国連総会が開催されている米ニューヨークで、ロシア、トルコ、イランのによるアスタナ会議閣僚会合開催(2022年9月21日)

国連総会が開催されている米ニューヨークで、ロシアのセルゲイ・ラブロフ外務大臣、トルコのメヴリュト・チャヴシュオール外務大臣、イランのホセイン・エミール・アブドゥッラフヤーン外務大臣がアスタナ会議外相会談を開催した。

RIAノーヴォスチ通信(9月21日付)によると、ゲイル・ペデルセン・シリア問題担当国連特別代表も参加した会談では、シリアとその周辺国の現状について意見が交わされ、国連安保理決議第2642号に基づいた境界(クロスライン)での支援、民間インフラの復旧、主権、独立、統一、領土保全に基づいた平和と安定の実現の必要性が強調された。

AFP, September 21, 2022、ANHA, September 21, 2022、al-Durar al-Shamiya, September 21, 2022、Reuters, September 21, 2022、RIA Novosti, September 21, 2022、SANA, September 21, 2022、SOHR, September 21, 2022などをもとに作成。

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カタールのタミーム首長は国連総会で一部諸外国がシリア国民の苦難を清算し、その犠牲を無視しようとしていると批判(2022年9月21日)

カタールのタミーム・ビン・ハマド・アール・サーニー首長は国連総会で演説し、一部諸外国がシリア国民の苦難を清算し、その犠牲を無視しようとしていると批判した。

タミーム首長はまた、国連に対して、制憲委員会の枠内にシリアでの政治プロセスが押し込められることを受入れるべきでないと付言した。
ジャズィーラ・チャンネル(9月21日付)などが伝えた。

AFP, September 21, 2022、Aljazeera, September 21, 2022、ANHA, September 21, 2022、al-Durar al-Shamiya, September 21, 2022、Reuters, September 21, 2022、SANA, September 21, 2022、SOHR, September 21, 2022などをもとに作成。

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シリア軍と「決戦」作戦司令室がアレッポ県とイドリブ県で交戦(2022年9月21日)

アレッポ県では、シリア人権監視団によると、「決戦」作戦司令室が県西部のアターリブ市近郊のシリア軍の壕を砲撃した。

「決戦」作戦司令室は、シリアのアル=カーイダであるシャーム解放機構とトルコの庇護を受ける国民解放戦線(シリア国民軍)などからなる武装連合体。

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イドリブ県では、シリア人権監視団によると、シリア軍が「決戦」作戦司令室の支配下にあるザーウィヤ山地方のバーラ村一帯、フライフィル村、スフーフン村を砲撃した。

AFP, September 21, 2022、ANHA, September 21, 2022、al-Durar al-Shamiya, September 21, 2022、Reuters, September 21, 2022、SANA, September 21, 2022、SOHR, September 21, 2022などをもとに作成。

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シリア人権監視団:シリア軍第25師団がウクライナ東部でのロシア軍の軍事作戦への戦闘に参加を開始(2022年9月21日)

シリア人権監視団は、「トラ」の愛称で知られるスハイル・ハサン准将を司令官とするシリア軍第25師団内の複数筋から得た情報として、ロシア軍を支援するためにウクライナ領内に駐留している同師団の部隊の将兵数百人が、2日前からウクライナ軍に対する戦闘に実際に参加を始めたと発表した。

第25師団の部隊は、ラタキア県のフマイミーム航空基地で数ヵ月にわたり訓練を受けた後に、同地からロシアに移送され、ロシアが掌握しているウクライナ東部での軍事作戦に参加しているという。

また、将兵の多くが、前年にロシアでの軍事教練コースに参加し、ロシア語を修得しているという。

AFP, September 21, 2022、ANHA, September 21, 2022、al-Durar al-Shamiya, September 21, 2022、Reuters, September 21, 2022、SANA, September 21, 2022、SOHR, September 21, 2022などをもとに作成。

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米国が違法に駐留するタンフ国境通行所一帯地域(55キロ地帯)内にあるルクバーン・キャンプで暮らしていた4家族が、キャンプ内の劣悪な生活環境を理由に政府の支配地に脱出(2022年9月21日)

ヒムス県では、シリア人権監視団によると、米国が違法に駐留するタンフ国境通行所一帯地域(55キロ地帯)内にあるルクバーン・キャンプで暮らしていた4家族が、キャンプ内の劣悪な生活環境を理由に、ヒムス県南東グラーブ山のジュライギム通行所を経由してシリア政府の支配地に脱出した。

AFP, September 21, 2022、ANHA, September 21, 2022、al-Durar al-Shamiya, September 21, 2022、Reuters, September 21, 2022、SANA, September 21, 2022、SOHR, September 21, 2022などをもとに作成。

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トルコ軍がラッカ県アイン・イーサー市近郊のスワイディーヤ村をドローンで爆撃し、民間人2人死亡、2人負傷(2022年9月21日)

ラッカ県では、ANHA(9月21日付)によると、トルコ軍がシリア政府と北・東シリア自治局の共同支配下にあるアイン・イーサー市近郊のスワイディーヤ村を無人航空機(ドローン)で爆撃し、民間人2人が死亡、2人が負傷した。

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アレッポ県では、ANHA(9月21日付)によると、トルコ軍とシリア国民軍がシリア政府と北・東シリア自治局の共同支配下にあるタッル・リフアト市近郊のハルバル村を砲撃した。

 

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ハサカ県では、シリア人権監視団によると、シリア政府と北・東シリア自治局の共同支配下にあるハサカ市の近郊に位置する北・東シリア自治局支配下のサフヤー村で、アームーダー市出身の71歳の男性が、オートバイに乗った正体不明の武装集団によって銃で撃たれて死亡した。

AFP, September 21, 2022、ANHA, September 21, 2022、al-Durar al-Shamiya, September 21, 2022、Reuters, September 21, 2022、SANA, September 21, 2022、SOHR, September 21, 2022などをもとに作成。

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アレッポ県、スワイダー県、ダルアー県、タルトゥース県の高等司法選挙委員会はやり直し投票の結果を発表(2022年9月21日)

アレッポ県、スワイダー県、ダルアー県、タルトゥース県の高等司法選挙委員会(選挙管理委員会)は、投票記録と投票された封筒の数が合わなかったことを受けて20日に実施されていた再投票の結果を発表した。

SANA(9月21日付)が伝えた。

AFP, September 21, 2022、ANHA, September 21, 2022、al-Durar al-Shamiya, September 21, 2022、Reuters, September 21, 2022、SANA, September 21, 2022、SOHR, September 21, 2022などをもとに作成。

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サイイド宗教関係大臣はロシア連邦議会下院議員らとシリア・ロシアの文化宗教分野ての協力関係について意見を交わす(2022年9月21日)

ムハンマド・アブドゥッサッタール・サイイド宗教関係大臣は、ロシアを訪問し、首都モスクワで連邦議会下院(ドゥーマ)議員らと会談し、シリア・ロシアの文化宗教分野ての協力関係について意見を交わした。

SANA(9月21日付)が伝えた。

AFP, September 21, 2022、ANHA, September 21, 2022、al-Durar al-Shamiya, September 21, 2022、Reuters, September 21, 2022、SANA, September 21, 2022、SOHR, September 21, 2022などをもとに作成。

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国連総会に出席するためにニューヨークに滞在中のミクダード外務在外居住者大臣は中国の王毅外交部長が主催したグローバル開発イニシアチブ(GDI)友好グループ閣僚会議などに出席(2022年9月21日)

国連総会に出席するために米ニューヨークに滞在中のファイサル・ミクダード外務在外居住者大臣は、中国の王毅外交部長が主催したグローバル開発イニシアチブ(GDI)友好グループ閣僚会議に出席した。
SANA(9月21日付)によると、ミクダード外務在外居住者大臣は、会合のなかで、西側諸国が開発問題を政治利用するのを止める必要があると力説するとともに、平和を愛する中国をはじめとする国々例に倣い、世界の国々が開発にかかる諸問題をめぐって協力、対話、統合をめざすべきだと述べた。

会議には、中国、シリアなど60ヵ国あまりが参加した。

https://www.facebook.com/Mofaexsy/posts/pfbid02dbjZw6mEZEcYwfALyY1qu8gScvhYfPRcycwT5C98HMGkHDK3Uqz3bB8FqjCqPFmkl

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ミクダード外務在外居住者大臣はまた、非同盟運動諸国(NAM)の会合に出席し、イスラエルに対して国連安保理決議第242号、338号、497号を実施し、占領下のゴラン高原から即時完全撤退するよう求めた。

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ミクダード外務在外居住者大臣は、会議への出席のほか、アゼルバイジャンのジェイフン・バイラモフ外務大臣と会談し、同国が現在議長を務める国連総会の非同盟運動諸国(NAM)の議事にかかる諸問題について意見を交わした。

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ミクダード外務在外居住者大臣はさらに、バハレーンのアブドゥッラティーフ・ビン・ラーシド・ズィヤーニー外務大臣と会談し、両国の二国間関係の発展の方途について意見を交わした。

SANA(9月21日付)が伝えた。

AFP, September 21, 2022、ANHA, September 21, 2022、al-Durar al-Shamiya, September 21, 2022、Reuters, September 21, 2022、SANA, September 21, 2022、SOHR, September 21, 2022などをもとに作成。

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新型コロナウイルスの新規感染者はシリア政府支配地域で17人、ダルアー県で医療チームがコレラの感染防止にあたる(2022年9月21日)

保健省は政府支配地域で新たに17人の新型コロナウイルス感染者が確認される一方、感染者6人が完治したと発表した。

これにより、9月21日現在のシリア国内での感染者数は計57,253人、うち死亡したのは3,163人、回復したのは54,009人となった。

https://www.facebook.com/MinistryOfHealthSYR/posts/pfbid0tJmyvbY7KgTi3M4ixUee9iU6q7nozdMxYtF3B1jM2yPyFVTB1MBpVcTJEc18zVupl

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ダルアー県保健局のバッサーム・スワイダーン局長は、SANA(9月21日付)に対して、ダルアー県では現在のところコレラ感染者は確認されていないとしたうえで、各郡の都市レベルで医療チームを結成し、感染防止にあたっていると述べた。

AFP, September 21, 2022、ACU, September 21, 2022、ANHA, September 21, 2022、al-Durar al-Shamiya, September 21, 2022、Reuters, September 21, 2022、SANA, September 21, 2022、SOHR, September 21, 2022などをもとに作成。

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