米軍はカーミシュリー市の南西3キロの距離に位置するナッカーラ村に新たな軍事基地を建設(2022年9月3日)

ハサカ県では、シリア人権監視団によると、兵站物資を積んだ米軍の貨物車輌20輌以上からなる車列が、イラクからワリード国境通行所を経由してシリア領内に侵入し、マーリキーヤ市近郊に違法に設置されている米軍基地に向かった。

また、米軍はカーミシュリー市の南西3キロの距離に位置するナッカーラ村に新たな軍事基地を建設した。

AFP, September 3, 2022、ANHA, September 3, 2022、al-Durar al-Shamiya, September 3, 2022、Reuters, September 3, 2022、SANA, September 3, 2022、SOHR, September 3, 2022などをもとに作成。

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トルコ占領下のラッカ県タッル・アブヤド市などから1,470人が北・東シリア自治局支配地域への強制退去を余儀なくされる(2022年9月3日)

ANHA(9月3日付)は、トルコ占領下のいわゆる「平和の泉」地域に居住していた国内避難民(IDPs)1,470人が、新たに北・東シリア自治局ギレ・スピ(タッル・アブヤド)地区の支配下にあるラッカ県のアイン・イーサー市一帯地域への強制退去を余儀なくされたと伝えた。

ANHAによると、強制退去させられたIDPsは、アレッポ県、ダマスカス郊外県東グータ地方、ダイル・ザウル県、イドリブ県の出身者。

トルコ占領下のタッル・アブヤド市、スルーク町、ハマーム・トゥルクマーン村などから強制的に退去させられた。

8月にも4回にわたって4,181人のIDPsがトルコ占領地から北・東シリア自治局支配地へと強制退去させられているという。

AFP, September 3, 2022、ANHA, September 3, 2022、al-Durar al-Shamiya, September 3, 2022、Reuters, September 3, 2022、SANA, September 3, 2022、SOHR, September 3, 2022などをもとに作成。

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「決戦」作戦司令室がイドリブ県でシリア軍兵士2人を殺害(2022年9月3日)

イドリブ県では、シリア人権監視団によると、「決戦」作戦司令室がシリア政府の支配下にあるマアッラト・ヌウマーン市近郊でシリア軍兵士1人を殺害した。

「決戦」作戦司令室は、シリアのアル=カーイダであるシャーム解放機構とトルコの庇護を受ける国民解放戦線(シリア国民軍)などからなる武装連合体。

「決戦」作戦司令室はまた、ブライジュ村近郊でシリア軍兵士1人を殺害した。

「決戦」作戦司令室はさらにハントゥーティーン村などを砲撃した。

これに対して、シリア軍が「決戦」作戦司令室の支配下にあるザーウィヤ地方のファッティーラ村、バーラ村、カフル・ウワイド村、カンスフラ村を砲撃し、ファッティーラ村で女性1人が負傷した。

AFP, September 3, 2022、ANHA, September 3, 2022、al-Durar al-Shamiya, September 3, 2022、Reuters, September 3, 2022、SANA, September 3, 2022、SOHR, September 3, 2022などをもとに作成。

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トルコ軍とシリア国民軍がシリア政府と北・東シリア自治局の共同支配下にあるハサカ県、アレッポ県、ラッカ県各所を砲撃(2022年9月3日)

ハサカ県では、ANHA(9月3日付)によると、トルコ軍とシリア国民軍がシリア政府と北・東シリア自治局の共同支配下にあるタッル・タムル町近郊のダルダーラ村、シャイフ・アリー村を砲撃した。

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アレッポ県では、ANHA(9月3日付)によると、トルコ軍がシリア政府と北・東シリア自治局の共同支配下にあるタッル・リフアト市近郊のタナブ村、イルシャーディーヤ村、ハルバル村、スムーキーヤ村、ウンム・フーシュ村、シャフバー・ダムを砲撃した。

一方、シリア人権監視団によると、トルコ占領下のダービク村にあるトルコ軍基地一帯に、シリア政府と北・東シリア自治局の共同支配地域から発射されたロケット弾4発が着弾した。

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ラッカ県では、ANHA(9月3日付)によると、トルコ軍とシリア国民軍がシリア政府と北・東シリア自治局の共同支配下にあるアイン・イーサー市近郊の国内避難民(IDPs)キャンプ(アイン・イーサー・キャンプ)、マアラク村を砲撃した。

AFP, September 3, 2022、ANHA, September 3, 2022、al-Durar al-Shamiya, September 3, 2022、Reuters, September 3, 2022、SANA, September 3, 2022、SOHR, September 3, 2022などをもとに作成。

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アサーイシュがダーイシュのスリーパーセル摘発を目的とする「人道と治安」作戦第2段階を継続する一方、米主導の有志連合は空挺作戦でダーイシュ・メンバーと思われる2人を逮捕(2022年9月3日)

ハサカ県では、ANHA(9月3日付)によると、北・東シリア自治局の共同支配下にあるフール・キャンプで、内務治安部隊(アサーイシュ)がダーイシュ(イスラーム国)のスリーパーセル摘発を目的とする「人道と治安」作戦第2段階を継続した。

10日目となる9月3日には、シリア人国内避難民(IDPs)が居住する第5区で、捜査・摘発活動が開始された。

 

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ダイル・ザウル県では、シリア人権監視団によると、米主導の有志連合が人民防衛隊(YPG)主体のシリア民主軍の支援を受け、ダイル・ザウル民政評議会(北・東シリア自治局)の支配下にあるシュハイル村で空挺作戦を実施、民家1棟を強襲し、ダーイシュ(イスラーム国)のスリーパーセルのメンバーと思われる2人を逮捕した。

AFP, September 3, 2022、ANHA, September 3, 2022、al-Durar al-Shamiya, September 3, 2022、Reuters, September 3, 2022、SANA, September 3, 2022、SOHR, September 3, 2022などをもとに作成。

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ウマル油田に違法に設置されている米軍(有志連合)が違法に基地で複数回にわたって爆発が発生(2022年9月3日)

ダイル・ザウル県では、SANA(9月3日付)が複数の地元筋の話として伝えたところによると、ダイル・ザウル民政評議会(北・東シリア自治局)の支配下にあるシリア最大の油田のウマル油田に違法に設置されている米軍(有志連合)が違法に基地(グリーン・ヴィレッジ基地)で複数回にわたって爆発が発生し、基地内から煙が立ち上がった。

爆発発生後、米軍の航空機が上空に飛来し、旋回を続けた。

 

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これに関して、シリア人権監視団は、「イランの民兵」による砲撃、無人航空機(ドローン)による攻撃は確認されず、爆発は有志連合の軍事演習によるものと思われると発表した。

AFP, September 3, 2022、ANHA, September 3, 2022、al-Durar al-Shamiya, September 3, 2022、Reuters, September 3, 2022、SANA, September 3, 2022、SOHR, September 3, 2022などをもとに作成。

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ダマスカス県庁が統一地方選挙の女性立候補者による選挙綱領の準備や選挙宣伝の強化を目的とする会合を開催(2022年9月3日)

ダマスカス県では、SANA(9月3日付)によると、9月18日に投票が予定されている統一地方選挙への女性の参加を呼び掛けるための「あなた(貴女)には立候補する資格があります…なぜならそれに値するから」キャンペーンの一環として、ダマスカス県庁が女性立候補者による選挙綱領の準備や選挙宣伝の強化を目的とする会合を開催し、ムハンマド・ターリク・クリシャーティー・ダマスカス県知事、シリア家族人口問題委員会、シリア青年バスマ機構、関係省庁の代表者らが参加した。

AFP, September 3, 2022、ANHA, September 3, 2022、al-Durar al-Shamiya, September 3, 2022、Reuters, September 3, 2022、SANA, September 3, 2022、SOHR, September 3, 2022などをもとに作成。

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新型コロナウイルスの新規感染者はシリア政府支配地域で3人(2022年9月3日)

保健省は政府支配地域で新たに3人の新型コロナウイルス感染者が確認される一方、感染者42人が完治したと発表した。

これにより、9月3日現在のシリア国内での感染者数は計57,072人、うち死亡したのは3,163人、回復したのは53,530人となった。

https://www.facebook.com/MinistryOfHealthSYR/posts/pfbid0CtEXhhJKuJJ4PhztRLkH7byXepe7GyJZSJUEiRY8MvFLRnWuWZScb4Nc2y3CxDgvl

AFP, September 3, 2022、ACU, September 3, 2022、ANHA, September 3, 2022、al-Durar al-Shamiya, September 3, 2022、Reuters, September 3, 2022、SANA, September 3, 2022、SOHR, September 3, 2022などをもとに作成。

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ロシア当事者和解調整センターは過去24時間で緊張緩和地帯内でヌスラ戦線(シャーム解放機構)による4回の砲撃を確認、シリア軍兵士3人が死亡、1人が負傷したと発表(2022年9月3日)

ロシア当事者和解調整センターのオレグ・エゴロフ副センター長は、過去24時間で「緊張緩和地帯設置にかかる覚書」への違反を4件(イドリブ県)を確認したと発表した。

攻撃がダイル・ザウル県ダイル・サンバル村一帯からハントゥーティーン村一帯に対して行われ、シリア軍兵士3人が死亡、1人が負傷した。

RIAノーヴォスチ通信(9月3日付)が伝えた。

RIA Novosti, September 3, 2022をもとに作成。

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