ロシア国防省は、合同調整センター所轄の難民受入移送居住センターの日報(2月15日付)を公開し、2月14日に難民1,010人が新たに帰国したと発表した。
このうちレバノンから帰国したのは346人(うち女性103人、子供176人)、ヨルダンから帰国したのは664人(うち女性199人、子供339人)。
これにより、2018年7月18日以降に帰国したシリア難民の数は134,757人となった。
内訳は、レバノンからの帰国者54,556人(うち女性16,496人、子ども27,742人、ザムラーニー国境通行所、ジュダイダト・ヤーブース国境通行所、ダブスィーヤ国境通行所、クサイル国境通行所、タッルカルフ国境通行所を経由して帰国)、ヨルダンからの帰国者82,201人(うち女性24,086人、子ども40,888人、ナスィーブ国境通行所を経由して帰国)。
また、ロシアがシリア領内で航空作戦を開始した2015年9月30日以降に帰国した難民の数は 364,037人(うち女性109,240人、子供185,552人)となった。
なお、45カ国で難民登録したシリア人の数は6,673,308人(うち女性2,002,592人、子供3,404,407人)。
一方、国内避難民32人が新たに帰宅した。
うち東グータ地方に帰宅したのは32人(うち女性13人、子供9人)、ダイル・ザウル県サーリヒーヤ村の通行所を経由してダマスカス郊外県、ヒムス県などに帰宅したのは0人、イドリブ県アブー・ズフール町郊外の通行所を経由して帰宅したのは0人だった。
これにより、2019年1月以降に帰宅した国内避難民の数は8,335人(うち女性2,841人、子供3,695人)に、2015年9月30日以降に帰宅した国内避難民の数は1,276,931人(うち女性385,400人、子供647,461人)となった。
Ministry of Defence of the Russian Federation, February 15, 2019をもとに作成。
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