イスラエル公共放送KAN 11はイスラエル軍がシリア領内で軍事的プレゼンスを強め、防御陣地の構築や新たな治安障壁の建設を進めていることを紹介

シリア人権監視団によると、イスラエル公共放送KAN 11は、イスラエル軍がシリア領内で軍事的プレゼンスを強め、防御陣地の構築や新たな治安障壁の建設を進めていることを紹介した。

報道では、「スーファ53」が紹介され、取材を受けたイスラエル軍兵らは、同拠点の障壁について、シリア側からの侵入を完全に阻止することはできず、その役割は侵入を遅らせることに限られるなどと説明した。

また、治安体制の有効性は、現地における軍事展開を継続できるかどうかにかかっていると強調した。

報道はさらに、緩衝地帯(兵力引き離し地帯(AOS))内の丘陵や高地を支配することの重要性に焦点が当てられ、兵士の1人は、これらの地点を確保し続けることによって、武装集団がシリア側からイスラエル側の入植地に接近するのを阻止できるとの見方を示した。

また報道には、イスラエル軍が2週間前にシリア領内で作戦を実施し、これによりイランの指示を受けてイスラエル側の入植地への攻撃を計画していたとされる武装要員2人が殺害されたとの主張を紹介した。

報道は、スワイダー県における最近の情勢についても取り上げ、ドゥルーズ派のイスラエル兵の様子や、イスラエル軍が緩衝地帯内に展開して以来、「現在までいかなる抵抗にも遭遇していない」と述べる別の兵士の発言を紹介した。

報道はこのほかにも、「入植なくして安全なし」というスローガンを掲げ、「バシャン山」にイスラエル人の居住地を設置するよう求める入植者団体の活動を紹介した。

記者は、これらの団体のメンバーがシリア領内への侵入を試みたにもかかわらず、イスラエル当局が誰一人として拘束していないと指摘し、活動の背後に政治的な庇護や支援が存在するのではないかとの見方を示した。

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