ヒズブッラーのナスルッラー書記長:「シリアはパレスチナ人民にとっての真の支え」(2022年9月17日)

レバノンのヒズブッラーのナサン・ナスルッラー書記長は、ベカーア県バアルベック市でイスラーム教シーア派の宗教行事アルバイーンを記念してヒズブッラーが組織した大規模行進の終了に合わせて、ビデオ演説を行った。

演説のなかで、ナスルッラー書記長はシリアにも言及し、シリアは、指導部も国民も、パレスチナ人民にとっての真の支えであり、これからもそれは維持され、犠牲を払ってくれるだろうと評価、今日求められているのが、この地域の抵抗勢力の統合で、それがレバノン人、パレスチナ人、シリア人が自らの土地、石油、ガスを回復する唯一の方途だと指摘した。

AFP, September 17, 2022、ANHA, September 17, 2022、al-Durar al-Shamiya, September 17, 2022、Reuters, September 17, 2022、SANA, September 17, 2022、SOHR, September 17, 2022などをもとに作成。

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ロシア軍がイドリブ市西のハフサルジャ村、シャイフ・ユースフ村一帯を爆撃(2022年9月17日)

イドリブ県では、シリア人権監視団によると、ロシア軍戦闘機複数機がシャーム解放機構が軍事・治安権限を握るイドリブ市西のハフサルジャ村、シャイフ・ユースフ村一帯に対して爆撃を実施した。

https://www.facebook.com/SYRMMC/posts/pfbid0CufKWZdD5fdJn9uqrWdT7B7z9bu47eRvZXDs7Xvw2a2hSExN66JPu7fKm1X2hFdrl

ホワイト・ヘルメットによると、爆撃ではクラスター弾が使用され、労働者1人が軽傷を負った。

https://www.facebook.com/SyriaCivilDef/posts/pfbid0F5MzZ4xuUUphDuu27N7MFoGAwEd8NEdYtctonq86xvvM28CKwm12YQvtfEnqfMBDl

https://www.facebook.com/watch/?v=1121867075352922

https://www.facebook.com/SyriaCivilDef/posts/pfbid0gpGJ4JYxSqD6BwUejLtvCwBx7ZGyaddGTDs3aUCp8RfmGLJ3s8L7h5ySmstJorvgl

ドゥラル・シャーミーヤ(9月17日付)によると、爆撃は採石場2ヵ所を狙ったもの。

またシリア軍が「決戦」作戦司令室の支配下にあるザーウィヤ山地方のフライフィル村、バイニーン村、ファッティーラ村一帯に20発あまりの砲弾を撃ち込んだ。

「決戦」作戦司令室は、シリアのアル=カーイダであるシャーム解放機構とトルコの庇護を受ける国民解放戦線(シリア国民軍)などからなる武装連合体。

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アレッポ県では、シリア人権監視団によると、シリア軍が「決戦」作戦司令室の支配下にあるカフル・ヌーラーン村、アターリブ市東方一帯に対して60発以上の砲弾を撃ち込んだ。

AFP, September 17, 2022、ANHA, September 17, 2022、al-Durar al-Shamiya, September 17, 2022、Reuters, September 17, 2022、SANA, September 17, 2022、SOHR, September 17, 2022などをもとに作成。

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国連の貨物車輌16輌が政府支配下のサラーキブ市とシャーム解放機構支配下のタルナバ村を結ぶ通行所を経由して、物資を搬入:今年7回目となる境界経由(クロスライン)での支援(2022年9月17日)

イドリブ県では、シリア人権監視団によると、国連の貨物車輌16輌からなる車列が支援物資を積んで、シリア政府の支配下にあるサラーキブ市と、シャーム解放機構が軍事・治安権限を握るタルナバ村を結ぶ通行所を経由し、反体制派支配地いわゆる「解放区」に入った。

シリア政府支配地から反体制派の支配地に境界経由(クロスライン)での支援が行われるのは、今年に入って7回目。

AFP, September 17, 2022、ANHA, September 17, 2022、al-Durar al-Shamiya, September 17, 2022、Reuters, September 17, 2022、SANA, September 17, 2022、SOHR, September 17, 2022などをもとに作成。

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トルコ軍とシリア国民軍がシリア政府と北・東シリア自治局の共同支配下にあるアレッポ県北部、ハサカ県北部を砲撃(2022年9月17日)

アレッポ県では、ANHA(9月17日付)によると、トルコ軍とシリア国民軍がシリア政府と北・東シリア自治局の共同支配下にあるタッル・リフアト市一帯、同市近郊のシャイフ・イーサー村、アイン・アラブ(コバネ)市近郊のズール・マガール村を砲撃した。

一方、シリア人権監視団によると、トルコ占領下のバーブ市近郊のシャイフ・アルワーン村で、シリア国民軍に所属するシャーム戦線のメンバー1人が何者かによって殺害された。

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ハサカ県では、ANHA(9月17日付)によると、トルコ軍とシリア国民軍がシリア政府と北・東シリア自治局の共同支配下にあるタッル・タムル町近郊のウンム・ハイル村を砲撃した。

AFP, September 17, 2022、ANHA, September 17, 2022、al-Durar al-Shamiya, September 17, 2022、Reuters, September 17, 2022、SANA, September 17, 2022、SOHR, September 17, 2022などをもとに作成。

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アサーイシュはフール・キャンプでのダーイシュ摘発を目的とする「人道と治安」作戦第2段階を完了する一方、ダイル・ザウル県ではシリア民主軍兵士1人が殺害される(2022年9月17日)

ハサカ県では、ANHA(9月17日付)によると、内務治安部隊(アサーイシュ)が声明を出し、北・東シリア自治局の共同支配下にあるフール・キャンプで8月25日から行ってきたダーイシュ(イスラーム国)のスリーパーセル摘発を目的とする「人道と治安」作戦第2段階を完了したと発表した。

声明によると、24日間にわたる作戦で、226人(うち女性36人)を逮捕、塹壕とトンネル25ヵ所を発見、AK-47、RPG、小銃、手りゅう弾、TNT火薬、サイレンサー、防弾チョッキ、トルコ軍の軍服、ナイフなどの刃物、拷問器具、通信機器を多数押収した。



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ダイル・ザウル県では、シリア人権監視団によると、ダイル・ザイル民政評議会(北・東シリア自治局)の支配下にあるフライザ村でダーイシュ(イスラーム国)のスリーパーセルと見られるオートバイに乗った武装集団が人民防衛隊(YPG)主体のシリア民主軍兵士1人に発砲し、殺害した。

AFP, September 17, 2022、ANHA, September 17, 2022、al-Durar al-Shamiya, September 17, 2022、Reuters, September 17, 2022、SANA, September 17, 2022、SOHR, September 17, 2022などをもとに作成。

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イスラエル軍がダマスカス国際空港一帯を再び爆撃し、兵士5人が死亡(2022年9月17日)

シリア軍筋は報道声明を出し、イスラエル軍戦闘機が午前0時45分頃、占領下のティベリウス湖北東上空からダマスカス国際空港と首都ダマスカス南の複数ヵ所に対して多数のミサイルを発射、シリア軍防空部隊がそのほとんどを撃破したが、軍関係者5人が死亡、若干の物的被害が出たことを明らかにした。

SANA(9月17日付)が伝えた。

シリア人権監視団によると、ダマスカス国際空港に近いガスーラ農場、サイイダ・ザイナブ町、キスワ市一帯に配置されている「イランの民兵」の拠点複数ヵ所が狙われた。

ロシア当事者和解調整センターのオレグ・エゴロフ副センター長は、イスラエル軍のF-16戦闘機4機が、巡航ミサイル4発と誘導爆弾10発でダマスカス郊外県を攻撃し、シリア軍兵士5人が死亡したと発表した。

また、イスラエル軍の爆撃に対して、シリア軍防空部隊は、パンツィーリ-S1近距離対空防御システムとBUK-M2E中距離地対空ミサイルシステムで迎撃、ミサイル2発と爆弾6発を撃破したと付言した。

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イスラエル軍の爆撃を受けて、運輸省の民間航空総局のバースィム・マンスール局長は報道声明を出し、ダマスカス国際空港の発着便の予定に変更はなく、通常通り運航を行っていると発表した。
SANA(9月17日付)が伝えた。

https://www.facebook.com/permalink.php?story_fbid=pfbid0HBgFrpdPQdt9NrdCbRz27sUU6vjtbUKVQFNxB6CLh87sVjYzGWcBSdPGfpjNRbyQl&id=100064584436235

AFP, September 17, 2022、ANHA, September 17, 2022、al-Durar al-Shamiya, September 17, 2022、Reuters, September 17, 2022、RIA Novosti, September 17, 2022、SANA, September 17, 2022、SOHR, September 17, 2022などをもとに作成。

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新型コロナウイルスの新規感染者は5人、コレラ感染者の総数は201人、死者は14人(2022年9月17日)

保健省は政府支配地域で新たに5人の新型コロナウイルス感染者が確認される一方、感染者17人が完治したと発表した。

これにより、9月17日現在のシリア国内での感染者数は計57,216人、うち死亡したのは3,163人、回復したのは53,971人となった。

https://www.facebook.com/MinistryOfHealthSYR/posts/pfbid02T6n2ErAQmhQDv2jqMQXs633Tb9naCJ1kkXXkTK5TrxRazPJJhHzXbZY88x7NfmkLl

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保健省はまた、コレラ感染者数に関して、感染者数が201人に達し、うちこれまでに14人が死亡したと発表した。

感染者数の県別内訳は、アレッポ県153人、ハサカ県21人、ダイル・ザウル県14人、ラタキア県10人、ダマスカス県2人、ヒムス県1人。

死者の県別内訳は、アレッポ県11人、ダイル・ザウル県2人、ハサカ県1人。

https://www.facebook.com/MinistryOfHealthSYR/posts/pfbid025q2ihJvSyoyMxSp73QCkHaoQskpwUNtHURrjrMJZTu98iQbto7L1WdHcxp2e2pftl

AFP, September 17, 2022、ACU, September 17, 2022、ANHA, September 17, 2022、al-Durar al-Shamiya, September 17, 2022、Reuters, September 17, 2022、SANA, September 17, 2022、SOHR, September 17, 2022などをもとに作成。

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ロシア当事者和解調整センターは米国が違法に駐留するヒムス県のタンフ国境通行所一帯地域(55キロ地帯)で活動する革命特殊任務軍が、シリア軍に対する挑発を準備していると発表(2022年9月17日)

ロシア当事者和解調整センターのオレグ・エゴロフ副センター長は、米国が違法に駐留するヒムス県のタンフ国境通行所一帯地域(55キロ地帯)で活動する革命特殊任務軍が、シリア軍に対する挑発を準備し、破壊工作員の訓練を行っているとの情報があると発表した。

RIAノーヴォスチ通信(9月17日付)が伝えた。

RIA Novosti, September 17, 2022をもとに作成。

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