人民議会第1回会合でアブドゥルハミード・アキール・アウワーク議員が議長に選出される

SANAによると、人民議会の第1回会議がアフマド・シャルア暫定大統領、人民議会選挙高等委員会のムハンマド・ターハー・アフマド委員長、人民議会議員、複数の閣僚の出席のもとで開会した。

大統領府フェイスブックによると、出席した閣僚は、アスアド・ハサン・シャイバーニー外務在外居住者大臣、アナス・ハッターブ内務大臣、マズハル・ワイス法務大臣。

シャルア暫定大統領は議員らを前にした演説で以下の通り述べた。

人類は誕生以来、政治を組織し、社会を運営し、その利益を実現する最善の方法を探し続けてきた…。意見をすり合わせ、協議(シューラー)を広く行うことほど公益を実現する優れた方法はない。受容と合意は、分裂を排し、対立を克服し、合意形成と適切な判断をもたらす極めて重要な要素である。
シリアは今日、その文明、価値観、伝統を体現する新たな歴史を書き記し、現代シリア建設の新たな章を切り開こうとしている…。我々皆が重大な責任を負っている…。専制、戦争、破壊の歳月が、人間、都市、経済にもたらした傷跡は、祖国の利益を最優先し、チームワークの精神で行動し、国民への奉仕をあらゆる政策の目標とし、国家建設をすべての決定の基準とすることを求めている。
祖国が解放され、自由を取り戻した後、シリアは国家を安定させ、その制度を責任と能力を基盤として構築する段階へ移行する。そこでは尊厳が守られ、国民の意思が尊重される国家が築かれる…。経済再建、公共サービスの改善、投資環境の整備、雇用機会の創出、生産の拡大は、国家のすべての機関が共有する国民的責務であり、その筆頭が人民議会である。人民議会は、国家建設の段階に対応し、シリア国民の期待に応え、発展と繁栄を支える立法を行う責任を負っている。
人民議会を責任と能力の模範とし、対話の文化、法の支配、制度尊重の定着に貢献するとともに、新しいシリア建設の真のパートナーとなるよう…。議員がその責務を果たせるようアッラーの加護を祈るとともに、シリアとその国民を守り、人民議会が英知の論壇となり、国家の支柱となり、国民の声となること、そして全員が繁栄するシリア建設に成功することを願う。

また、アフマド人民議会選挙高等委員会委員長は、以下の通り述べた。

人民議会第1回会議の開催は、シリアの歩みにおける歴史的な転換点であり、シリア国民の犠牲と忍耐を体現するとともに、新たな国家的活動の時代の幕開けを告げるものである…。本日実現した成果は、自由と主権のためにシリア国民が払った犠牲の結晶である。
人民議会議員選挙高等委員会は、暫定選挙制度の下で初となる選挙を誠実かつ高い能力をもって実施した…。この選挙は、シリア国民の自由な意思と、安定し明るい未来への願いを体現する人民議会誕生への礎となった。

続いて、人民議会議員は、シャルア暫定大統領臨席のもとで就任宣誓を行った。

人民議会フェイスブックによると、憲法宣言に基づき、最年長議員のウサーマ・アッサーフ議員が議長を、最年少のムハンマド・ファウワーズ・マハッリー議員が書記を務め、議事を進行、ビシュル・ハーウィー議員、ウィサーム・ザグルール議員、アフマド・ウマル議員が正副議長・書記の選挙を実施するための法務委員会委員に選出された。

 

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SANAによると、第1回会合では、正副議長の選出が行われた。

人民議会フェイスブックによると、議長選挙には、アブドゥルハミード・アキール・アウワーク議員、ムアイヤド・ハーイル・カブラーウィー議員、ムハンマド・ラーミズ・クールジュ議員の3人が立候補した。

投票結果は、アウワーク議員99票、カブラーウィー議員75票、クールジュ議員31票、白票1票で、アウワーク議員が人民議会議長に選出された。

 

アウワーク議長は、1966年にハサカ市で生まれ、安定支援ユニット(Unit of Support Stability)の法律顧問を務めるほか、憲法宣言草案起草委員会の委員も務めている。

1990年にアレッポ大学法学部を卒業し、イスラーム大学で公法のディプロマを取得した。その後、2009年にレバノン・イスラーム大学で行政法修士号を取得し、さらにベイルート・アラブ大学で憲法学の博士号を取得した。

1993年から1998年までチグリス・ハブール流域局の法務部長を務めたほか、1998年から2014年までシリア司法省で顧問級判事として勤務した。

2016年からトルコのマルディン・アルトゥクル大学政治学・国際関係学科の助教を務めるとともに、ユーフラテス大学法学部で講師を務めている。

また、『社会契約と地域社会の展望』、『次期シリア憲法:専門家と地域社会の視点』、『法学入門』、『シリアにおける連邦制と現代的課題』、『シリアにおける中央集権と地方分権:理論と実践』、『シリアにおける安全保障改革』、『公共事業契約に起因する損害に対する行政および請負業者の責任』など多数の著書、査読付き論文、学会発表、政策提言書、研究機関に掲載された研究成果がある。

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議長選出に続いて、副議長と書記の選出が行われた。

人民議会フェイスブックによると、副議長の選挙には、以下9人の議員が立候補した。

• ムスタファー・ムーサー
• ランキーン・アブドゥー
• ヌール・ジャンダリー
• ガッサーン・アブドゥッラー
• マードゥンナー・ビシャーラ
• アドナーン・ハティーブ
• ムハンマド・ワリード・バーキル
• マイ・ハルーフ
• ムハンマド・サラーフ・ダフラー

SANAによると、ムーサー議員が122票を獲得し、第1副議長に、ビシャーラ議員が67票を獲得し、第2副議長に選出された。

人民議会フェイスブックによると、書記選挙には以下6人の議員が立候補した。

• ジャアファル・サーディク・タッハーン
• アブドゥルカリーム・タフマド・バラカート
• ムアイヤド・ムハンマド・ハビーブ
• ヤーセル・マフムード・シャッハーダ
• ウマル・ハンムード・グライブー
• アーイシュ・ハリーフ・フサイン・ザルカ

 

SANAによると、投票の結果、ハビーブ議員が87票を獲得して書記に選出された。

ムーサー第1副議長は、1977年生まれで、2000年にヨルダンで薬学学士号取得、2019年、シリア救国内閣のシューラー総評議会において薬剤師組合代表となり、その後、シューラー総評議会保健委員長、シューラー総評議会政府保健委員会委員長を歴任、2021年10月に第2期シューラー総評議会議長に就任した。

また、2025年2月にシリア国民対話会議準備委員会委員に就任した。

ビシャーラ第2副議長は、シリアの研究者・大学教員で、土木工学の博士号を有し、ラタキア大学土木工学部建設工学・施工管理学科長を務め、国際的な学術誌に多数の研究成果を発表している。また、市民社会活動家としても活動している。

ハビーブ書記は、政治学・国際関係学の学士号を取得している。シリア革命開始当初から参加し、旧体制との戦闘で負傷、ムカーラバート政治開発・研究センターの設立にも携わった。

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アフマド・シャルア暫定大統領はXに以下の通り綴った。

人民議会の発足は、国家にとって重要な節目であり、協議(シューラー)と責任の原則をさらに定着させるとともに、対話、能力、そして法の支配を基盤とした国家機構の構築に向けた新たな一歩となる。
私は人民議会議員の皆様が活動を開始されることを祝福するとともに、この国家的責務を果たし、国民への奉仕、そしてシリアの建設と繁栄の歩みを支えるためにご活躍されることを心より祈る。

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