新型コロナウイルスの新規感染者はシリア政府支配地域で4人(2022年12月2日)

保健省は政府支配地域で新たに4人の新型コロナウイルス感染者が確認される一方、感染者2人が完治したと発表した。

これにより、12月2日現在のシリア国内での感染者数は計57,404人、うち死亡したのは3,163人、回復したのは54,232人となった。

https://www.facebook.com/MinistryOfHealthSYR/posts/pfbid028HbJmJpQTcuhJG6wAVM3BKuSn1mvuDrzHp8C4HrbkcQ5CCfPXaST3UeF4kkAYc8ul

AFP, December 2, 2022、ACU, December 2, 2022、ANHA, December 2, 2022、al-Durar al-Shamiya, December 2, 2022、Reuters, December 2, 2022、SANA, December 2, 2022、SOHR, December 2, 2022などをもとに作成。

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フランス当局はシリア難民を強制送還するためシリア政府と接触(2022年12月1日)

フランスのオンライン新聞メディアパート(12月1日付)は、フランス当局がシリアからの難民1名を強制送還するため、シリア政府との接触を行っていると伝えた。

同サイトによると、「マージド」を名乗る22歳のシリア人青年は、今年の10月5日、アレッポ県からフランスに不法入国し、その後フランス警察によって拘束され、不法入国者を収容するための拘置所に送られた。

「マージド」は、当局がシャルルドゴール空港近くに難民らが作ったキャンプを解体した際に拘束、強制送還するために外交関係がないシリア政府と連絡をとっているという。

AFP, December 4, 2022、ANHA, December 4, 2022、al-Durar al-Shamiya, December 4, 2022、Mediapart, December 1, 2022、Reuters, December 4, 2022、SANA, December 4, 2022、SOHR, December 4, 2022などをもとに作成。

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ロイター通信、AFPはダーイシュのアブー・ハサン・ハーシミー・クラシー指導者殺害作戦に参加した「元」反体制武装集団メンバーの証言を紹介:シリア人権監視団は「自由シリア軍」による殺害作戦を確認していないと発表(2022年12月1日)

ロイター通信(12月1日付)は、ダルアー県でのダーイシュ(イスラーム国)のスリーパーセル掃討を目的とした治安作戦に参加していたという元反体制武装集団のメンバーらの話として、アブー・ハサン・ハーシミー・クラシー指導者殺害にいたる詳細を伝えた。

それによると、治安作戦に参加していた地元民兵らは、シリア軍第5軍団(元反体制武装集団らが参加する部隊)の支援を受けて、ダルアー県ジャースィム市内にあるダーイシュの隠れ家3カ所を強襲、うち1ヵ所でアブー・ハサン・ハーシミー・クラシー指導者(と思われる人物)とその護衛らを包囲した。

包囲戦に参加した元反体制武装集団メンバーの1人で、サーリム・ハウラーニーを名乗る人物によると、民兵らが隠れ家の突入に成功すると、アブー・ハサン・ハーシミー・クラシー指導者(と思われる人物)は護衛1人とともに、着用していた自爆用ベルトを爆発させ、自殺したというという。

一方、AFP(12月1日付)は、作戦に参加していた戦闘員1人の話として、シリア政府との情報交換を経て隠れ家が発見されたと伝えた。

この戦闘員は「最初は作戦がその日のうちに終ると考えていたが、その数(ダーイシュ・メンバーの数)は100人近くいた。うち2人が自爆した」と述べた。

戦闘は、ダーイシュのスリーパーセルが潜伏先としていた住居20棟のうちの5棟をめぐって激しく行われ、アブドゥッラフマーン・イラーキーを名乗るイラク人幹部の死をもって終了したという。

ただし、このアブドゥッラフマーン・イラーキーを名乗るイラク人幹部が、アブー・ハサン・ハーシミー・クラシー指導者なのかどうかは明らかでないという。

なお、一連の報道に関して、シリア人権監視団は、アブドゥッラフマーン・イラーキーを名乗るイラク人幹部の死亡は確認していたが、アブー・ハサン・ハーシミー・クラシー指導者の死亡については確認していないとしたうえで、ジャースィム市での治安作戦で殺害されたと見られるダーイシュ・メンバーの遺体の写真複数枚を公開した。




また、10月に「自由シリア軍」による作戦で死亡したと見られるとの米中央軍(CENTCOM)報道官の声明についても、「自由シリア軍」による活動は確認されていない、と否定した。

AFP, December 1, 2022、ANHA, December 1, 2022、al-Durar al-Shamiya, December 1, 2022、Reuters, December 1, 2022、SANA, December 1, 2022、SOHR, December 1, 2022などをもとに作成。

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ヒムス県タドムル市近郊の砂漠地帯で、シリア軍とダーイシュが交戦し、シリア軍の士官1人死亡(2022年12月1日)

ヒムス県では、シリア人権監視団によると、タドムル市近郊の砂漠地帯で、シリア軍とダーイシュ(イスラーム国)のスリーパーセルが交戦、シリア軍の士官(大尉)1人が死亡した。

シリア人権監視団によると、その後シリア軍側の死者は3人となった。

AFP, December 1, 2022、ANHA, December 1, 2022、al-Durar al-Shamiya, December 1, 2022、Reuters, December 1, 2022、SANA, December 1, 2022、SOHR, December 1, 2022、December 2, 2022などをもとに作成。

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「決戦」作戦司令室がアレッポ県西部でシリア軍兵士1人を狙撃し、殺害(2022年12月1日)

アレッポ県では、シリア人権監視団によると、「決戦」作戦司令室が第46中隊基地近くでシリア軍兵士1人を狙撃し、殺害した。

「決戦」作戦司令室は、シリアのアル=カーイダであるシャーム解放機構とトルコの庇護を受ける国民解放戦線(シリア国民軍)などからなる武装連合体。

「決戦」作戦司令室はまた、シリア政府の支配下にあるアターリブ市一帯を砲撃した。

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ラタキア県では、シリア人権監視団によると、シリア軍が「決戦」作戦司令室の支配下にあるクルド山地方のカッバーナ村一帯を砲撃した。

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イドリブ県では、シリア人権監視団によると、シリア軍が「決戦」作戦司令室の支配下にあるザーウィヤ山地方のバーラ村一帯を砲撃した。

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ダルアー県では、シリア人権監視団によると、薬局で働く若い男性がジャムラ村の自宅前で正体不明の武装集団によって銃で撃たれて死亡した。

また、ムザイリーブ町でも、若い男性1人が正体不明の武装集団によって銃で撃たれて死亡した。

AFP, December 1, 2022、ANHA, December 1, 2022、al-Durar al-Shamiya, December 1, 2022、Reuters, December 1, 2022、SANA, December 1, 2022、SOHR, December 1, 2022などをもとに作成。

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シリア民主軍はダーイシュのアブー・ハサン・ハーシミー・クラシー指導者の殺害作戦への関与を否定(2022年12月1日)

人民防衛隊(YPG)主体のシリア民主軍は声明を出し、11月30日にダーイシュ(イスラーム国)がアブー・ハサン・ハーシミー・クラシー指導者の死亡を発表したことに関して、「我々は殺害作戦に何ら参加しておらず、殺害作戦と直接、非直接の関係はない」と発表した。

AFP, December 1, 2022、ANHA, December 1, 2022、al-Durar al-Shamiya, December 1, 2022、Reuters, December 1, 2022、SANA, December 1, 2022、SOHR, December 1, 2022などをもとに作成。

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トルコ軍はアレッポ県アイン・アラブ市のシリア軍拠点やラッカ県北部各所をドローンで攻撃(2022年12月1日)

ハサカ県では、ANHA(12月1日付)、SANA(12月1日付)によると、トルコ軍がシリア政府と北・東シリア自治局の共同統治下にあるアブー・ラースィーン(ザルカーン)町と同町近郊のアニーク・ハワー村、ダーウーディーヤ村、ルバイアート村、ヌワイハート村、ムハルマラ村、ダーダー・アブダール村、ダルダーラ村、タッル・ワルド村、ブービー村、アサディーヤ村、タッル・タムル市近郊のクーザリーヤ村を砲撃した。


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アレッポ県では、ANHA(12月1日付)によると、トルコ軍がシリア政府と北・東シリア自治局の共同統治下にあるアイン・アラブ(コバネ)市近郊のクーラーン村にあるシリア軍拠点を自爆型の無人航空機(ドローン)で攻撃し、シリア軍兵士2人が負傷した。

トルコ軍はまた、アイン・アラブ市近郊のタッル・シャイール村、ズィヤーラ村、シュユーフ・タフターニー町、ジャールカリー村、アフマド・ムニール農場を砲撃した。

一方、マンビジュ市では、車に仕掛けられていた爆弾が爆発した。

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ラッカ県では、ANHA(12月1日付)によると、トルコ軍がシリア政府と北・東シリア自治局の共同統治下にあるアイン・イーサー市・ラッカ市間に位置するサイダー村、フーシャーン村、ジャディーダ村、ファーティサ村、ムシャイリファ村、ナヒール休憩所が無人航空機(ドローン)による爆撃を受けた。

トルコ軍はまた、アイン・イーサー市近郊のムシャイリファ村、ウンム・バラーミール村、スカイルー村、M4高速道路沿線一帯、アイン・イーサー穀物サイロ、タルワーズィーヤ村、ジャディーダ村、サイダー村、トルコ占領下のタッル・アブヤド市に近いサワーン村、アフダクー村、クール・ハサン村を砲撃した。

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トルコ国防省はツイッターの公式アカウント(https://twitter.com/tcsavunma/)を通じて、1日の戦闘でトルコ軍兵士1人が戦死したと発表した。

AFP, December 1, 2022、ANHA, December 1, 2022、al-Durar al-Shamiya, December 1, 2022、Reuters, December 1, 2022、SANA, December 1, 2022、SOHR, December 1, 2022などをもとに作成。

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ミクダード外務在外居住者大臣はPLO執行委員会のアフマド委員を代表とする使節団と会談(2022年12月1日)

ファイサル・ミクダード外務在外居住者大臣は、パレスチナ解放機構(PLO)執行委員会のアッザーム・アフマド委員を代表とする使節団と会談し、シリアとパレスチナ人民が晒されている激しい攻撃について、アラブの権利とシリア・パレスチナ両人民の不屈の精神を奪い、パレスチナ人民の帰還権や独立国家を樹立する権利を無きものにしようとしていると述べた。

SANA(12月1日付)が伝えた。

https://www.facebook.com/Mofaexsy/posts/pfbid02ZndAeoZ5XiEHK9PCpDtrRbrjBsb5QuSXYczUsiM6YP315ykER2JTRy1w5SbmSvZel

AFP, December 1, 2022、ANHA, December 1, 2022、al-Durar al-Shamiya, December 1, 2022、Reuters, December 1, 2022、SANA, December 1, 2022、SOHR, December 1, 2022などをもとに作成。

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ハサカ県内で盗奪した石油を積んだタンクローリー54輌からなる米軍の車列が、イラクとの国境に違法に設置されているワリード国境通行所を経由してイラク領内に(2022年12月1日)

ハサカ県では、SANA(12月1日付)によると、県内で盗奪した石油を積んだタンクローリー54輌からなる米軍の車列が、イラクとの国境に違法に設置されているワリード国境通行所を経由してイラク領内に移動した。

AFP, December 1, 2022、ANHA, December 1, 2022、al-Durar al-Shamiya, December 1, 2022、Reuters, December 1, 2022、SANA, December 1, 2022、SOHR, December 1, 2022などをもとに作成。

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新型コロナウイルスの新規感染者はシリア政府支配地域で1人(2022年12月1日)

保健省は政府支配地域で新たに1人の新型コロナウイルス感染者が確認される一方、感染者1人が完治したと発表した。

これにより、12月1日現在のシリア国内での感染者数は計57,400人、うち死亡したのは3,163人、回復したのは54,230人となった。

https://www.facebook.com/MinistryOfHealthSYR

AFP, December 1, 2022、ACU, December 1, 2022、ANHA, December 1, 2022、al-Durar al-Shamiya, December 1, 2022、Reuters, December 1, 2022、SANA, December 1, 2022、SOHR, December 1, 2022などをもとに作成。

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