国際移住機関(IOM)は公式サイトを通じて、レバノンからシリア国境を越えた避難民が17日時点で125,000人以上に達していると発表した。
避難民は、大半がシリア人で、半数は子ども、またレバノン人約7,000人も含まれる。
また、避難民82,000人以上がシリア全14県に到着したことが確認されており、主要な受け入れ地域であるラッカ県、ダマスカス県(およびダマスカス郊外県)、ヒムス県では負担が増大しているという。
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Detail Report on the Arab Spring in Syria: Latest Situation in Syria / アラビア語の新聞、通信社、ウェブサイトなどを通じて収集した情報をもとに、シリア情勢をより網羅的に把握・紹介することをめざします。
レバノン保健省はフェイスブックを通じて、3月2日から3月19日までの期間にイスラエル軍の攻撃で1,001人が死亡、2,584人が負傷したと発表した。
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イスラーム抵抗戦争広報局(ヒズブッラー)はテレグラムを通じて、19日にイスラエルとの戦闘に関して39件の声明を発表したことを明らかにした。
このうち13番目の声明ではアッカー市東のティフン基地をロケット弾で、28番目の声明ではハイファー市東の軍需企業ユーディファト社をロケット弾で攻撃したことが発表された。
イスラーム抵抗は、自らの土地と国民の防衛に関心を有しており、特にイスラエル敵が犯罪的に国境を越えたことに対し、その対応として軍事拠点のみを標的としたものであり、敵が民間人を攻撃するのとは異なる。これは、レバノン国家・国民・抵抗に対する危険な目的において敵がこれ以上踏み込むのを抑止するための最低限の義務である。
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イスラエル軍はXを通じて、イラン・イスラーム革命防衛隊ゴドス軍団傘下のイマーム・フセイン師団のハサン・アリー・マルワーン司令官を殺害したと発表した。
🔴ELIMINATED: Hassan Ali Marwan, the commander of the “Imam Hussein Division” within a week of eliminating his predecessor
The “Imam Hussein Division” is a military force used by the Iranian Quds Force to advance the interests of the Iranian terror regime and to carry out… pic.twitter.com/1iMY4Hsgx8
— Israel Defense Forces (@IDF) March 18, 2026
イスラエル軍はまた、Xを通じて、ヒズブッラーが戦闘員や兵器の輸送に使用していたリーターニー川の渡河地点を標的として攻撃を行ったと発表した。
また、民間人に対して退避勧告を出したにもかかわらず、カースィミーヤ村の渡河地点にジャーナリストがとどまっていたことを確認したと付言、民間人やジャーナリストを標的とした攻撃は行っておらず、国際法を遵守していると主張した。
⭕️ The IDF has targeted Litani River crossings that Hezbollah used for both terrorist movement and to transfer thousands of weapons, including rockets and rocket launchers, intended to be used against IDF troops and Israeli civilians in terrorist attacks.
Prior to the strikes,…
— Israel Defense Forces (@IDF) March 19, 2026
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アフマド・シャルア暫定大統領はイード・アル=フィトルを迎えたのに合わせて、 Xを通じて以下の通り発表した。
祝福されたイード・アル=フィトルに際し、我がシリア国民の子息に祝意を表する。アッラーがこれをイスラームとアラブのウンマに対して、善と幸福、祝福、そして安全と安定とともに繰り返されるように、また我らが愛する祖国に対して繁栄と発展がもたらされるよう祈る。
أهنئ أبناء شعبنا السوري بمناسبة عيد الفطر المبارك، أعاده الله على الأمة الإسلامية والعربية بالخير واليُمن والبركة، وبالأمن والاستقرار، وعلى وطننا الحبيب بالازدهار والعمران.
— أحمد الشرع (@AH_AlSharaa) March 19, 2026
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シリア民主軍のマズルーム・アブディー総司令官も Xを通じて以下の通り発表した。
祝福されたイード・アル=フィトルを、シリア人民、我らの殉教者の家族、拘束者、そしてイスラームのウンマすべてに祝う。この祝祭において、我々はあなた方の偉大な犠牲を称え、それに忠実であり続けることを改めて誓い、平和と尊厳のシリアに向けて歩みを続ける。すなわち、すべての構成要素の権利を憲法によって保障し、すべての市民に自由と正義を確保するシリアである。
عيد فطر مبارك للشعب السوري، لعوائل شهدائنا، أسرانا، وللأمة الإسلامية جمعاء.
في هذا العيد، نحتفي بتضحياتكم العظيمة، ونجدد العهد بالوفاء لها، ونواصل المسير نحو سوريا السلام والكرامة؛ سوريا التي تكفل حقوق جميع مكوناتها دستورياً، وتضمن الحرية والعدالة لكل مواطنيها.— Mazloum Abdî مظلوم عبدي (@MazloumAbdi) March 19, 2026
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スナーク・スーリー、シリア人権監視団によると、活動家らが「シリア人の自由と尊厳を損なうといかなる決定にも反対する」として、3月22日の正午にバーブ・トゥーマ広場で平和的座り込みを行うと発表、参加を呼びかけた。
デモの呼びかけは、ダマスカス県が屋外での飲酒を実質的に禁じた決定第311/M.T.号決定を発出したのを受けたもの。
دعوة لاعتصام سلمي في دمشق رفضاً لقرارات تمس الحريات
نظم مجموعة من #الناشطين دعوة لاعتصام سلمي في مدينة دمشق، تعبيراً عن رفضهم لأي قرارات يرون أنها تنتقص من #حرية السوريين وكرامتهم، إضافة إلى رفض محاولات إثارة الانقسام واختزال المجتمع الدمشقي بما لا يعكس تاريخه وتنوعه.وأكد… pic.twitter.com/eOrA3oxY8b
— عمر رحمون (@Rahmon83) March 19, 2026
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SANAによると、包括停戦合意の履行を監督する大統領特使のズィヤード・アーイシュ准将は、19日にシリア民主軍の刑務所などに収容されている600人以上の被拘束者および拘留者が釈放されると発表した。
一方、北・東シリア地域民主自治局内務治安部隊(アサーイシュ)は フェイスブックを通じて、被拘束者300人の釈放手続きを開始するとしたうえで、その家族らに対して本日午後1時にハサカ市のサッバーグ交差点に出迎えるよう呼び掛けるとともに、釈放予定者の名簿を公開した。
ANHAによると、被拘束者の釈放は技術的な理由で夕方以降に延期された。
だが、SANAによると、アサーイシュは300人を同日晩に発表通りに釈放、シャルア移行期政権側は彼らをハサカ県のシャッダーディー市に移送した。
また、シャルア移行期政権側もシリア民主軍の隊員300人を釈放した。
ANHAによると、移行期政権が釈放した300人はハサカ市サッバーグ交差点に移送され、家族の出迎えを受けた。
出迎えの祝典には、ハサカ県のヌールッディーン・アフマド知事、アサーイシュのマフムード・ハリール副司令官、アサーイシュ幹部のナスリーン・アブドゥッラーのほか、地元の有力者や北・東シリア地域民主自治局の行政関係者らも参加した。
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ユーフラテス地区自治局はフェイスブックを通じて、コバネ内務委員会がイード・フィトルおよびナウルーズに際し、公共秩序の確保を目的として通達第1号を発出し、3月19日午後6時か22日午後6時までの間、アイン・アラブ(コバネ)市内におけるバイクの移動、大型および中型トラックへの進入、銃の発砲を禁止した。
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女性防衛部隊(YPJ)は公式サイトを通じて、スウェーデン国籍のシリア人のアラーッディーン・アドナーン・アミーン氏(33歳)が昨年10月にアサーイシュによって拘束され、3月初めに死亡した事件について、関与を否定した。
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スワイダー県では、シリア人権監視団によると、スワイダー市の住宅地にグラード型ロケット弾が着弾し、民間人2人が負傷、住宅などに甚大な被害が生じた。
シリア人権監視団によると、この砲撃と前後して、マジュダル村とマズラア町を結ぶ戦線で、中・重火器による激しい戦闘が発生した。
シリア人権監視団によると、この戦闘により、高圧送電線(66キロ・ボルト)が遮断され、シャフバー町とスワイダー市の広範囲で停電が発生した。
一方、スワイダー24によると、バカー村で、アフマド・シャルア移行期政権の内務治安部隊がスワイダー県からダルアー県に麻薬の密輸を行っていたグループを要撃、戦闘となった。
この戦闘で密輸グループの3人が負傷した。
事態を受けて、国民防衛部隊が現地に増派、内務治安局が爆発物を搭載した無人航空機でバカー村の検問所が攻撃した。
このほか、スワイダー24によると、国民防衛部隊に属するフルサーン・ハムザ大隊が装甲車1両と重機関銃を搭載した車両などをスワイダー市西のマンスーラ村の戦線に派遣した。
一連の戦闘に関して、SANAは、内務治安局はバルド村・ブスラー・シャーム市間で違法グループ潜入を阻止したと伝えた。
一方、国民防衛部隊はフェイスブックを通じて18日朝から19日未明にかけて、移行期政権の部隊が住民に対してミサイルおよび無人航空機などによる組織的攻撃と拉致を行い、7人が死亡、4人が負傷、さらに19人が拉致されたと発表した。
また、国民防衛部隊はフェイスブックを通じて、スワイダー市西方に配置された移行期政権の部隊による重機関銃での攻撃に対処、戦闘の末にこれを完全に無力化したと発表した。
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シリア人権監視団によると、シャフバー町のローマ劇場で、女性活動家らの主導のもと、拉致被害者の帰還および即時解放が求める連帯集会が開催された。
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外務在外居住者省(フェイスブック)によると、米ニューヨークにおいて、シリア、米国、カナダ、英国、フランス、ドイツ、カタール、トルコの国連大使ら上級代表が会合を開き、前政権下での化学兵器開発計画を残存させ得るあらゆる要素を完全に除去することを目的とした国際作業部会を設立した。
SANAによると、作業部会は「自由の息吹」と名づけられた。
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外務在外居住者省(フェイスブック)によると、アスアド・ハサン・シャイバーニー外務在外居住者大臣は、サウジアラビアの首都リヤドで開催されたアラブ・イスラーム諸国の外務大臣の会合に出席した。
外務在外居住者省(フェイスブック)によると、会合では共同声明が発表され、アラブ湾岸諸国、ヨルダン、アゼルバイジャン、トルコに対するミサイルおよび無人航空機によるイランの攻撃を非難し、これを強く糾弾した。
また、イランに対し、攻撃の即時停止と国際法および国際人道法、ならびに善隣関係の原則の尊重を求めた。
出席したのは、シャイバーニー暫定外務在外居住者大臣のほか、アゼルバイジャン、バーレーン、エジプト、ヨルダン、クウェート、レバノン、パキスタン、カタール、サウジアラビア、トルコ、アラブ首長国連邦(UAE)の外務大臣。
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