ロシア国防省は、合同調整センター所轄の難民受入移送居住センターの日報(5月5日付)を公開し、5月4日に難民1,627人が新たに帰国したと発表した。
このうちレバノンから帰国したのは391人(うち女性118人、子供200人)、ヨルダンから帰国したのは1,236人(うち女性371人、子供630人)。
これにより、2018年7月18日以降に帰国したシリア難民の数は212,896人となった。
内訳は、レバノンからの帰国者74,749人(うち女性22,572人、子ども36,041人、ザムラーニー国境通行所、ジュダイダト・ヤーブース国境通行所、ダブスィーヤ国境通行所、クサイル国境通行所、タッルカルフ国境通行所を経由して帰国)、ヨルダンからの帰国者137,045人(うち女性40,679人、子ども69,096人、ナスィーブ国境通行所を経由して帰国)。
また、ロシアがシリア領内で航空作戦を開始した2015年9月30日以降に帰国した難民の数は 442,176人(うち女性132,703人、子供225,406人)となった。
なお、45カ国で難民登録したシリア人の数は6,659,752人(うち女性1,997,926人、子供3,396,474人)。
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一方、国内避難民18人が新たに帰宅した。
うち東グータ地方に帰宅したのは5人(うち女性1人、子供3人)、ダイル・ザウル県サーリヒーヤ村の通行所を経由してダマスカス郊外県、ヒムス県などに帰宅したのは0人、ヒムス県南東グラーブ山の通行所を経由して帰還したのは13人(うち女性3人、子供2人)、イドリブ県アブー・ズフール町郊外の通行所を経由して帰宅したのは0人だった。
これにより、2019年1月以降に帰宅した国内避難民の数は27,464人(うち女性8,659人、子供12,694人)に、2015年9月30日以降に帰宅した国内避難民の数は1,296,060人(うち女性391,215人、子供656,458人)となった。
なお、グラーブ山通行所を経由して帰還した13人のうち、米主導の有志連合が占領するヒムス県タンフ国境通行所一帯地域(55キロ地帯)に面するヨルダン北東部のルクバーン・キャンプから帰国した難民は0人だった。
Ministry of Defence of the Russian Federation, May 5, 2019をもとに作成。
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