スプートニク:トルコの諜報機関はシリア国民連合のメンバーに年内に国外退去するよう通知(2022年9月13日)

スプートニク・アラビア語版(9月13日付)は、複数筋の話として、トルコの諜報機関がイスタンブールを拠点として活動するシリア革命反体制勢力国民連立(シリア国民連合)のメンバー多数に対してトルコ以外で政治活動を続ける場所を探し、3ヵ月以内、すなわち今年末までに国外に退去する必要がある旨通知したと伝えた。

AFP, September 13, 2022、ANHA, September 13, 2022、al-Durar al-Shamiya, September 13, 2022、Reuters, September 13, 2022、SANA, September 13, 2022、SOHR, September 13, 2022、Sputnik News, September 13, 2022などをもとに作成。

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イスラエルのガンツ国防大臣はシリア領内にイランの軍事施設が10あると主張(2022年9月13日)

イスラエルのベニー・ガンツ国防大臣は、シリア領内にあるイランの軍事施設が10に及んでいると述べた。

ガンツ国防大臣は以下の通り述べた。

ハマー県ミスヤーフ市の科学研究センター(防衛工場)をはじめ、シリアには10ものイランの軍事施設がある。
これらの施設は、イランが高性能のミサイルや兵器を製造するために使用し、民兵に武器を供与している。

ロイター通信(9月13日付)が伝えた。

AFP, September 13, 2022、ANHA, September 13, 2022、al-Durar al-Shamiya, September 13, 2022、Reuters, September 13, 2022、SANA, September 13, 2022、SOHR, September 13, 2022などをもとに作成。

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ダーイシュ・メンバーと思われる武装グループが、米国が違法に駐留するタンフ国境通行所一帯地域(55キロ地帯)周辺に展開する「イランの民兵」の一つファーティミーユーン旅団の拠点を襲撃(2022年9月13日)

ヒムス県では、シリア人権監視団によると、ダーイシュ(イスラーム国)メンバーと思われる武装グループが、米国が違法に駐留するタンフ国境通行所一帯地域(55キロ地帯)周辺に展開する「イランの民兵」の一つファーティミーユーン旅団の拠点を襲撃した。

襲撃を受けたのは「第6拠点」と呼ばれる場所で、武装集団はオートバイに乗って襲撃を欠けたが、死傷者はなかった。

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ダイル・ザウル県では、シリア人権監視団によると、ダーイシュ(イスラーム国)のスリーパーセルがシリア政府の支配下にあるマイーズィーラ村一帯に潜入し、「イランの民兵」の拠点を襲撃、民兵1人を殺害した。

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アレッポ県では、シリア人権監視団によると、シリア政府と北・東シリア自治局の共同支配下にあるマンビジュ市内の病院で、内務治安部隊(アサーイシュ)が収監中のダーイシュ(イスラーム国)メンバーが病院の守衛から銃を奪い、アサーイシュの隊員に向けて発砲、2人を殺害した。

このダーイシュ・メンバーは病気だと偽り、病院に搬送されたところで犯行に及んだ。

AFP, September 13, 2022、ANHA, September 13, 2022、al-Durar al-Shamiya, September 13, 2022、Reuters, September 13, 2022、SANA, September 13, 2022、SOHR, September 13, 2022などをもとに作成。

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「決戦」作戦司令室がアレッポ県西部の第46中隊基地一帯でシリア軍兵士1人を狙撃し、殺害(2022年9月13日)

イドリブ県では、シリア人権監視団によると、「決戦」作戦司令室がシリア政府の支配下にあるアルビーフ村一帯を砲撃した。

「決戦」作戦司令室は、シリアのアル=カーイダであるシャーム解放機構とトルコの庇護を受ける国民解放戦線(シリア国民軍)などからなる武装連合体。

これに対して、シリア軍は「決戦」作戦司令室の支配下にあるザーウィヤ山地方のファッティーラ村、カンスフラ村にあるトルコ軍拠点一帯、スフーフン村、バーラ村を砲撃した。

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アレッポ県では、シリア人権監視団によると、「決戦」作戦司令室が第46中隊基地一帯でシリア軍兵士1人を狙撃し、殺害した。

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ハマー県では、シリア人権監視団によると、シリア軍が「決戦」作戦司令室の支配下にあるガーブ平原のサルマーニーヤ村、ズィヤーラ町を砲撃した。

AFP, September 13, 2022、ANHA, September 13, 2022、al-Durar al-Shamiya, September 13, 2022、Reuters, September 13, 2022、SANA, September 13, 2022、SOHR, September 13, 2022などをもとに作成。

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フール・キャンプでアサーイシュがダーイシュのスリーパーセル摘発を目的とする「人道と治安」作戦第2段階を継続し、メンバーが家族に宛てたトルコ語の手紙などを新たに押収(2022年9月13日)

ハサカ県では、ANHA(9月13日付)によると、北・東シリア自治局の共同支配下にあるフール・キャンプで、内務治安部隊(アサーイシュ)がダーイシュ(イスラーム国)のスリーパーセル摘発を目的とする「人道と治安」作戦第2段階を継続した。

20日目となる9月13日には、ダーイシュのメンバーが家族に宛てたトルコ語の手紙、塹壕複数ヵ所、モバイルなどなどが発見された。

AFP, September 13, 2022、ANHA, September 13, 2022、al-Durar al-Shamiya, September 13, 2022、Reuters, September 13, 2022、SANA, September 13, 2022、SOHR, September 13, 2022などをもとに作成。

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トルコ占領下のアレッポ県北部で教育活動にあたる自由シリア人教員組合が、新学期開始に合わせて、教員の劣悪な生活環境に抗議するゼネストを開始(2022年9月13日)

アレッポ県では、ドゥラル・シャーミーヤ(9月13日付)によると、トルコ占領下の県北部で教育活動にあたる自由シリア人教員組合が、2022年度新学期が始まるのに合わせて、ゼネストを開始した。

ゼネストは、教員の劣悪な生活環境に抗議するのが目的。

また、シリア人権監視団によると、トルコの占領下にあるバーブ市で、カッシャ家とタイ部族の住民数十人が、中心街に位置するセンター交差点で、シリア国民軍所属のハムザ師団による住居への不法侵入と住民への暴行に抗議するデモを行い、主要な道路を封鎖した。

これに対して、ハムザ師団は強制排除を試み、メディア活動家らに暴行を加え、取材関連機器を没収した。

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トルコ軍によるハサカ県北部への断続的な攻撃で3,500人の生徒が修学できない状態に(2022年9月13日)

北・東シリア自治局ハサカ地区のザフラ・アリー学校総局長は、9月18日の2022/2023年度新学期開始に先立って、トルコ軍によるハサカ県アブー・ラースィーン(ザルカーン)町一帯およびタッル・タムル町一帯への断続的な攻撃によって多くの学校が破壊されるか、軍事転用されていることで、11,000人の生徒のうち3,596人が修学できなくなっていることを明らかにした。

ANHA(9月13日付)が伝えた。

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ハサカ県内のシリア民主軍支配地で暮らす児童が教育省のカリキュラムとは異なった授業を受けることを余儀なくされる(2022年9月13日)

SANA(9月13日付)は、シリアの学校が2022年度の新学期を迎えるなか、ハサカ県の人民防衛隊(YPG)主体のシリア民主軍(北・東シリア自治局)の支配地で暮らす児童が、教育省が認可する公立私立学校での修学、通学を阻止され、教育省のカリキュラムとは異なった授業を受けることを余儀なくされていると伝えた。

こうした状況は今年度で5年目となり、シリア民主軍は、教育省のカリキュラムと異なるカリキュラムを強要することで、「分離主義」的思考を植え付け、一部学校については軍事転用しているという。

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シリア軍がカーミシュリー市南東で米軍装甲車4輌と小型貨物車輌1輌からなる車列の通過を阻止(2022年9月13日)

ハサカ県では、SANA(9月13日付)によると、シリア政府と北・東シリア自治局の共同支配下にあるカーミシュリー市南東のマンスィーフ地区で、シリア軍が米軍装甲車4輌と小型貨物車輌1輌からなる車列の通過を阻止し、これを退却させた。

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第4回アラブ部族愛国エリート会合がアレッポ市で開催(2022年9月13日)

アレッポ県では、SANA(9月13日付)によると、第4回アラブ部族愛国エリート会合がアレッポ市で開催され、シリアの領土の一体性と主権の維持、あらゆる形態の外国の占領の拒否、シリア軍との連帯を確認した。

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グランディUNHCR弁務官がシリアを訪問し、マフルーフ地方行政環境大臣、ラフムーン内務大臣、サイフッディーン社会問題労働大臣、ミクダード外務在外居住者大臣と相次いで会談(2022年9月13日)

フィリッポ・グランディ国連難民高等弁務官事務所(UNHCR)弁務官がシリアを訪問した。

SANA(9月13日付)によると、グランディ弁務官は、フサイン・マフルーフ地方行政環境大臣兼高等救済委員会委員長と会談し、テロの被害を受けた地域での早期復旧、人道活動、避難民へのサービス提供での協力強化の方途について意見を交わした。

グランディ弁務官は続いて、ムハンマド・ラフムーン内務大臣と会談し、UNHCRとの関係強化、人道的サービス提供の促進の方途について意見を交わした。

グランディ弁務官はまた、ムハンマド・サイフッディーン社会問題労働大臣と会談し、UNHCRとの関係分野について意見を交わした。

グランディ弁務官はさらに、ファイサル・ミクダード外務在外居住者大臣と会談し、UNHCRとシリア政府の協力と連携の方途について意見が交わされた。

会談では、とりわけ、国連安保理決議第2642号が規定している電力や水道の早期復旧にかかるプロジェクトの開発・強化に議論が集中した。

https://www.facebook.com/Mofaexsy/posts/pfbid02dUQuVwAE7xRt1mgFiZ7MBVrAxy2hqJeXSoc1WD1pt538d7ctoAJJC3V6eyA5UC9rl

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シリア政府支配地域の新型コロナウイルスの新規感染者は17人、コレラ感染者の総数は53人(2022年9月13日)

保健省は政府支配地域で新たに17人の新型コロナウイルス感染者が確認される一方、感染者28人が完治したと発表した。

これにより、9月13日現在のシリア国内での感染者数は計57,189人、うち死亡したのは3,163人、回復したのは53,915人となった。

https://www.facebook.com/MinistryOfHealthSYR/posts/pfbid02HtQj123f4UK87g4HBvknquUMkKaiN1WL9Yn5QpkYTGGz6AhSHp6jGEpQVmwiCHYml

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保健省は9月13日現在のシリア国内でのコレラ感染者数が53人、死者数が7人に達していると発表した。

感染者の県別内訳は、アレッポ県22人、ハサカ県13人、ダイル・ザウル県10人、ラタキア県6人、ダマスカス県2人。

死者の県別内訳は、アレッポ県4人、ダイル・ザウル県2人、ハサカ県1人。

https://www.facebook.com/MinistryOfHealthSYR/posts/pfbid0svbsRsHkdSNqkuvtvURwywABBJpdC834KNqKiNQoNtbfABzYVkMVjja18o1u54Gpl

AFP, September 13, 2022、ACU, September 13, 2022、ANHA, September 13, 2022、al-Durar al-Shamiya, September 13, 2022、Reuters, September 13, 2022、SANA, September 13, 2022、SOHR, September 13, 2022などをもとに作成。

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