移行期政権に拘束されていたドイツ人ジャーナリストのミシュルマン氏は、拘束期間中に外部との連絡の遮断、拷問といった過酷な状況に置かれていたと証言

パースペクティブ・オンライン(YouTube)は、1月にシリア北東部で移行期政権当局により拘束され、6月に釈放後に帰国したドイツ人ジャーナリストのエーファ・マリア・ミシュルマン氏の証言映像を公開した。

証言映像のなかで、ミシュルマン氏は拘束期間中、完全な隔離状態に置かれ、アレッポ県、イドリブ県、ダマスカス(郊外)県にある複数の拘束施設を移送された後、ドイツや国際社会による外交努力を経て6月に解放されたことを明らかにした。

また、拘束期間中、外部との連絡の遮断、拷問が行われるなど、過酷な状況に置かれていたと主張した。

イナブ・バラディーによると、ミシュルマン氏は1989年にドイツのケルンで生まれ、社会福祉分野で働いた後、フリーランスのジャーナリストとなった。

近年の報道活動は、北・東シリア地域民主自治局の支配下にあったシリア北東部の取材に重点が置かれ、クルディスタン労働者党(PKK)に近いETHA通信、Özgür TVなどで記事が掲載されていた。

また、一部の記事では、実名ではなく、クルド語で「抵抗」を意味する「テコシン」(Tekoşin)という名前を使用していた。

2026年1月18日、ミシュルマン氏は、移行期政権部隊が進攻していたラッカ市に滞在中、トルコ系クルド人ジャーナリストのアフメト・ポラト氏とともに失踪、その後移行期政権当局は同氏を拘束していることを認め、6月に釈放した。

(C)青山弘之 All rights reserved.

ウズベク人ムハージリーンはシリア軍に合流したアブー・ウバイダ旅団を非難:「ウズベク人を代表して発言する権利も、その意見やアイデンティティを代弁する権利もない」

ウズベク人ムハージリーンはテレグラムを通じて声明を発表した。

声明において、ウズベク人ムハージリーンは、シリア軍に合流したウズベク人部隊であるアブー・ウバイダ・ブン・ジャッラーフ旅団司令部なるグループが発表した声明について、「ウズベク人を代表して発言する権利も、その意見やアイデンティティを代弁する権利もない」と非難した。

また、不正を拒否し、虚偽を真実として受け入れることを拒否するという立場から、自らがアブー・ウバイダ旅団から離脱していると表明、移行期政権がムハージリーン(外国人戦闘員)どうしの対立を助長し、イスラーム国対策を名目に攻撃しようとしていると断じた。

なお、声明では、アブー・ウバイダ旅団の声明も合わせて掲載した。

声明は、ウズベク人長老らの見解として、ウズベク人ムハージリーンのテレグラム・チャンネルについて、シリアのウズベク人ムハージリーンを代表していないとしたうえで、シリアのウズベク人は移行期政権の国防省に参加していると表明している。

(C)青山弘之 All rights reserved.

ハサカ県ジュワーディーヤ(ジャッル・アーガー)村の郵便局は、住民の要請に応えるかたちで、看板を改め、アラビア語の地名に加えてクルド語による都市名を併記

ハサカ県では、シリア人権監視団によると、ジュワーディーヤ(ジャッル・アーガー)村の郵便局は、住民の要請に応えるかたちで、看板を改め、アラビア語の地名に加えてクルド語による都市名を併記した。

また、ハサカ県各所では、「コバネ」を公文書・記録に正式名称として採用することを求めるデモが行われた。

(C)青山弘之 All rights reserved.

米主導の有志連合所属とみられる航空機がヒムス県スフナ市のイスラーム国の潜伏拠点とイドリブ県ジスル・シュグール市西に飛来、爆発が発生

ヒムス県では、シリア人権監視団によると、県東部のスフナ市周辺に、米主導の有志連合所属とみられる軍用機や偵察機が飛来、激しい爆発が発生した。

爆発は、イスラーム国が潜伏拠点としているダーヒク山一帯の洞窟や岩穴を狙ったもの。

**

イドリブ県では、シリア人権監視団によると、有志連合所属とみられる無人航空機がジスル・シュグール市西のビダーマー町およびズアイニーヤ村に飛来した。

(C)青山弘之 All rights reserved.

緊急事態災害省のシリア民間防衛機構(ホワイト・ヘルメット)はベネズエラ地震支援から帰国

SANAによると、緊急事態災害省のシリア民間防衛機構(ホワイト・ヘルメット)は、ベネズエラで6月25日に発生した地震への人道対応任務を終え、空路で帰国、ダマスカス国際空港でライード・サーリフ緊急事態災害大臣の出迎えを受けた。

シリア民間防衛機構は6月27日、シリアの15人からなる国際救助隊をベネズエラに派遣、28日に首都カラカスに到着し、カタールの内務治安部隊(レフウィヤー)の国際救助隊と共同で救援活動にあたっていた。

(C)青山弘之 All rights reserved.

イスラエル軍はクナイトラ県の東サムダーニーヤ村、クードナ村に侵入する一方、レバノン南部を爆撃


スィジッル・センターによると、イスラエル軍はクナイトラ県において少なくとも4件の違反行為を実施した。

内訳は以下のとおりである。
• 検問所設置:2件
• 越境侵入:2件

**

クナイトラ県では、SANAによると、軍用車両3両からなるイスラエル軍部隊が県北部の東サムダーニーヤ村周辺に侵入し、一時的な検問所を設置、その後撤退した。

また、SANAによると、軍用車両6両からなるイスラエル軍部隊が県南部のクードナ村に侵入した。

**

イスラエル軍はXを通じて、レバノン南部の「安全地帯」内で、対戦車ミサイルを建物内に搬入しようとしたヒズブッラーの戦闘員を狙って爆撃したと発表した。

(C)青山弘之 All rights reserved.

国民防衛部隊は移行期政権による「虐殺」から1年が経ったのに合わせ、犠牲者遺族に哀悼の意を示す

国民防衛部隊はフェイスブックを通じて声明を発表し、「過激派政権とその悪党」による「虐殺」から1年が経ったのに合わせて、犠牲者の遺族に対し、哀悼の意を表明した。

**

スワイダー県では、シリア人権監視団によると、県南部のウンム・ルンマーン村で、追悼集会が行われた。

(C)青山弘之 All rights reserved.

中・西部シリア政治評議会(PCCWS)は国連に強制失踪・拉致被害者26件の資料を提出

中・西部シリア政治評議会(PCCWS)はフェイスブックを通じて声明を発表し、「光の女性たち」機構と協力し、行方不明者、拉致被害者、強制失踪被害者26件にかかる資料を国連人権理事会の「強制的または非自発的失踪作業部会(WGEID)」に提出したと発表した。

(C)青山弘之 All rights reserved.

内務省は9日に逮捕したテロ組織が今年5月に首都ダマスカスで国防省兵器管理局庁舎を標的として実行されたテロ爆破事件の実行犯だったと発表

内務省はテレグラムを通じて、9日に逮捕したテロ組織のメンバーに対する継続捜査と、技術的証拠の分析および治安情報との照合の結果、同組織が今年5月に首都ダマスカスで国防省兵器管理局庁舎を標的として実行されたテロ爆破事件の実行犯であることが確認されたと発表した。

(C)青山弘之 All rights reserved.

ハリーフ長官最高憲法裁判所らがシャルア暫定大統領の前で就任宣誓

大統領府(フェイスブック)によると、最高憲法裁判所のイサーム・ハリーフ長官および同裁判所の裁判官らが首都ダマスカスの人民宮殿でアフマド・シャルア暫定大統領の前で就任宣誓を行った。

(C)青山弘之 All rights reserved.

シャルア暫定大統領はカタールのフライフィー外務担当国務大臣と会談:外交研究および外交研修分野における了解覚書に署名

大統領府(フェイスブック)によると、アフマド・シャルア暫定大統領は首都ダマスカスの人民宮殿でカタールのムハンマド・ビン・アブドゥルアズィーズ・フライフィー外務担当国務大臣と会談した。

会談には、アスアド・ハサン・シャイバーニー外務在外居住者大臣が同席した。

**

外務在外居住者省(フェイスブック)によると、これに先立ち、シャイバーニー外務在外居住者大臣はフライフィー大臣と個別に会談、外交研究および外交研修分野における了解覚書に署名した。

(C)青山弘之 All rights reserved.