ村、フライフィル村、スフーフン村、バイニーン村、サーン村、マジュダリヤー村などを砲撃し、国民解放戦線もシリア軍に反撃した。
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アレッポ県では、シリア人権監視団によると、国民解放戦線が県西部のアンジャーラ村近郊でシリア軍部隊を攻撃し、兵士2人を殺害、8人を負傷させた。
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ラタキア県では、シリア人権監視団によると、シリア軍と「決戦」作戦司令室がクルド山地方のカッバーナ村一帯で砲撃戦を行った。
AFP, July 4, 2022、ANHA, July 4, 2022、al-Durar al-Shamiya, July 4, 2022、Reuters, July 4, 2022、SANA, July 4, 2022、SOHR, July 4, 2022などをもとに作成。
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アレッポ県では、ANHA(7月4日付)によると、トルコ軍とシリア国民軍がシリア政府と北・東シリア自治局の共同支配下にあるタッル・リフアト市近郊のウンム・クラー村、カフル・カーリス村、バイナ村を砲撃した。


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ラッカ県では、ANHA(7月4日付)によると、トルコ軍がシリア政府と北・東シリア自治局の共同支配下にあるアイン・イーサー市近郊のフーシャーン裏を砲撃し、住民2人が死亡、2人が負傷した。

AFP, July 4, 2022、ANHA, July 4, 2022、al-Durar al-Shamiya, July 4, 2022、Reuters, July 4, 2022、SANA, July 4, 2022、SOHR, July 4, 2022などをもとに作成。
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ファイサル・ミクダード外務在外居住者大臣は、アルジェリアの独立70周年の式典に出席するため、アルジェリアの首都アルジェ入りした。
フアーリー・ブーメディアン国際空港に到着したミクダード外務在外居住者大臣は、ラマターン・ラアマムーラ外務大臣、ムハンマド・アルカーブ資源鉱物大臣の出迎えを受けた。

SANA(7月4日付)が伝えた。
AFP, July 4, 2022、ANHA, July 4, 2022、al-Durar al-Shamiya, July 4, 2022、Reuters, July 4, 2022、SANA, July 4, 2022、SOHR, July 4, 2022などをもとに作成。
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ダイル・ザウル県では、SANA(7月4日付)によると、ダイル・ザウル民政評議会(北・東シリア自治局)の支配下にあるザッル村で米軍が人民防衛隊(YPG)主体のシリア民主軍の支援を受けて空挺作戦を実施し、民間人2人を殺害した。
シリア人権監視団によると、殺害された2人はダーイシュ(イスラーム国)メンバーと疑われていた人物。
AFP, July 4, 2022、ANHA, July 4, 2022、al-Durar al-Shamiya, July 4, 2022、Reuters, July 4, 2022、SANA, July 4, 2022、SOHR, July 4, 2022などをもとに作成。
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リヤード・ハッダード駐ロシア・シリア大使は、米国が主導する西側諸国が、トルコの支援を受けて、ダーイシュ(イスラーム国)やシャームの民のヌスラ戦線(シャーム解放機構)といったテロ組織メンバーをウクライナに送り込んでいると主張した。
ハッダード大使は、タス通信(7月4日付)に対して「米国、西欧、トルコがダーイシュやヌスラ戦線といったテロ組織の戦闘員をイドリブ県からウクライナに送り込んでいることに我々は驚いてはいない。なぜなら、これらの組織は、さまざまな名前を掲げてはいるが、西側が平和な諸国民に対して利用している道具に過ぎないからだ…。このようにして、ウクライナはテロリストや傭兵が集まる拠点となり、そのことは世界の治安に悪影響を及ぼすだろう」と述べた。

AFP, July 4, 2022、ANHA, July 4, 2022、al-Durar al-Shamiya, July 4, 2022、Reuters, July 4, 2022、SANA, July 4, 2022、SOHR, July 4, 2022、TASS, July 4, 2022などをもとに作成。
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保健省は政府支配地域で新たに2人の新型コロナウイルス感染者が確認される一方、感染者1人が完治したと発表した。
これにより、7月4日現在のシリア国内での感染者数は計55,934人、うち死亡したのは3,150人、回復したのは52,762人となった。

https://www.facebook.com/MinistryOfHealthSYR/posts/pfbid02513ZZjQf75bY5jkgfVTmYygYcpgwcJ3YzJuADATFmrjfPvcnX9hUqn7UT7nLzj3ml
AFP, July 4, 2022、ACU, July 4, 2022、ANHA, July 4, 2022、al-Durar al-Shamiya, July 4, 2022、Reuters, July 4, 2022、SANA, July 4, 2022、SOHR, July 4, 2022などをもとに作成。
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